続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

19thシングル選抜発表から乃木坂46の期別ごとメンバーの特徴が見えてきた

こん○○は、かえるがおです。

今回は乃木坂工事中で発表された19thシングル『いつかできるから今日できる』の選抜メンバーの発表を受けて、今回の19thシングル選抜メンバーの意味を考えていきたいと思います。

同時に本ブログで恒例となりました、19thシングル選抜メンバー予想結果の答え合わせも行いたいと思います。

19thシングルの選抜メンバーの発表で印象的だったのは、実力の1期生努力の2期生人気の3期生がより明確になったと感じたことでした。

個人的には1期生、2期生、3期生という違いについてはあまり重要視してなくて、特に1期生2期生はとっても仲がよいので、違いがあまりみつからないとまで思っていました。

しかし、19thシングルの選抜発表を受けて、改めて期ごとの違いが重要視されているような気がしました。


出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#120

 

19th『いつかできるから今日できる』シングル選抜メンバー

 

Wセンター:西野七瀬、齋藤飛鳥
フロント:堀未央奈、齋藤飛鳥、西野七瀬、白石麻衣
2列目:若月佑美、井上小百合、松村沙友理、生田絵梨花、伊藤万理華、桜井玲香、衛藤美彩
3列目:新内眞衣、斉藤優里、星野みなみ、生駒里奈、秋元真夏、北野日奈子、中田花奈、高山一実 

 


出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#120

19thシングルはタイアップシングル

前回も触れたように、19thシングルは映画『あさひなぐ』の主題歌であることから映画とのタイアップシングルと言えます。そのためシングル発売間隔が過去最短の63日での発売となりました。

主演映画のタイアップのため、予想通りに映画に出演したすべての乃木坂メンバーが、見事選抜メンバーに選ばれました。

東島旭役の西野七瀬さん、宮路真春役の白石麻衣さん、八十村将子役の桜井玲香さん、紺野さくら役の松村沙友理さん、野上えり役の伊藤万理華さん、一堂寧々役の生田絵梨花さんが選抜メンバー入りしました。

それだけでなく、同級生役で映画に出演している斉藤優里さん、中田花奈さんも見事選抜入りを果たして、本当によい結果となりました。おめでとうございます。

 

舞台版『あさひなぐ』メンバーの選抜入り

今回の選抜発表で個人的に一番うれしかった点は、映画版『あさひなぐ』とのタイアップだったにも関わらず、舞台版『あさひなぐ』に出演したメンバーもまた、全員選抜入りしたことです。

映画 舞台 あさひなぐ全メンバー出典:映画&舞台『あさひなぐ』公式Twitter


東島旭役の齋藤飛鳥さん、宮路真春役の若月佑美さん、八十村将子役の井上小百合さん、紺野さくら役の新内眞衣さん、野上えり役の生駒里奈さん、一堂寧々役の堀未央奈さん、寒河江純役の衛藤美彩さん、的林つぐみ役の北野日奈子さんの舞台版『あさひなぐ』の出演メンバーも、見事選抜入りされました。おめでとうございます。

確かに19thシングル『いつかできるから今日できる』は映画版『あさひなぐ』の主題歌ではありますが、舞台版『あさひなぐ』を実際に見た人から聞いたところ、映画版に負けないくらいすごくいい舞台だったそうです。

すばらしい作品を作ったというのは映画版も舞台版も変わりないので、映画版メンバーも舞台版メンバーも全員が選抜入りした点はとてもよい点だと思います。

最初から映画版と舞台版のタイアップだった可能性も否定できませんが、残念ながらタイアップの事情の詳細は、外部からはわからない点です。

映画版、舞台版東島旭のWセンター

今回の19thシングルの人選は評価できるところが多いのですが、その一つが映画版東島旭役の西野七瀬さん、舞台版東島旭役の齋藤飛鳥さんのWセンターです。

19thシングルは映画版『あさひなぐ』の主題歌=タイアップなので、映画版東島旭役の西野七瀬さんは予想どおりの結果と言えます。

東島旭役 西野七瀬
出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#120


意外だったのは舞台版東島旭役の齋藤飛鳥さんです。


舞台版の『あさひなぐ』の感想を見たり聞いたりしたときに必ず話題に上がるのが齋藤飛鳥さんの今回の舞台での演技です。本当に一生懸命で心を打たれたという評価をたくさん目にしました。

飛鳥さんの一生懸命については繰り返しこのブログでも紹介してきましたが、『惑星タントラ』の作品といい、ファンに感動を与えるとってもいいメンバーに成長されましたねぇ。

