続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

日本レコード大賞乃木坂46『インフルエンサー』が受賞!たどり着いた坂道の頂点

59年の歴史にある日本レコード大賞に、見事乃木坂46の『インフルエンサー』が選ばれました。乃木坂46のメンバーのみなさん、スタッフのみなさん、そして乃木坂ファンすべてのみなさん、本当におめでとうございます!

年末のレコード大賞には注目が集まる中、ステージでは驚くほどの圧巻のパフォーマンスでした。『インフルエンサー』は高速の手の動きで難易度が高いダンスにも関わらず、今まで見たパフォーマンスのどれより、大きな振りのパフォーマンスで、そして全員のメンバーのチームワークで、息ぴったりのパフォーマンスに唖然としてしまいました。

今回のパフォーマンスのどのシーンをキャプチャーしても、一糸乱れることなく全員でばっちり振りがあってるのに本当に驚くばかりです。

紅白歌合戦のリハーサルも既に、2日間にわたり行われているとのことで、どれだけ年末に向けてパフォーマンスを仕上げてきたのか、よくわかるくらいの圧巻のパフォーマンスは、まさに日本レコード大賞の受賞するにふさわしい乃木坂46のパフォーマンスでした。


出典:YouTube TBS「第59回輝く!日本レコード大賞」

 

 

パフォーマンスメンバー


まずは、日本レコード大賞の晴れ舞台で、パフォーマンスを行ったメンバーから見ていきたいと思います。

レコード大賞 優秀賞 乃木坂46


秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、井上小百合、衛藤美彩、齋藤飛鳥、斉藤優里、桜井玲香、白石麻衣、鈴木絢音、新内眞衣、高山一実、寺田蘭世、中田花奈、西野七瀬、能條愛未、樋口日奈、星野みなみ、堀未央奈、松村沙友理、若月佑美 五十音順敬称略です。


注目は最近メディアで表題曲を披露することが多い、鈴木絢音、寺田蘭世、樋口日奈の3人です。次回の選別発表ではやっばり期待がかかります。

 

注目のWセンターの間の中央の伊藤万理華さんのポジション、陰のセンターは中田花奈さんでした。確かにくねくねダンスで、ダンススキルが高いメンバーでもあり、順当な選択だったのではないでしょうか。


万理華さんが「優里やりなよー」って言ってた斉藤優里さんがまりっかさんのポジションだったら、きっと全然楽曲の雰囲気が変わったのかもしれません。そんなシーンも今後見られると思うと楽しみでもあります。


個人的に注目したいのは久々の選抜でのパフォーマンスの能條愛未さんでした。乃木坂メンバーの『インフルエンサー』でのかっこいいパフォーマンスであっても、能條さんが映されただけで、なぜかほっこりしてしまう、おもしろい雰囲気をもつ、貴重なメンバーのような気がします。

日本レコード大賞の大舞台で、能條さんのパフォーマンスが、見れてうれしくなりました。

インフルエンサー 能條愛未

 

圧巻のパフォーマンス


優秀作品賞のパフォーマンスでは、後に西野さんに「一番いいものができた」と言わしめた、ものすごいパフォーマンスが披露されることになります。

最初からメンバー全員の気持ちがのっていて、メンバー全員で気持ちが1つになっていたように感じました。

レコード大賞優秀賞 インフルエンサー


紅白のリハーサルでは、振り付けのSeishiroさんを呼んで、もう1度振り入れから始めたと報じられています。過去最高難易度の振り付けの振り入れを、もう一度行うということは、並々ならないメンバーの決意の表れに感じます。

その結果出来上がった新しい『インフルエンサー』は、さらにパワーアップして、大きくダイナミックな振りと、全員でばっちり振りを合わせて、そして気持ちまで凝集性高く合わせることができる、すばらしいパフォーマンスと成長していました。

f:id:faceflog:20171231014453j:plain


『インフルエンサー』の高速振り付けを普段から見慣れている乃木坂ファンの方も、今回のパフォーマン氏を見て、驚いた方がたくさんいたと思います。それくらいすばらしいパフォーマンスでした。

 


特に目についたのは、乃木坂のエースに育った齋藤飛鳥さんでした。

あの塩対応だったはずの飛鳥ちゃんが、必死にパフォーマンスしている様子が、本当によく目立ちます。全身の振りだけでなく、きっと首の角度でも表現しているかのようで、まさか少し前まで、前髪が1mm単位で乱れないように、気にしながらパフォーマンスしていたメンバーとは思えないほどです。

