続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

たった1つの考え方を変えるだけで、とっても気持ちが楽になる方法

こん○○は、かえるがおです。


今回の記事はたった1つ考え方を変えただけで、とっても気持ちが楽になる方法というお題です。ひょっとしたら現実だって変わってくるかもしれません。


タイトルだけを見ると、へんな新興宗教やあやしさ満載のマインドセミナー風のタイトルのように思う方もいらっしゃるとは思いますが、安心してください。
本ブログは乃木坂46メインでまぬけな日常を綴る単なる個人のブログです。


今回は自分も実践している、ひとつのことを心がけるだけで現実が違って見えてしまう、そして現実がかわってしまうかも!?という嘘のような本当のおはなしです。

とっても簡単なハードルが低い記事なので、もしつらいことや悩みごとがある人がいらっしゃったら、よかったら暇つぶしに読んでみてください。

思い

 

 

はじめに


現実の受け取り方や、ものの見方に働きかけて、心のストレスを軽くする方法に、認知行動療法という心理療法があります。今回のお話は、その認知行動療法を基本として、もっと簡単にシンプルにまとめています。

 

以前「ストーカーの心理」という記事の中に、蛇足として認知のゆがみがマイナス思考につながることを書きました。

認知のゆがみというのは、簡単に言うと思い込みで現実を曲がって捉えてしまうという、思いぐせです。アメリカの精神科医バーンズは、認知のゆがみこそ、マイナス思考を生み出すとしました。

では、事実をまがって捉えることでマイナス思考になるのであれば、正しいものの考え方で、認知のゆがみをなくしてマイナス思考を取り除こうというのが今回の趣旨です。


認知のゆがみの種類全部で10種類ありました。
全か無か思考、一般化のしすぎ、心のフィルター、マイナス化志向、結論の飛躍、拡大解釈と過小評価、感情的決めつけ、すべき思考、レッテル貼り、自己関連づけです。

それぞれの項目について詳しいことを確認されたい方は、「ストーカーの心理」の記事をご確認ください。 

ただし、この考え方すべてを生活に生かそうと思っても、10個も考えなければいけないことがあれば、なかなか咄嗟に思い出すことができません
そこで、今回は1つにまとめて、正しい現実を認識できるようにしたいと思います。


今回1つにまとめた言葉はこれです。

現実は白と黒の中間にある という言葉です。

現実は白と黒の中間にある

人間の脳というのは、黒か白かをはっきり決めたがりです。
脳にとってみれば日々たくさんの情報量を処理しなければいけないため、白黒はっきりつけた方が簡単でより多くの情報量を扱えます。そういうはっきりした人は、周りのひとからサバサバした人と評価を受けることもあります。

白と黒の間の真実



ただ、現実の本当の姿は白か黒かどちらかに100%にかたよっていることはありません。かたよることによりどちらかの可能性をなくすことにつながり、現実と認識の間にギャップがあればあるほどマイナス思考につながってしまいます。

本当は白か黒か決めつけたほうが楽なんですが、世間はそれぞれの人の思惑が絡み合っている分だけ、白か黒かで割り切れないくらいに現実はとっても複雑です。


本ブログは乃木坂46中心のブログです。乃木坂46はAKB以外で16年ぶりに2作連続ミリオンセラーを達成するほど、今や国民的なアイドルです。
では厳密に「乃木坂46は有名で、みんなが知っている」と言い切れるでしょうか。

極端な例ですが、もちろん日本人が全員乃木坂46を知っているとは限りません。ずーっと海外勤務で帰ってきたばかりの人は、知らない人だっているかもしれません。その人から見ると自分は知らないわけですから、厳密に言うと「乃木坂46は有名です」と言い切れなくなります。

細かい話になりますが正しくは「乃木坂46は有名ですが、知らない人もいるでしょう」くらいでしょうか、実際にこういう言い方はしませんけどね。
本当は「有名」と「知らない」の間に現実がありきっと「有名」にかなり近いほうに現実があるんでしょうね。

たとえはよくなかったのですが、何を言いたいかというと実際の現実は、両極端な白と黒と決めつけることはできず、その中間に真実がある場合が多いということです。

次は「宝くじで1等は当たらない」という言葉を例に考えてみましょう。「なぜ思ったことと逆のことが起こってしまうのか」という記事で検証しましたが、ジャンボ宝くじを10枚買った場合、1等が当たる可能性は約50万分の1でした。

 

 

「宝くじは当たらない」という言葉は、ほぼ全員に当てはまることですが、例外で1等が当たる人もわずかですが確実に存在します。実際の現実は「当たる」と「当たらない」の数直線上でいうと、「当たらない」にきわめて近い場所に現実があります。


例えば、「宝くじは当たらない」と決めつけてしまうと、当たる可能性がまったくの0%になってしまい、奇跡的に当たるかもしれないという現実の可能性を失ってしまいます。

黒か白かはっきりさせる考え方をすると、一見分類しやすくてとっても楽に見えますが、実際は事実と認識の間にずれが生じ、自ら自分の可能性をなくしてしまうことにもつながります。

白か黒か思考はマイナス思考と現実とのギャップを生み出す

 

