こん○○は、かえるがおです。
今回はこれまで発売されたシングルの特典映像の中から
乃木坂46の西野七瀬さんの個人PVについて、まとめてみたいと思います。
個人的にはこれまで、本ブログでは西野さんについての記事は、きっと書くことはないだろうと思っていました。
正しく表現すると、きっと書くことはできないだろうと思っていました。
というのも、西野さんの存在感を言葉で表現するのは、とても難しいと感じていたからです。
出典:乃木坂 46 OFFICIAL YouTube CHANNEL
- 西野七瀬という存在
- 1stシングル 西野七瀬×大来優・鳥巣智行『ダンシングどいやさん』
- 2ndシングル 西野七瀬×萩原健太郎『一緒に家で勉強』
- 3rdシングル 西野七瀬×中村太洸『沖縄』
- 4thシングル 『西野七瀬 -Digest-』
- 5thシングル 西野七瀬×守屋文雄『君の名は西野』
- 7thシングル 西野七瀬×大来優・鳥巣 智行『動く写真集』
- 9thシングル 西野七瀬×岡川太郎『atama no naka』
- 10thシングル 西野七瀬×湯浅弘章『天体望遠鏡』
- 13thシングル 西野七瀬×山岸聖太『靴を履かない理由がない』
- 14thシングル 西野七瀬×月谷茂・柴谷麻衣『待ってるガール』
- 17thシングル 西野七瀬×荒船泰廣『ばけねこのななせ』
- あとがき
西野七瀬という存在
最近の西野さんの活躍を見ていると、乃木坂を背負っていく覚悟を感じる場面が多くあります。一方、妹キャラで甘えん坊な面や、おもしろいことが好きでひょうきんな面もあり、引っ込み思案でちょっぴりがさつなところや、はっきり言葉で表現できるところなど、乃木坂での活動を見れば見るぶんだけの、たくさんの西野さん像が見えてきます。
一見、儚く美しいビジュアルに目が奪われがちですが、ビジュアルのイメージとはまったく違い、とっても多くのいろいろな内面を持つ西野さんを表すには、わたしにとっていくら言葉があっても、表現することはできません。
西野さんに興味を持ち、知ろうとすれば知ろうとするほど、まるでそれを拒んでいるかのように混乱させてわからなくなる、それが西野さんの魅力でもあります。
もし雑誌の媒体かなにかで、対談できる企画があったと仮定します。対談でじっくり話せる時間があったとしても、それでも西野さんの本音を引き出せる自信が、わたしにはまったくありません。
西野さんの精神力は、わたしの精神力をはるかに凌駕していて、話を合わせてもらえることはあっても、西野さんの本心を聞き出すことは、わたしくらいのレベルではきっとできないでしょう。
でもその中で、ただ、たった1つだけわたしでもわかるのは、西野さんはいつもどんなときでも、自分を飾ることなく、自然体で存在していることです。
シングルが発売されるたびに、個人PVに映し出される西野さんも、その映し出される瞬間瞬間に、とっても自然体で飾らない自分自身で存在しています。
PVの1シーン1シーンについて、演技者としての西野さんというフィルターを通した、ストーリーの表現方法を見るのも、PVの楽しみ方のひとつではありますが
飾らない西野七瀬というひとりの人格の、乃木坂46としての活動の記録、その時々における、ひとりの生き方のドキュメンタリーとして、楽しんでみるのも、西野さんのPVを見る上ではとってもおもしろい視点なのかもしれません。
今回1stシングルぐるぐるカーテンから、インフルエンサーまでの個人PVをまとめました。ぜひ改めて、あなたの中での西野七瀬という存在感を再確認してもらえたらうれしいです。
1stシングル 西野七瀬×大来優・鳥巣智行『ダンシングどいやさん』
ここからはじまる
まさにこの言葉がぴったりです。すべてはここから始まりました。
打ち込みミュージックのBGMと、どいやさんのダンシングに合わせて
西野さんがコマ送りタッチで動いています。
初期の頃によく見た、ちょっとカールしているツインテールの髪型が似合っていて
そのセンスの良さに、今後のブレイクが最初から決まっていたかのように思えます。
2ndシングル 西野七瀬×萩原健太郎『一緒に家で勉強』
最初の登場シーンがなんと変顔です。あんまり西野さんの変顔を見たことがないのですが、変顔もとても愛くるしい西野さん。乃木坂では中心メンバーとして凛としている様子が多い西野さんの、妹キャラで甘える様子が見られるのもレアなPVです。甘える西野さんもとっても自然で、印象深い作品となりました。
3rdシングル 西野七瀬×中村太洸『沖縄』