インフルエンサー 齋藤飛鳥


1期生最年少メンバーだった飛鳥ちゃんも、乃木坂を背負っていくべき、よいメンバーに成長されましたね。

レコード大賞 齋藤飛鳥

 

キャプテン桜井玲香コメント
すごく緊張しているんですけども、念願の舞台なので、今日は精一杯がんばりたいなと思っています。

 
キャプテンのコメントは落ち着いているだけでなく、いつも冷静に必要なことを網羅していて、話がとってもうまいと感じます。

白石麻衣コメント
このステージは、私たちの目標でもあったので、今本当にうれしく思っています。


白石さんのコメントは、もう既にうっすら涙をためて、いつもと違う上ずった声で、レコード大賞という夢の舞台に立てる喜びと同時に、緊張感が手に取るように伝わってくるかのようでした。


乃木坂46はレコード大賞にふさわしかった

近年のレコード大賞というと、正直よくない噂や、メディアでは大賞は乃木坂に決まったのではないか、という報道もありました。

では、本当に乃木坂46がレコード大賞受賞にふさわしかったのかどうかを、客観的に数字で確認してみたいと思います。

レコード大賞の選定は、もともとレコードの販売枚数、今でいうCDの販売枚数、売り上げを基準としています。

2017年の日本レコード大賞のゴールドディスク認定、いわゆるミリオンセラーを達成した楽曲は全部で7曲あります。

 

AKB48 『シュートサイン』 2017年3月 ミリオン
乃木坂46『インフルエンサー』 2017年3月 ミリオン
AKB48 『願い事の持ち腐れ』 2017年5月 2ミリオン
乃木坂46『逃げ水』 2017年8月 ミリオン
AKB48 『#好きなんだ』 2017年8月 ミリオン
乃木坂46『いつかできるから今日できる』  2017年11月 ミリオン 


あと1曲はなんと、2016年7月発売以降も売れ続けて、2017年11月にミリオンセラーを達成した、 2017年11月ミリオンの乃木坂46『裸足でSummer』です。

このことから2017年の1年間でミリオンセラー4曲となり、1番多くミリオンを達成したのが乃木坂46だったことがわかります。

確かにAKB48の『願い事の持ち腐れ』は2ミリオンで200万枚の売り上げを達成していますが、その内訳をみると握手券付きの劇場版を除く通常版の売り上げが 268060枚と、乃木坂46『インフルエンサー』のforTUNE盤を除く395748枚を下回っていることがわかります。

出典:CD売上推移: AKB48グループ・坂道シリーズ データ部屋


名実ともに、楽曲の売り上げと楽曲の人気があった曲が、乃木坂46の楽曲だったということから、数字からも乃木坂46のレコード大賞受賞は妥当だったと思います。

レコード大賞受賞の瞬間

結成から6年。努力を重ねてきた乃木坂46はいよいよ、日本歌謡界の頂点に立つときがやってきました。とうとう、2017年第59回レコード大賞受賞曲として、乃木坂46『インフルエンサー』が告げられることになるのです。


すごく驚いた表情で、涙を浮かべる白石さんに対して、驚きながらも白石さんを気にかけて見つめる西野さん。『インフルエンサー』のWセンターは、ここまで乃木坂を引っ張ってきた2人のセンターでもありました。


こんな時でも桜井さんは腕組みをして肝が据わっています。さすがキャプテンです。いつもの笑顔の中にも、込み上げてくる感動を、押し殺しているように見えてしまいます。


59年ものレコード大賞の長い歴史の名曲の中に、ついに乃木坂46の楽曲がその名を刻むことになりました。


メンバーの感極まる様子も、これまで苦労を重ねて頑張ってきた過程を知っているファンであれば、胸に迫るものがきっとあったことでしょう。本当におめでとうございます。


日本レコード大賞という、日本歌謡界の頂点に立ったその瞬間であっても、深々とお辞儀をする乃木坂46メンバーのその姿勢に、心を打たれました。

 

キャプテン桜井玲香コメント
本当にうれしくて今信じられないです。
でもこうして大賞をいただけたのは、いつも支えてくださっているスタッフさんと、あとここにいないメンバー全員と、あとはファンのみなさんと、本当に乃木坂46にかかわってくださっている、すべての人のおかげだと思っています。本当にに心から感謝します。ありがとうございます。

 

 

白石麻衣コメント
どういったらいいかわかんないんですけど、応援してくださるみなさんへの感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。


 

