続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

乃木坂46新体制が成功した乃木坂メンバーの結束力について考える

こん○○は、かえるがおです。


今日の帰りのことです。帰る途中に幅がとっても広い歩道を歩いて、家に帰ります。その途中に、前を歩く小柄でおしゃれそうな高校生の女の子が、スマホを見ながら歩いていました。

ちょっと暗くなりかけの時間だったので、後ろを歩いていたら、見ようと思ったわけでもないのに、光ってスマホの画面が見えてしまいました。その一瞬見えたスマホの画面に映し出されていたのは、見覚えがある人の姿でした。

西野七瀬さんです。西野さんのインターネットの記事を見ながら、女の子は歩いていました。その西野さんの画像は、見たことがあった画像だったので、いけないとは思いつつも、スマホの画面をよく見てみました。

すると、その子が読んでいる記事は、かえるがおの西野さんのPVをまとめた記事だということがわかったのです。

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出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#100

 

  

乃木坂ファンに出会う


西野さんのPVをまとめた記事は、「西野七瀬の存在の秘密に迫る」ってタイトルをつけながら、実際のところはまったく存在感にも迫れず、西野さんを言葉で表すのは難しいことを、延々と説明しているの記事です。この記事を読みながら女の子は歩いていました。
 

 

自分のブログを読んでいる人に会ったのが初めてなので、これほど顧客リサーチに最適なチャンスはないと思いまして、悪いとは思いながらも、歩くスピードを緩めて、その子の記事を読んでいる様子をしばらく見ていました。

 

どこぞの知らない、かえるがおのおぢさんが、後ろからスマホをのぞき見してきて、その子はとっても怖かったかもしれません。その場は気づかなくても、この記事読んだらバレてしまうわけなので、本当にごめんなさい。変な意味はなかったので、安心してくださいね。

その子はずーっと同じところを読んでいました。

「西野さんのことを言葉で表現できない」と延々と文章を綴っている部分を、です。
スマホの画面をスクロールもしないで、ずっと同じところを読んでいるのです。


その子にとってみれば、大好きな西野さんの新しい情報はまーったく書いてなく、西野さんを見て思った、どこぞのおぢさんの感想で、そのおぢさんのフィルターを通した文章を一生懸命何度も何度も読んで理解しようとしているのです。

その子は決してどこぞの知らないおぢさんのことが、気に入っているから読んでいるのではなく、西野七瀬さんの情報はどんな情報でも取り入れたいと思って、何度も何度も反芻して読んでいるんですね。


この子の姿を見て、こういうファンが乃木坂を支えているんだとよくわかった気がしました。こういう熱心なファンを生み出したのは、すべて乃木坂のメンバー、そしてスタッフの方の成果だと思いました。

 

新体制の成功

 

今回17枚目のシングルを迎えて、乃木坂のメンバー、スタッフにある思いがあったのではないかと思っています。これから書くことは、あくまで全く関係ない外部の者が推測で書いているだけなので、真実とは異なる可能性もあると思っていただけると助かります。

 

乃木坂メンバー、スタッフさんの17thシングルにかけた思いは、メンバーはこう読んでいました。

「新体制」


この新体制と呼ばれる文字通り新たな試みは、もうすぐミリオンを迎える17thシングル「インフルエンサー」の売り上げを見る限り、成功と判断できると思います。

16thシングル「サヨナラの意味」と比較される場合もありますが、前回は大きなイベントによる売り上げ増もありましたので、そのまま比較できず、長い目で見ると売り上げ枚数は上昇傾向を維持できたのではないかという意味です。

センター白石麻衣の新体制への決意

 

最初に新体制という言葉を聞いたのは、乃木坂工事中#91での17thシングル選抜発表の際の白石麻衣さんの言葉でした。

 

今回新体制になったし、この1発目でしっかり形を作って、いいシングルになったらいいなとは思います。

白石麻衣 新体制

出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#91 


この時の白石さんはいつもと違い、選抜発表で名前を呼ばれた時には、険しい表情でした。新体制という耳慣れない言葉は気になったものの、斉藤優里さん、樋口日奈さん、中田花奈さんの選抜入りの方がうれしくて、あまり気にすることはありませんでした。

この時から、きっと白石さんは心に期するものがあったのではないかと思います。ただし、この時発表されたWセンター選抜21人態勢は、新体制の序章に過ぎない変化でした。

 

新体制の要素


選抜21人態勢についてこの時は、てっきり3期生がアンダーに入ることで、人数のつり合いを取るのかと思っていました。アンダーを12人と減らして手薄にしてまでも、選抜を21人にまで増やした点については、それだけ新体制へかける思いが伝わります。

