続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

若月佑美のキャラクターを振り返ってみると、全力で取り組む姿勢が見えてきた

こん○○は、かえるがおです。

今回は自分では望んでもいないのに、いろいろなキャラが付いてしまったことで有名な、乃木坂46の若月佑美さんのキャラクターの変遷をまとめてみたいと思います。

振り返ってみると、乃木坂加入当初のニックネームは「みゅうみゅう」でした。
こんなにかわいい女の子っぽいニックネームだったにも関わらず、現在はなぜか「若様」と呼ばれ、イケメン風の名前に変化してしまいました。

では、どのようにキャラクターが変わっていったのか、若月さんのキャラクターの変遷を改めて振り返りたいと思います。

 


出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#055

 

 

 

当初の自己PR

「乃木坂って、どこ?」第1回目の放送で、若月さんは自己紹介として「よく中学生に間違われる」と前置きをしたうえで、特技のロリ声を披露しています。 


今となってはとても懐かしい場面ですが、確かに髪の毛が長く清楚で、かわいい美少女風に見えるような気がします。

 



ほかにも特技としてすべての文字の間に「ら行」を入れるの得意だそうで、自分の名前に「ら行」を入れて披露をしています。


出典:テレビ愛知「乃木坂って、どこ?」#001

♪ぶんぶんぶん、はちがとぶ のメロディに「ら行」を入れて
♪ぶるんぶるんぶるんはらちりがらとろぶる と歌っている人を確かに見たことがあります。

ちなみに「ぶるんぶるんぶるんはらちりがらとろぶる」を検索してみると
昔はやった言葉遊びとか、年配の方が急に言い出したんですけどなんでしょうか?
などなど、若干の年季がはいったワードがヒットしてしまうところが、今となっては後のキャラクターの変遷を予感しているかのようです。

関節はずし

初回の放送では、若干の年季を漂わせながらも、何とか清楚な美少女風のイメージを保った若月さん。

「乃木坂って、どこ?」の第3回放送で、早くもおかしな方向に話が進んでいきます。
この回は選抜以外のメンバーが初めて出演する回で、有名な橋本奈々未さんの手の乾燥機のものまねが初登場する回です。

橋本さんの特技に引き続き、若月さんが特技として披露したのが、なんと、手の親指の関節をはずすという特技でした。

清楚な美少女アイドルが関節をはずして何の得があるのかと疑問に思ってしまうのですがいつでもどんな時でも全力なのが、若月さんのいいところでもあります。

そんな疑問はよそに、さっそく手の関節を「バキッ」とはずす若月さん。
そしてはずれた関節を堂々と披露します。



1回目の放送での清楚な美少女のイメージは早速どこかへ飛んで行ってしまい、この表情を見る限り、現在の乃木坂のイケメン担当として頼もしい若様の表情そのものです。

ちなみにここで、ほかのメンバーの特技披露中にもかかわらず、「わたしもできましたー」と無邪気に入ってくるのが生田さんです。

自分もピアノを弾くときに手を拡げる練習をしているから、自分もできたのを見てもらいたくて、自分の番じゃないのにきっと入ってきたかったんでしょう。悪気がないのもよーくわかっています。

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まるで、小学校低学年の子どもが、「ほらできたー」と言って簡単な計算ができたのを
自慢して持ってくるときのように、とっても純粋です。

「できてないから、よく見て」とやんわり設楽さんに否定されるも、さらに「できてます」とアピールをするいくちゃんの無邪気なご様子と、このいつもの「なにかへんなこといいました?」とでも今にも言いたそうな顔面のご様子に笑ってしまいました。

 


出典:テレビ愛知「乃木坂って、どこ?」#003

 

乃木坂の闘魂少女

一方若月さんは番組の第3回目にして、もろくも美少女イメージが崩れてしまいましたが、立て続けに第4回目の放送では、有名な闘魂少女姿を披露することになります。

後日形から入るタイプだから、闘う魂の闘魂Tシャツを着てきたと発言していますが、
こんなTシャツ猪木グッズ以外にどこに売っていたのかがとっても気になります。

 