映し出される沖縄の美しい空、美しい海、美しい自然の中で、ひとり旅をする西野さん。西野さんのカメラのファインダーの中には、どんな風景が切り取られているのか、
西野さんの目には、どのように美しい風景が映っているのかが、とても気になる映像美溢れる作品です。
4thシングル 『西野七瀬 -Digest-』
いつも見慣れたはずのいつもの何気ない街の風景なのに、非日常の存在である
トップアイドルの西野さんが、飾らず違和感なく日常の風景に溶け込んでいるのが不思議です。ほとんどメイクをしていない等身大の西野さんの、ちょっとだけ大人に近づく
成長物語が垣間見れる作品です。
5thシングル 西野七瀬×守屋文雄『君の名は西野』
ひげが印象的なMV作品の監督に対して、目を合わせるのが怖いと率直に語る西野さん。「君の名は希望」のMV撮影の西野さんの様子を、西野さんに内緒で描いた撮影したドキュメンタリー作品です。
まさしく飾らず率直で自然体、時折不安も見え隠れする西野さんがそこには存在していました。ほとんどメイクをしていない、内面からにじみ出る自然の美しさにもひかれてしまう作品です。
7thシングル 西野七瀬×大来優・鳥巣 智行『動く写真集』
西野さんの写真集の1ページのような構図の映像の中で、まるで飛び出す絵本のように
ある部分だけが動きます。写真集レベルの高解像度で、ピントを西野さんに合わせた映像なのに、映像の一部だけが、違和感なく動くのが不思議で、センスのいい映像を演出しています。そこに映る西野さんの、映像に負けない美しさにもはっとさせられる作品です。
9thシングル 西野七瀬×岡川太郎『atama no naka』
アパレルブランドwrittenafterwardsのCM撮影の準備をしているかのように、スタッフの皆さんが西野さんの衣装の準備を進めます。西野さんにとってはいつもと変わらない仕事現場の風景。セッティングを待つ西野さんは何を思うのか…
きれいに着飾っていても、西野さんは西野さんで、何も変わりはないことに改めて気が付く作品です。
10thシングル 西野七瀬×湯浅弘章『天体望遠鏡』
MV、PV3部作の2作目のストーリーです。
1作目は9thシングル『夏のFree＆Easy』のType-Bのカップリング曲『無口なライオン』のMV。
2作目は10thシングル『何度目の青空か？』Type-C収録の個人PV の本作。
3作目は11thシングル『命は美しい』Type-A収録のPV『インスタントカメラ』です。
3部作合わせると、西野七瀬と若月佑美を中心に織りなす学園映画の最高傑作ができあがりました。人生で2度と来ない青春の時代に、キラキラ輝きなかが精一杯に生きる西野さんを、十分に楽しめる解説不要の作品となりました。
無口なライオン
天体望遠鏡
インスタントカメラ
13thシングル 西野七瀬×山岸聖太『靴を履かない理由がない』
乃木坂PVではおなじみの山岸聖太監督の作品です。見た目は取り繕っている主人公の内面とのギャップを描かせると、内面からにじみ出る人間の業の深さまで描ける監督さんです。西野さんとのコラボレーションで、どう西野さんのセリフと内面のギャップを描くことができたのか、注目の作品です。
14thシングル 西野七瀬×月谷茂・柴谷麻衣『待ってるガール』
海で、神社で、公園で、さびしそうに不安そうに、誰かを待っている西野さん。
カメラが近づくと、ぱっと表情を変えて「待ってたよ」と語りかけます。
まるであなたを待ってくれているかのように…
紗がかかった映像が、すべて夢の出来事で、それが現実ではないことを物語っているかのようです。見終わった後、西野さんが本当に待ってるものはなんだったのかという疑問が、余韻に変わる作品です。
17thシングル 西野七瀬×荒船泰廣『ばけねこのななせ』
初森べマーズ同様にフィクション要素が高くても、自然体で演じることができる稀有な存在が、演技者としての西野さんの最大の魅力だと思います。リアリティがない素材であっても、力むこともなく、わざとらしくなく、自然体で西野さんがそこに存在することで、フィクションにリアリティが生まれるところが本当に不思議です。
あとがき
いかがでしたでしょうか。
PVのその場面場面において、西野七瀬というひとりの人格が、自然体で飾らずに存在していたことが、わかっていただけたかと思います。
西野さんの成長物語はまだまだ、これからもつづきます。
これから西野さんはどのように変わられて、どのように成長されていくのか、
その成長過程は我々ファンの夢でもあります。
体調に気を付けていただき、今後ますますご活躍されることを心より願いつつ、
今回のかえるがおはおしまいです。
