5月の10日のことでした。
10日のことは10日の日記に書けーって
おっしゃる方もいらっしゃるとは思いますが
そこらへんは、どうぞおおめに見てください。
10日に書くつもりだったんですが
わすれちゃったんですよ。
結構道を歩きながらとか
いいネタが浮かぶんですが
そのいいネタは浮かんでは
すぐに消えていってしまいます。
海のもくずのように
きれいさっぱり忘れてしまって
もう2度と思い出せません。
僕の貴重なアイデアは
もう日本海溝か、マリアナだかなんだか海溝の
奥ふかーくに沈んでいったことでしょう。
さようなら僕の貴重なアイデアちゃん、
もう2度と会うことはありません。
何せ思いつく場所が
歩きながらとか、満員電車の中だったりします。
想像してみてください。
自分の前を歩いていたかえる顔の人が
急に立ち止まって
リュックからペンとノートを取り出し
ぶつぶつ言いながら何か書いているとします。
我ながら、僕だったらそんな人には
怖くて近寄りたくありません。
なんか変な宗教にでも入っている人かと思っちゃいます。
道を歩いていてネタをひらめいたときに
メモをとることができなかったら
どうすれば忘れないのでしょうか?
じゃあ口で言い続けて
忘れないようにする作戦もありますね。
でもこれもまた怖いです。
前から歩いてくるかえるがおの人が
なにやらぶつぶついいながら近づいてくる
様子を想像してください。
おもわずよけてしまいます。
よけるスピードも速くなりそうです。
しかし道を歩いていると
よく斜め下の1点を見つめて
ぶつぶつひとりごとをいいながら
歩いている人を見かけます。
なにをぶつぶつ言われているんでしょうか?
何か悩みや考えごとでも・・・。
不思議な現象です。
僕が道をぶつぶつ言いながら歩いたのは
かけ算の九九を覚える時以来だったりします。
特に7の段です。
おばちゃんなんかも
歩いていたかと思うと
急に立ち止まって
「あっ、そうだ、卵買い忘れた。」
などと誰も聞いていないにもかかわらず
はっきりと発言して
その場からいなくなられる方もいらっしゃいます。
ひょっとしておばちゃんだけに見える
僕らの知らない存在に話しかけているのかもしれない不思議な現象です。
その際のおばちゃんの振り返る動作も
見事なものです。
まるで「高速回れ右」です。
学校で子ども達のよいお手本になりそうです。
ということで
毎日毎日重要なことも
そしてつらいことや悲しいことも
忘れていってしまう僕でした。
日々生活していく中で
忘れた方がいいこともありますけどね。
重要なことだったらそのうち思い出すことでしょう。
ところで
僕は今日何の話を書こうと思ったんでしたっけ?
忘れてしまいました。
それでは、またあした。