続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

就活、採用試験の当日にこそ必要で差が出る試験対策法を考えてみた

こん○○は、かえるがおです。

実は最近ある試験を受けました。合格率がたったの0.6%という、参加するだけで意義があるという、まるでオリンピックのような試験でした。

まぁ、試験を受けるまでの間も、プライベートでいろいろあって試験勉強に集中することができず、試験の前日もばたばたしていてまったく眠れなかったというていたらくでした。

こんなわたしでも、なんとか人並みに試験を受けることができましたので、その内容をまとめておきたいと思います。

学生時代に予備校や進学塾の講師をしていたのですが、そのときに教えていたのが、試験を受けるときには、あめを口に入れていると集中できるというものでした。今回もそんなレベルの話ですので、ハードルは低めでお読みいただけると助かります。

 

 

 

試験会場の確認

まずは試験会場の確認から始めます。交通機関や会場までの行き方を調べられる方も多いと思います。ただ、今回の試験会場の確認というのは、試験会場への行き方ではなく、試験会場で試験を受ける際の環境の確認についてです。

今回受けた試験では、ある大学の講堂が試験会場です。学生がたくさん集まって講演を受けるような会場です。そのため多くの学生を収容できるように、たいへん席の幅が狭いのが特徴です。

机と自分との間がこぶし1個分ぐらいです。こんな狭いスペースに、細身のスーツを着ていったとしたら、座るとおなかがぱつぱつで、長時間の試験に集中する妨げになり得ます。

そのため、流行の細身のスーツではなく、座っても余裕があるようなゆったりしたスーツを着ていきました。これでおなかが苦しいとか、途中でトイレに行きたくなったりする問題を防ぐことができます。

空調の問題

大勢の受験者が同じ場所で同時に試験を受けるわけですから、ひとりひとりに合わせて空調を合わせることはできません。暑がりの方や寒がりの方は、少しでも快適な空間で試験を受けるためには、自分で予め調整しておく必要があります。

試験は夏に受けたのですが、大勢の受験者を講堂に集めるためとても暑い状況でした。またその日には雨も降って蒸し暑い日でしたので、暑くても対応できる服装が必要でした。

そのため通気性がよいポリエステル素材の軽いスーツを着ることにしました。着ているだけでひんやりして涼しいし、何より湿気に強くからっと快適に過ごせることができます。


汗を流しながら受験されている方も多かったのですが、幸いにも対策が功を奏して、試験中は快適に過ごすことができました。

雨の日問題

もし試験当日が雨の場合には、もうひとつ考えなければいけないことがあります。それは服が濡れてしまう問題です。

服が濡れてしまうと、なかなか乾かず、気化熱により試験中の体力を奪われてしまいます。今回の場合には、ポリエステル素材のスーツでしたので、雨をはじいて服が濡れることは回避できます。でも意外な盲点が靴下です。


試験当日はけっこう本降りでしたので、試験会場までの道のりの中で、気をつけていてもどうしても靴下が濡れてしまいました。革靴だと特に水分がしみこんでしまいますからね。

靴下が濡れたまま試験を受けると、足下から冷えてきて、トイレが近くなる原因にもなりかねない、靴下といえども大きな問題でもあります。

そのため、替えの靴下を持っていき、試験ではあるあるのトイレの長い行列の横で履き替えることができました。

お昼休憩問題

筆記試験は教科の間にお昼休憩が40分ほどあります。


ただ前回は、お昼ごはんを用意していませんでした。まわりの受験者の方もお昼ご飯を用意していない方が多く、その40分を自席で勉強に費やしているようでした。

朝早くから出かけて、頭脳労働にいそしんでおりますので、すぐにブドウ糖切れを起こすと午後の試験に影響がでますので、今年は手っ取り早く食べれるおにぎりを2個準備して行きました。

規約によると試験会場内での飲食禁止と、試験時間中は大学の敷地内から出ていけないことを明記されていました。

ということはですね、試験会場ではなく、大学の敷地内でお昼を食べる分には、問題がないと受け取れなくもありません。


ということで、お昼の40分を利用して、校舎の外に出ておにぎりを1つ食べることができました。他の受験者さんはたばこを吸っている人が1人いただけで、みなさん校舎から出ることはありませんでした。何千人も受験しているはずなんですが、わたしの方が変わっているんでしょうねぇ。

