こん○○は、かえるがおでございます。
今期の朝ドラ「べっぴんさん」をとっても楽しく見ています。
主題歌はMr.Childrenの「ヒカリノアトリエ」
Mr.Childrenの曲でマーチ調のアレンジの曲って初めてではないでしょうか。
マーチ調なのにおしゃれでかっこいい曲に仕上げるところが
さすが桜井さんといったところです。
過去に「NOT FOUND」という三連符が続く曲がありましたが
音楽の授業で習うクラシカルな3拍子を、現代の曲に取り入れ
おしゃれで洗練されたサウンドだったのに驚きました。
ももいろクローバー リーダー百田夏菜子
またMr.Childrenの主題歌だけでなく、出演者の方にも個人的に
とても注目している出演者がいます。
それはももいろクローバーのリーダー百田夏菜子さんです。
みなさんご存知の通り、ももいろクローバーという異色のアイドルグループは
名物マネージャーのもと、路上ライブからスタートし、
様々な試練を乗り越えて成長してきたアイドルグループで、
課題として出された大きな壁を乗り越える様子や
全力のダンスパフォーマンスで人気を得てきました。
ニュートンがリンゴで発見ビタミンB
その中でもリーダー百田夏菜子さんはその類まれな頭脳とワードセンスで
様々な名言(迷言?)珍回答を残しています。
「ニュートンがリンゴで発見ビタミンB」は
ももクロChanという番組の新春かるたの企画で、百田夏菜子さん発した名言です。
出典:テレビ朝日 ももクロChan
その後も「ニュートンがリンゴで発見グラニュー糖」
「ニュートンがリンゴで発見オリゴ糖」と続けざまに、その能力をいかんなく
発揮されておりました。
感情移入が難しい理由
話は朝ドラに戻りますが、なかなかご主人に理解してもらえない、
引っ込み思案で接客がうまくいかない百田夏菜子さん演じる良子ちゃんは
とっても暗い顔をしている場面が多く見られます。
出演者の方々の演技に重厚なBGMとその苦悩をクローズアップするかのような
演出で、視聴者の方々の中には、胸が締め付けられる思いで見られている方も
きっと多いことでしょう。
でも、ですね、私はというとちーっともセリフが頭に入ってきません。
百田さんがいくらつらい顔をしていても、
いくら演出で場面を盛り上げたとしても
画面でつらい顔をしている百田さんは
「ニュートンがリンゴで発見ビタミンB」の方だからです。
つらい顔をしているのを見ると、
「また、またぁ、まじめな顔しちゃってー」と突っ込みたくなります。
朝ドラなのに次のシーンでまたもや名言が飛び出すのではないかと、
逆に冷や冷やしています。
実はこれは誉め言葉のつもりです。
決して演技力がどーのこーのと演劇論をお話しするつもりはまったくありません。
演劇ってさっぱりわからないので、百田さんの演技力については
専門家さんにお任せするとして
ひとつ言えることは、百田さんの発する言葉は
メッセージ性がとても強いということです。
心に響くメッセージ
2011年ザンジバルナイト
2011年まだ無名だったももクロは試練の7番勝負最終戦の舞台として
ロックの祭典ザンジバルナイトへ出演します。
ちなみに試練の7番勝負は、かつての全日本プロレスジャイアント馬場社長が
新しいレスラーを売り出すために与えた試練という名の興行です。
ももクロはプロレスの手法を取り入れて、試練を乗り越えて成長してきました。
そこで番組演出の佐々木さんにある言葉を言うように言われます。
ロックファンのみの完全アウェーの舞台に現れたももクロは
リーダーである百田夏菜子さんの叫びとともに圧巻のパフォーマンスを始めました。
「ロックファンの皆さん、目をさましてくださーーーい!」
と叫ぶと舞台の上で裸足になり、全力で圧巻のダンスを見せつけます。
「♪逆境こそはチャンスだぜーッ」とピンキージョーンズという曲を披露し
曲が終わると完全アウェーだった会場の雰囲気を一変させました。
まさに圧巻のパフォーマンスに、胸が打たれました。
出典:ももクロZ七番勝負最終戦はロックに挑んだ“ゼェーッット!” | アニメイトタイムズ
2014年ももクロ春の一大事 国立競技場
2014年ももクロ春の一大事の国立競技場では
百田夏菜子さんはこう話しました。
私たちは天下を取りに来ました。
でもそれはアイドル界の天下でもなく、
芸能界の天下でもありません。
みんなに笑顔を届けるという部分で天下を取りたい。そう思います。
百田さんの感動に震えるまっすぐな表情、そして絞りだす言葉…
嘘偽りのないきっと紛れもなく百田さんの本心なんでしょう。
心に響く理由
いつも明るいキャラを演じている百田さんは、普段はとっても落ち着いていて
どちらかというと考えこむタイプと聞いています。
百田さんの発する言葉が心に刺さるのは、やっぱりこの真摯でまじめさが
あるからなんでしょう。
明るいだけでなく、一生懸命考え、悩み
そのうえに成り立っている明るさで発せられる言葉は
メッセージ性が強く、広い世代の心を打つのではないでしょうか。
底抜けな明るさを演じているのは、みんなに笑顔を届けるためなのかと
思うとその表現力はすばらしいと思います。
じゃあ今の朝ドラで演じている控え目な女の子の演技は本当の百田さんに
近いのかもしれませんが、
我々ファンに見せる底抜けに明るい百田さんが、私が思う百田さんなので
どうも違和感があるんでしょうねー。
まとめますと、本当はまじめな百田さんが
ももクロでは明るく振舞ってて
朝ドラで真剣に演技する方が本当の百田さんに近いんだけど、
ファンはいつもの明るさがなくて違和感を覚える
どうもにわとりが先かたまごが先かって、話みたいにわけがわからなくなりました。
紅白の向こう側にあったものとは
今年も残念ながら紅白出場を逃したももクロ。
ももクロはももクロらしく、大御所と絡んでライブを続けるよりも
女性版ドリフターズを目指すと何十年も活躍できるんだろうなーと
思う今日この頃でした。
朝ドラ楽しみにしています。
最後に、アイドルネタが続きましたが、乃木坂とももクロ以外は
まーったくわかりませんので、アイドルネタの話を振ってこないでくださいねー。
どちらのグループも試練を乗り越えるところ、個性あふれるメンバーがすごいと
思いますです。
ではでは今日のかえるがおはこのへんで。