こん○○は、かえるがおです。
今回はNHK総合の「シブヤノオトand more fes」に出演した、乃木坂46メンバーの様子をまとめてみたいと思います。
楽曲『逃げ水』のパフォーマンスだけでなく、大園さん、与田さんのWセンターがドラマに挑戦したり、乃木坂メンバーが料理に挑戦する「乃木坂食堂」の企画など、大活躍だった乃木坂メンバーでしたが、民放の音楽番組と比べて、少し乃木坂メンバーの起用法が違ったような気がします。
それは、乃木坂メンバーをいじって、笑いにつなげていたことです。個性が魅力的な乃木坂メンバーなので、期待にもれずお笑いもこなせるのはある程度予測できたのですが、それがNHKの放送だったというのが意外でした。
NHKの番組制作側の方の中に、乃木坂の個性を深く理解している人がいるんだなと思った、今回の番組でした。
出典：NHK総合「シブヤノオトand more fes」
- オープニング
- 大園桃子、与田祐希ドラマに挑戦
- 18thシングル『逃げ水』のパフォーマンス
- 乃木坂メンバーをツッコミに利用
- 乃木坂食堂 秋元真夏のコロッケ
- 乃木坂食堂 西野七瀬のお好み焼き
- 乃木坂食堂 松村沙友理のクレープ
- 最後に
オープニング
オープニングを見る限り、乃木坂メンバーを中心におもしろ寸劇をやろう！というNHKの覚悟が伝わってくるようです。というのも乃木坂メンバーの中でMCの後ろに見切れているメンバーの人選から、いつもと違う雰囲気を感じました。
MCの後ろに見切れていたメンバーはWセンターでもなく、フロントメンバーでもなく、笑顔を振りまいていたのは、この人松村沙友理さんでした。
さすが関西コテコテ風味の清楚系アイドル松村沙友理さんが映っているだけで、何かおもしろそうなことが起こりそうでわくわくしてしまいます。
その他スタジオメンバーも、前列が高山一実さん、西野七瀬さん、新内眞衣さん、後列が秋元真夏さん、堀未央奈さんと、結構異色な組み合わせのメンバーだというところも、期待が広がります。
高山さんはちょっぴり痩せられたようではありますが、MCの横に配置された期待値に見事に応えてくれます。高山さんお得意のちょっとぶった顔でアピールされます。この顔しているかずみんはおもしろいです。
最近乃木坂でもオルチャンメイクが流行っているようで、色白の高山さんにとっても似合っているように見えます。こういうメイクが若い女の子がメンバーに憧れる要因なんでしょうねぇ。
大園桃子、与田祐希ドラマに挑戦
最初は、大園桃子、与田祐希のWセンターがドラマに挑戦です。タイトルは「夏の恋は逃げ水」。放課後の教室が舞台で、なんだか切ない恋模様を表現しているかのようです。
与田ちゃんの告白するときのはにかみ演技も、ドラマ経験が少ないとは思えないほど上手だと思いました。大園さんもその与田ちゃんを支える役というのも、普段のキャラクターとのそのギャップがおもしろいです。
放課後男の子への告白から始まるこのドラマですが、想像をことごとく裏切り、どんどんへんな方向に物語が展開していきます。
偶然告白を聴いてしまい、2人を慰めようと青春を語る教師を、「盗み聞きをした」と校長先生につげぐちをするという、おもしろ展開でした。
あれ？これってパロディですよね、ドラマって聞いてたんですが、結果的にはなぜか往年のアイドル番組を見てるようなコント仕立てに仕上がっていました。このへんから今回乃木坂をキャスティングしたNHKの意図が少しずつ見えてくるのでした。
番組内では、鹿児島弁の大園さんが標準語のセリフを言うのにとっても苦労していたというエピソードが紹介されていました。
確かに西野七瀬さんも「初森ベマーズ」の中で「はじまる公園」をどうしても後ろにアクセントをつけて呼んでしまい、たいへんだったエピソードを明かされていました。
地方出身のひとであれば、最初は頭の中で方言で言葉を思い浮かべて、標準語に変換して表現するバイリンガル体験は、きっと経験されてきたことがあると思います。
大園さんも標準語のセリフをとっても頑張ってたと思うのですが、ちょっと変だったのが先生役の徳井さんです。
東京の言葉をしゃべるのが大変そうだったと本人が言われているので、このドラマの設定は東京だと思われますが、先生だけはなぜか関西弁なんですよね。あれは最初から先生は関西から東京に出てきて教師をしているという設定だったんでしょうか笑
大園さんもぜんぜんかごんま訛りをセリフから感じることはありませんでした。ぞのっちよかったですね。
出典：テレビ愛知「乃木坂工事中」#117
よだっちょも告白するという難しい役だったと思うのですが、よくがんばって表現されていたと思いました。
出典：テレビ愛知「乃木坂工事中」#117
