こん○○は、かえるがおです。
早速ですが個人的に冬がとっても苦手です。それは寒い朝になかなか起きることができないからです。
どんな対策をとってみても、二度寝の常習犯で遅刻ギリギリに飛び起きて、そのまま着替えて会社に行くことも珍しいことではありません。
大げさではなく寒い朝にふとんから、寒い世界へ抜け出すのは本当に一大決心が必要で、また冬はなぜか睡眠が深く朝は特にとっても眠いのです。この2つの問題を乗り越えない限り、ちゃんと起きることはできません。
世間のみなさんはよくちゃんと起きれるなーと尊敬してしまうくらい、朝起きることができません。
冬の朝の問題をまとめますと
・寒くてふとんから抜け出ることができない
・冬特有の深い睡眠状態から目が覚めない
の2つです。この問題を解決しない限り、快適な冬の生活を送ることはできません。
同じような悩みを抱えた方も多いのではないかと思って、Webで検索してもなかなかわたしにとって効果的な方法がみつかりませんでしたので、いつものように検証して記事にしてみたいと思います。
- 被験者のパーソナルデータ
- 目覚まし時計を大量にセットする方法
- 暖房で部屋全体を暖かくしておく方法
- 睡眠時間を十分確保する方法
- 過去に検証済みの睡眠の質を上げる方法
- 発想の転換
- 朝起きれない本当の理由
- 付録(絶対に起きれる目覚まし時計)
被験者のパーソナルデータ
まずは、今回の検証結果を実践してみたわたしのパーソナルデータからご紹介します。
名前:かえるがお
ステータス:まぬけなおぢさん
HP:かなり低め MP:0
スキル:起きなくてよいのであれば、いつまででも寝ていられる
特性:主食はラーメンなのに血圧が低い
座右の銘:「人間も冬眠するはず」 byかえるがお
小学生の頃の夢:暖房をがんがんにつけたぬくぬくの車で出勤すること
小学校の頃のステータス:冬はこたつから首を出しただけのヤドカリ状態、耳と手にしもやけがデフォルト
現在:スヌース機能は最低30分は使うもの。
目覚まし時計を大量にセットする方法
まず最初にチャレンジしたのが、めざまし時計の大量セットです。
スマホが2つ、ベル型のブリキの時計が1つ、そしてデジタル時計が2つです。
枕元にすべてのめざまし時計を置くことができませんでしたので、徐々にベッドから距離を離して、最終的にはソファーの上にまで設置しました。5つも時計をセットしましたので、これできっと起きられるはずです。
検証結果
(i)すべて同時刻にセットした場合
めざまし時計が一斉に鳴るため、かなりのうるさい音で、一瞬で目を覚ますことができました。
ただし、完全に意識が覚醒しているわけではありませんので、寒さに負けて手が届く範囲の時計は無意識のうちに「スヌース機能」にセット。
ふとんから出るのには、かなりの勇気が必要なため、遠くの時計は意識のかなたで「なんで遠くに時計を置いたんだろう」という、睡眠前のの自分をうらむような気持が芽生えて、結局鳴りっぱなしの放置状態。
起きたのは、もう起きないと遅刻する、というギリギリの時間。
(ii)時間差で目覚まし時計をセットした場合
一番早くセットした手が届く範囲のスマホはなぜか知らない間にスヌース機能が働いている状態。時間差で目は覚めるが、同時刻に一斉にセットした場合より音が小さい分だけ、ほとんど無意識。
時間差でなり始めるため、「なんで遠くに置いてしまったんだろう」という睡眠前の自分をうらむ気持ちはさらに倍増。
めざまし時計は鳴りっぱなしのまま、これ以上寝ると遅刻してしまうというプレッシャーに負けて起きる。ただの近所迷惑。騒音のもとはわたしの部屋でした。ごめんなさい。
めざまし時計を大量にセットしても、眠いのとあったかいふとんから抜け出ることができない2つの相乗効果の方がまさり、私の場合は効果がないことがわかりました。
かなりうるさく近所迷惑になるので、即刻やめた方がいいレベルです。また、めざまし時計を何個も置くと、部屋の雰囲気が損なわれることも付け加えておきます。シックでおしゃれな雰囲気の部屋であれば、大量のめざまし時計のセットはおすすめしません。
暖房で部屋全体を暖かくしておく方法
めざまし時計を大量にセットする方法が失敗した原因が、めざまし時計を止めることよりも、寒くてふとんから出れないことの方が勝ってしまったことでした。
では、寒くてふとんから出れないことの対策として、暖房をあらかじめタイマーでセットしておいて、起きる時間に部屋の中を快適な室温にしておけばいいという作戦です。