もう意地っ張りで乃木坂で反抗期を迎えたメンバーという、飛鳥さんを紹介するときの枕詞(まくらことば)は、恥ずかしくて書けないくらいの活躍です。

今回は映画版『あさひなぐ』のタイアップですが、舞台版でがんばって結果を出した齋藤飛鳥さんがWセンターに選ばれた点についても、ファンとしてとても評価したいと思います。

東島旭役 齋藤飛鳥
出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#120


個人的な反省を言うと、いそがしさにかまけてないで、せめて舞台だけはちゃんと見に行った方がいいですね。せっかく近くなので、単純に休みとれば見に行けるだけです。

LIVEはBlu-rayでいつでも見れますがお芝居は見れませんので、今回は本当に飛鳥ちゃんの迫真の演技が見れなくてとっても後悔しています。次からはちゃんと見に行きたいと思います。

西野さんについてはとても順当なセンターのポジションなんですが、乃木坂運営スタッフの方のOFFICIAL SITEへの誤爆が話題になっているようなので、時間があれば後日記事にしてまとめたいと思います。
 

乃木坂のエースとしての齋藤飛鳥

また、本ブログでは乃木坂を背負っていく中心メンバーとして、18thシングルの選抜予想でセンターとして予想していたのが飛鳥ちゃんでした。

乃木坂史上センターに2度選ばれたメンバーを探すと極端に少ないです。これまで生駒里奈さん、白石麻衣さん、西野七瀬さんのわずか3名でした。

今回の齋藤飛鳥さんの2度目のセンターは、乃木坂のエースとして飛鳥ちゃんが楽曲制作側やファンに認められたという側面もあります。

『惑星タントラ』でのボーカリストとしての活躍ではMONDO GROSSOの一員として、大沢伸一さんそして、あのやくしまるえつこさんと互角に自分の色を出して融合し、アイドルファンだけでなく幅広い音楽ファンから、すばらしい評価を受けました。
 


舞台版『あさひなぐ』では持ち前の一生懸命さで感動的な演技で話題となりました。

乃木坂のエースとして齋藤飛鳥という存在がどのように今後飛躍していくのかとっても楽しみであると同時に、想像をこえてどこまで活躍するのか末恐ろしいというのが正直な感想です。

今後の活動を予測すると、声優とかナレーションとか声のお仕事も増えていきそうですよね。飛鳥ちゃんの声は聴きやすいし、独特の飛鳥ちゃんらしい声なので、声に注目する仕事も個人的には増えていくような気がします。

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出典:フジテレビ「新しい波24」

 

伊藤万理華、井上小百合ついに初の福神入り

次の19th選抜メンバーを評価したい点として、伊藤万理華さん、井上小百合さんの初の福神メンバー入りです。

これまで本当に長い道のりでしたが、個人的には当然の結果だと思っています。本当におめでとうございます。

19thシングル2列目
出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#120


まず、まりっかさんの最近の活躍はすごすぎます。『まりっか'17』に引き続き『伊藤まりかっと。』のPVで、すばらしい活躍を見せました。再生回数はメンバーの中で1位と、メディアでは連日取り上げられ、乃木坂を知らない人でも『伊藤まりかっと。』のPVは知っている人も多いのではないでしょうか。

また『伊藤まりかっと。』のブームは『まりっか'17』が1回限りのヒットではなく、実力があるからこそヒットしたという証明にもなりました。『伊藤まりかっと。』では、ご自身もスタイリストとして制作に参加され、ますます今後の活躍が期待でき、楽しみは広がるばかりです。

それとなかなか話題にならないのが不思議なんですが、世界3大広告賞の「ONE SHOW」にて最高賞のGOLD Pencilを受賞、そして世界最高の広告賞「カンヌライオンズ」でGOLD Lionを続けざまに受賞されました。今後アイドルというカテゴリで、まりっかさんのこの記録を破る存在は、なかなか現れないのではないでしょうか。

17thシングル『インフルエンサー』での真ん中でのかっこいいパフォーマンスも目立ってましたし、バレエで培ったしなやかな表現力で19thシングルをどうパフォーマンスされるのかとても楽しみです。

 


同時に井上小百合さんの福神入りもとってもよいニュースでした。
いつもはやさしいさゆにゃんが、選抜入りのインタビューだけは加入当初からずーっと強気のコメントを絞り出していました。

自分への覚悟なのか、自分への戒めなのかわかりませんが、自分に厳しいさゆにゃんさんがとうとう福神入りを果たしたことは、とっても感慨深いです。加入から6年やっとこの日が来ましたね。