18thシングル『逃げ水』のパフォーマンス
最近18thシングル『逃げ水』のパフォーマンスをする乃木坂メンバーを見る機会も増えました。メンバーの表情もやわらかく、美しい乃木坂メンバーのパフォーマンスを見せてもらいました。
残念ながら収録でしたが、目まぐるしくカットが変わって、乃木坂メンバーを漏れなく映そうと思われていたのでしょうか、それぞれのメンバーが見れてとてもよかったです。
Wセンターと白石さん西野さんが映るカットもとても清楚できれいな様子でした。3期生のWセンターもだいぶ慣れてきたように見えます。
白石さん、西野さんが映るだけで安心感が伝わってくるかのようなので、きっとWセンターのおふたりを精神的に支えてパフォーマンスされているんでしょう。
生駒ちゃん、いくちゃんの代わりは、樋口日奈さんと渡辺みり愛さんでした。おふたりもぜんぜん違和感ないですね。努力されている分、アンダー代表としてすばらしくきれいに映ったパフォーマンスでした。
『逃げ水』はフリーで踊れる場面はないんでしょうかね。まなったんがひとり映っている場面もズッキュンポーズではありませんでした。まなったんも楽しそうです。
『逃げ水』のパフォーマンスは、肩だしのひらひらの涼しそうな楽曲の衣装にオルチャンメイクがとってもあってて、清楚な乃木坂メンバーのそれぞれがとってもきれいに見えます。
衛藤美彩さんも松村沙友理さんもとってきれいで、アイドルというより女優さんのような美しさが漂っています。それにしても顔が細いですね。たくさん食べてるキャラなのに、触覚の時代よりますます細くなったように見えます。
童顔の飛鳥ちゃんもこの衣装を着ていると、かわいいというよりとってもきれい系の女性に見えますね。そしてやっぱり最近よく見る首の角度がこれでもかというほど曲げてのパフォーマンスでした。前髪はオン眉でした。
ひとつ残念だったのは、マイクが生きていなかったことです。フジテレビでもテレビ東京でもマイクが生きていたので、最近はパフォーマンス中に歌声を聴くことができたのですが、今回はどういう理由かわかりませんが歌が聞けなかったのが残念でした。
アイドルというカテゴリでは、これが当たり前なのかもしれませんが、やっぱり乃木坂なのでどうしても歌が披露されるのを、楽しみしてしまいます。
乃木坂メンバーをツッコミに利用
レイザーラモンRGさんが番組内で「あるあるネタ」を歌っていましたが、きっと台本に合ったんでしょうね、しばらくたつとなぜか松村さんの方を見つめながら歌っています。
次の瞬間におもむろに、なかなかあるあるネタを歌わない様子に、松村さんがツッコミはじめます。まさしく予定調和みえみえの演出がおもしろいです。
最終的にはみんなつっこんでしまい、オチの時にもツッコミの声が被ってしまい、オチが聞きにくいという事態になりました。RGさんも聞こえるようにオチで声張ってましたねー。
今回はたまたまうまくいかなかったかもしれませんが、今回の演出は結構乃木坂メンバーのキャラクターを知っている人の演出ではないかと思いました。関西コテコテ風味の清楚系松村さゆりんごさんを、ツッコミに使うとはなかなかやるなーと思いました。
どちらかというと発想がおもしろいので、ボケの方がキャラが映えるとは思うのですが、ツッコミももちろんうまいので、こういう乃木坂メンバーが笑いをとるシーンの今後のキーパーソンはさゆりんごさんとまなったんなのかもしれませんね。
乃木坂メンバーのキャラクターが視聴者に浸透してきていると思った瞬間でもありました。
乃木坂食堂 秋元真夏のコロッケ
番組内では乃木坂メンバーが料理を作る、乃木坂食堂の縦軸企画もあり、乃木坂がフューチャーされた番組内容でした。最初の乃木坂食堂は、秋元真夏さんのコロッケです。
NHKって公共放送だけあって、進行がかなりがちがちにしっかりしてるんでしょうね。コーナー進行の高山さんの目線がなかなかカメラに合いません。左横に目線の先にあるものはカンペなんでしょうね。
料理検定を持つ秋元真夏さんは献立は、台本通りかどうかはわかりませんが、変わり種のソーメン衣のコロッケでした。ただしその手際のよさは、本当に料理が得意なのがよくわかるうまさでした。
揚げ物しながらでも目線を外して会話ができるほどの余裕があります。さすが料理がうまいですね。
ちなみにお嫁さんにしたい候補No.1を目指しているそうです。以前乃木坂メンバー内投票でのお嫁さんにしたいメンバーで1位だったような気がします。
お誕生日からNHKの番組で活躍されて、今年もいい年になりそうですね。お誕生日おめでとうございます。
乃木坂食堂 西野七瀬のお好み焼き
次は西野七瀬さんのお好み焼きです。普通のお好み焼きに、46種類の具の中から選んだ具材をトッピングするというものでした。
