続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

乃木坂46新体制始動!全メンバーで『魅せる』全力パフォーマンス

「乃木坂の顔」としてデビュー当初から先頭を走ってきた、生駒里奈というメンバーが卒業されました。

ミュージックステーションで本格始動となった乃木坂46新体制。新体制の真ん中には、やっぱり乃木坂の活動だけでなく、グループを離れた活動でも引っ張ってきた、もうひとりの精神的な支柱にしてリーダー的な存在の、白石麻衣さんがいました。

披露された楽曲は20thシングル『シンクロニシティ』。乃木坂46メンバー全員でのパフォーマンスは、なぜか見ている者に新体制の乃木坂メンバーの覚悟が伝わってくるかのようでした。

今回は乃木坂46の圧巻のパフォーマンスに圧倒された1ファンの個人的な備忘録として、感想を残しておきたいと思います。

出典:テレビ朝日「ミュージックステーション」

 

 

Mステ『シンクロニシティ』フォーメーション

フロント 
山下美月、堀未央奈、生田絵梨花、白石麻衣、西野七瀬、齋藤飛鳥、与田祐希
2列目
桜井玲香、松村沙友理、久保史緒里、星野みなみ、大園桃子、衛藤美彩、秋元真夏
3列目
井上小百合、新内眞衣、高山一実、梅澤美波、若月佑美、樋口日奈、寺田蘭世
4列目
渡辺みり愛、鈴木絢音、中田花奈、川後陽菜、能條愛未、斉藤優里、斎藤ちはる、和田まあや、相楽伊織、山崎怜奈
(陰のセンター)
北野日奈子
5列目
吉田綾乃クリスティー、向井葉月、岩本蓮加、伊藤かりん、佐々木琴子 伊藤純奈、伊藤理々杏、阪口珠美、佐藤楓、中村麗乃

*個人的に確認しただけなので誤りがあるかもしれません

 




Mステ初出演メンバー13人

今回のミュージックステーションには、乃木坂46のメンバー全員が出演されました。これで全員のメンバーが、アイドルであれば誰もが憧れるMステの収録に参加されたことになりました。

きっとこの経験は、今後の活動においての財産となり、新たな決意につながることになるでしょう

Mステ初登場 13人

 

Mステ初出演
梅澤美波、向井葉月、伊藤かりん、川後陽菜、岩本蓮加、山﨑怜奈、伊藤理々杏、伊藤純奈
佐々木琴子、吉田綾乃クリスティー、阪口珠美、佐藤楓、中村麗乃

 
初出演のメンバーは、3期生だけでなく意外なメンバーの名前もありました。勝手に何度もMステで見たような記憶があったのですが、今回の初登場、本当におめでとうございました。

 


最年少岩本蓮加さんを紹介する演出もとてもよかったと思います。岩本蓮加さん、伊藤理々杏さんのおふたりは、前回の乃木坂46全員でのパフォーマンス、2017紅白での『インフルエンサー』に、年齢の制限で出演できなかったため、ようやくスポットが当てられることになりました。

Mステ初登場 岩本蓮加

 

 

北野日奈子陰のセンターとして登場

もうひとつうれしい知らせがありました。

休養されていた、北野日奈子さんの音楽番組生放送での待ち望んだ復帰です。
初登場はMステ恒例の階段で、転びそうな向井葉月さんを咄嗟に支えるシーンでした。

このシーンを見る限り、他のメンバーを気にかけることができる余裕が感じられ安心しました。ただ本当に転ばなくてよかったです。その後の向井さんの笑顔も、向井さんらしくてほっとしました。


Mステ初出場メンバーを紹介するシーンでは、能條愛未さんと2人で笑い合ってる北野日奈子さん。これですよね、これ。きいちゃんといえば、人懐っこい笑顔がトレードマークでもあります。さすがじょーさん、いい仕事しましたね。


Wみなみんラインの後ろ、4列目と5列目の間、陰のセンターポジションでした。この位置でのパフォーマンスは、個人的にプレッシャーも大きくなく、また象徴的なポジションでもあることから、とてもいい演出だったと思いました。

 