あ、調べてみたらAmazonに売ってありました。送料込で2000円でした。
白だと1000円くらいで買えるようなので、若様推しの方はペアルックにどうぞ。着ていくところが乃木坂のLIVEくらいしかなさそうですが…
 

 思いっきり金色の文字で「闘魂」と書いてあるにも関わらず、アントニオ猪木さんの話も出なければ、そのTシャツへのつっこみもありません。

デビュー間もない時期なので、つっこんで笑いに変えようとすると、もし本気で傷ついたらかわいそうだと思ったんでしょうか。スタッフさんもバナナマンさんもやさしいです。

闘魂少女の回にわたしが気になったのは、実は闘魂Tシャツではありません。走る前にやる気をアピールしているときのこの力強いポーズです。

両手を握りしめて、力こぶを作ってがんばることを語っています。確かに若月さんはとても運動神経がよく、とっても走るのも早いです。50m走で結果を残そうと一生懸命頑張っている様子が見られます。



出典:テレビ愛知「乃木坂って、どこ?」#004

最終的には転びながらも、瞬時に体を反転させ、ダメージを受けないようにうまく転がりながらゴールした若月さん。

運動神経がかなりいいことと、ガッツあふれる姿勢で収録に挑んでいることは、とてもよく伝わりました。


あれ?最初の自己紹介ではロリ声の清楚な美少女感あふれるメンバーだったような気が…

いつのまにか、あの清楚な美少女感はもろくも崩れ去ってしまっていました。 

 

ボイパ

次もまたまた有名なボイパです。夏休み1か月で練習して披露する企画で、若月さんが選んだのが、ボイスパーカッションでした。意外にも闘魂Tシャツに引き続き、今回も若月さん自らがボイパをしたいと選んでいます。

というのも、中学生の時に習い事としてストリートダンスかボイスパーカッションを習いたかったと語っています。

 



まずは練習前の若月さんの実力です。
「ドンドンパッツカツカドンパ」と言っているようです。



ボイパの先生から教えてもらったところによると、「ブ・ツ・カ」という3つの音を使うとのことでした。

わたしも若月さんのように、「ドン」とか「パ」とか言ってるんじゃないかと思ってたんですが、どうやら違うようですね。



ここで女性のボイパは難易度が高いという話です。

女性でボイパがうまい人が確かにいるはいるのですが、やっぱりドラムの音が若干高いような気がします。わかりやすく言うと小学校のブラスバンドの小だいこ(スネア)のような音です。

男性だとバスドラが全体のリズムを締める役割があるとは思いますが、女性の場合はやっぱり難易度が高くたいへんそうですよね。

 

先生に教えてもらうのがたった3回にも関わらず、結構いい仕上がりだったと思ったのですが、残念ながらご本人は満足がいかない出来だったようです。結構いいと思ったんですけどね。

過去に乃木坂工事中での発言では、完璧なボイパは東京ドーム公演の時に披露するとのことでしたので東京ドーム公演が今から楽しみです。

 


出典:テレビ愛知「乃木坂って、どこ?」#150 

 

ロボットダンス

次も有名なロボットダンスです。
若月さんはやったことはないけど、やってみればできるんじゃないかなと言って、またもや自らロボットダンスに積極的に挑戦します。

 



今回の記事に先立ちいろいろなロボットダンスを見てみたのですが、
現代のロボットダンスって、スネークダンスのようなやわらかい動きのロボットダンスなんですね。



若月さんがやったロボットダンスがわたしがイメージする、昔のディスコで誰かが
踊ってそうなロボットダンスです。クラブではなくディスコというところがふるいでっす。



おおむかしにみんなが音楽にのってるときに、ひとりカクカクした動きをした人が確かにいました。

まさかロボットダンスが進化していると思ってもみませんでしたので、残念ながら若月さんのカクカクした動きのロボットダンスは、またもやひとむかし前のロボットダンスになってしまったのでした。

というよりミュージックに合わせないダンスで、「ギー、ガシャ」という擬音を付けてしまった結果、本物のロボットとなってしまうのでした。


ロボットダンス初披露の回の乃木坂工事中は、ほかのメンバーのロボットな様子を見ることもできました。

中元さんは珍しい、「ロボットひめたんびーむを」披露することになりました。
これも今となってはなかなか見られない、ツインテールのかわいさ満載のひめたんびーむでした。クオリティが高いです。