やっぱりNHKはちゃんとしてますね。あらかじめ焼きあがっているお好み焼きを見る限り、生地にキャベツが入っていてふっくら仕上がっていて、用意されているお好み焼きは関西風お好み焼きでした。
そして指定された具材の、かにかまと海ぶどうと島らっきょをお好み焼きの上にのせます。すべての具材がお好み焼きになじむタイプではなく、のっけてるだけの個体の具材でございました。
3つの具材をのっけてお好み焼きをひっくり返します。ここで注目ポイントは、お好み焼きをひっくり返す前に、西野さんが髪の毛を両方の耳にかけるしぐさをするところです。とっても何気ないしぐさなんですが、とってもかわいいしぐさでした。
ひっくり返したら、具材が固形だったので飛んでしまうのは想定内だったのですが、ルール通りにお好み焼きを、奥から手前にひっくり返す西野さんの様子を見て、大阪の実家ではよくお好み焼きを家族で楽しまれているんだろうなと思いました。
そして完成して、このお顔です。いいお好み焼き料理シーンを見せていただきました。
乃木坂食堂 松村沙友理のクレープ
さて、最後は松村沙友理さんがクレープを作ります。あれ？松村さんといえば、乃木坂ファンの中ではモンスター料理を生み出す天才としてあがめたてられています。普通のクレープが作れるのでしょうか。
こうやって画像だけを見てみると、外見がきれいでおいしそうな料理が作れそうにみえるんですけどね。この番組では終始お笑い担当として活躍してきましたので、3番手である以上、きっとおもしろいことが巻き起こりそうな予感がしてしまいます。
まずはクレープの生地を作ります。生地が紫に見えるのはムラサキイモが入っているからだそうです。クレープの生地を見事に薄く作ることができるところがすばらしいのですが、なぜかこのドヤ顔での料理に笑ってしまいます。
とっても上手にできた生地をプレートから剥いで、クレープを作る気かと思いきや、なんとせっかく作った生地がめちゃめちゃに破れてしまいます。
でもね、表情をよーく見てください。さゆりんごさんは最初からクレープの生地をきれいに作ろうとはまったく思ってなさそうです。とってもわざとらしく、喜びながら生地を破いていることに気がついてしまいました。
そのわざとらしーいおもしろ演技に爆笑してのっかるメンバーの皆さん。もちろんNHKのほかの料理番組のように、きれいなクレープの生地が用意されていました。
クレープの中身は生クリームに、ベリー系の素材をたくさん包みます。そしてそこに味のアクセントとして投入されたのが味噌です。
へぇー、意外な組み合わせだけど、甘いものに味噌なんか合うんだぁなんて思っていううちにさゆりんご風クレープが完成です。
そして完成した味噌クレープのお味は…
やっぱり残念ながらまずかったようです。味噌クレープは味噌ラーメンのように美味しいお味にはならなかったようです。字ずらは似てますけどね。
わたしもNHKをすっかり信用していましたが、ちゃんとした料理を作るより、さゆりんごさん得意のモンスター料理で笑いをとるという演出が終始一貫していたんですね。
さゆりんごさんのモンスター料理のことも知ってるし、変な調味料を入れてしまうことまで知ってるとは、かなりの乃木坂フリークの方が、NHKの企画演出の中にいるのではないでしょうかね。
やりきったさゆりんごさんはもちろん満足気なご様子でございました。オルチャンメイクがよくお似合いです。
最後に
いかがでしたでしょうか。NHK総合の「シブヤノオトand more fes」では、乃木坂をフューチャーし、乃木坂メンバーのキャラクターを笑いに利用しようとする番組構成でした。
さゆりんごさんの大食いネタを利用して、後輩のお弁当をとっているような話も振られていましたが、困ったことを暴露されたように見せかけて、この笑顔を見る限りさゆりんごさんはまったく困ってない様子でした。
大食いネタはみんな知ってることですしね。
高山さんは、実家に高速バスで頻繁に帰るというネタを暴露されてましたが、やっぱり注目は高山さんのリアクションです。
暴露されているときにはお得意のちょっとぶっちゃうフェイスで、この顔は高山さんらしくてとってもいい感じです。
その後がっかり感を演出したりして、求められることに的確に応じることができる、コミュ力高い高山さんならではですね。
NHKシブヤノオトは、最初はMr.Childrenのアルバムの、ばったもんのようなタイトルの番組だなぁと思っていましたが、中身は乃木坂メンバーを中心として、キャラクターで笑いを取りに行こうとしている画期的な番組でした。
乃木坂メンバーの個性が垣間見れるような番組が、今後ますます増えるといいなぁと願いつつ、今回のかえるがおはここまでです。