生駒里奈のポジション

 「乃木坂の顔」と呼ばれた生駒里奈さんは、残念ながら乃木坂にはもういません。

先頭を切って活動をしていたメンバーがいなくなったとき、乃木坂46は生駒里奈というリードオフマンのポジションに誰を置くのか、個人的にとても気になっていました。

生駒ちゃんのポジションに現れたメンバーはこの人、かわいいの神様的な存在、星野みなみさんでした。

Mステ 生駒ポジション 星野みなみ


乃木坂のパフォーマンスの象徴生生星のひとりとして、生駒ちゃんの抜けたポジションを支えるには、とてもよい選択だったと思います。となりのポジションで、生駒ちゃんから学んだであろう3期生、大園桃子さん、久保史緒里さんとの3ショットも、とても画面に映えていました。


生駒ちゃんがいなくなっても、乃木坂のパフォーマンスの象徴である、生生星のパフォーマンスは、今なお確実に乃木坂に息づいているようです。

20thシングル『シンクロニシティ』では、星野みなみさんは選抜メンバーですので、気になるのが、星野みなみさんのポジションに、代替メンバーとして誰が入るかというところです。

星野みなみさんの代わりに、そのポジションで選抜としてパフォーマンスを支えるメンバーに選ばれたのは、なんとこの人でした。待ち望んでいたこの人がついに表舞台に登場です。

梅澤美波さんです。


Mステ初登場とは思えない落ち着いたパフォーマンスと存在感でした。ご本人としてはきっと緊張されていたでしょうが、梅澤美波というメンバーのポテンシャルをいかんなく発揮できたパフォーマンスだったように思えました。

視線がカメラでのパフォーマンスに定評がある高山さん、そして髪型がみゅうみゅう時代を彷彿とさせる若様と、並んでも遜色ありません。これで3期生ですから驚きです。

ただしまだまだ梅澤さんの活躍はこれから。乃木坂のポスト白石麻衣としてこれから様々な分野にもっともっと活躍されるように思えてしまいます。

生駒里奈さんのポジションには、2人のみなみんを起用して、生駒ちゃん卒業の緊急事態であっても、乃木坂の力強さを感じました。

 

センター白石麻衣

以前このブログでは生駒さんのことを、
「現場で叱咤激励しながら引っ張ってきたリーダー」と表現したことがありました。

リードオフマンだった生駒里奈さんを失った乃木坂46。生駒さんの代わりに先頭に立って引っ張っていくセンターには、デビューから半年でファッション誌の専属モデルに選ばれ、デビュー当初からグループ内外で乃木坂の象徴として活躍するこの人、白石麻衣さんです。

シンクロニシティ 白石麻衣


前髪が復活して明るいカラーの髪型の白石さんの変化からも、自分が変えなきゃいけない、支えなきゃいけないという覚悟を感じました。

やっぱり前髪がある白石さんも、かつて見慣れている感があるのか、よく似合いますね。髪色は遠くから見たら、かつての松村沙友理さんかと思いうくらいに明るい色でした。真似するまいやんに憧れる女の子も、きっと多いことでしょう。

 


楽曲のシーンに応じて変わる、表情豊かなパフォーマンスを見て、確実に乃木坂に新時代が到来したことを印象付けました。個人的にとてもお気に入りの表情は、プライベートを思い出させるかのような、楽しそうにパフォーマンスしているまいやんの表情でした。


表情がシーンによって違うこと、そしてアーティスティックな動きのパフォーマンスから、楽曲に入り込んでパフォーマンスしている様子がよく伝わってくるかのようです。

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裸足でのパフォーマンス

20thシングル『シンクロニシティ』は、『インフルエンサー』でおなじみのSeichiroさんの大きくしなやかなのにダイナミックな、アーティスティックな振り付けに、音楽番組ではなかなか見ることができない、裸足でのパフォーマンスです。

Seishiroさんの大きくてダイナミックな振り付けは、揺れる衣装や乱れる髪と相まって、とてもアーティスティックな効果を生み出しているように思えます。

シンクロニシティ 齋藤飛鳥


ひいき目で見ているわけではありませんが、このシーンは本当にすごかったと思います。キレキレなのに大きい齋藤飛鳥さんの髪を振り乱してのパフォーマンスに、梅澤美波さんのダイナミックなパフォーマンス。これがアイドルの楽曲のパフォーマンスとは正直思えません。

