続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

乃木坂46それぞれのメンバーの決心のきっかけ-東京ドーム2days-

こん○○は、かえるがおです。

「乃木坂工事中」にて乃木坂46東京ドーム公演の様子が放送されました。
中でもダブルアンコールで『きっかけ』を歌う、卒業される伊藤万理華、中元日芽香のおふたりに 心を打たれたファンも多かったと思います。

東京ドーム公演を実際に参戦されたファンの方からすると、レベルが低い記事かもしれませんが、 東京ドーム公演で披露された『きっかけ』が、それぞれのメンバーにとって、どんな決心の「きっかけ」だったのかを、その考えられる意味を簡単にまとめてみたいと思います。

東京ドーム 制服のマネキン 生駒里奈出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#132

 

 

 

中元日芽香の更なる飛躍へのきっかけ


『きっかけ』を歌う中元さんを見て、アイドル中元日芽香という一時代の終焉を感じました。 しっかり者で生ちゃんも手なずけることができるお姉さんキャラの中元さんが ストイックに演じてきたアイドル像を見るのもこれで最後です。

乃木坂46の中で、だれよりもストイックにアイドルを全うしてきた分だけ、 個人的には中元さんはだれより、乃木坂を卒業するメンバーではなかったような気がします。

君は僕と会わない方がよかったのかな 中元日芽香


中元さんの卒業については、これまで多くの言葉を綴ってきましたし、卒業するメンバーについての思いは ブログに書いて示すものではなく、自分の気持ちの中にしまっておくものだと思いますので、ここで多くを語ろうとは思っていません。

 


ただ、1つだけ言えることは、今回のアイドル卒業というきっかけをもとに、わたしは中元さんの新しい時代が始まるような予感を感じます。

いつかどこかできっと、あの心が震えるような歌声に、もう一度出逢えるように思えてならないのです。 アイドルから解放された中元さんは、楽曲に集中できる分だけ、もっともっとすごいパフォーマンスでファンを驚かせてくれる日が、きっといつかやってくるのではないでしょうか。

中元日芽香 決心のきっかけ


その時までの、しばしのお別れに、わたしは「さようなら」という言葉ではなく、アイドル中元日芽香さんに 「たくさんの思い出と感動をありがとう」という言葉を贈りたいと思います。

中元日芽香 サイリウム

伊藤万理華の新しい表現活動のきっかけ


『きっかけ』を歌う伊藤万理華さんは、とってもキラキラきらめいていました。

アンダーといえば私にとっては、伊藤万理華さんであり、中元日芽香さんであり、そして齋藤飛鳥さんが象徴的な存在でした。 東京ドームでも、バレエのスキルを生かしたしなやかで大きいパフォーマンスと、キラキラ輝くまりっかさん。 アンダー楽曲の中心には、やっぱりまりっかさんが存在していました。

他の星から 伊藤万理華


今回の卒業をきっかけに、表現者としての道へと進む分岐点に立つまりっかさんは、これまで見たすべてのシーンよりも、 特にキラキラ輝いていました。 ファッション、デザイン、映像制作、ダンスのパフォーマンス、音楽的ボーカリストとして、多くの分野の才能を発揮してきた まりっかさん。

きらめきのパフォーマンスを見ると、やっぱりアイドルという立場がまりっかさんの活動を制限してしまっていたのではないかと思わずにはいられません。

しっかりと自分の気持ちに信念を持ったまりっかさんが、自由に自分らしく活躍するためのきっかけが、乃木坂46からの卒業だと思います。

伊藤万理華 きっかけ


まりっかさんの世界観にあこがれるカリスマ的な存在として、今後もまりっかさんは輝き続けるのでしょう。 卒業後、どんな創作物を我々ファンに提供してくれるのか、表現者伊藤万理華の今後の活動が楽しみです。

 



生田絵梨花の次のステージへのきっかけ


ダブルアンコールで『きっかけ』を並んで歌う中3組の様子を見て、 その中でも一番衝撃を受けたのは生田絵梨花さんの涙でした。 いつもは人前で涙をあえて見せない生ちゃん。

