毎日寒い日が続きますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
この季節、朝が来てもあったか~い布団から
なかなか出れない日も多いものです。
冬は、動物は冬眠する季節ですからねぇ。
動物である人間も本来は冬眠できるのかのしれないと
本気で考えちゃったりしております。
そんななか、ぼくのまわりでは、
「今日は起きれなかった」とか「寝坊しちゃった」
なーんて声を聞きます。
しかーしこのわたくしモデレートには、
絶対に寝坊をしないヒミツが、あるんですよ。
まぁ、ここだけの話として、コッソリお話しますね。
じ、実は、うちには、な、なんと
「絶対に起きれる目覚まし時計」が
ありますっ。
しかも、この目覚まし時計、
起きたい時間にセットする必要もなく
きっちり5時に作動する、自動目覚まし時計なんですよ。
まぁ、特殊な分、いくぶん難点がある目覚まし時計
ではあるんですけどねぇ・・・
まず、この目覚まし時計の特徴として、
毎朝、5時ぴったりに鳴り始めます。
音は、ベルが鳴る「ジリジリジリ」とか、
電子音の「ピピピピピ」ではなく、
「ぷ~ん」という音が鳴ります。
え、「ぷ~ん」?と不思議と思われることでしょう。
なにせ、珍しい音ですからねぇ。あはは。
そしてこの時計、音を止めるためのスイッチがありやせん。
鳴ったら、鳴ったまんま。
どうしても止めたければ、声で止めることは可能です。
うーん、声を荒げて、「うるさーい」なんていうのが効果的ですね。
2分くらいは、鳴らなくなります。
ただーし、安心してはいけません。
なぜか自動スヌース機能がついていますので、
一度止めても、すぐに鳴り始めます。
もっと大きな音の「ぷ~ん」がなり始めます。
音は「ぷ~ん」ですよ。「ぷ~ん」
なんとまぁ、まぬけな音でしょう。
そのうちガサゴソガサゴソ、物音がし始め、
「タッタッタッタッター」と部屋を縦横無尽に駆け回る音、
「キーッ」とブレーキがかかって、
さらに「タッタッタッタッター」と駆け回る音がします。
このころになると、もう部屋の中は大騒ぎで、
寝てられるもんじゃありゃーしません。
そのうち、この目覚まし時計から、液体まで登場して
僕のかおは冷たい液体で、どろどろの、でろでろになります。
どんだけ眠い人でも、こんな状況で寝てられるわけは
ないです。
僕でなくてもどうしても起きるしかありません。
せっかくひとが心地よく寝てるのに、
この安眠を妨害するのは、何なんだ・・・って
眠い目をこすりつつ、目をあけると・・・
目覚まし時計が、目の前にドアップで、いましたよ。
そう、いましたいました。
どんぐりのような、黒目ばっかりの
おめめが2つのまぬけがおが・・・
あ、紹介が遅れました。
この目覚まし時計こそ、ぼくが飼ってる、
みにちゅあだっくすの「リゲル」です。
おすでっす。
ほとほと、リゲルには、まいりました。
朝5時からですよ。5時から。
関東地方はまだ、暗いでっす。
ご近所迷惑もかえりみず、、走り回って、
「ぷ~ん、ぷ~ん」(「朝ごはんがほしい」の意)とうるさい、うるさい。
「うるさい、静かにしろっ」っていうと、一瞬だけ止まりますが、
とまった後が、大運動会が始まります。
狭い部屋を駆け回って、本人(本犬?)はごきげんのもようです。
このころになると、もう1匹の犬「クレア」も
おもしろそうとばかりに、
便乗していっしょにおいかけっこを始め、
こんなんで寝てられるわけがありません。
そして最終兵器のかおべろべろ攻撃。
おうじさまのくちづけではありませんが、
白雪姫のねむりですら、かんたんにとけてしまいそうです。
どんなに遅く寝ても、2時間しか睡眠がとれなくても
きっかり5時ちょうどに暴れだすんですよ。
寝られたものじゃあありません。
しかたなく朝ごはんをあげると、やっと、ようやく
目覚まし時計がとまります。
だから、朝は眠くたって、どうしたって、
体調のいかんにかかわらず、
僕は、絶対に遅刻するわけがないのでっす。
朝が弱くて起きれない方で、
こんなうるさい目覚まし時計もいいっていう、
物好きな方がいらっしゃいましたら
おひとついかがですか?
「リゲル」目覚まし。
かおはまぬけですが、絶対に起きれますよぉ。
そのかわり、使用上の注意、用法容量をよくまもって
お使いください。
ちなみに、出勤準備がおわって、出勤するときは
リゲルのやろ~、ベッドに入って、いたちのように丸くなって、
まったく動きません。びくともしません。
朝早くから暴れて、そして
ごはんをたべておなかいっぱいになって、
しあわせ気分で寝てるんでしょうねぇ。
ひとがこれから1日寒い思いして出勤して、働くっていうのに、
しあわせそーなかおして、ねむりやがって、
ほんとににくたらしいやつです。
この「リゲル」目覚まし。
曜日の感覚などというものは、まったくありませんので、
今後も休日でも、平日でもまいにちまいにち
5時になり続けることでしょう。
休みの日くらい、ゆっくり寝かせてくれないかなぁ。
「おい、リゲル」というと・・・
へーんな高い声で「ニャン」といいました。
こりゃだめだ・・・
リゲルには、無理な相談なようですねぇ、
がっくし。