次に驚いたのは、写真集の発売ラッシュです。2016年に発売された個人写真集は1月に生田絵梨花さん、2月に生駒里奈さん、6月に深川麻衣さん、9月に高山一実さん、西野七瀬さんと、5人の写真集が発売されました。

 

2017年に入ると、齋藤飛鳥さん、白石麻衣さん、2月に橋本奈々未さん、秋元真夏さん、3月に桜井玲香さんと、3か月で5人と昨年のソロ写真集発売と同数になっただけでなく、4月には衛藤美彩さんの写真集の発売も予定されています。

 

また、写真集の発売に応じて、テレビやネット配信などメディアへの出演回数も増加し、報道メディアへの登場回数も格段に増えることとなりました。


新体制での変化はまだまだ続きます。3期生の加入と久しぶりの個人PVの復活です。やっぱり個人PVファンとしては、全種類のシングルを買おうというモチベーションアップにつながりました。

さらに乃木坂工事中での16枚目シングルヒット祈願が、北海道弾丸ツアーだったのに比べ、17thシングルはかつてない非常に高い難易度の、氷瀑を登るアイスクライミングでした。

Wセンター、21人の選抜メンバー、ソロ写真集の発売、メディアへの露出増加、3期生の加入、個人PVの復活、アイスクライミングと振り返りましたが、

曲調の変化や難易度が高い高速振り付けへの挑戦も、新体制の要素のひとつではないでしょうか。

新体制として挑んだ理由


かなりの仕事の業務量を増やして、少々無理をしてでも、乃木坂メンバー一体となって新体制に挑んだ理由がなんだったのかが、そのヒントに気づいたのは、つい最近になってのことでした。


乃木坂工事中#99氷瀑のアイスクライミングの回で生駒里奈さんは、こう表現していました。

ななみんが卒業してからの一発目のシングルなので

 

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出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#099 

また、同じ回で渡辺みり愛さんもこのように表現していました。

奈々未さんが卒業してアンダーメンバーからも盛り上げなきゃいけないだろうし

  

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出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#099 

 

このようなメンバーの発言からわかることは
橋本奈々未さんが卒業したことが、新体制への危機感の、理由の一部であることです。

 


また、メンバーそれぞれが同じ思いを言葉にして語ることから、新体制への思いは乃木坂メンバー全員が共有している思いであることが、この時初めてわかりました。

あくまで新体制というは、1ファンには見えない人事異動や、内部の組織の変更なども含んでの、新体制という意味合いなのかもしれません。ただし、
橋本菜々未さんが卒業したことにスタッフ、メンバーで共有して危機感を持ち、協力して頑張らなければいけないと感じたことも、紛れもない事実でしょう。

この大勢のメンバー一丸となって、共通の目標に取り組んでいくこと、これこそがほかのグループにない乃木坂独自の、乃木坂がファンの支持を集める理由のように思えます。

 

乃木坂がファンの支持を集める理由


正直驚くのは、ある程度成功を収めることができたら、
これまで努力を重ねてがんばってきた分だけ、年頃の女の子であれば、遊びたくなったり、派手な生活をしたくなったり、夜遊びもしたいと思うのが自然です。

別にほかのグループを批判しているわけではありません。
もし自分だったら、天狗になって自信過剰になったり、やっと努力が報われて成功したんだから、羽目を外して遊んでしまったりするだろうなと、単純に思うだけです

ただし、乃木坂メンバーからは、そんな怠惰な私生活の気配すら感じません。


常に謙虚で自重をして、ミリオンを記録して成功したとしても、新体制を更に成功させるために、一致団結して新しい課題に取り組む。今回この乃木坂メンバーの個々の謙虚な姿勢に胸を打たれました。


もちろんメンバーがこの謙虚な姿勢を維持できているのは、まわりのスタッフの方の努力の証、ということもよくわかります。メンバースタッフのみなさんともに、本当に頭が下がる思いです。


その努力が、年頃の男の子や、アイドル文化を支えてきた従来のアイドルファンだけでなく、冒頭で説明したような、おしゃれな高校生くらいの女の子から、あこがれられる存在となることに、つながったのではないでしょうか。

メンバースタッフの一丸となった新体制への努力は、着実に実を結びつつあると記事を読んでいる女の子を見ながら思いました。

 

新体制への多少の違和感


一方新体制として一丸となって危機感を持って17thシングルに取り組まれてきましたが、その取り組みに対して少し違和感を感じるのも正直な1ファンとしての感想です。


1ファンの私に見えている新体制の要素、橋本奈々未さんの卒業したことが、
危機感を持ってメンバースタッフ一丸となり、たくさんの手立てを講じるべき危機かというと、そうでもないかなと思っています。


確かに橋本さんの卒業は、衝撃的でした。今も正直引きずっています。
こんなときななみんがいてくれたら、とか、乃木坂工事中でもいまだに無意識のうちに橋本さんの姿を目で探すことがあります。


