こん○○は、かえるがおです。
今回は2018年5月6日に、ファンに惜しまれつつ乃木坂を卒業された生駒里奈さんについての話題です。
卒業発表の時に、個人的な思いをまとめた記事の時と同様に、わたしよりも数段生駒ちゃんについて詳しいファンの方も多いと思いますので、今回は単なる乃木坂46の1ファンから垣間見えただけの、生駒ちゃんの卒業について、簡単にまとめてみたいと思います。
出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#153
はじめに
「乃木坂工事中」#153では、2018年4月22日に行われた、生駒里奈さんの卒業ライブの映像が放映されました。卒業ライブの様子の放送は、「乃木坂って、どこ?」から始まる、乃木坂冠番組の歴史の中で初めての全編VTRの放映となりました。
「乃木坂の顔」である生駒里奈さんの卒業が、いかに大きな出来事だったかを物語っているかのようです。
卒業ライブ前に語った生駒ちゃんの言葉です。
グループのために!ってやってきたからこそ、
最後までそういう風にいたいから
ライブのリハーサルでは、やっぱり叱咤激励しながらみんなを引っ張るいつもと変わらない、生駒ちゃんがいました。まるで乃木坂発主演ドラマ「初森ベマーズ」で演じた、リードオフマンのアカデミーのようです。
やっぱり生駒ちゃんは、現場でメンバーを引っ張ってきたリーダーだったことに、改めて気がつくことになりました。
出典:テレビ東京「初森ベマーズ」オープニング
ただ、乃木坂が他のアイドルと異なり、本当にすごいと思えるのは、リハーサルの時のメンバーの様子まで、すべて隠すことなく放映するところです。メイクが薄かったり、ほぼすっぴんかのように見えるメンバーまで存在しますが、NGなくその様子を披露してもらえます。
メンバーのみなさんはアイドルという職責を全うするために、日々ストイックにきれいになる努力を続けられています。食事制限や身体のケア、メイクなどその努力には本当に頭が下がる思いです。自分に置き換えてみても、なかなか簡単にできることではありません。
ただ、プライベートのような、素の状態に近いメンバーを見るのも、そのメンバー本来が持つそのメンバーらしさを感じられて、個人的にとてもお気に入りのシーンとなりました。
最近は乃木坂メンバーのみかけの美しさより、内面の美しさの方ががすばらしいことを、実感することが多くなりました。完璧なメイクのきれいな乃木坂メンバーに憧れるファンも、きっと多いことだと思います。
ただ、語弊を恐れずに言うと、個人的にはメイクをしていないメンバーを見ると、当たり前のことですが、本当は普通の女の子と変わらないのに、努力を重ねて乃木坂の活動をされている等身大のメンバーを改めて感じることにつながり、ストイックな努力に感動すると同時に、勇気を与えてもらえるような気がします。
最後の円陣
ライブ前の最後の円陣のシーンを見ると、乃木坂メンバーそれぞれにとってどれだけ生駒ちゃんという存在が必要だったのかが、よくわかるかのようです。
生駒ちゃんの笑顔とは対照的な、それぞれのメンバーが生駒ちゃんを見つめる目を見てしまうと、メンバーの言葉にならない思いが溢れているように思えてしまいます。
不安そうなメンバーや、今にも涙がこぼれそうなメンバーの表情から、確かに卒業はおめでたいことですが、やっぱり別れが残酷なことを感じてしまいます。
乃木坂メンバーのみなさんにとってみると感傷に浸っている暇はなく、すぐに生駒ちゃんがいない乃木坂の活動を求められることになります。やっぱり生駒ちゃんがいないことを、メンバーが一番実感していることでしょう。
このメンバーが共通して持つ思いが、これまでグループを一番に考え実践してきた生駒ちゃんが得た信頼という仲間との絆だったように思えました。
セットリスト
OVERTURE
乃木坂の詩*
おいでシャンプー*
太陽ノック*
水玉模様
-MC-
トキトキメキメキ
スカウトマン
-VTR-
-INTER-
Against*
シンクロニシティ*
-MC-
初日
てもでもの涙
心のプラカード
-MC-
ここじゃないどこか
満月が消えた
あらかじめ語られるロマンス
無口なライオン
-MC-
指望遠鏡
月の大きさ
-NARUTO-
ハウス!*
君の名は希望*
悲しみの忘れ方*
-MC-
制服のマネキン*
[ENCORE]