また、生駒ちゃんはロボットつながりで、自らASIMOのものまねの披露です。なんだか顔の雰囲気までASIMOを忠実に再現しようとしているところも注目です。

 


さらに、生駒ちゃんはずっとASIMOをやっているのに、みんな気付かないふりをするというおもしろ演出でした。橋本さんのかなしみのロボットも飛び出し、乃木坂工事中の中でもおすすめのおもしろ回でした。


出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#018

あてぶり

次は「若月佑美の脱マジメ化計画」の企画から、乃木坂メンバーが語る若月さんのエピソードです。

 

まずは和田まあやさんから、歌詞に忠実な若月さんネタが披露されました。『制服のマネキン』の楽曲での「ボールを打った金属音」という歌詞のところを、最近はボールをバットで打って、音まで聞いているという話題でした。



こういう歌詞を身振り手振りで表すことを、「あてぶり」といい、日本では古くから演芸として、お笑いとしてやられてきたことです。

演芸というワードが出てくるなど、ちょっぴり古い若干の年季がはいった言葉である点も、なんだか若月さんらしいです。

乃木坂メンバーであてぶりをして笑いを取るのは、きれいなミステリーハンターの斎藤ちはるさんが、とってもおもしろいです。いくちゃんが歌う津軽海峡冬景色に合わせて、あてぶりを披露していました。


出典:テレビ愛知「乃木坂って、どこ?」#178 


一方若月さんですが、以前からあてぶりをして楽曲をパフォーマンスしていたことは有名でしたが、初めてあてぶりに気が付いたのは「乃木坂って、どこ」#66で、ひめたんをセンターに、歌唱力といえば話題にあがる秋元さんと一緒にアニメ主題歌「タッチ」を歌ったときのことでした。

「星屑」と言いながら、空を指さしています。まなったんはカメラ目線で2人の対比が
興味深い1枚となりました。


出典:テレビ愛知「乃木坂って、どこ?」#066 


なかなか気づかれなかっただけで、加入初期頃から若月さんは歌詞に忠実に、あてぶりをしていたというエピソードでした。

ちなみに、もうひとつ西野さんが発言していたエピソードは、筋肉がすごいから鍛えたりしてるの?という質問に対して、「ただシャンプーしてるだけでこうなったんだよね」という想像のななめ上を行くおもしろ回答でした。


最初にご紹介したように、闘魂Tシャツの時にもうすでに、握り拳をつくって筋肉を盛り上がらせていたので、普段からあんな風に頑張ってると、そりゃ筋肉もすごくなるわなと納得してしまいました。

 

また、この世からなくなったら困るものというアンケートのお題に、「水と酸素」と答えたことが語られていました。

こういう趣旨の質問は、うらをかえせば、自分がいま手放せない大切なものってなんですか?という質問と同じ意味です。



普通答えは、趣味のものであるとか、好きな食べ物であるとかが出されることが多いのですが、質問の趣旨をどストレートにとらえて表現するところが、まじめというか
何にでも全力で取り組む若月さんを表しているかのようで、ほほえましいエピソードでした。 

箸くん

いよいよ箸くんの登場です。
箸くん初登場のこの回に、「若月佑美の脱マジメ化計画」の講師として登場したのが、ユーモア教室の若林一声先生でした。

 


箸くんネタを伝授していただき、今や乃木坂の歴史を語るうえで欠かせないおもしろ先生のようなイメージがありますが、なんと、ちゃんとした先生のようです。

若林先生に講師を頼むと1回200000円だそうです。

若林 一声の主な講演テーマや講演実績等を御紹介


ちなみにわたしが講師をやると、1回5000円しかもらえませんのでなんと40倍も稼ぐ
高名な素晴らしい先生であることがわかりました。



本も出版されているようですので、是非若月さんのようにユーモアにあふれた人になりたいと思った方は、読んでみてください。箸くんネタが載っているのかも実際に気になるところです 。

