続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

嵐と乃木坂46のコラボ楽曲で歌詞を間違ってしまった問題を考える

こん○○は、かえるがおです。

今回のかえるがおは、日本テレビ「ベストアーティスト2017」において、アイドルグループの嵐と一緒にコラボした乃木坂メンバーの齋藤飛鳥さんが、歌詞を間違えてしまった話題を取り上げたいと思います。

まったく関係ない第三者が、内部の事情も知らないのに、首を突っ込んで記事を書くのは、本当に抵抗があるのですが、話がこじれてしまっているようなので、シンプルに今回の話題の背景をまとめてみたいと思います。

わたしは乃木坂ファンなので、客観的に問題をまとめてみると言っても、全く説得力がないのはよくわかっていますが、乃木坂をひいき目でみることなく、できるだけ中立的に考えてみたいと思います。

 

 

 

嵐ファンが怒っている本当の理由


まずは、今回の番組内でのパフォーマンス中の出来事で、傷つかれたのは嵐ファンのみなさんなので、まず最初に嵐ファンのみなさんの気持ちを考えたいと思います。

不快に思われた嵐ファンのツイートについて、ざっと目を通して読ませてもらったのですが、そこには共通したある思いがあるように感じました。
※個々のツイートはアカウントが特定されてしまうため、提示しません。ご理解をお願いします。

それはこれまで長年にわたりトップアイドルを駆け抜けてきた、嵐のメンバーがかわいそうとか、失礼ではないかという、嵐のメンバーに対する思いやり、言い換えれば愛情からの批判だったことです。

まず、乃木坂ファンが冷静になり、絶対に誤解していけないのは、嵐ファンの方々は、自分が不快に思ったから不快だと表現しているわけでなく、大切にしている楽曲をコラボした、ほかのアイドルのメンバーに歌詞を間違えられると、嵐のメンバーがかわいそうだと思っていることです。


この推しメンに対する思いは、乃木坂ファンにとっても、すごくわかりやすいです。

例に出して申し訳ないですが、齋藤飛鳥さんに対して事実ではないゴシップ記事が出ると、わたしだって齋藤飛鳥さんはそんな人じゃない、かわいそうだと思ってムキになって怒ってしまいます。

これと同じ論理だと思うのです。


乃木坂ファンは、嵐ファンの方々は今回のことで、嵐のメンバーについての愛情を示していることを理解する必要があります。

 

嵐メンバーの気持ち


今回の問題で最初に嵐ファンの人たちの気持ちを理解したうえで、次はその嵐ファンの人たちが最も気にかけている、嵐メンバーのご本人たちはどう思われたのか、その率直な感想を知りたかったので調べてみました。


嵐の相葉雅紀さんが日本テレビPONでこのように語られています。

「乃木坂46は1日でコラボ曲のダンス覚えてくれた、歌詞間違いくらい仕方ない」


嵐メンバーやファンのみなさんにとって、デビュー曲でとても大切な楽曲だったことはよくわかります。

相葉さんの言葉には、半分乃木坂への思いやりもあるのかもしれませんが、今回のことに対してとても寛容なコメントだけでなく、ダンスを1日で覚えてくれたことについて認める発言をしています。

長年トップアイドルを続けられただけあって、正直とても寛容な心で今回の問題をとらえられていると思いました。

嵐のファンの人たちが心配している、嵐メンバーご本人たちが不快に思い、今後の共演に問題を残すような問題ではなくて、本当にほっとしました。

コメントを受けた嵐ファンの反応

相葉さんのコメント以降、嵐ファンの方々も冷静な方が多く、今回の問題についてTwitterで批判をつぶやく人がかなり少なくなりました。それだけでなく、本家の嵐のメンバー同様に、乃木坂に対して気遣うような発言も目立つようになりました。

ジャニーズのファンサイトを見てみても、今回の問題について大きく扱うファンサイトは、主要なファンサイトを確認したところ、見つけることができませんでした。

全部調べ切れているわけではありませんので、もし見落としがあればすみません。

それだけ相葉さんの発言を受けて、嵐ファンの方も今回の問題を冷静に捉えている様子がわかります。

 

齋藤飛鳥ファンの立場からの見解

こんなときになんですが、わたしは齋藤飛鳥さん(以下わざとらしくないように普段通り「飛鳥ちゃん」と記載します。)のファンなので、755に書かれた内容の意図について、もう少し深く見ていきたいと思います。

もしよかったら飛鳥ちゃんファンの勝手な言い分の長い文章ですが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