走れ!Bicycle*
シャキイズム*
-MC-
ぐるぐるカーテン*
[W ENCORE]
君の名は希望*
出典:生駒里奈卒業コンサートカナ?1646 | 乃木坂46 中田花奈 公式ブログ
セットリストは中田花奈さんのブログよりお借りしました。ちなみに「*」表示は、中田さんがパフォーマンスに参加された楽曲です。
『乃木坂の詩』
セットリストはなんと、異例の『乃木坂の詩』からという、生駒ちゃんのセンターが見慣れた楽曲から始まります。
『おいでシャンプー』
2ndシングル『おいでシャンプー』のパフォーマンスをする乃木坂メンバーは、いつもとても楽しそうです。まるで結成当時の頃に戻ったかのような、童心の笑顔のパフォーマンスに、いつも癒されてしまいます。
『太陽ノック』
12thシングル『太陽ノック』は、乃木坂46初主演ドラマである、名作「初森ベマーズ」の主題歌でもありました。アカデミーのマクベス打法も懐かしいです。
『Against』
そして1期生楽曲の『Against』です。
気持ちのこもった1期生のパフォーマンスで、地上波では異例のフルコーラス、ノーカットでの放映となりました。
このパフォーマンスに限らず、乃木坂のすごい点として、ファンに向けたパフォーマンスを個人的には感じてしまいます。
思いを込めてパフォーマンスで表現する場合、ともすると、その思いをパフォーマンスする過程で、自分の中で自己完結してしまう場合があります。この場合、気持ちを表現しているパフォーマンスであることは視覚的にすごいと感じても、そのパフォーマンスで表現した思いが観客側に伝わることは難しいです。
でも乃木坂メンバーのパフォーマンスを見ると、大前提としてファンに届けるという目的があるからこそ、パフォーマンスに思いを込める過程においても、思いのこもったパフォーマンスのベクトルがファンに向いているため、ダイレクトに表現した思いが伝わってくるように思えます。
生駒ちゃんの「武道館」と叫んだ言葉からも、生駒ちゃんの気持ちを込めた思いが、ファンになぜ伝わるのかを考えると、やっぱりファンに向けてパフォーマンスをしているという大前提があるように感じました。
ただ、この楽曲を聴くとどうしても、生駒ちゃんのこれまでの乃木坂での活動を思い起こしてしまいます。
自分から頼んだわけでもなく、見えない力によってセンターに抜擢された重圧を一人で受けてきた生駒ちゃん。
その重圧は日に日に大きくなり、自分に原因がないのに、ただセンターに推されただけで、フェイク記事やバッシングの批判を真っ向から受けるという悲劇に見舞われることになりました。それでも、弱音ひとつ吐かずに立ち向かい頑張ってきた生駒ちゃん。
そんな生駒ちゃんの、決して順風満帆ではなかった、乃木坂の活動を想起させる分だけ、『Against』はいい歌なのですが、正直歌詞に心が痛くなる歌でもありました。当分は個人的には聴けない楽曲であるのが、偽らざる正直な気持ちです。不快に思われた方はごめんなさい。
『初日』生駒里奈with3期生
『心のプラカード』生駒里奈with2期生
『てもでもの涙』生駒里奈 鈴木絢音
生駒ちゃんとパフォーマンスをする絢音ちゃんを見ていると、いつの間にかすごいメンバーに成長されたことに気づかされました。笑わないキャラとしてフューチャーされていたのが、つい最近のことのように思えます。生駒ちゃんのパフォーマンスに負けないすばらしいパフォーマンスでした。
さすが生駒ちゃんも、この楽曲のパフォーマンスに、いいパートナーを選ばれましたね。
『ここじゃないどこか』生生星
『ここじゃないどこか』では、乃木坂のパフォーマンスの象徴、生生星だけのパフォーマンスでした。生生星の3人、このメンバーからすべてが始まり、そしてこれまで乃木坂のパフォーマンスの象徴として、存在してきた3人でした。
『悲しみの忘れ方』
『悲しみの忘れ方』では、まるで映画「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」で描かれたメンバーの葛藤しながらも、前を向いて歩いていくシーンと重なるかのような、パフォーマンスでした。
この楽曲をパフォーマンスする西野さんの視線の先には、細くて小さいはずだったのに、向かい風に立ち向かってきた生駒里奈というメンバーの背中がそこにはありました。
