続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

乃木坂46LIVE盤はDVDとBlu-rayのどちらがよいか考えてみた

国民的アイドルまで上り詰めた乃木坂46。最近なかなかLIVEのチケットに応募して当選するのは、年々難しくなってきました。

毎年BIRTHDAY LIVEそして真夏の全国ツアーなど販売されるLIVE盤は、応募にはずれてLIVEが見れなかったファン、そして都合が合わずLIVEに行けなかったファンにとって、乃木坂46のメンバーひとりひとりのパフォーマンスが見れる、唯一の貴重な手段です。

現在、乃木坂46のLIVE盤はDVD媒体Blu-ray媒体での2つのバリエーションで発売されています。

エムオンの記事でも簡単に触れましたが、今回のかえるがおは、メンバーの貴重なLIVEでのパフォーマンスを自分なりに楽しむためには、DVD版を購入したほうがよいのか、Blu-ray版を購入したほうがよいのか、どちらを購入したほうがよいのか問題を考えていきたいと思います。

乃木坂ファンでない方もできれば参考にしていただき、乃木坂のパフォーマンスにぜひ触れていただき、乃木坂ファンになってもらえるとうれしいです。

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出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#125

 

 

 

おすすめ真夏の全国ツアー2017 FINAL! IN TOKYO DOME

 

先日、真夏の全国ツアーファイナルの初の東京公演のLIVE盤を購入しました。

これまで数々のLIVE盤が発売され、それぞれのすばらしいパフォーマンスに感動しましたが、今回のLIVE盤はまったく別の次元ですばらしい内容でした。

このLIVEは全国ツアーのファイナルでもあり、そして2014年から語っていた、夢にまで見た東京ドームの初公演、そして、中元日芽香、伊藤万理華というメンバーが参加した最後のLIVEでもありました。

卒業コンサートはたくさん見てきましたが、これほどメンバーの気持ちが伝わってくるLIVE盤は、見たことがありませんでした。


出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#132


東京ドームのLIVEで乃木坂46を卒業した伊藤万理華さんの顔は、どのシーンを見ても気持ちがこもっているように見えました。全力を出し切って、アイドルとして完全燃焼しよういう覚悟を、映し出されるすべてのシーンで感じました。

ダブルアンコールのご自身が一番好きだった楽曲『きっかけ』では、ついに張っていた気持ちの糸が切れ、中元日芽香さんと見つめあいながら涙を流すシーンはとても感動的でした。


出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#132


同じく卒業する中元日芽香さんの代名詞ともなった『君は僕と会わない方がよかったのかな』のパフォーマンスで、ラストとなるアイドル像を高いレベルで表現できる、選ばれし魂の歌声を持った中元日芽香さんを舞台裏で見つめる乃木坂メンバー。


出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#132


涙を浮かべながらも、そのパフォーマンスを慈しむかのように、決して目をそらすことはありませんでした。

一緒に苦難を乗り越えてきたメンバーが見つめる先には、普段と変わらないはずだった、アイドルとしてのきらめくパフォーマンスがありました。

『きっかけ』を歌う彼女の隣には、中3組の斎藤ちはるさん、そして彼女を姉のように慕っていた生田絵梨花さんが泣きじゃくる涙は衝撃的でもありました。そして、いつもからかっていたはずの川後さんがこらえきれずに彼女に抱きつき涙を流すシーンは、とても感動的でした。

『きっかけ』を階段を下りながら歌い始めるメンバーを見守りながら、みんなが下りたことを確認してから階段を降り始めたのは、これまで乃木坂を引っ張ってきた生駒ちゃんでした。


出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#132


最後にみんなで肩を寄せ合って涙する有名なシーンでも、みんなを呼んで集めたのは生駒ちゃんだったんですね…

乃木坂メンバーのダンスだけでなく、感情をこめて歌うパフォーマンスも目に付いたLIVE盤でした。乃木坂メンバーはみんないいひとであることが、本当によーくわかった気がしました。


出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#132 

Blu-ray版を見るためには

そんな感動のLIVE盤ですが、Blu-rayとDVD版のどちらを購入したらよいのかそのメリットを考えていきたいと思います。

まず、Blu-rayを見るために必要な環境を簡単に確認したいと思います。
Blu-rayの視聴には一般的に以下の機器が必要です。

ハードディスクレコーダー(BDドライブ搭載)
Blu-rayプレイヤー
PS4またはPS3
PC(BDドライブ搭載+再生ソフト+インターネット回線)


