続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

「みんなちがってみんないい」の巻

電車に乗ると車掌さんでしょうか
次の駅のアナウンスが聞こえてきます。

「次は○○、次は○○。△△線はお乗り換えでーす。」
いつも聞き慣れた声なのですが、
よく考えてみるとすこしへんです。

そのアナウンスは普通のしゃべり方ではありません。
必ずもごもごとした、口にこもった言い方で、
はっきり言わないというのが
車掌さんのトレンドのようです。

これが車掌さんの声で普通に話すのと同じように
はっきり言われても
ちょっと気味悪くなったりします。

地下鉄ではテープが次の駅の案内をしますが
コンピューターが声優さんのような声で
滑舌よくアナウンスされても
僕は少ししっくりきません。

同じような声の出し方をされる職業が他にもあります。
次は女性ばーじょんです。
デパートのアナウンスや、エレベーターガールの方もこんな話し方です。
「○○からおこーしの、△△様、・・・」
見たいに少し声を変えて
なおかつざーます調でアナウンスするのが
業界のトレンドのようです。

もしざーます調で話さなかった場合
まわりの同じように話している人との
区別がつかないからでしょうか?
ざーます調って名前も笑っちゃいます。
ドラえもんのスネ夫のお母さんを連想させます。

同じ店内アナウンスでも
ヨドバシカメラのアナウンスは怖いです。
おなじみのCMソングがバックで流れる中
「●×△■・・・よどばーし、かみぇーらー・・・」
とてもアジアンテイストで
思いっきり日本語ではありません。

その日本語ではない言語が流れる中
ほとんど日本人が、大勢で商品を物色している様子も
またまたひいてしまいます。

うちの母親もそうです。
普段は普通の声なのに、電話がかかってくると
「もしもし・・・」
頭のてっぺんから出るような
みょうちくりんな声を発します。

「俺だけど。」というと
「あんたかい。」といって普通の声に戻ります。
普通の声に戻すくらいならば
はじめっから普通の声で電話に出た方がいいと思うのですが
そこらへんがわからないところです。

僕もカラオケで女性の歌を、オリジナルキーで歌うことにもえています。
だいたいがへーへー肩で息をして
1番だけで力尽きることが多いのですが
女性の中でもキーが低い方
渡辺真知子さん、山口百恵さん、和田アキ子さん
あたりをいくと、なんとか最後までたどり着くことができます。
自分も疲れ切ってしまうのがおもしろいし
場が盛り上がるのも、とってもおもしろいです。

まちがってもはやりの曲はいけません
男性のミスチルですら、
キーが高くて最後までたどり着けない曲があるのに
女性のアーチストで歌えるわけがありません。

日頃聞き慣れた懐メロで、しかも女性の歌を
そしてオリジナルキーで歌う。
これが1曲でみんなを盛り上げるには
ぴったりの歌い方だと思っています。

いろんな声があっておもしろいですねえ。
「みんなちがって、みんないい。」
そんなフレーズが頭の中をよぎる
今日この頃でした。