東京ドーム 中3組 生田絵梨花


中元日芽香さんの卒業を聞いて、真っ先に心配になったメンバーが生ちゃんでした。 でも、3rdアルバムのひめたんと一緒のSHOW ROOMでも、そして中3組のオールナイトニッポンでも 終始笑顔の夜のハイテンションの生ちゃんが見れて、そんなに影響はないのかなと思っていました。

 


「卒業しても会える」って言ってたので、大切な存在の卒業でも、そんなに気にしていないのかと思っていたのですが、 この発言も今思えば、生ちゃん流のひめたんへの配慮のつよがりだったように思えてなりません。 一番近くにいるメンバーが一番傷ついているんですよね。気がつかずすみませんでした。

今更ですが、SHOW ROOMのあと忙しくて時間がないときに、ほんの数十分だけでも、中元さんの家に行って望日香ちゃんと遊んだときの生ちゃんの思いを考えると、どれだけ中元さんの存在が、いとおしくて大切だったのかが伝わるかのようです。

東京ドームの『きっかけ』を痛いながら号泣する生田絵梨花さんの涙には、説得力にあふれていました。 どれだけ中元日芽香さんの存在が乃木坂にとって大きかったのか、そして生ちゃんにとって大きすぎたのかを、多くの言葉で語るよりはるかに説得力にあふれていました。


生ちゃんとひめたんの関係は、固い信頼で結ばれたとても素晴らしい関係でした。 ふたりとも本当にいい人なんですね。

中元さんは生ちゃんにとって、家族というか2人目の本当のお姉さんみたいな存在で、 以前昭和の子どもチックと表現した破壊力を持った内面を持つ、生ちゃんの一番のよき理解者だったような気がします。

ちゃんと自分を見て、内面をよく理解して、寄り添って応援してくれる存在を乃木坂から失った生ちゃん。 ここが生ちゃんの新たなステージへのきっかけのような気がします。

最近の生ちゃんを見ると、ミュージカルに出演していた頃のキラキラが見られなくなり、ふさぎがちに感じることも正直ありました。 今こそひめたんに認められたその内面のポテンシャルを、みんなによくわかってもらうよい機会です。

生ちゃんのアイドル活動はまだまだこれから。乃木坂の仲間もいれば、大勢のファンもいます。 そして何より日本のミュージカル界を背負っていくべく、将来を期待されている優秀な女優さんです。


プライベートではもちろんひめたんも応援していることでしょう。 これからもっともっと輝く生ちゃんであり続けてほしいと思います。 一番近くで見てきたひめたんのように。

中元日芽香さんの卒業をきっかけに、苦難を乗り越えまた一回り成長した、新しい生田絵梨花さんのますますの活躍を楽しみにしています。

 

 

乃木坂のエースとして世代交代のきっかけ齋藤飛鳥


番組内ではあまりクローズアップされてはいませんでしたが、東京ドーム公演は齋藤飛鳥さんにとっても、ひとつのきっかけだったのではないかと思います。

齋藤飛鳥 きっかけ


2017年2月に橋本奈々未さんが乃木坂を卒業されました。 乃木坂メンバーの中で一番橋本さんのことをじっくり観察して、メモにまとめてきたメンバーが齋藤飛鳥さんでした。 橋本さんの行動を綴った橋本メモの中には、乃木坂の正統派の橋本さんから学んだことが たくさん書かれていたことでしょう。

橋本さんがいなくなった今、乃木坂の橋本イズムを継承するメンバーは齋藤飛鳥さんだと思ってはいましたが、 見事に努力を重ねて、その一生懸命さで期待に応え、今や乃木坂のエースといわれるくらいの活躍を見せるようになりました。
正直想像以上です。今では乃木坂のパフォーマンスに飛鳥ちゃんの一生懸命に存在することが当たり前に感じるようになってしまいました。

 


