続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

齋藤飛鳥が参加したMONDO GROSSO『惑星タントラ』がすばらしい楽曲だった

こん○○は、かえるがおです。

今回は2017年6月7日に発売される、MONDO GROSSOの14年ぶりのアルバム『何度でも新しく生まれる』に、乃木坂46の齋藤飛鳥さんが収録曲『惑星タントラ』で、ボーカリストとして参加されるという話題です。

MONDO GROSSOや大沢伸一さんもとっても懐かしいですし、何と言っても作詞はティカ・α名義で、相対性理論のやくしまるえつこさんが担当される楽曲に、齋藤飛鳥さんがアーティストとして参加されるという、すばらしいニュースでした。

では、今回のかえるがおでは、懐かしのテクノ系MONDO GROSSO×音楽アーティスト系ミュージシャンやくしまるえつこ×齋藤飛鳥のユニットでどんな楽曲に仕上がったのか確認してみたいと思います。

2017/06/19 Twitterでの楽曲の反応を追記

 

惑星タントラ斎藤飛鳥

出典:avexYouTube MONDO GROSSO / 惑星タントラ (Short Edit)

 

 

 

 

MONDO GROSSO


まずはMONDO GROSSOを知らない方々のために、MONDO GROSSOの紹介からです。1993年にデビューしたクラブミュージックバンドです。当初はメンバー5人のバンドでしたが、現在は大沢伸一さんのソロバンドで、主に他のアーティストとコラボユニットとして活動をされているそうです。

飛鳥ちゃんもMONDO GROSSOが好きで、公言してなかったそうですが、前からよく聴いていたと、公式ブログで綴っています。

齋藤飛鳥 どのアーティストにもファンと言う

出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#085

大沢伸一さんは今年になってから、2003年UAさんとコラボした『光 Feat.UA』以来、14年ぶりのMONDO GROSSO名義でのシングル『ラビリンス』を4月に発売されたばかりです。

アルバム『何度でも新しく生まれる』も14年ぶりのMONDO GROSSO名義のニューアルバムで、全曲日本語歌詞というめずらしいアルバムということもあり、コラボユニットを得意とする大沢伸一さんがどんなアーティストを招へいするのか、注目が集まっていました。

ご存知の方も多いと思いますが、大沢伸一さんは数々の有名アーティストの楽曲のプロデュースも手がけられていました。

中島美嘉さん、安室奈美恵さん、布袋寅泰さん、若旦那、JUJUなど数々のアーティストのプロデュースを手掛けられました。
また、浜崎あゆみさんや椎名林檎さんなどのアーティストの楽曲に参加されることも多かったと思います。個人的に思い入れが深いのは小林武史さんとのユニットでした。

最近avexのイメージが強かったのですが、MONDO GROSSO名義での14年ぶりのアルバムがどんなアルバムになるのか、今から楽しみです。


MONDO GROSSO最大のヒット曲でCMソングにもなった、 『LIFE feat.bird』です。セカンドシングル『Famiry』もとてもいい楽曲でしたが、レコード会社を移籍した関係上、現在入手困難なようです。もし興味があれば、聞いてみてください。

出典:SonyMusin(Japan)YouTube MONDO GROSSO 『LIFE feat.bird』

アルバム参加アーティスト

 

今回のアルバム『何度でも新しく生まれる』には、シングルカットされた『ラビリンス』が収録されています。

『ラビリンス』は作詞に東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦さんを迎え、ボーカルで参加したのは元Forder5 で女優の満島ひかりさんでした。

満島さんは以前はアイドルグループに在籍していたとはいえ、今や女優として有名な方なので、結構意外なボーカリストとしての参加でしたが、楽曲を聞いてみるととってもよくて、すごくおしゃれな楽曲に仕上がっていました。

出典:avexYouTube MONDO GROSSO / ラビリンス(Lyric Video)


大沢伸一さんといえばコラボユニットが多いので、新しいアルバムに参加されるアーティストは満島さん以外にどんなアーティストが参加されるのか、とっても楽しみにしていたところに発表されたのが、なんと齋藤飛鳥さんとやくしまるえつこさんでした。