めざまし時計をセットする時間の2時間前に、暖房のタイマーをちょっとあったかめの20℃にセットしてみました。
検証結果
起きる時間に確かにあたたかいのでふとんからは出やすい状況であることがわかりました。ただし、問題は冬特有の深い睡眠の方です。あったかい分だけもっと睡眠が深くなってしまいました。
めざまし時計をスヌース機能で止めようとは思わないほど深い睡眠で、時計が鳴ったことすら覚えていません。はっとして起きたのが、遅刻のタイムリミットの時間ではっとしなかったら、ぎょっとしてたところです。
もうひとつデメリットがあるのが、寝ているときに暑くて知らない間にふとんをはいでいるらしく、ふとんをはぐと逆に寒くなってしまって、まだ起床時間でもないのに起きてしまいます。
起きれたのはいいですが、まだ起床時間の数時間前ですので、とってもいやーな気持ちになります。また数時間前に起きているので睡眠不足に陥り、実際の起床時間にはさらに深い夢の中という悪循環になってしまいました。
睡眠時間を十分確保する方法
では睡眠時間が足りないから朝起きれないのではないかという問題を解決するために、早く寝てみました。
いつもは2時過ぎに寝るので、22時と24時に寝て睡眠時間を確保するという検証をやってみました。
検証結果
(i)22時に就寝する場合
結論から先に書きますと、いつもの就寝時間とくらべてびっくりするほど眠りが深く起きることができませんでした。
自律神経の働きにより、寝ている時間と覚醒している時間がある程度決まっています。これが体内時計と言われるものなのですが、22時に寝てしまった場合、身体が夜の就寝ではなくちょっとした昼寝程度のうたたねと判断しているようで、必ず2時から4時の間に起きてしまいます。
一旦起きてしまってもすぐに寝ることができるのですが、その2回目に寝た時間が身体は就寝時間だと思っているようで、そこから起算すると起床時間までの睡眠時間が足りないため、まぁびっくりするほど眠いです。
上まぶたと下まぶたのくっつき具合が尋常じゃないほど深い眠りでした。そのため早すぎる就寝時間はおすすめしません。
(ii)24時に就寝する場合
この場合、夜中に起きることはありませんでしたが、結果的にいつも寝る時間よりも遅く寝て、ひょっとして睡眠時間がたりなかったのかも?と、まちがってしまうくらいにとっても眠かったです。
どういう仕組みかわかりませんが、いつもより睡眠時間が長いと、休みの日のいつまででも寝てていいモードに、勝手に体が切り替わってしまうのかもしれません。
起床時間の感覚はまさに睡眠不足。寝過ぎたのになぜ睡眠不足に感じてしまうのかは不思議です。
たまに19時に家に帰ってきて、気づいたらソファーのうえでそのまま寝てしまって、気づいたら朝になってたパターンもよくありますが、このパターンでもなぜか1日中すっごく眠いだけでなく、偏頭痛というおまけつきですので、よい子のみなさんはまねをしないようにお願いします。
過去に検証済みの睡眠の質を上げる方法
ほかにも睡眠の質が悪いから、起きにくいという説をネット上でみつけました。
睡眠の質向上については、もうすでに検証済みでした。
ベッドのマットレスが固くて睡眠の質が悪いのではないかと思いまして、やわらかい身体を包み込むマットレスに変えましたが、眠りは深くなったものの効果ありませんでした。
掛け布団も羽根ぶとんにして、シーツやまくらカバーもふわふわのあったか~い素材に変えてみましたが、就寝時にふとんに入るときにぬくぬくで、あったかくてテンションが上がるだけで、朝すっきり起きることには、まったく効果がありませんでした。
口呼吸が睡眠の質を下げるという記事を読んで、夜寝る前にマスクから鼻だけを出して寝るようにしましたが、確かに睡眠の質は向上したようですが、朝起きれないことにはまったく効果がありませんでした。
合わせて現在睡眠の質向上の方法として現在流行っている、足の土踏まずや小指に冷シップを貼って寝る方法も確かめてみました。
確かにリラックス効果はありましたが、朝起きがつらいことには変わりなく、やっとの思いで起きてもシップのくさーい独独のにおいだけが自分の身体から漂い、こんなにおいじゃ人前に出れないと、朝からブルーな気持ちになるだけでした。
発想の転換
冬の朝は寒くてふとんから出れないうえに、眠りが深くとっても眠いです。今までの検証はこの2つの事実に対して、少しでも効果がある対策を考えてきました。そしてその対策方法は残念ながら、今回の検証では見つかりませんでした。