西野七瀬コメント
さっきのパフォーマンスでは自分たちの中でも、すごく今までで一番いいものができたなって、みんなでも自画自賛していたので、それがまさか受賞できると思わなかったので、本当にうれしく思います。
ちょっと夢見てしまったけど、どこかで「ないかな」とも思っちゃってたから、本当に信じられなかったです。

※西野さんのコメントはいつも率直で、いつも素直です。

 

 

齋藤飛鳥コメント
さっきもお話あったように、さっきのパフォーマンスがみんなの中でよかったのでこのあと披露するのがちょっと怖いです。

※本音のやさしい飛鳥ちゃんVerでしたが、後半時間が無くなってバッサリカットでございました。

今後は乃木坂のエースとして、重要な場面でコメントを振られることも多いでしょうから、ちゃんとコメント考えておきましょうね笑

 

 

拡がる期待

いよいよ日本レコード大賞の翌日は、NHK紅白歌合戦です。紅白歌合戦でも乃木坂46は『インフルエンサー』を披露することが発表されています。

レコード大賞のステージで披露した2回のインフルエンサーを見ると、1点だけ不思議に感じる点がありました。

最後のサビに向かっていく時に、左右一列にメンバーが並び、ぱっと開けたときにWセンターの白石さん西野さんが立っているという場面です。

まずは優秀作品賞のパフォーマンスです。

地球と太陽みたいに


次がレコード大賞受賞時のパフォーマンスです。


どうもWセンターの2人の間隔が少し離れているように見えるのです。約1週間前のミュージックステーションも、今回同様に広いステージだったのですが、その時のパフォーマンスがこちらでした。

出典:テレビ朝日「ミュージックステーション」


やっぱりレコード大賞のパフォーマンスの時だけ、例えばひとり大きめの、でっかい人でも入れそうな、スペースがあいているような気がしてしまいます。

紅白歌合戦でのパフォーマンスを完成させるために、すでに2日間のリハーサルを終わっている乃木坂46メンバー。

振りの大きさとメンバー全員で振りを合わせること意外に、もうひとつWセンターの真ん中に、ちょっぴり大きめのよく知っている準メンバーを置いたパフォーマンスも練習してそうな気がします。


もし、こんな感じで3人で並ぶにはいい感じのスペースに見えないでもありません笑

テレ東音楽祭、そして神宮での夏のツアーに続く3度目の、乃木坂46とヒム子の競演が、テレビ局の垣根を超えたあの、NHK紅白歌合戦の大舞台で、もう1度だけ披露されるのを是非見てみたいと願っています。期待は広がるばかりです。

2018/01/04追記
結果はご存知の通り、残念ながらステージでのヒム子との共演はなく、映像での共演となりました。


出典:テレビ東京「テレ東音楽祭」 

 


出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#114
 

最後に

長年の努力でとうとう日本歌謡界の頂点まで登り詰めてしまった乃木坂46。2017年は飛躍の年、ホップステップジャンプでいうところの、ホイップの年になりました。メンバーのみなさんの努力に敬意を表したいと思います。

本当におめでとうございました。

話は変わりまして、お詫びしたい点があります。

今回のレコード大賞の記事ですが、実はYouTubeの動画を借りて作らせていただきました。

というのも乃木坂の番組をすべて自動で録画するはずの、ハードディスクレコーダーが、なんとこんな大切な番組をなぜか録画していなかったという、想定外のことが起こってしまいまして、急きょYouTubeにアップされている動画を使わせてもらいました。ご迷惑をおかけしてすみません。

また、今回の記事が2017年最後とさせていただきます。これからしばらくブログをお休みさせていただきます。

大学入学のときに上京してきて以来、初めて年末年始をいなかで過ごすことになりまして、実家にはいまどきのインターネット環境もなければ、立場が弱いため乃木坂の番組を見るための、チャンネル権もありませんので、帰省中は記事をかけそうにもありません。

 

いなかのご近所さんで大先輩が、今年の紅白の司会をされるので、まちがいなく紅白での乃木坂のパフォーマンスは見させていただきたいと思います。

1月9日まで休みをもらっているのですが、少し早めに帰ってきたいと思っております。ご迷惑をおかけしますが、再開までしばらくお待ちくださいませ。

今年もびっくりするほど長文で、まぬけなことしか書いてない「続・今日もやっぱりかえる顔」をお読みいただきありがとうございました。しょーもないブログなのに、たくさんの方にお読みいただいたことに、とても感謝しています。

新年は読んでいただける方に、より一層楽しんでもらえるように努力するつもりです。新年も変わらず、かえるがおをよろしくお願いします。

付録レコード大賞受賞曲『インフルエンサー』



 

乃木坂46 日本レコード大賞