正直とても驚きました。あの相対性理論のやくしまるえつこさんです。今でも通勤途中に相対性理論の楽曲を聴くこともあるのですが、前衛的でもあり楽曲の世界観がとてもおしゃれですごいです。

歌詞もリズムも音楽も合わせてすべてが音楽性豊かで、以前勝手に分類したボーカルタイプで言うと、芸術的な音楽型ボーカリストのやくしまるえつこさんが、飛鳥ちゃんのボーカル参加楽曲の作詞を手掛けるというのです。いやぁ、とても驚きました。

 


相対性理論、やくしまるえつこさんといえば、もう解説不要の有名アーティストだと思いますが、やくしまるえつこさんの世界観を味わいたい方へ、そしてもしご存知ない方のため、モヤモヤさまぁ~ず2でもおなじみの有名な楽曲『品川ナンバー』です。

出典:YouTube相対性理論-品川ナンバー

もう1曲やくしまるえつこさんの名曲をあげさせてください。

やくしまるえつこ×アイドルといえば、かえるがおではもう触れないはずだった、ももいろクローバーZの名曲『Z女戦争』です。

聴いてもらえればわかるのですが、音楽性がすごいです。次から次へとフレーズが溢れてきます。歌詞での韻を踏んでのリズムと合わさって、ノリノリのお気に入りの曲になりました。これがアイドルに作られた楽曲というのも驚きです。

出典:YouTube stardustdigitalももいろクローバーZ『Z女戦争』

 

やくしまるえつこVerは、エレキとドラムのリズムがすっごくかっこいいです。こんな曲はいつかは絶対LIVEで聴いてみたいと思います。最初の部分だけでも視聴できますのでよかったら、聞いてみてください。 

Z女戦争

Z女戦争

  • やくしまるえつこ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

  

楽曲の世界観


ダンスミュージックに様々なジャンルの曲を取り入れて、いろんなアーティストとコラボする
大沢伸一さん。そしておしゃれで洗練された音楽系アーティストのやくしまるえつこさん。さらに乃木坂メンバーをボーカルタイプ別に分類した回で、たんたんと歌う中に雰囲気でメッセージ性を伝えると評した、感銘型ボーカリスト齋藤飛鳥さん。

この3人のアーティストがコラボする楽曲は、どんな分野のどんな楽曲に仕上がるのでしょうか。それぞれがバラバラの個性を持ったアーティストが、融合するとどんな楽曲に仕上がるのか、とても興味を持ちました。

乃木坂46OFFICIAL WEB SITEによると、アルバム『何度でも新しく生まれる』の中での、齋藤飛鳥さんボーカル曲『惑星タントラ』は、飛鳥ちゃんが文学少女であることをイメージして制作された楽曲だそうです。

文学少女というとわたしの中ではちょっと違っていて、乃木坂メンバーでは、鈴木絢音ちゃんを思い浮かべます。本当に本が大好きで、純文学や文庫本を読み耽っているイメージです。のぎ天2では本屋さんでたくさん本を持ってきて、笑顔で楽しそうに読んでいました。

一方飛鳥ちゃんといえば暗く重い作風のミステリーを読んでいるようなイメージを持っています。飛鳥ちゃんの場合は、ちょっと純文学は読んでなさそうなんですよね。

崩れる斎藤飛鳥
出典:テレビ愛知「乃木坂って、どこ?」#156


ただし、『惑星タントラ』を聴いてみて思ったのは、飛鳥ちゃんが好きそうな、暗く重い作風のミステリーの世界感が見事に表現されていたことでした。なかなかいい飛鳥ちゃんらしい楽曲に仕上がっていました。

『惑星タントラ』


出来上がった楽曲『惑星タントラ』はとてもおしゃれな楽曲でした。大沢伸一さんの打ち込みの楽曲に、歌詞をリズムに乗って綴るやくしまるえつこさんの作詞、飛鳥ちゃんもミステリアスで淡々と歌う歌声にとってもマッチしていて、幻想的ですごくおしゃれなアーティスト系の楽曲に仕上がりました。