激しいパフォーマンスは体調への影響もあると聞きます。一生懸命な全力のダンスのパフォーマンスの分だけ、これからもずっとパフォーマンスを楽しみに見続けることができるように、乃木坂メンバーの方には、是非ご自身をいたわってほしいと思いました。


裸足でのパフォーマンスといえば、アイドルの分野では2011年日比谷野外音楽堂にて開催された、ザンジバルナイトでのももいろクローバーZの『ピンキージョーンズ』の衝撃的なパフォーマンスが思い起こされます。

ももクロはこの時のパフォーマンスで、『全力のパフォーマンス』が認知されるようになったといっても過言ではないと思います。

リハーサルでステージが滑りやすいとに気づいたももクロメンバーが、本番ではすべらないように靴を脱いでパフォーマンスしたところ、靴を履いていた時と比べて、もっと滑るようになったという、おもしろエピソード付きです。

滑るステージでも忘れさせてくれるかのような、この時の全力のパフォーマンスが、見る人の心に響き、ももクロを一躍全国区に押し上げたことでしょう。

乃木坂46のパフォーマンスの特徴

一方乃木坂も同様です。Mステのアクリル製のような素材のステージで、しかも裸足でのパフォーマンスは、一見やっぱり滑りやすそうに見えてしまいます。

そんな不安を全く感じさせず、大きい動きの高速な振りのまま、アーティスティックにパフォーマンスをするメンバーを見て、乃木坂の全力パフォーマンスも、今後乃木坂を象徴するパフォーマンスになるのかもしれない、と思いをはせてみました。

みんなおしゃれな女の子だから、本当はペディキュアしたいメンバーもいるとは思うんですけどね。

今回の『シンクロニシティ』における乃木坂の全力パフォーマンスを見て感じたことは、全力のパフォーマンスであっても、魅せるパフォーマンスであることです。

楽曲を歌う表現方法、そして楽曲をダンスする表現方法は、その楽曲の意味を咀嚼して理解し自分の気持ちを込めて、すべてのアーティストはパフォーマンスをされることでしょう。

朗読でも、芝居のセリフでも同様です。楽曲やセリフを一度自分なりに理解して、それを見ている側に表現して提供するのが、アーティストとしての役割です。

この過程で一番重要なのは、思いを表現することです。この思いを表現する様子を見て、見る側は感動したり、共感したり、涙したりします。

強いて言うと乃木坂のパフォーマンスを見ると、"思いを表現すること"を"思いを表現して魅せること"に進化しているように思えます。


表現しながらも、ファンに思いを届けるという大前提を見失うことなく、ファンに対してそのパフォーマンス魅せようという、メンバーからファンへの強いベクトルを感じるような気がします。

この場合の"魅せる"とは、"見せて+魅力で魅了する"と言い換えてもいいかもしれません。

このファンに自分のパフォーマンスを魅せたいという思いが、42人の大勢でのパフォーマンスでも、それぞれのメンバーが自分らしさを発揮できるし、全体として見ても迫力の圧巻のパフォーマンスに見えてしまう要因ではないかと感じました。

まとめ

新体制が本格始動した乃木坂46。「新体制」これまで何度も繰り返し聞いてきた言葉です。

リードオフマン生駒里奈というメンバーがいなくなった窮地だったはずなのに、その窮地をきっかけにチャンスに変えて、一致団結してパフォーマンスのレベルを上げてきた乃木坂メンバー。今後のパフォーマンスがますます楽しみになりました。

『シンクロニシティ』という、取り扱いが難しかった過去を持つ、心理用語をタイトルとした楽曲がどんな内容になるのかと、一時期は正直不安になることもありました。
 


まさか似たような言葉の"シンクロナイズ"という言葉とかけてくるとは、まったく思いもしませんでした。さすが流行を作り出すインフルエンサーの秋元さんならではですね。結果的にメンバーの個性が光り、そして乃木坂の凝集性の高いパフォーマンスを示す、とってもよい楽曲に仕上がりました。

最後になりましたが、渡田の一輪車クラブのパフォーマンスもとても芸術的でした。川崎の海側の街に、こんなクラブがあったことに驚いたかえるがおなのでした。

 

一輪車 インフルエンサー

 

メンバーのパフォーマンス

 

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