続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

ひとりになりたい病発症の巻

こん○○は。かえるがおでございます。
 
お昼休みになると、とある病気を発症します。
それは「ひとりになりたい病」です。
 
普段は友達とわいわい騒ぐのも好きだし、
別にいつでもひとりでいることが、好きなわけではないんですよ。
 
でも、なぜか午前中の仕事が終わり、お昼休みになると
「ひとりになりたい」って思ってしまう自分に気づいて
そこで名付けたのが「ひとりになりたい病」です。

 

この病気の特徴は、まずお昼が近付くと挙動不審になることから始まります。
できるだけ、他の人に見つからないように
オフィスを出てごはんを食べるお店に入る必要があります。
 
もし誰かに見つかって、「お昼一緒に食べませんか?」なんて
誘われでもしたら最悪です。
お昼休みがリラックスできる時間ではなくなってしまいます。
見つからないように、目立たないように、慎重に移動することが必要です。
結構大事なことです。
 
また、最近ようやく気付いた新たな注意事項もあります。
それはお昼前あたりに、
「わからないので教えてもらえますか?」とか
「ちょっと相談したいんですけど…」の依頼に注意することです。
 
お昼前に相談や教えてって話かけられた場合
言葉どおりに受け取ってはいけません。
新手の詐欺商法と同じで、その目的はお昼のランチをおごってもらうことが
目的の場合があるので、とっても注意をしてください。
 
一旦このお昼おごってください詐欺に引っ掛かると大変です。
まず、相談とやらの話を聞きます。まぁ誰かに話すとすっきりする
愚痴が多いことでしょう。
話を聞いていてもお昼の時間が近づいてくると
急に黙り込んで、場の雰囲気が急激に重くなります。
 
重い雰囲気の中「じゃ、お昼だから、ごはんに行くね」なんて
言えたもんじゃありません。
さわやかにこの言葉を言えることができれば、人生どんなに楽なことでしょう。
 
実際は取り留めのない話が途切れ、急激な静寂の中で
「つらいんだね、よくわかるよ」と共感の雰囲気を
無言で醸し出すしかなく
経緯を知らない人から見たら、ただの話もしないで黙りこんでる人たちに見えて
とってもへんに映ることでしょう。
 
それで結局根負けして
かえる「もうお昼だけど休憩取らなくていい?」
○○さん「そんな気分じゃないんですよ」
かえる「休憩時間くらいしっかり休まないと」
○○さん「・・・(無言)」
かえる「じゃああそこのランチでも…」
○○さん「はい。じゃあ一緒に」
 
とこんな感じでお昼食べながら、愚痴を聞きながら、おごらされるという
地獄が待っています。
 
いくら私でももりもり食べてる相手の姿を見て
「ちょっとまった、さっきお昼食べる気分じゃないって言ってなかったっけ?」
なんて言葉が、口を開けば出そうになるんですが、
小心者なので結局言葉にすることができず
ご飯も味気なく、貴重なお昼休みを消費してしまうのでした。
 
ああ、だめだめ、マイナス思考の最悪のパターンを想定していました。
こんな最悪のパターンにならないように、
お昼前に依頼があれば、
午後に話を聞くようにしなければいけませんね。
 
また、お昼休憩の時間を、少し後にずらすもいい手段です。
13時だとみんなが帰ってくる時間とかぶってしまって、
「何で今頃お昼なんですか?」と新たな課題を投げかけられて
もじもじして回答できなくなるので、
やめておいた方がいいですね。
 
誰とも鉢合わせすることもなくゆっくり食事しながら、
休憩を取るためには14時以降がいいでしょう。
 
どんだけひとりになりたいんだよって声が聞こえてきそうですが、
そこまでこだわって獲得したひとりの時間を、
どう使っているかといいますと、
ただただ、何も考えないでぼーっとしているだけです。
 
このぼーっとしている時間が、午後の仕事に活力を与えてくれるんですよ。
いつか「ひとりになりたい病」が治る日がくるのでしょうか。
当分来なさそうだなぁと思いつつ、今日のかえるがおはこのへんで。