飛鳥ちゃんにとっては本当に気の毒なことに、橋本さんに続き、格差社会コンビとしてお互いを深く理解していた中元日芽香さんをもまた、乃木坂から失うことになりました。

中元さんのプロフェッショナルとしてのアイドルの在り方、決して妥協せず理想を追求する強い思いを 一番近くで学んできたのもまた、齋藤飛鳥さんでしょう。

 

東京ドーム 齋藤飛鳥


大切なものを失うことは、想像を絶するような、第三者に同じ心の痛みを感じることができないくらいに、とってもつらいことです。

自分ではどうしようもできない心の痛みを抱えながらも、耐えながら生きていくことは、大人に成長するということでもあります。自分たちの親の世代も、そしてすべての大人が心に傷を抱えながらも懸命に生活をしています。

あえて心を鬼にして言うと、本当に大変つらいことではありますが、大切なものを失うことは、自分が成長できるきっかけでもあります。 つらい状況をきっと乗り越え、乃木坂世代交代の主役として、橋本さん中元さんに学んだものを 発揮して、もっともっと素晴らしいアイドルに成長する存在が齋藤飛鳥という存在だと思っています。


齋藤飛鳥という存在に、ななみんひめたんの泥臭いまでもの努力と強い思いが備わったら、 きっと誰もかなうことができないアイドルとなることでしょう。

もっともっと意地はって、強がってもいいから、自分らしく負けず嫌いを発揮して、乃木坂を引っ張っていくような存在になってほしいし、 飛鳥ちゃんなら、きっとそんなアイドルに成長してくれると、わたしは信じています。

おわり


白石さんが取材の中で、「東京ドーム公演をしたい」と夢を語ってから4年。ようやく乃木坂46は夢をかなえ 東京ドーム公演を大成功させることができました。

乃木坂46 東京ドーム2days



ただ、この東京ドーム公演は目標ではあってもゴールではなく、ただの通過点でしかありません。 きっとこれからの20th、21thシングルは激動の選抜メンバーとなることでしょう。 ニューヒロイン登場の幕開けでもあります。

今回文字数の関係で触れなかった乃木坂46のすべてのメンバーにとって 東京ドームを新たな決心のきっかけにして、次のステージにまたひとつ坂を駆け上ることになるのではないかと思います。

卒業するメンバーも含めて、46人の文字通り乃木坂46のすべてのメンバーの今後の活動が ますます楽しみになったかえるがおでした。

乃木坂46 東京ドーム 大成功

 

※記事の内容は1ファンの勝手な思いを綴った内容です。実際の乃木坂メンバーの思いとは全く関係ありません。ご理解をよろしくお願いします。

 

 

『きっかけ』

 

交差点の途中で
不安になる
あの信号 いつまで
青い色なんだろう?

ふいに点滅し始め
急かすのかな
いつの間にか 少し
早歩きになってた

自分の意思
関係ないように
誰も彼もみんな
一斉に走り出す
何に追われ焦るのか?と笑う
客観的に見てる私が
嫌いだ

決心のきっかけは
理屈ではなくて
いつだってこの胸の衝動から始まる
流されてしまうこと
抵抗しながら
生きるとは選択肢
たった一つを
選ぶこと

横断歩道 渡って
いつも思う
こんな風に心に
信号があればいい

進みなさい それから
止まりなさい
それがルールならば
悩まずに行けるけれど…

誰かの指示
待ち続けたくない
走りたい時に
自分で踏み出せる
強い意思を持った人でいたい
もう一人の明日(あす)の私を
探そう

決心のきっかけは
時間切れじゃなくて
考えたその上で未来を信じること
後悔はしたくない
思ったそのまま
正解はわからない
たった一度の
人生だ

ほら 人ごみの
誰かが走り出す
釣られたみたいにみんなが走り出す
自分のこと
自分で決められず
背中を押すもの
欲しいんだ
きっかけ

決心のきっかけは
理屈ではなくて
いつだってこの胸の衝動から始まる
流されてしまうこと
抵抗しながら
生きるとは選択肢
たった一つを
選ぶこと

決心は自分から
思ったそのまま…
生きよう

乃木坂東京ドームライブ名シーン