体調を崩した時であっても、凛として飾らない自分自身で存在してくれたことの安心感というのは、1ファンでも感じることができるため、メンバーやスタッフの皆さんにしてみれば、すごい存在感、安心感だったかと思います。


ただ、私が思いをはせるのは、乃木坂の財産についてです。

乃木坂の財産


乃木坂の財産とはいったいなんでしょうか。

私は乃木坂の財産は個々の魅力的なメンバーひとりひとりだと思います。

既に表舞台に出て活躍しているメンバー、メンバーが手薄な時でも乃木坂を支えるメンバー、もうすでに準備が整っていて、いつでも表舞台に立てる順番を待っているメンバーなど、乃木坂のメンバーは個性豊かで、いつもどんなときでも努力してきたメンバーがそろっています。

特に個性豊かという点では、どのアイドルグループにも負けません。それぞれのメンバーがとても個性が光っていて、ほかの人にない個性がとっても魅力的なのが、乃木坂個々のメンバーです。

 

 

語弊を恐れずに述べると
橋本奈々未さんの卒業に対する損失は計り知れないけれども、それを補うことができるメンバーがそろっていて、その将来性の方が数倍、数十倍に計り知れない可能性を秘めていると思うのです。


言い換えれば、乃木坂個々のメンバーは
だれが、いつ、ブレイクしてもおかしくないと思います。
各メンバーに準備はできていて、あとは時の勢いを待つだけではないでしょうか。

確かに橋本さんの損失は大きいですが、乃木坂の個々のメンバーという、財産のほうがもっともっと計り知れない潜在性をもっているということにも、乃木坂ファンとして、少しだけ目を向けていただけると、この記事を書いたかいがあってうれしいです。

 

個々が安定して活躍するための条件

 

最後に私の専門分野の精神的なお話をしたいと思います。
NOGIBINGOで西野さんがこう発言されていました。

日々の楽しみは食くらいしかないんです

日々の楽しみ食

出典:日本テレビ「NOGIBINGO3」#2 

えー、楽しみが食しかないなんて寂しいこと言わないで、という反応も理解できますが、私はどちらかというと逆で、さすが西野さんだけあって、多忙なアイドル活動の中の些細なことでも楽しみにつなげられているんだなと、率直に思いました。


精神的に安定して、自分の力を発揮し続けるためには、私は3つの要素が必要だと思います。
1つ目は日々の楽しみを持つこと
2つ目はストレス解消手段を持っていること
3つ目は将来の夢をかなえるまでの道筋が、明確であることです。


日々の楽しみを持つことは、多忙であれば多忙であるほど、なかなかもちにくくなります。私の場合は、金曜日の夜にラーメンを食べに行くことと、実家に帰った時に、いぬに囲まれて一緒に寝ることが、とっても楽しみです。
その楽しみに向けて、日々働いています。


私も西野さんのように、毎日どんなおいしいものを食べようかなー、という楽しみを加えることで、楽しみに向かって、もっともっと主体的に仕事に取り組めるようになれると思って、さっそく見習いたいと思います。

ストレス解消については、自分の場合には持久走や野球だったんですが、病気でまだ運動ができないので、今であれば完全に、このサイトに記事を書くことがストレス解消になっています。ただし各記事の内容で、ほかの人を傷つけることがないように、気をつけないと思っています。


わたしも東京に出てきて、約20年がたとうとしています。
20年と言えば、わたしに限らず家族の問題や、大人として必ず通らなければいけない問題を抱えながら、日々の生活をしなければいけないことも多いです。

心から何事も楽しめない、問題をなにかしら抱えながらみんな生活しています。

きっと我々の親の世代も、そのような精神的な重い問題を背負いながら、生活してきたのでしょう。子どもの時と違って、そういう問題も本当は抱えながらも、平気な顔をして仕事を続けなければならないんでしょうね。


そういう時に思い出すのは、私の恩師の言葉です。
ストレスマネジメントは、

つらいできごとをどれだけ見ないで、どれだけ忘れられるか

 

誰でも乗り越えることができないつらい問題を真正面から考えると、支えきれずつぶれてしまいます。つらい問題をしっかり考えなければいけない時は、当然必ずやってきます。

その時が来るまでには、どれだけその問題に気付かないふりをして忘れて
休みの日を楽しんだり、仕事に没頭できるかが大切とのことでした。

確かに24時間問題と向き合ってばかりでは、精神的にまいってしまいますからね。
なかなかできないことですが、たまには忘れて、今という時間だけを考えて楽しむことができると、よいストレス解消になるかもです。なかなかできないですけどね。

プロ意識あふれるストイックな、乃木坂46の17thシングルの活動を見ていて、
恩師の言葉を思い出してしまいました。


以上今日のかえるがおはおしまいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。