2019/06/22追記
PCでBlu-rayを再生するためには、インターネット回線を通して定期的にAACSキーの更新が必要です。プレインストールの再生ソフトの場合には、PCメーカーを通してバンドルソフトメーカーに問い合わせをしてください。

AACSキーが再生ソフトメーカーより提供されるのはおよそ6年と言われますが、再生できなくなることを防ぐため、6年を超えて提供される場合もあります。

もし再生できなくなっても、PCのハードはBlu-rayにすでに対応しているため、別のBlu-ray再生ソフトを準備してインストールすることで、また6年間の定期的なAACSキーの更新で再生できるようになります。

※WinDVDのAACSキー更新画面


現在、Blu-ray再生環境が整っているご家庭も多いと思います。
注意したいのは現在販売されているノートパソコンは上位機種でないとBDドライブは搭載されていないことが多いため、十分にご注意ください。Blu-ray再生ソフトは、WinDVDなどプレインストールソフトやお手軽なフリーソフトでも構いませんが、CyberLinkのPowerDVDが再生画面の鮮やかさでおすすめです。

体験版もありますので、その高いレベルの画質をご確認ください。ご家庭にルータとHDDレコーダーをお持ちの場合は、DLNAという技術でHDDレコーダーの録画データを、PowerDVDで視聴することができるようになります。

サイバーリンク PowerDVD 18 Ultra 乗換え・アップグレード版

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PowerDVD 17 Ultra 無料体験版|ダウンロード版

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DLNAでの設定の方法は、以下のブログに記載してありますので、興味がある方はよかったらご確認ください。

 

DVD版とBlu-ray版を比較してみた

次にLIVE盤を購入する場合DVD版とBlu-ray版を比較して考えていきたいと思います。

価格の違い

まず最初は価格についてみていきます。
DVD版とBlu-ray版の価格を比較すると、DVD版の方が安く販売されていることが多いです。

先ほど触れた乃木坂の東京ドームのLIVEの場合にはAmazonでは2018年7月現在、Blu-ray版の価格が10053円に対して、DVD版は9059円で販売されていました。
 

 

価格差はわずか1割程度ですが、一般的なLIVE版は1万円程度から3万円程度の価格のため、少しでも節約してLIVE盤を購入したい場合はDVD版も検討の価値がありそうです。

 

Blu-ray版と比べてDVD版のほうが1割程度安く購入できる

 

再生環境

次に再生環境について考えてみたいと思います。

DVDはBlu-rayに比べて普及率が高く、どのご家庭でもDVDを再生できる環境がそろっている場合が多いです。

どのパソコンもODD(光学ドライブ)が付いていないULTRABOOKタイプは存在しても、コンシューマー装置でODDがCD-ROMドライブ搭載という機種はなく、最低でもDVDマルチドライブが搭載されています。一方Blu-rayの普及率は現在約60%程度と、まだまだ普及率に課題があるようです。

 

BUFFALO 書き込みソフト添付 ポータブルBD ブラック BRXL-PT6U2V-BKC

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車を運転する人であれば、ほとんどの備え付けのナビゲーションはDVDドライブが搭載されているため、ドライブをしながらDVDを楽しむことができます。


車の中の音の反響は練習スタジオの反響によく似ています。そのためご自宅で聞くよりとても音の余韻があって、LIVE盤を再生させるにはとても適した環境です。特にウーハーを増設するだけで、その重低音にまるでライブ会場に来ているような錯覚を味わうことができます。

DVD再生環境の普及率が高く、Blu-rayの普及率は現在でも60%程度

画質の違い

一般的なDVD-Rの記憶容量が約4.7GBに対して、一般的なBD-Rであれば25GBの保存が可能でで、約5倍以上の容量の差があります。そのため、Blu-ray版の方が画質がきれいです。

Blu-ray版だとフルHD1920×1080ピクセルであるのに対して、DVD-video形式であれば720×480ピクセルと、約6分の1の画質でしかありません。

現在発売中の液晶ディスプレイの最高画質はほぼ720×480ピクセル以上ですので、DVD版の場合には全画面で再生するとぼやけて見えたり、ブロック感やギザギザ感を感じてしまうこともあります。

AVCHD方式でDVDに保存すると、DVDでもハイビジョン画質で保存することができますが、そもそものDVD媒体では保存容量が足りないため、Blu-rayと比較して収録時間が短くなってしまいます。

