続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

「だるまさんがころんだ」の巻

「だるまさんがころんだ」
だれでも知っている遊びのひとつです。

みなさんも小さい時に
遊ばれたことでしょう。

鬼が「だるまさんがころんだ」と
10文字を数える間以外
動いてはいけないという
現代の子ども達も遊んでいる
昔ながらの遊びです。

僕は現在東京に住んでいます。
東京は純粋の東京人、
まあ江戸っ子と申しますか
そういう人は案外少ないものです。

だから東京に住んでいると
日本各地出身の方々と出会うことができます。

沖縄の方ばかりで営業されている美容室や
北海道の出身の方ばかりで営業されている
居酒屋なんてものもあります。

繁華街へ出かけると
日本各地の方言に出会うことがあります。
別に変わったことはありませんが
いろいろ言葉が違っていて
たいへん興味深いです。

しかし昔ながらの遊びは
全国共通のようです。

かくれんぼやかんけり
どろけい(けいどろ)、じゃんけん
そして
だるまさんがころんだなどです。

だるまさんがころんだという遊び
みなさんの地方でも
「だるまさんがころんだ」っていいますか?

この「だるまさんがころんだ」って
たった10文字なんですが
遊び方は同じでも
いろんな言い方があるようです。

関西地方では
「ぼんさんがへをこいた。」です。
かぞえてみてください。
ちゃんと10文字です。

よく考えてみると
ぼんさんは、お寺のお坊さん。
そんでもってそのぼんさんが
おならを放屁なされるわけです。

とってもお下品ですねえ。
言葉のごろはよくても
内容はとってもお下品です。
お食事中の皆様には
たいへん失礼をいたしました。

もっと西に行ってみましょう。
九州では何というか知ってますか?
「いんどじんのくろんぼ。」です。
数えてみるとこれもまた
ちゃんと10文字です。

でも内容が人権にかかわる内容で
よくないですねえ。
インド人のかたは色が黒いっと
遊びで言い続けるわけです。

一回や二回だったら
インド人の方も許してくださるかもしれませんが
さすがにインド人もビックリして怒ってしまいます。

まさかインドの方は自分たちのことが
遊びの言葉の中に取り入れられているとは
思っても見ないことでしょう。

でもよく考えてみると
インド人の方はくろんぼではありません。

確かに白人系ではありませんが
私たちと同じアジア人で
そう肌が黒いってわけではありません。

黒くないにもかかわらず
くろんぼ呼ばわりされて
もうインド人の方がかわいそうになってきてしまいました。

インド人と言えば
普通連想するものは
インドカレーか「インド人うそつかない。」でしょう。
くろんぼっていうのは
どこからついてしまったんでしょう。

インドの方の名誉のために
このホームページでは
「いんどじんのくろんぼ」にかわる
別の言葉を推奨したいと思います。

まず「インドじんうそつかない。」
数えてみましょう。
ざんねん11文字です。
「だるまさんがころんだ」
「ぼんさんがへをこいた」のように
10文字でなければいけません。

なかなかよかったのですが、
ざんねんながら却下です。

続きましては
「インドじんカレーずき。」でいってみましょう。
数えてみるとこれは微妙です。
のばしぼうを1文字と数えると10文字ですが
のばしぼうを入れないと9文字です。

こんなややこしいのは却下です。
子どもにわかりにくいです。
子ども達に親しまれる言葉で
なければいけません。

これは行き詰まっていまいました。
どうしたらいいでしょう?
また別のインド名産を探さなければ
いけなくなりました。

う゛ーん。

インドと言えば・・・
有名な人がいました、いました。
ガンジーとサイババです。

もう一回ちゃんと考えてみましょう。
ガンジーはまたのばしぼうがあるので
ややこしくなってしまうので
ぱすです。

ではサイババを使ってみましょう。
「インドじんはサイババ。」
数えてみますね。
1,2,3,・・・
やったー10文字です。

これでいよいよ決定です。
「あの人に会いたい!」から
九州の人の方に緊急連絡があります。
明日から
「インドじんのくろんぼ」は
「インドじんはサイババ」に変更します。
みなさん覚えておいてくださいね。
中間テストにでるかもしれません。

今回のつまらない話
初めの部分は国語の教科書並みのつまらなさで
自分でもどうなることかと思いましたが
やっぱり僕はまぬけですねえ。

最後はまぬけな話で終われたことに
自分ながら安心しました。
めでたし、めでたし。
どこが。