出典:avexYouTube MONDO GROSSO / 惑星タントラ (Short Edit)

惑星タントラ 作詞ティカ・α

Joy to the World
僕らはとうに正気を失くして
どこからどこまでが
Going under ground 
僕らは今日もショーケースの中で
何かを待っている
Joy meet the world
僕らは消費されてく
燃料膨張するエネルギー
Boy Meets Girl
僕らは承認された
世界の密室を旅してる

穴の中の砂の中の 檻の中の鏡の中
箱の中の殻の中の 貝の中の
歩く二日三日四日五日六日七日なのか?
iknow that i know that i know that i know that
i know that i know that i know that i don't know that

諸人こぞりて踊り歌う
大いなる船出を花火が追う
小鳥が飛んだらお休みの合図
再三ループして無欠のロジック
制服のリボンは秩序のホリック
粛清システムは密室のトリック
惑星タントラ

Joy to the World
僕らはとうに正気を失くして
どこからどこまでが
Going under ground 
僕らは今日もショーケースの中で
何かを待っている

愛の中の愛と罰を 愛の中の愛を混ぜた
針とロウの間にある 解の中を
歩く二日三日四日五日六日七日なのか?
i know that i know that i know that i know that
i know that i know that i know that i don't know that

お目覚めの気分はいかがでしょう
妄想と道理のマトリョーシカ
蝶々が羽ばたけば嵐の兆しだ
再三ループして無欠のロジック
制服のリボンは秩序のホリック
粛清システムは密室のトリック
惑星タントラ

Joy meet the world
僕らは消費されてく
燃料膨張するエネルギー
Boy Meets Girl 僕らは承認された
世界の密室を旅してる
Joy to the World
僕らはとうに正気を失くして
どこからどこまでが

 

惑星タントラ

惑星タントラ

  • MONDO GROSSO
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes


楽曲を聴く限り、アイドルとは思えず、まさにどこかの新人アーティストのようです。MVの映像もとってもきれいで、前髪を作っていない飛鳥ちゃんの髪型が、今のまいやんの髪型っぽくてとっても大人っぽく仕上がりました。

乃木坂46のメンバーではなく、1人のアーティストとして参加した楽曲『惑星タントラ』はとてもミステリアスな飛鳥ちゃんらしい楽曲で、こんなボーカルを提供できるのであれば、もっといろいろなトリビュートアルバムやコラボユニットから、今後オファーがあるのではないでしょうか。

MVの映像美を見たアーティストからは、MVに呼ばれることも今後多くなりそうですね。

個人的には、かっこいいミステリアスの飛鳥ちゃんより、こっちの飛鳥ちゃんの方がおもしろくていいですけどね。

 

お粗末様でした 齋藤飛鳥
出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#102

飛鳥ちゃんの今後のアーティスト活動がますます楽しみになる、今回のまとめ記事でした。今回のかえるがおはここまでです。

2017/0619追記

Twitterでの楽曲の反応

やっぱり素晴らしい楽曲を、素晴らしいと感じる感性はみんな同じなんですね。
つたない記事をお読みいただきありがとうございました。
乃木坂に少しでも興味を持ってもらったことが、とてもうれしいです。

あくまで飛鳥ちゃんはボーカリストとしてスタート地点に立ったばかり。乃木坂にはたくさんの有望なボーカリストも多いので、今後ますます期待は広がるばかりです。

ただ、素人バンドレベルなのに、えらそーに音楽を語るのはおこがましいので、今後はあんまり音楽の記事は書くことはないかと…
レベルが低すぎなので…

 

 

 

 

  

 

【Amazon.co.jp限定】何度でも新しく生まれる(DVD付)(ICカードステッカー付)

【Amazon.co.jp限定】何度でも新しく生まれる(DVD付)(ICカードステッカー付)