全員のメンバーのパフォーマンスをしっかり確認したい場合にはBlu-ray版を購入して、かつ大型のTVに出力するなど大きいモニタを利用するのがよいと思います。さらに画質にこだわる場合には、PCでBlu-rayを再生し、解像度の高い4K8KテレビにHDMI2.0ケーブルで接続し、4K60Pで出力することで、最高画質でLIVE盤を楽しむための環境が完成します。

Blu-ray 1920×1080ピクセル
DVD 720×480ピクセル 
Blu-rayの方が約6倍鮮明に視聴することができる

 

シーンキャプチャー

アイドルファンであれば、LIVE盤に映る乃木坂メンバーの表情やパフォーマンスを画像としてキャプチャーし、保存していつでも見れるようにしたいというファンもきっと多いことでしょう。

DVD版であればパソコンの再生ソフトで視聴すると、再生ソフトの機能で好きなシーンのキャプチャー画像を保存することができます。もちろん著作物で肖像権もあるため、個人利用に限ります。


乃木撮のTwitter投稿が期間限定で認められたように、乃木坂はメンバーの画像について比較的寛容でもありますが、あんまり多くの画像が拡散されると気の毒に思うのも正直な気持ちでもあります。お前が言うなというご批判はもっともでございます。失礼しました。

一方Blu-rayであればコピーガードがあるため、シーンの画像キャプチャーはできません。コピーガードをはずす方法もありますが、違法と判断される可能性もあるためおすすめしません。

DVD版は再生ソフトでシーンを、画像としてキャプチャーできる

 

音質の違い

最後が音質の違いです。
一般的にDVD版はMPEG2という形式のため、AACと圧縮技術で転送レートが448kbpsドルビーデジタル再生に対応しています。一方Blu-rayの転送レートは640kbpsとDVDをはるかに上回ります。

また、DVDの圧縮方式の場合には、再生時にどうしても完全に再生できず、音声のロスが発生してしまいますが、Blu-rayの場合は理論上再生時にも音声にロスがない、ロスレス再生が可能です。

簡単にイメージしてみると、DVDは右スピーカー、左スピーカーのステレオタイプで、BDは5.1chのサラウンドでも対応できる程度と言っていいかと思います。

個人的な感想を書くと、確かに音質の違いはDVDとBlu-rayの一番の相違点かもしれませんが、車のナビでも閉鎖された空間という環境に加え、追加のスピーカーをいくつか準備することで、DVDでもよい音質で楽しむことができます。

テレビの小さいスピーカーであれば、両者の違いはほぼ感じることができず、重要なのは媒体の種類ではなく再生するスピーカーと環境ではないかと思います。

Blu-ray 転送レート448kbps
DVD 転送レート640kbps

 

LIVE盤の隠れた魅力

乃木坂のLIVE盤といえば、それぞれのメンバーの華やかな舞台にキラキラ輝くパフォーマンスを楽しむファンもきっと多いことと思います。

ただし、ぜひ試してもらいたい個人的におすすめの楽しみ方は、乃木坂メンバーの歌声のパフォーマンスを楽しむ方法です。

歌声って言われても、あんまりCD音源と変わらなく聞こえるけど…

とピンとこないファンの方の気持ちもよくわかります。

ただ、個人的にはせっかくLIVE盤を購入しているのに、歌のパフォーマンスを楽しまないのはもったいなく思えます。

確かに普通に聞いてみると、CD音源に似たユニゾンの歌声が聞こえてきますので、楽曲によっては歌入りのオケを使っている部分もあるんじゃないかと勝手に思うこともあります。


出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#132 


ただしですね、性能がよいスピーカーを通してじーっくり聞いてみると、しーっかりマイクが生きていて、乃木坂メンバーのそれぞれの歌声がしっかり聞こえてきます。楽曲を心を込めて歌いあげる乃木坂メンバーを見ていると、やっぱりどうしても歌声を聞きたくなってしまいます。

歌がうまいメンバーが多い乃木坂46ですので、この歌声がLIVE盤は気持ちがこもっている分、とても感動的な歌声でいつも心が打たれてしまいます。

LIVE盤の歌声を楽しむ方法

では、具体的に乃木坂メンバーの感動的な歌声を楽しむ方法です。

一番簡単なのは閉鎖された空間で、比較的音量をあげて聞くことです。
車の中でドライブしながらとか、ヘッドフォンで意図的に密閉空間を作ってみるのもよい方法ではないでしょうか。