2017/11/28 23:40

大変申し訳ない。 先程出演していたベストアーティスト生放送。 嵐さんとコラボさせて頂いたんですが、わたしどうやら歌詞を間違えてしまったみたい。全く気づかなかった.... ええと、正直に言いますと、珍しく緊張しておりました..国民的スターの皆さんと同じステージに立つのは畏れ多いと。 の、わりにちょっと楽しんでしまい、今の今まで気がつきませんでしたね。全く。 嵐の皆さん、嵐ファンの皆さんへ、ここで発信したところで届くはずがないのはわかっておりますが、とにかく早くごめんなさいをしにきました。 本当に申し訳ない。すみません...。


まず、この文章がため口の文章ではないかとWebニュースサイトが報じていますが、正直飛鳥ちゃんは少々意地っ張りです。それで誤解を受けることもありますが、今回も同じような誤解の部分があります。

飛鳥ちゃんは愛情あふれるお母さんに育てられて、本当はとってもやさしい内面を持っているとわたしは思っています。ブログに書かれた葛藤の部分を読んでもらうと、どれだけ繊細で、どれだけやさしいかが、みなさんきっとわかってもらえるかと思います。

文面がため口と誤解される背景として、もう一つあげておきたいのが、飛鳥ちゃんの特技が作文であることです。読書家でミステリー小説が好きで読んでいることからもわかるように、文才があります。

ブログのタイトルもすっごく長くて、それがとっても気に入っているところなんですが、その分だけ回りくどい言い回しと感じる人がいても不思議ではありません。

出典:テレビ愛知「乃木坂って、どこ?」#156

ひとのことを言えたものではありませんが…

飛鳥ちゃんは第1弾を755に投稿した後、すぐに第2弾を投稿します。

2017/11/28 23:45

コラボさせて頂いた曲、小学生の頃はラップ部分をフルで歌えてたんですね。 なのでこのミスは考えられない。自分でも驚いています。 いや、往生際が悪い。 心から反省しております...。


2つの内容を総合すると、こんな感じです。

・国民的スターの皆さんと同じステージに立つことで、歌詞を間違えたのに気づかないくらい緊張していた
・半面、ちょっと楽しんでしまった部分があった
・小学生の頃はフルに歌えたはずなのに、自分でも驚いている
・心から反省している 

この755に書かれた内容ですが、わたしは正真正銘、本当の飛鳥ちゃんの本心だと思います。

  

お詫びの内容が本心である理由

この内容を書くと乃木坂ファンの方からおしかりを受けるかもしれませんが、わたしはこれまでの飛鳥ちゃんを見てきて、以前嵐のファンだったと思っています。

追っかけするほどのファンではなくても、幼い頃の飛鳥ちゃんが、好感を持ってたことは確かだと思います。

今は自分のファンのみなさんも大切ですから、具体的に表現はできないけれども、嵐のファンだったと本当は言いたかったように感じます。

その根拠として、はっきり示すことができなくてすみませんが、以前に飛鳥ちゃんはアイドル好きだって、何度か公言していました。どんな場面だったか思い出せなくてすみません。でも活字にはしっかり残っています。

 

☆アイドルを目指すようになった
キッカケは??
んん、アイドル好きなのっ!w

2011/11/16 OFFICIAL BLOGより(加入当初)

 

いろんなアイドル好きだけど
わかんないこともいっぱい出てくるかも(´・_・`)

2012/04/27 OFFICIAL BLOGより 

 

もしかして、アイドル好きなのかな?
アイドルきてああああああああああ
好き!んもう、好き好き! 

20112/07/05 OFFICIAL BLOGより

乃木坂最年少の13歳の頃のブログなので、書いてある口調はアイドルアイドルしていますが、まぎれもなくアイドル好きを公言しています。

ももクロが嵐のDVDを見て国立競技場に憧れたのと同じように、この年代の女の子のほとんどがきっと嵐に憧れていたことでしょう。

だから、「小学生の頃はフルに歌えたはずなのに、自分でも驚いている」という言葉につながってくるのではないでしょうか。この言葉は具体的なぶんなだけ、個人的にはとても説得力を感じました。

なぜ755で謝罪投稿をしたのか

 

もうひとつ個人的に感じたのは755で謝罪投稿をした理由です。

公式ブログで謝罪をすることもできますし、モバメと言われる有料のメッセージが送れるシステムを使っても謝罪できたはずです。

この問題の真相を紐解くヒントになったのは、投稿された時間でした。


「ベストアーティスト2017」の放送が終わったのが11月28日の23:00ごろです。そして755にお詫びの意志を示す、最初の投稿があったのが23:40です。


文章を考えて書く時間も含めて放送終了後、たった40分という異例の速さでお詫びの投稿がされています。そのため、一刻も早くお詫びの意志を示したかったという意図が伝わってきます。

