続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

乃木坂46高山一実さん(かずみん)に学ぶ愛されるコミュニケーション術

こん○○は。かえるがおです。

今日の主役は乃木坂46の高山一実さんです。
NHKBS1にて2017年3月21日に放送された開眼ラボ!!「“桜”をサイエンスで斬ってみると…」、という番組での高山さんの様子から、かずみんの魅力に迫っていこうというのが今回の企画です。

現在YouTubeにも番組動画がアップされているようなので、記事を読んだ後、よかったら答え合わせしてみてください。

開眼ラボ高山一実01

 出典:NHKBS1開眼ラボ!!「“桜”をサイエンスで斬ってみると…」

 

 

 

「開眼ラボ」という番組の魅力


ちなみにこの番組BS1の教養番組のため、シーンにまったく変わり映えがありません。ずーっと同じようなピンク色のバックに高山さんと出演者が語るシーンが続きますので、ご注意ください。

逆にこの変わり映えしないシーンがこの番組の魅力で、放送中の60分間ほぼずーっと高山さんのリアクションを見続けることができます。

最近民放でのバラエティ番組への出演も多くなった高山さんですが、民放の番組であれば、CMが入ったりシーンが変わったり、別の出演者を映し出したりするシーンがありますが、この番組であればほぼずーっと高山さんをLIVEかのように見続けることができる貴重な番組でした。

番組内では張り切って、これぞかずみんと言いたくなるような、リアクションを見せてくれます。かずみんファンには見逃せない番組となりました。
その代わり教養番組としての内容は、まったく入ってきませんけどね笑

アイドルになってからカワイイって言われなくなった


かつて「アイドルになってからカワイイって言われなくなったんだよ」発言が飛び出した高山さんですが、最近とてもきれいになられましたよね。

表現はよくないかもしれませんが、かわいい系のルックスをされた川栄李奈さんの、きれいバージョンとでもいえるような雰囲気です。

 

橋本奈々未の推しどこ?高山一実

 出典:橋本奈々未の推しどこ?


この番組でも、笑顔を振りまく、きれいになった高山さんを随所に見ることができます。BSの番組なので、地上波に比べて放送波のデータ量も多く、フルハイビジョンで解像度も高いのですが、より緻密な映像で見ても映える高山さんの笑顔です。

開眼ラボ高山一実02

開眼ラボ高山一実03

 

かずみんの癖

番組ではずーっと出演者である高山さんを写し続けていますので、かずみんファンにはたまらない素の様子や、かずみんの癖も随所に見ることができます。

番組にとっても張り切って参加されているんですが、長時間の収録時間なので、やっぱり気が抜ける時もありますよね。
そういう高山さんの普段の姿が見れる貴重な番組でもありました。

親しみやすい前傾姿勢

高山さんは話すときにちょっと体を前に倒して話をします。猫背って表現するとイメージ悪いですが、前傾姿勢です。この姿勢ってコミュニケーションをとる時には、相手に話を聞いているよ、というアピールできてとってもよい姿勢です。
笑顔で相手との距離が近づく分、とっても感じがいいです。

開眼ラボ高山一実04

 

手のポーズを交えた会話

高山さんといえば、乃木坂内輪ウケものまねの企画で、みんなに真似をされていたように、発言しているときについ手振りが出てしまうことも有名です。

乃木坂工事中#31手の素振り高山一実

テレビ愛知「乃木坂工事中」 #039

今回の番組でも、発言中に高山さん独特の、両手をくるくる回すところや、手を合わせたり、両掌を上に向けたり、カメハメ波のような両手のしぐさとか、楽しい高山さんの会話を代表する手のポーズが余すところなく、披露されていました。

開眼ラボ高山一実05

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開眼ラボ高山一実08

 

トーク番組が苦手?!