ただ、発想を変えてみると別の側面が見えてきます。
すべての検証結果においてふとんから出れないくらいに寒くても、冬特有の眠りがとっても深くても、結果的には朝起きて仕事に行くことができているという点です。
すべての検証において、結局朝起きれた要因を調べることで、どうしたら朝起きれるのかがきっとわかるはずです。すべての検証結果で朝起きれたトリガーは「これ以上寝たら遅刻してしまう」という、ただの内面的な思いでした。
朝起きれない本当の理由
言い換えるとすべての検証において、わたしが起きた理由が単純に「遅刻をしたくない」という思いと言い換えることができると思います。
たとえばこんな日がありました。
1か月に1回業務報告の資料を作る日があります。この仕事は部署の業績にも直結するため、すごく慎重にすべてのデータを集めて資料作りをする必要があるのですが、この資料を作ろうと寝る前に思った次の朝、スヌース機能も使わないで、まるで別人かのようにがばっと起きることができたのです。
このことから、何かやらなければいけないもの、何かやらなければいけないことを、前日計画して考えておけば寝ている間も気になってしまって、早く起きてしまうということがわかりました。
ということは、冬の朝に起きることができなかった本当の理由は、冬の寒さでもなく睡眠の深さでもなく、
わたしの場合は、単なる気持ちの問題だったということに気がついてしまいました。
新しい日の朝を、計画性もなく向かえてしまった場合、目標もないため、持ち前ののんきでなまけぐせがでてしまって、遅刻ギリギリまで起きれない。その日の目標があってやるべきことを設定していた場合には、やることがあって寝ている場合ではないので、すっきり起きることができる。
これを今回のかえるがおの検証での結論としたいと思います。
確かにもっと寒い地方で生活されている方々も、ちゃんとしっかり朝起きて生活されていますからね。あったかい首都圏に住んでて、寒いなんぞと騒いでしまい申し訳ありませんでした。
付録(絶対に起きれる目覚まし時計)
冬の朝に起きれないことに真剣に悩んで検索でたどり着いたあげく、こんなながーい検証記事を読まされて、結論が精神論ときたからには、いままで長い文章を読んだ時間をかえせーという、読者のみなさまの心の叫びが聞こえてくるようでございます。
そんな方のために、1つだけ冬の朝起きるのに便利な情報をお伝えさせてください。
睡眠ホルモンであるメラトニンは太陽の光を浴びることで一気に減少します。一方、神経伝達物質のドーパミンやノルアドレナリンなどの働きをコントロールし、脳の覚醒や身体をスムーズに活動させる働きのセロトニンも、太陽の光を浴びることで増えるといわれています。
冬に限らずすっきり朝起きるための重要な要素が太陽なのです。
わたしの家の場合は、集合住宅で近所の目もあるので遮光カーテンにしているため、朝目覚めるきっかけとして太陽の光を利用できません。朝に太陽の光を部屋に入れるためだけに、カーテンを開けっぱなしで寝るのは不用心でもありますしね。
ということで、実は昨年この太陽光を朝の目覚めに利用するために、便利グッズを買いました。
それが光で知らせる目覚まし時計でした。このめざまし時計が人間の生態を利用した、とてもよい目覚まし時計でした。
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ベッドの近くに置いておくと、起きる時間が近づくにつれて徐々に明るくなり、起きる時間には最大の明るさになるという、日の出をイメージした目覚まし時計で、Amazonのレビューの評価が高いように、わたしの場合には効果てきめんでした。
去年買ったのはPhilipsの商品は並行輸入品だったので、日本語の取扱説明書がなく、そして値段がかなり高かったのですが、現在では3000円程度で別のメーカーの目覚まし時計が買えるようです。
レビューに目を通してみましたが、評価は4.5とこちらもかわらず評価が高いようです。もしお求めされる場合には類似品が多いため、必ずレビューに目を通してから、購入されることをおすすめします。
そういえば今年は部屋の模様替えをして、ベッドまわりに光目覚まし時計(ウェイクアップライト)を置けるスペースがなくなり、飾り棚のうえに光めざまし時計が移動していました。どおりで今年は起きれないはずですよね。
検証する前に、光目覚まし時計をセットするところから始めなきゃいけなかったんだと、これまで検証してきた自分のまぬけさに呆然とするかえるがおなのでした。
おしまい。