もし公式ブログで謝罪する場合には、文章を書いたあと運営スタッフの方の校閲を経て、はじめてブログがアップされるため、どうしても時間がかかってしまいます。

確かにモバメであればすぐに発信できますが、有料であるためできるだけ多くの人に自分の意思を表明するにはクローズド過ぎます。

歌詞を間違ったことをすぐにお詫びするために、飛鳥ちゃんが考えて選んだ手段が、校閲を経ない素早く発信でき、モバメよりも誰もがオープンで読むことができる、755という手段だったと思うのです。

飛鳥ちゃんの一刻も早くお詫びをしたいという、強い意志を感じてしまいました。

Webニュースで報じられる意味

 

次にかなり多くのWebニュースでなぜ、1つの番組での歌詞のまちがいが報じられるのか、その意味を掘り下げてみたいと思います。

相葉さんの見解のコメントの後、嵐ファンの方々のつぶやきもあまりありませんし、事態は沈静化したように見えるにも関わらず、なぜかたくさんのWEBニュースで報じられています。

Webニュースを報じる側も仕事であるため。ある程度ニーズがあってアクセスが望める記事しか、大々的に報じません。今回のニュースは本当に多くのWebニュースが報じました。



たくさんのWebニュースが報じた理由として、まず国民的なアイドルグループ嵐の楽曲だったということが大きいと思います。人気No1の男性アイドルグループ嵐の記事であれば、読みたいという読者の方が大勢いて、注目を集めることができます。

またそれと同様に、乃木坂46というグループ、そしてエースとしての齋藤飛鳥というアイドルも、世間の注目を集める存在だったから注目度が増したということも言えます。

少し前に、同じように番組内で生駒ちゃんが、その場を盛り上げようとして言ったガヤが誤解されて、謝罪したことがありました。あの時と同じように、今回の報道から齋藤飛鳥というアイドルの注目度が高いということも理由の1つにあるのではないかと思います。

まとめ

今回の問題を掘り下げてみると、嵐ファンの方々の嵐メンバーへの愛情が見えてきました。そしてメンバーのコメント以降、傷つかれた嵐ファンのみなさんも、メンバーのコメントの意向をしっかり理解されて沈静化の方向へ向かっていることがわかりました。

ただ、嵐の知名度と上り坂の乃木坂への話題で多くのWebニュースが今も報じています。この現状でいま一番傷ついて泣いているのは誰でしょうか。
わたしは飛鳥ちゃん本人だと思います。

自体が混乱していて、自分でもわからなくなっているときに、わずか1時間以内にお詫びのコメントを自ら出すという行動は、本当に素晴らしいと思います。危機管理の観点から言っても満点と言える、すごい行動です。

 


正直歌詞を間違えることは、すべてのアーティストの数だけよくある、あるあるネタだす。今回大きな話題になってしまったのは、嵐ファンにとってもそして飛鳥ちゃんにとっても、とてもかわいそうで気の毒だったと思います。

ただ、そんなつらい状況でも、気持ちをしっかりもって迅速にちゃんとお詫びのコメントを出したことは、わたしは個人的に賞賛したいと思います。さすが飛鳥ちゃん、すごい!って。

初動がよかったことは、結果としてすぐに表れて、この話題は飛鳥ちゃんがお詫びをしている分だけつっこみどころがありませんので、すぐに鎮静化するでしょう。

こんなことくらいで、嵐と乃木坂の今後の関係や、コラボパフォーマンスが見られなくなるのは、お互いのファンにとっても不幸なことのように思えます。

未来ある飛鳥ちゃんにとっても、長い目で見ると今回のことがプラスになってもっともっと知名度が上がって、更なる活躍につながるんじゃないかと信じています。

歌詞を間違えることはよくあるし、そのことに限らず、自分が悪かったらしっかり謝罪をすることが大切なことを、飛鳥ちゃんから今回学びました。

これだけしっかり対処できた飛鳥ちゃんは、今後もきっと乃木坂のエースとして輝いていくだろうと思ったかえるがおでした。飛鳥ちゃんはつらいだろうけどがんばって!乃木坂ファンはみんな応援しています。

今回のことでますます飛鳥ちゃんはすごいなと気づいたかえるがおでした。