坂をのぼっていく過程で、メンバーの先頭に立って、向かい風に立ち向かってきた生駒ちゃんの背中がありました。
『制服のマネキン』
生駒ちゃんの代名詞はやはりこの楽曲です。4thシングル『制服のマネキン』です。乃木坂メンバーは等身大の姿で、社会へのアンチテーゼを感じさせる楽曲は、AKIRA様みたいなcoolファッションが好きな、生駒ちゃんらしいかっこよさを感じました。
『ぐるぐるカーテン』
そして、すべてはここから始まりました。乃木坂伝説の始まりの楽曲、デビューシングル『ぐるぐるカーテン』です。
『君の名は希望』
ダブルアンコール最後の楽曲は、最後の生駒里奈の雄姿を、そして最後の生生星のパフォーマンスを目に焼き付けることになった、乃木坂の代表曲『君の名は希望』でした。この代表曲を披露する乃木坂メンバーの真ん中には、もう見慣れた姿を見ることはできません。
まだまだ生駒ちゃんの卒業をどこか信じられなくて、乃木坂のライブとして、パフォーマンスを楽しんでいる自分がいることも確かです。
でもその思いは、「乃木坂工事中」のひな壇に生駒ちゃんがいないこと、そして『君の名は希望』『制服のマネキン』の今後のパフォーマンスに、どれだけ探しても生駒ちゃんがいないことを通して、どんんどん現実を実感することになるでしょう。
そして、生駒ちゃんが乃木坂に在籍しているうちに、なぜもっとちゃんと応援できなかったんだろう、と嘆く日がくるような気がします。それだけが心残りです。
生駒里奈メンバーとの2ショットまとめ
堀未央奈
阪口珠美
出典:フォークアタック! | 乃木坂46 阪口珠美 公式ブログ
出典: おはようございますっ♪ | 乃木坂46 阪口珠美 公式ブログ
伊藤かりん
出典:第355話 新制服、私はピンクです。 | 乃木坂46 伊藤かりん 公式ブログ
中村麗乃
出典:制服を着たマネキンにはならない | 乃木坂46 中村麗乃 公式ブログ
出典:私のインフルエンサー。52 | 乃木坂46 中村麗乃 公式ブログ
松村沙友理
出典:生駒里奈さんっ(o・・o) | 乃木坂46 松村沙友理 公式ブログ
伊藤純奈
出典:GWみんなはなにしてた?☺︎ | 乃木坂46 伊藤純奈 公式ブログ
若月佑美
星野みなみ
佐藤楓
おまけ齋藤飛鳥
出典: ジャージャー麺と胡麻団子の相性抜群すぎる 63. | 乃木坂46 佐藤楓 公式ブログ
高山一実
出典: (´-`).。oO(羽田沖街の灯が揺れる | 乃木坂46 高山一実 公式ブログ
吉田綾乃クリスティー
出典: クレープとパフェどっちが好き? | 乃木坂46 中村麗乃 公式ブログ
岩本蓮加
出典: 5月3日個別握手会! | 乃木坂46 岩本蓮加 公式ブログ
樋口日奈
出典: 日だまりのお部屋609*ひなちま | 乃木坂46 樋口日奈 公式ブログ
出典: 日だまりのお部屋608ひなちま | 乃木坂46 樋口日奈 公式ブログ
与田祐希
秋元真夏
出典: いこたんヽ(。・ω・。)ノ554 | 乃木坂46 秋元真夏 公式ブログ
鈴木絢音
生田絵梨花
出典: 卒業ライブ〜♪532 | 乃木坂46 生田絵梨花 公式ブログ
出典:雲になればいい〜♪534 | 乃木坂46 生田絵梨花 公式ブログ
中田花奈
出典: 生駒里奈卒業コンサートカナ?1646 | 乃木坂46 中田花奈 公式ブログ
斉藤優里
渡辺みり愛
山﨑怜奈
大園桃子+久保史緒里
斎藤ちはる
出典:GWが過ぎて。 | 乃木坂46 斎藤ちはる 公式ブログ
まとめ
乃木坂公式ブログでは、たくさんのメンバーのページに、たくさんの生駒ちゃんの姿が登場していました。今回は公式ブログからその一部をお借りして、紹介させていただきました。
それぞれのメンバーと生駒ちゃんの2ショットを見てみると、乃木坂46というアイドルとして懸命に駆け抜けてきた、生駒里奈というアイドルの姿がそこにはありました。
やっぱりこれだけ多くのメンバーのページに登場する生駒ちゃんを見ると
生駒里奈は乃木坂の顔
であることを感じてしまいました。
生駒ちゃんは乃木坂46を卒業してしまいましたが、メンバーやファンにとって、これまでの強烈な記憶とともに、いつまでもいつまでも乃木坂の顔であるような気がしました。
新内眞衣
生駒里奈
出典: 乃木坂46の生駒里奈でした!! | 乃木坂46 生駒里奈 公式ブログ
出典: アイドルとしての表現は出し切りました。 | 乃木坂46 生駒里奈 公式ブログ