 

今ではすっかり一流のバラエティ番組にたくさん出演している高山さんですが、実は以前番組でこんなことを話されていることがありました。

乃木坂って、どこ?#086「お互いを知って仲良くなろう!2期生意識調査」の回で
はじめて2期生と番組で共演する企画でした。

乃木坂に入る前から高山さんに憧れていた伊藤かりんさんが、「高山さんとトーク番組をやりたい」と話します。そこで高山さんからは意外な答えが返ってきました。

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トーク番組スゴい苦手よ

その後MCのバナナマンさんに、最近あったおもしろい話をするようにムチャ振りされて、「そんなのない、ないです」と慌てた様子が、おもしろいシーンでした。
この時には、高山さんのコミュニケーションについて、考えることもありませんでした。

乃木坂って、どこ?#086高山一実2
テレビ愛知「乃木坂工事中」 #039

かずみんに学ぶ愛されるコミュニケーション術

 

現在のバラエティ番組での活躍や番組でのメンバーと話す様子を見ると、一般的に高山さんは、とてもコミュニケーション能力が高く、バラエティ番組 に向いているように思えます。

ただし、自分では「トーク番組が苦手」と発言されています。
この見ているファンと高山さんの発言とのギャップは、どこから生まれているのでしょうか?

話すことと身振り手振りの関係


会話によるコミュニケーションは一般的に、「話すこと」そして「聞くこと」が中心と言われています。

高山さんが言っている「トーク番組が苦手」というのは、よく観察してみると
話して説明することについて、高山さんはきっと苦手意識を持っているんじゃないかなと感じます。

その根拠として話しているときの身振り手振りがあります。
身振り手振りが大きい人でも、自分で考えていることを表現するのがうまい人もいますが、高山さんの会話だけをきいていると、どうやら自分の気持ちをうまく言葉で伝えられないという意識を感じます。

そのため、表現できない自分がもどかしくなってしまい、表現を身振り手振りで補おうとしているのではないでしょうか。
決して大げさに表現するつもりはなく、自分の発言を補うための相手のことを思った身振り手振りです。

この番組のまとめの部分でも出演者の井森さんが
「桜ってきれいだし、潔く散っていくし
(中略)隠されている神秘的な花」と発言されていました。

とっても番組のまとめにふさわしい、学んだ内容をすべて網羅されている発言だったので、正直そのあとに発言するのは大変だったと思うんですよね。

そんなピンチの場面でも、頭がいい高山さんはがんばってこう発言されました。

この1時間ですごい桜に詳しくなった気がしています。
でもやっぱり思ったことは、桜ってやっぱ好きだなって思いました。

 

開眼ラボ高山一実08


率直なコメントで見ている方は全く違和感がなかったんですが、
高山さん自身としてはとっても頭がいい人だから、もっといいことを言いたかったんでしょうね。少しの間があって「桜ってやっぱ好きだな」ってところで、身振りをされていました。

自分の話ですみませんが、実はわたしも自分の気持ちを話すのはとっても苦手です。話をし始めると急に頭が真っ白になって言葉に詰まってしまいます。

そして、自分が話していて詰まった時のちょっとの間がとっても怖いです。ほんの1秒ない間なんですが、その間は実は頭がフル回転していて、言葉を探しているんですね。そんな時に発言するといつも手の振りが多いと指摘されます。

きっと発言するという表現は向いていないんでしょうね。文字で書くとか、歌にするとか別の表現方法の方が向いているのかもしれません。

話しているときには一生懸命な分、自分では気が付かないんですが、なんとか相手に伝えようとしているらしく、言葉でうまく話せない分、手や表情の表現もプラスして表現しているようです。

一流のバラエティ番組に出ている高山さんにいうのは失礼かもしれませんが、同じような雰囲気を感じてしまいました。

聞くスキル-発言を受けて話す-


では、なぜみんなから愛されるコミュニケーションができて、そして多くのバラエティ番組に呼ばれるのでしょうか。

それは話を受ける技術聞く技術に非常に長けているからです。
まず会話の反応です。

乃木坂って、どこ#108「乃木坂46生態調査」の回より、楽屋での乃木坂メンバーの様子です。
松村沙友理さんから「メールアドレス」ってどう略す?という質問を受けて、
高山さんはこう答えます。

乃木坂って、どこ#108「乃木坂46生態調査」


西野さんと一緒に「メルアド」(1回目)と答えた後、
私、メルアドだな(2回目)「あ、メアドかも」(3回目)
ちょっとわかんないやー」(4回目)


なにげない1つの質問の一言に対して、ノッてきてくれて4回も答えてくれるのです。質問した側からすれば、自分の話に食いついてきてくれた相手に対して、悪い気持ちを持つはずがありません。