今回はスタジオでの選抜発表ではなかったので、コメントが聞けなかったところが残念です。もしコメントが聞けたら、さゆにゃんは何を語るのでしょうか。楽しみです。

乃木坂は選抜メンバーがある程度固定されていることから、今後はサプライズがない限り、スタジオでの発表は少なくなるのかもしれませんね。

さゆにゃんの福神入りは、確かに舞台版『あさひなぐ』でも活躍されていましたし、地道に舞台で実力を培ってきた努力の成果という一面もきっとあるのでしょう。

さゆにゃんさん、若月さん、ひなちまさん、能條さん、純奈さんと乃木坂舞台メンバーは実力者ぞろいですので、今後の作品もとても楽しみに思ってしまいます。

まりっかさん、さゆにゃんさんと言えば、もう一人本来であれば名前が出るはずのこちらのメンバーがいるのですが、このメンバーのことを書くとただでさえ長いのに、あと最低5000文字は文字数が増えてしまいますので、割愛させていただきます。

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出典:NHKBSプレミアム「乃木坂46SHOW!」


1つだけいうと、あのパワフルなメッセージ性あふれるボーカルを、今後ソロで聞けるようになることだけを楽しみに自分で自分を説得しているところです。当分冷静には書けませんです。がっくしっと。

18thシングル3期生Wセンターについて

今回の19thシングルでは残念ながら18thシングルの3期生Wセンターは選抜メンバーから漏れてしまいました。

19thシングルの選抜メンバー予想の記事にも書きましたが、歴代シングルの中で前作でセンターメンバーの、次作の選抜漏れは今回がはじめてのことです。

夏の神宮球場ライブの影響かどうかわかりませんが、18thシングル『逃げ水』のリリースが遅れ、乃木坂の歴史上かかせない楽曲となった『インフルエンサー』の活動が長引いだ段階で、おおまかな映画の公開日は決まっており、『逃げ水』の活動期間が少ないことは想定できていたはずです。

そのため18thシングルは当初から『逃げ水』の活動期間が少ないことをわかったうえでの、3期生のWセンターだったことが見えてきます。

そう思うと、楽曲制作側が流行を作る人(インフルエンサー)として、ファンにサプライズを与えたこと以外に、加入したばかりの3期生のWセンターを気遣い、活動期間が短いシングルでのセンターに抜擢したという、メンバーの気持ちの部分に寄り添った抜擢だったことが見えてきます。

出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#116

ネット上では賛否両論だった3期生のWセンター起用について、18thシングルの選抜予想でも、メンバーにとってもご本人の負担を考えてもおすすめしない、と書いたように、個人的にはあまりよい選択ではないと思っていました。

ただし、Wセンターにして精神的負担を分散しただけでなく、活動期間が短いシングルでのセンター抜擢にして負担を軽減する気遣いがあったとは、19thシングル発表まで気がつきませんでした。さすがしっかりちゃんと考えてありますね。

正直これまでブログではあえて書きませんでしたが、ヒムコ乱入の神宮ライブ放送の回で、メンバーが全員でリハーサルをしている時に、スタッフに囲まれてステージを後にする様子、ヒット祈願の回でも同じスタッフの方寄り添ってて、ちょいちょい見切れている様子、フジテレビの歌番組で今までいたはずなのに、ゆずとのコラボの時には突然映像出演に変わってしまう様子から、実は内心大丈夫なのかとっても心配していました。

 


将来性豊かな3期生ですから、あわてずじっくり本人のペースに合わせて育てることで、乃木坂を背負って立つメンバーになるのではないかと個人的には思いました。

実力の1期生、努力の2期生

19thシングル選抜予想では、2期生の初選抜入りと1期生の久しぶりの選抜入りを予想しましたが、残念ながらはずれてしまいました。

2期生は全員本当に努力して耐えながらここまで活動を続けてきましたので、3期生が先に選抜入りした後、何かしら2期生の努力に報いる出来事を予想してみたのですが、残念な結果となりました。

実際に予想した時には、2期生は鈴木絢音さん、渡辺みり愛さんをイメージしていました。

最近ほかの番組での笑顔が印象的な絢音さんを、大々的に宣伝するには今が一番いいタイミングだと思っていました。

あまりリアクションがないところがいままでフューチャーされていましたが、年上の大人とのかかわり方がとてもうまく、いい顔で笑うところをフューチャーするには、年下メンバーもいない今回が抜群のタイミングだと思っていましたが、楽しみは次回に持ち越しとなりました。

渡辺みり愛さんは、のぎ天2でフューチャーされ、乃木坂にはいない毒舌キャラがとっても定着してきたのでとてもおもしろいと思っていたことと、アンダーセンターは連続でアンダーセンターになる場合を除き、2作品以内に選抜入りするという過去のデータから予測してみましたが、はずれてしまい残念でした。

