続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

卵かけご飯をおいしくするためのたった1つの方法

こん○○は、かえるがおです。
今回はたった1つの工夫で、卵かけごはんをおいしくする方法について、考えていきたいと思います。


卵かけごはんといえば、誰もがよく知っている庶民食で、老若男女問わず、簡単でおいしい食事としてとられている方も、きっと多いことでしょう。


ブランド卵や烏骨鶏の卵とか卵にこだわることで、高級料理に変わることもできますし、ごまやネギや納豆などトッピングにこだわることでも、見た目も食欲をそそる一品料理に仕上げることができます。


その卵かけご飯を、最近全然食べていないことに気がついたのです。

卵かけごはん

 

 

 

幼い頃から食べていない?


いなか育ちのわたしは、幼少期にたくさんの動物を飼っていました。

 

犬、猫、ウサギ、アヒル、鯉、野鳥、そして鶏です。
きっと今であれば野鳥は飼ってはいけない種類だったのかもしれませんが、そんなのは小さいころは知らないので、喜んで育てていました。

小さい時にはアヒルや鶏はよい遊び相手となり、後ろから追いかけ回したり、一緒に小屋に入って休んだりしながら遊んでいました。

飼っているからには、鶏もアヒルもほぼ毎日卵を産むのですが、その卵は大半が目玉焼きか卵焼きになり、一番頻度はすくなかったのですが、確かに朝食に卵かけごはんを食べていたかと思います。

今考えると、一番新鮮な卵なので、焼いちゃうともったいないような気がしてしまいますが、卵かけごはんは頻度が少ないなりに、食べていたことを思い出しました。では、いつから食べなくなったのでしょうか。

 

卵かけごはんを食べなくなった理由


まず、卵かけごはんを食べなくなった理由の一つは、やっぱり見た目です。黄身はいいんですが、白身のどろどろ具合が、どうも食欲をそそりません。苦手なトマトの中身もどろどろの緑色の部分がどうしても食べれず、トマトを連想してしまうのかもしれません。

または白味の中のひときわ白い部分、「カラザ」と呼ばれる部分も、なぜか食べたい気持ちになりませんでした。

 

たまご


どうもカラザと言われる部分は、黄身の部分が卵の真ん中に維持する、クッションのような役割を担っているとのことで、料理では取り除かれることも多いです。

ただし、生産ファームのWebには、カラザに含まれるシアル酸の中に抗がん物質が含まれるとのことでした。健康のためにはとってもいいようですね。

 

卵白の部分にある白いヒモのようなもの、取り除くほうがいいの? | もっと知りたいたまごの話 | 那須ファーム


きっと見た目がどろどろで食欲をそそらないから、まったく食べなくなったんだろう、とこの時までは思っていましたが、実際は意外な理由だったのです。

醤油の全国シェア


ある日、スーパーに行ってみると、珍しい醤油が売っていました。フンドーキンという会社のあまくておいしい醤油という商品名の醤油です。

フンドーキンという会社は全国的に醤油で有名ではないかもしれませんが、九州出身のわたしにはとっても懐かしい名前の会社です。

 

 

都内でフンドーキンの醤油を売ってるのを、これまで見たことがありませんでした。きっと全国的には知名度が低いのかもしれないと思い、醤油の全国シェアを確認してみました。

醤油知識さんのWebには醤油の全国シェアについて、以下のようにまとめられていました。

 

醤油全国シェア

出典:醤油

大手メーカー シェア

 

醤油市場は、キッコーマン、ヤマサ醤油、ヒゲタ醤油、ヒガシマル醤油、マルキン
の大手5社で56.6%を占める市場のようです。


そのあとに続く中堅会社の一つがフンドーキンのようです。きっと九州地方ではシェアが高くて有名な醤油だったと思います。九州出身のわたしにとって小さい頃から慣れ親しんだ醤油でした。

 

あまくておいしい醤油

 

フンドーキンの醤油のパッケージには「あまくておいしい」と書かれていました。
どうやら商品名のようです。パッケージに書かれた「あまくておいしい」という商品名を見ているうちに、どんどん過去の味覚の記憶がよみがえってきました。

 

フンドーキン あまくておいしい醤油 200ml

フンドーキン あまくておいしい醤油 200ml

 

 

そうそう、フンドーキンの醤油は、関東地方でシェアを占める大手の数社の醤油より、とっても甘いかもしれません。


一番わかりやすいのがお刺身です。お刺身にフンドーキンの醤油をちょっぴりつけると
白身のお刺身が濃い醤油色に変わります。

関東地方の大手の醤油メーカーであれば、白身のお刺身が若干色づくくらいですが
フンドーキンの醤油は色が醤油色に変わって、そしてとってもおいしいのです。


そう思ってみると、お刺身を食べるときの醤油もしょっぱいだけで味気ないような
気がしてきました。しょっぱい味をつけるときの醤油であれば、大手の醤油でいいのですが、甘味のおいしさを感じることができるのが、このフンドーキンの醤油のだいご味です。

確かに最近おかずに醤油をかけて、食べることがなくなっていることに、気がつきました。フンドーキンの甘い醤油に慣れて育ったためか、関東の醤油が辛くて用途が限られてしまっていたようです。
そのためきっと、自然と醤油の消費量も減り、結果的に卵かけごはんを食べてなかったんですね。

関東でフンドーキンの醤油が売ってるのはめずらしいので、見つけたその日に、早速試してみるためにお刺身と一緒に買って帰りました。

 

本当にあまくておいしいのか


実際食べて見るとまったく味が違います。
醤油に砂糖でも入っているんでしょうかね。照り焼きみたいな甘味のある、お刺身の出来上がりです。

お刺身の淡白な味と照り焼きみたいな醤油の対比がとってもよくて、やっぱり幼い時の記憶が正しいことが、実証されました。

 

お刺身がこれだけおいしいのであれば、卵かけごはんもひょっとしたらおいしいかもしれません。冷蔵庫にある6個100円の安い卵を取り出して、茶碗半分くらいにご飯をよそって、ネギとゴマをトッピングに卵かけごはんを、フンドーキンの醤油で作ってみました。

卵かけごはんを作る

 

卵かけごはん+フンドーキンの醤油

フンドーキンの醤油をかけた瞬間に、白米が卵と濃い醤油色に変化して、いかにもおいしそうです。一口食べてみると、甘くて味が奥深くて、まるで料亭の卵かけごはんのように味わい深い、一品に仕上がりました。

ちなみに料亭で卵かけごはんを食べたことはありません。


羽田空港の中にこだわりのブランド卵を使った卵かけごはん屋さんがありますが、6個100円のお安い卵を使っているのに、ブランド卵を使った有名な卵かけごはんやさんに、負けないくらいのクオリティに仕上がるところが、フンドーキンの醤油の威力はすごいです。


その後卵焼きや目玉焼きも作って、フンドーキンの醤油をかけてみたんですが、やっぱり醤油の濃さが違って、いつもと一味違う奥深い味になりました。

特に卵焼きの場合には、卵を焼く前に溶いた時点で醤油を入れると、砂糖いらずで
あまくて奥深い味の卵焼きに仕上がりました。


醤油ってどこの醤油も同じなんじゃないかと思っていましたが、醤油のメーカーが違うだけでこんなに味が違うのかと、正直驚いてしまいました。


濃い味甘い味が好きな方がいらっしゃったら、一度フンドーキンの醤油を試してみませんか?

おいしい卵かけごはん

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
こんなちょっとした、卵かけごはんのネタ記事を本当に読んでもらえるのか、急に不安になってきたところで、今回のかえるがおはおしまいです。