同じ回からこんなシーンがありました。
ゴー☆ジャスさんがとっても好きな西野さん。
そんな西野さんから問題が出されます。

ゴー☆ジャスさんの「☆」の中は塗ってる方(★)か、塗っていない方(☆)か。

この問題に対して高山さんは「どっちだっけ?わかんない」「塗ってない気がする私的には」「よしっ!」と続けざまに3回も発言してくれてノッてきてくれています。

乃木坂って、どこ#108高山一実

テレビ愛知「乃木坂って、どこ?」 #108

その結果西野さんのステキな笑顔を引き出すことになります。
特に西野さんファンの男性のみなさんは、この高山さんの行動が、女の子にモテるコツではないかと思います。

そんなに重要じゃないから、どっちでもいいじゃん
なんて答えるのではなくて、ちゃんとのっかって
自分以上に考えてくれる男性がモテる秘訣なんでしょうねぇ。

聞くスキル-リアクション-

2つ目は聞くときの表情です。
とってもリアクションがよくて、たくさんのいろんな高山さんの表情を見ることができます。

コミュニケーションしている相手に、共感していることを表情で伝えることは
視覚に訴える分、言葉よりもダイレクトに相手に伝わります。
自分の発言を共感してくれる人に、悪い気持ちを持たないことは、先ほどの1つの質問にたくさん答えてくれる人にもつ感情と同じです。

バラエティ番組では、たしかに話すことも大切ですが、聞いている場面が多いので、この聞いていることを表す、表現の仕方ってとっても大切です。

高山さんは、この能力にずば抜けて長けています。
いわゆるワイプ芸に長けているのではないでしょうか。

開眼ラボ高山一実09

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開眼ラボ高山一実11

 

開眼ラボ高山一実12

開眼ラボ高山一実13


この表情を見てください。明るく笑ったり、身を乗り出してきたり、不思議そうだったり、けげんそうだったり。高山さんが画面に映っているだけで、番組が盛り上がっているように視覚に訴えかけてきます。

以前、どうやって対人関係の危機を乗り切るかというHowTo記事の中で、話を聞くことが大切であることを書きましたが、まさに高山さんは聞くことにより、みんなに愛されるコミュニケーションを成立させていたことに気がつきました。


今回の番組を見て、高山さんが愛される理由は、話すことではなく
相手の話を聞くこと、話を受ける技術が長けていたことがよくわかりました。

特に相手の話を受けて
興味を持ってたくさん話すこと
表情に表すリアクション
がみんなに愛されるコミュニケーションの秘訣だったんですね。
使えそうであれば、明日から日常の人間関係に試してみませんか?

 

リアクションが行きつく先は…


最後に、高山さんらしいコミュニケーション術をもうひとつ紹介します。
ドラマ「初森ベマーズ」の特典映像からです。

ドラマ撮影中に、頻繁に監督さんから高山さんが注意されたことは何だと思いますか?

初森ベマーズメイキング高山さんぶったね

テレビ東京「初森ベマーズ」特典映像

答えは演技中にぶりっ子しないように、注意されたそうです。
特に自分が話す順番ではなく、ほかの人のセリフの時にぶりっ子した結果
「高山さん、いまのぶったでしょ?」と言われるくらいになったとのことでした。

今回の番組においても、「高山さん、いまのぶったでしょ?」とつっこみたくなる場面がたーくさんありました。たくさんキャプチャーしたのですが、記事が重くならない程度に画像の数を絞るために、たいへん悩ましい選択に迫られてしまうくらいでした。

泣く泣くカットしたシーンもありますが、厳選なる選抜を勝ち上がってきたシーンの一部を紹介したいと思います。高山さんの表情に注目してご覧ください。

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スマホで表情がちゃんと見えなかったという方、すみませんでした。
パソコンだと同じ画像でも、画像が大きく表示される設定にしてありますので、よかったら、帰ってからパソコンでも、表情をチェックしてもらえるとうれしいです。

以上本日のかえるがおでした。
コミュニケーションの分野の話はちょっと小難しい雰囲気の記事になっちゃいますよね。ごめんなさい。

今回はNHKBS1の「開眼ラボ」という番組での活躍を振り返りながら、高山さんのコミュニケーションスキルの高さのヒミツに迫りました。

今後もいろんな番組に出演される高山さんの活躍を楽しみにしています。