ただ2人ともにしっかりとしたキャラクターを確立して、認知度が高まっているメンバーですので、選抜入りするのもそう後のことではないでしょう。

1期生の久しぶりの選抜入りの予想については、具体的には斎藤ちはるさんをイメージしていました。何と言っても伝統ある人気番組「世界ふしぎ発見」のミステリーハンターでの抜擢に理由があります。

記事にも書きましたが周りの人に、とってもきれいな斎藤ちはるさんってどんな人?って聞かれましたし、ほかのミステリーハンターと比べても遜色ないというか、ひいき目なのかもしれませんが、ほかの人より落ち着いていて、そしてきれいですばらしいミステリーハンターぶりだったと思います。
 
あれだけ評判が良かったので、きっとミステリーハンターとして継続して出演されるのではないでしょうか。見た目のきれいさと元来の明るくひょうきんなところのギャップが世間に受け入れられるのもそう先のことではないような気がします。

人気の3期生

問題は3期生です。これまで乃木坂を応援してきた人であれば、愛着があって従来の乃木坂メンバーの方を応援するのが普通の精神構造です。2期生が浸透するために時間がかかったのもこのためでした。

ただ3期生は違います。既に3期生の人気がものすごいです。久保史緒里さんはなんとあの『Seventeen』の専属モデルに抜擢されました。人気だけでなく外部の評価も高いです。


出典:NHKBSプレミアム「乃木坂46SHOW!」


これまで白石さんの『LARME』の専属モデル起用がデビューから1年1か月で最短のモデル起用でしたので、久保ちゃんのモデル起用はデビューから1年を切り、これまでの最短でのモデル起用となりました。

そして何と言ってもボーカルがすごいです。その歌声はメッセージ性に溢れ、まさしくひめたん2世の逸材の登場です。

 


そして与田祐希さんはなんと3期生にして異例のソロ写真集の発売が決定しました。ちなみにまだ2期生もソロ写真集を出版していないことから、異例の抜擢だったことがわかります。

「のぎえいご」で高いクオリティでものまねできなかったと涙した山下美月さんを見て、山下さんをこれまで「完成されたアイドル」と表現してきたのですが、とってもまじめで、自分で考えに考えて決意を固め、準備してきて完成させた努力型のアイドル像であることに気が付きました。

 


出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#116


りりあんさんのさわやかさ、梅マヨさんなどなど名前をあげたらきりがないほど人気メンバーがそろっています。近い将来必ず3期生の時代が来ることを予感してしまいました。 

19thシングル選抜予想の答え合わせ

では「乃木坂4619thシングルの選抜メンバーをこれまでの選考方法から予想してみた」の記事の答え合わせです。

センター:誰でも予想できる範囲
予想:西野七瀬
正解:西野七瀬、齋藤飛鳥

選抜メンバー人数:誰でも予想できる範囲
予想:21人プラスマイナス3人
正解:19人 前作より+1


選抜メンバー:誰でも予想できる範囲
予想:映画『あさひなぐ』の主要メンバー+キャストの斉藤優里、中田花奈
正解:映画、舞台の『あさひなぐ』の主要メンバー+キャストの斉藤優里、中田花奈

予想:選抜メンバー率上位のメンバー生駒、高山、秋元、若月、星野、堀、衛藤、飛鳥
正解:あたりまえのレベル

3期生Wセンターの選抜入り:はずれ
2期生の初選抜+1期生の久しぶりの選抜入り:はずれ
20th以降の3期生の選抜入り:予想中
17thアンダーセンターの選抜入り:はずれ

以上の結果となりました。


今回予想がはずれた舞台版『あさひなぐ』の飛鳥ちゃんのセンター、18thWセンターの3期生が選抜入りできなかったことは、どちらもメンバーへの気遣いが見えてくる結果だったと思います。

ただ、心理分析が得意と言いながら、予想をはずしまくっているところは反省しないといけません。関係各位のみなさまご迷惑をおかけしました。次回はもう少し当てたいと思っています。

まとめとして19thシングルの選抜メンバー発表を見て、メンバーへの気遣いが伝わってくるような選抜発表だったと感じました。

そう考えると、次の気遣いとなれば、やっぱり2期生の初選抜入りでしょうか、それとも1期生の久しぶりの選抜入りでしょうか、それとも人気の3期生の初選抜入りでしょうか。楽しみは広がるばかりです。


19thシングルのパフォーマンスが今から楽しみのかえるがおでした。