ご本人の許可も得ていないのであんまり例はよくないのですが、乃木坂46の伊藤万理華さんのこのシーンを例にとって考えてみたいと思います。

アスレチックまりっか


番組の企画でアスレチックに挑む様子です。アイドルなので、水の中に落ちてしまうというのは、できればイメージ的に避けたいと思うかもしれません。

また、このアスレチックなのですが、別の番組でも同じ場所で乃木坂46のメンバーは挑戦していて、ほかのメンバーも水に落ちそうな場面もありましたが、なんとか水に落ちなくてすみました。


そんな状況の中この場面です。足を踏み外して水に落ちそうになるのを懸命にこらえている万理華さん。スタッフの救出もむなしく、力尽きて水に落ちてしまいます。


もしわたしだったら、番組の企画で2度挑戦してほかのメンバーは誰も水の中に落ちていないのに、自分だけ落ちてしまったという現実にへこんでしまうかもしれません。もちろん万理華さんは私みたいに極端な考え方はしないです。あくまで例なので、まりっかさんとは関係ありません。誤解しないようにお願いします。

水中バレエまりっか

出典:RakutenSHOWTIME「のぎ天」#22


落ちてしまったという出来事で、わたしのように落ち込んでしまった場合、決めつけの心理が働いています。
水の中に落ちる=恥ずかしい=みんなから笑われる=自分の恥だというような、自分勝手な解釈をする心理です。


でも、このシーンを見てみなさんはどう思いますか?わたしはとってもおもしろいシーンに映りました。

水の中に落ちたのに、意外にとっても浅かったこと、そして水に落ちたその水の中で得意のバレエを踊るのです。自然の中で水も濁っていていかにもアスレチックらしい場所で、水の中に落ちた万理華さんが、本格的なバレエを華麗に踊るのです。

そのギャップがとってもおもしろく、万理華さんらしいお気に入りのシーンとなりました。少なくとも万理華さんをわたしが気になりだしたのは、このシーンからでした。

わたしでなくても一般的にこのシーンを好意的にとらえる人は多くても、このシーンから万理華さんにマイナスのイメージを持った人を探すのはとっても難しいと思います。

人それぞれ物事をとらえる価値観は異なります。この現実を無視して自分で決めつけてしまうのは、ありもしなかったマイナス思考を生み出すことになり、本当の現実は別のところにあるという例でした。万理華さん例に出してしまってすみません。

 

自分のコンプレックスを相手の視点で見てみると…

 

例えば外見でもスキルでもなんでもいいので、自分にコンプレックスがあるとします。そのコンプレックスは、自分の中で決めている言わば絶対評価なので、そのコンプレックスを周りの人が相対的にどう思うかは実際にはわかりません

先ほどの例のように好意的に見てくれる人もいるかもしれないですし、もしそれがウィークポイントだとしても、完璧な人より少しぐらいウィークポイントがあったほうが別の長所がよく目立ち人間的にとっても魅力的に思ってくれるかもしれません。

 

例えばこんな感じで自分が決めつけていることでも、周りの人はちがって思っていてくれるかもしれません。

今日は髪型がへん→いつもと変わっていてとってもおしゃれ
昨日の失敗が恥ずかしい→失敗って何?すっかり忘れてた
頭わるいって思われてないか心配→とっても面白い発想する人だなぁ
みんなと比べて一人だけ違う→個性が光ってる人だなぁ

 

まわりと違う

 

あくまで一例で、どれだけ考えてみても、周りの人の本音は本当はわかりません
わからないことを考えること自体がマイナスでしかなく、周りの人もそれぞれの物事の捉え方があるので、自分が悪いと思ったことも、逆によくとらえてくれている可能性だってあります。


また、奇跡的にほかの人がどう考えているかわかったところで、そこから新たな進展は生まれる可能性を考えると、マイナス思考のリスクの方が高く、ほかの人が自分のことをどう思っているのかを考えるのは、やめておいたほうがいいのかもしれません。

まとめ

今回は「現実は白と黒の中間にある」という言葉を心がけることで、とっても気持ちを楽にして、現実も変わっていくかもしれないと記事でした。ご理解いただけたでしょうか。


何もかもうまくいかず失敗ばかりだと思っている人は、物事の失敗と成功の可能性が半分ずつだとすると、本当は失敗を重ねた分だけ次は成功の可能性が高まっている状態です。


自分はまったくモテなくて、出会いもないと思っている人は、自分が行動をしているかどうか振り返ってみてください。出会いがないと思いこんでいるだけで、進んで外に出かけず自ら出会いの可能性を0にしているのかもしれません。自分で勇気を出して外に出かける決断をしない限り、出会いはありません。

大好きな人に振られてしまった人は、よーくまわりを見まわしてください。その人よりも素敵な人は世の中にはたーくさんいます。もっといい人と出会えるチャンスの到来です。本当はその人と別れたからこそ、新たな幸せの可能性が広がった状態なのです。

そう簡単に思えないですけどね、でもこれが本当の事実ということに、時間がたてばたつほど相手への執着がなくなって、必ず気づくことになるでしょう。過去の恋愛と同じように。

 

笑顔

現実は白と黒の中間にあるという考え方は、物事を主観ではなく、客観的にとらえる考え方です。自分の考えという自分の世界だけの考え方から、俯瞰した客観的な考え方に変えることができます。

この記事でわたしがいいたかったことは

自分の思いぐせで、自らの未来の可能性の芽を摘み取ることなく、是非自分らしく活躍してほしいということでした。

以上今回のかえるがおはここまでです。

最後までありがとうございました。