ユニゾンの歌声のベースに乘って、ところどころにメンバーの歌声が聞こえてくるかと思います。ただし、十分安全と耳の健康に注意しながら楽しんでみてください。


PCで再生する場合には、あまり音質が良くないTVよりスピーカーがさらに小さいので、スピーカーの増設は欠かせません。某PioneerとコラボしたPCもありますが…


場所をとらないUSBバスパワータイプのスピーカーであれば、とても安くて500円程度からありますが、これまで検証してきた製品の中で、一番価格のわりに高音質だったのがJBL Pebblesというスピーカーです。

 


価格ドットコムで4.6の高評価でありながら、実売価格は5300円程度で購入することが可能です。

高さ13㎝と場所を取らず、USBパスパワー駆動で電源ケーブルもないため、デスクトップでもノートパソコンでも邪魔にならず使えます。

そして音質は数万円程度のスピーカーレベルで、クリアな音質に中低音もちゃんと響くのが特徴です。某世界的に有名なメーカーの3万円のスピーカーより、この商品のほうが音質がよかったと個人的には感じたくらいです。

このスピーカーに限らず、PCでLIVE盤を再生する場合には、スピーカーは増設したほうがよいでしょう。

それぞれのスピーカーのレビュー記事は以下のブログにありますので、もし購入を検討される場合には、参考にしてみてください。


さらに高音質の臨場感で楽しむ方法

Blu-ray版を購入する場合には、その高音質を生かせる環境があると、乃木坂メンバーの歌声まで楽しむことができます。

5.1chのサラウンドシステムがあれば一番楽しめるのでしょうが、スピーカーを多く置くため設置場所の問題や、再生音の大きさからご近所の騒音問題があります。

そこでわたしが使っているのが、ソニー SONY 9.1ch デジタルサラウンドヘッドホンシステム 密閉型 MDR-HW700DSというヘッドフォンです。なんとこのヘッドフォンですが、スピーカーを部屋にたくさん置く必要も、騒音でご近所さんに迷惑をかけることもなく、仮想9.1ch デジタルサラウンドを楽しむことができます。


このヘッドフォンのすごいところは、HDMI出力端子の機器と、HDMI入力端子のモニタ(一般的にはテレビ)があれば、いろんな機器に使えるという点です。

パソコン、PS4、PS3、ハードディスクレコーダー、テレビと電源を入れただけで、5種類の機器の音声をそれぞれ、9.1ch デジタルサラウンドで聞くことができます。


個人的にはこのヘッドフォンが一番お気に入りで、目を閉じるとたくさんのメンバーの声が聞こえてきて、LIVE盤を購入してよかったなと思う点でもあります。

デメリットとしてHDMI2.0に非対応のため、4Kテレビに接続してもフルHD、または4K30Pでの再生になってしまいます。ただしBlu-rayはもともとフルHD画質でしかなく、TV側がフルHDを仮想4K画質で再生する製品も多いため、不便に感じることはないかと思います。

 

ソニー SONY 9.1ch デジタルサラウンドヘッドホンシステム 密閉型 MDR-HW700DS

ソニー SONY 9.1ch デジタルサラウンドヘッドホンシステム 密閉型 MDR-HW700DS

 

 

まとめ

LIVE盤を購入する場合、DVDとBlu-rayのどちらがよいのか、今回もまたながーーーい文章で確認してきました。

結論としてBlu-rayの再生環境をお持ちの場合には、LIVE映像音声を高スペックで楽しめるBlu-ray版を選択したほうがよいと思います。ただ、DVD版を購入したとしても工夫次第で、乃木坂メンバーのパフォーマンスだけではなく、感動的な歌声まで楽しむことができることでしょう。

最近気がついたのですが、一般的なアーティストの楽曲って高いキーで声を張り上げて歌う楽曲が多いのですが、アイドルグループの楽曲って落ち着いたキーの楽曲が多いんですねぇ。

きっとグループのメンバーのユニゾンであるため、みんなが無理せず歌えるキーという配慮なのでしょうが、乃木坂メンバーが歌がうまいメンバーが多いので、歌声の魅力を最大限に引き出すような、アーティスティックで声を張り上げて歌うキーの楽曲も、たまには聞いてみたくなりました。

すでに何曲かあるように、半分のメンバーは下にハモったりすると、ますます乃木坂の新しい魅力としてアーティスティックなグループの階段を登ることになるんでしょうねぇ。

なーんて、未来に夢をはせたところで、今回のかえるがおはおしまいです。

さすがに文章が長すぎでっす。がっくしっと。