続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

AirPodsPro向上していた装着時の安定感

すっかり忘れていたのですが、AppleのノイズキャンセリングBluetoothイヤホンAirPods Proがお正月に届きました。

そういえばかれこれ1ヶ月以上前に予約していたはずなのですが、そのことさえ忘れている時に突然届いたので、新年早々よいプレゼントをもらったように思いました。

早速使ってみる前に、Web上のいろんなレビュー記事を読ませてもらったのですが、どの記事にもなぜか触れられていない改良点があったため、僭越ですが購入しようかどうか迷っている方用に、簡単にまとめてみようというのが今回の趣旨です。

これから購入される方にとって、少しでも参考になれればうれしいです。

AirPods Pro
出典:https://www.apple.com/jp/airpods-pro/

 

 

www.apple.com

AirPodsからの最大の改良点

AirPodsのユーザーからよく聞こえてきたのが、Bluetoothイヤホンとして購入してはみたけど、すぐに耳から外れて落ちてしまう、という声でした。中には落としてなくしてしまった人までいました。

AirPods Proはノイズキャンセリングイヤホンですので、ノイズキャンセリングの機能を使うためには、耳を密閉する必要があります。

そのためインナーイヤー型イヤホンのAirPodsから、AirPods Proではカナル型イヤホンに変更されました。

インナーイヤー型は耳のくぼみに合わせて耳の中にイヤホンを置くのに対して、カナル型イヤホンは耳のあなに差し込む、耳栓のようなタイプのイヤホンです。

AirPods Pro カナル型


AirPodsであれば耳の中に置く形式なので、もともと耳の大きさが小さい女性や逆に耳が大きい男性の場合には、耳にフィットせず、安定感がなくなることにつながってしまいました。

AirPods Proは耳栓型ですので外れにくいだけでなく、耳の中に差し込むイヤーチップが3種類の大きさで付属しているため、耳の大きさに合わせてカスタマイズが可能です。

カナル型への変更とイヤーチップで装着時の安定感が増し、やわらかいシリコン素材に変わったことで押し込んでも痛くなく、耳にフィットさせて使えるユーザーの幅が広がったのが最大の特徴といえるでしょう。

AirPods Pro イヤーチップ

 

AirPods Proのノイズキャンセリング機能

AirPods Proから新たに追加されたノイズキャンセリング機能も、SONYのノイズキャンセリングを使っていたわたしの感覚で比較すると、十分及第点の出来だと思います。

どれくらい効果があるのかについては、文章では伝えにくいところなので、できれば実際に確かめてもらったほうがいいでしょう。

音楽を流していない状態で、AirPods Proを耳に装着すると、とたんに周囲の雑音が耳に届きにくくなります。都会の雑踏の中を歩いていたのに、急に住宅街にとばされてしまった感覚という表現で伝わりますでしょうか。

ただし周囲の雑音を全部シャットアウトするわけではありません。

音楽は自分の感覚的な割合が大きいものですので、できれば購入してから無駄になることがないように、チャンスがあれば購入前に、実際に試聴されることをおすすめします。

AirPodsとの音質の比較

AirPods Proの音質はノイズキャンセリング機能の搭載で、AirPodsと比べて深い味わいを感じる音質でした。

具体的に例を示すと、音楽全体に空間の広がりを感じるという表現で伝わりますでしょうか。特にAirPodsが苦手としていた低音がわかりやすいかと思いますが、イヤホンであっても低音もよく響いて鳴りました。

AirPodsではじめて聞いた楽曲は、乃木坂46『Sing Out!』というクラップのリズムにのせた世界観の楽曲でしたが、このような楽曲の音楽での世界観とボーカルが融合するような作品はAirPods Proが得意とする楽曲だと思います。
 

Sing Out!

Sing Out!

  • 乃木坂46
  • J-Pop
  • ¥407

 
逆にこれまでAirPodsが得意としていた高音の抜け感は、空間の広がりと相反する要素なので、AirPodsの方がよいと思います。

AirPods ProとAirPodsの両方を所有されている場合は、ボーカル中心に聞きたいときにはAirPods音楽全体の世界観を感じたい場合にはAirPods Proと使い分けが可能です。

耳からうどんのデザイン性の改良

また、個人的には耳からうどんと呼ばれる、耳から下に垂れ下がったバッテリー部の長さが、短くなった点も評価できる点だと思います。

もうすっかり慣れてしまいましたが、最初見たときAirPodsのうどん感にはとても驚きました。バッテリー部が長いことによって、顔に沿って真下なるように装着しないと、見る人が違和感を持つことになります。

そのためAirPods装着時は、うどん部分が顔の外側に広がったり、真下ではなく斜めにならないように、装着中はうどんの角度にも注意をむける必要がありました。

AirPods Proはうどん部分が短くなりましたので、AirPodsと比べて少し曲がっていてもそう目立たなくなりました。また、うどんに似たデザインに躊躇されていた方にも、AirPods Proは日常利用のイヤホンの選択肢に入れても損はないと思います。

AirPods Pro 感圧センサー


逆にうどん部分が短くなったので、操作がタップからクリックに変更されました。
クリック部の感圧センサーは表面が平らになっているため、指でさわるだけでよくわかりますすが、クリック部が小さいので自由に操作するためには慣れが必要です。

まとめ

とても人気な製品で、現在も世界的な品薄状態が続いているAirPods Pro。
iPhoneで音楽を聴いていて、ノイズキャンセリングを試してみたいユーザーにとっては、とてもよい商品だと思いました。

今回の記事がレビュー記事のていをなしているのか、ひじょーに疑問なのですが、今回のAirPods Proのレビュー記事はこれでおしまいです。

現時点でAmazonは売り切れ、AppleStoreでは来月のお届け予定となっていました。
よかったら参考にしてみてください。ありがとうございました。

 

Apple AirPods Pro

Apple AirPods Pro

  • 発売日: 2019/10/30
  • メディア: エレクトロニクス