おにぎりを食べたので、ブドウ糖のチャージもばっちりで試験に取り組むことができますし、お昼過ぎているのにごはんを食べていないということは、静かな試験会場に、じぶんのおなかが鳴った音を響かせるという問題もなくなりますので、一石二鳥でした。

飲食については、それぞれの試験によって規定が異なりますので、きちんと確認することをおすすめします。でも、特に女の子は、おなかが鳴ってしまう問題は、しっかりと対策をしておいた方がよいと思います。

緊張で疲れてしまう問題

次は緊張と待ち時間の長さから、途中で疲れてしまい実力を発揮できない問題です。

疲れにはとっておきのものがあります。

それが栄養ドリンクです。

なんだよ、そんなの知ってるよ、という方も多いことかと思います。
日常生活でも栄養ドリンクを常用される方もいらっしゃることでしょう。

実はわたしはお酒がまったく飲めないほど肝臓が弱く、肝臓の負担をかけないために日頃は栄養ドリンクを飲むことはまったくありません。どうしても疲れたときにはエナジードリンクか、自作のクエン酸ドリンクを飲むことがたまにあるくらいです。
 

 
栄養ドリンクは確かに効き目が大きい分だけ、今後の活力の前借りをしているだけなので、どこかしらで疲れと闘う必要があります。

その普段は飲んでいない栄養ドリンクを、試験の集中力に使うことにしました。

Webの記事によりますと、効果があるまで3時間かかるそうで、逆算して試験の3時間前に飲むことにしました。栄養ドリンクにはカフェインも多く含まれていますので、3時間前に飲むことでカフェインの効果でトイレに行きたくなる問題を避けることも意図してみました。

するとですね、普段飲み慣れていないせいか、1口飲んだだけで目がぱっちりと開いたような感覚を感じていまい、あまりにも効果がありすぎて怖くなって、栄養ドリンクの半分しか飲むことはできませんでした。

普段飲んでいない分だけ、栄養ドリンクの効果はてきめんで、試験中はずーっと集中力が切れることはありませんでした。集中していて待ち時間ですらあっという間に過ぎてしまったほどです。

その代わりと言ってはなんですが、普段飲み慣れていないものを飲んだ身体の負担も大きく、翌日はどーっと疲れが出て起き上がれないほど具合が悪くなってしまいました。

まぁ、試験がうまくいったのでよしとしましょう。

試験当日の心構え

いかがでしたでしょうか。勉強をまったくできていないのに、対策ばかりを考えていまう、このわたしのあさましさをわかっていただけましたでしょうか。

われながらなんと言ったらよいのかわかりませんが、そんなこと頑張るくらいなら、ちゃんと勉強の方を頑張れと言いたくなってしまいます。

既にお気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、今回の試験当日の対策は、おととし同じ試験を受けた時に失敗した経験をもとに考えています。

たしかにおととしは面接で一方的に叱られて失敗してしまいましたが、この失敗という経験は実際に体験しているからこそわかる、今後の未来を切り開く上での貴重な武器でもあります。


もしおととし受験していなかった場合は、きっと今年同じ失敗を経験していたことでしょう。

試験に挑むというのは心的な負担も大きく、そう何度もやりたいことではありませんが、せっかく試験に挑むのであれば、人生にそう何度もないこの貴重な経験を、楽しもうと思うようになりました。

結局合格の倍率がどうとか、合格率とかに目が行きがちですが、わたしにとっては合格が大切なのではなく、自分の力を出し切ったという満足感を味わうことが重要なように思います。

自分の力を出し切ったのにうまくいかない場合には、そもそも合格するだけの能力が足りなかったことがわかります。

また、この失敗の経験を積み重ねていくことで、今回の記事のようにどんどん対策できる内容が増えると、いつかは合格することにもつながります。

失敗の経験から学ぶということは、簡単に成功することよりとても意義があることのように思えたかえるがおなのでした。

注目の結果は…奇跡的に一次試験に合格していました。

みなさんもがんばってくださいね。おしまい。