笑いの力を借りなさい

笑いの力を借りなさい

 

 
こちらがえらい先生の若林先生の元祖箸くんです。

若月さんの箸くんばかり見てきましたが、若月さんが若林先生の箸くんを忠実に再現しているようで、あんまり違和感がありません。



さすが、2代目若林を襲名しただけあり、若月さんはすばらしい弟子ですね。



ただし、それを見つめる高山さんには異変が起こってしまうのでありました。箸くんを演じる若月さんを見て、すごい顔になっちゃいました。



ついでに箸くんも変顔も組み合わされて、ますますおもしろネタに進化していました。


出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#034

もうすでに1年以上前のネタにも関わらず、今でもCMで箸を持っていたり、歌番組で箸を持つパフォーマンスをしたりと、まだまだ箸くんネタが衰える気配がありません。一応若月さんはアイドルなんですけどね。


出典:フジテレビ「うたの夏祭り」

若干の年季

最後に乃木坂不幸グランプリを受賞した、若干の年季のエピソードです。努力家だし一生懸命だししっかりしているように見える若月さんは、意外にもお姉ちゃん、お兄ちゃんがいる末っ子なんですよね。



制服やリコーダーメロディオン、算数セット、裁縫セットがおさがりで、周りの人とくらべると若干の年季が入っていて、若干デザインが違っているという話題でした。



リコーダーは数年ごとに仕様が変わるので、おさがりの子はとっても目立ちますよね。
白だけタイプ、白とこげ茶タイプ、こげ茶のみタイプとわたしが知ってるだけで3種類あり、なぜか学校で採用されるリコーダーの種類が変わってしまうのがなぞです。

若月さんのおさがりのリコーダーは白だけタイプでまわりの子と違ったようですが、わたしのリコーダーも白だけタイプでした。

みなさんのリコーダーはどんなタイプでしたか?

あ、そうそうアルトリコーダーもまた色が違うんですよね。どなかたYAMAHAさんに色を統一してくれるように言ってあげてください。



若月さんが使っていた鍵盤ハーモニカはスズキの製品だったようで、
商品名がメロディオンだったんですね。

出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#070 

 

乃木坂の全力少女 


長くなりましたが、デビュー当時から現在までの若月佑美さんのキャラクターの変遷を振り返ってみました。

振り返って感じたことは、そのまじめさでいつでもどんな時にでも、真剣に取り組んでいる若月さんの様子です。

いつでもどんな企画にも手を抜くことなく、無茶ぶりされても一旦乗っかってみて、無理やりにでも全力で取り組む若月さんの姿を感じることができました。まさに乃木坂の全力少女という表現がぴったりです。


出典:テレビ東京「初森ベマーズ」#07


テレビのバラエティですら全力で取り組んできた若月さん。きっと我々ファンには見えない部分である、楽曲のパフォーマンスの練習にも、気を抜かないで持てる力をすべて出し切って、こつこつと練習を重ねてこられたのが、まるで目に見えるかのようです。

あてぶりのパフォーマンスができるということは、フリーで動けるタイミングで、どう動いたらいいか自分で考え、そのパフォーマンスを実際に実践しているという側面も見えてきます。

長年ダンスパフォーマンスを全力で行うことは、身体にかなりの負担が生じます。有名なダンサーの方でも、後々身体の痛みの後遺症に悩まされる方も多いくらいです。

そんな自分の身体のことよりなにより、若月さんはきっとファンのことを思って、これまで全力でパフォーマンスを取り組んでこられたことでしょう。その全力パフォーマンスの代償は確実に、若月さんの身体の負担となってしまいました。

是非この機会に、まずは自分の身体をいたわることを第一に、パフォーマンスをしてほしいと思います。

パフォーマンスは激しいダンスだけではありませんしね。若月さんの思いはどんなパフォーマンスの手段であれ、ファンには確実に伝わることだと思います。

デビューから6年が経過した今も、デビュー当時のように若月さんは全力です。
ももクロじゃないけど、乃木坂の全力少女若月佑美さんのパフォーマンスに敬意を表して、今回のかえるがおはおしまいです。