続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

乃木坂46がプロ野球開幕戦にて国歌斉唱を務めた意味を考えてみた

こん○○は、かえるがおです。

今回は約3週間ぶりに乃木坂46の話題を取り上げてみたいと思います。

巨人対阪神の2018年開幕戦において、オープニングセレモニーで乃木坂メンバーが国歌斉唱を行ったという話題から、開幕戦での国歌斉唱が意味することを、いつものように個人的にあらゆる角度から考えて、勝手にまとめておこうというだけの記事です。

ちょっときわどい問題にも簡単に触れたいとは思いますが、記事の内容はあくまで内部の事情も知らない、ただの乃木坂ファン一個人としての個人的な見解ですので、あらかじめご了承ください。

乃木坂46 国歌斉唱
出典:乃木坂46が東京ドームで国歌斉唱「新選抜でいいスタートが切れた」 | AbemaTIMES
出典:日本テレビ「Fun!Baseballプロ野球開幕戦巨人×阪神」

 

 

 

乃木坂46開幕戦で国歌斉唱

2018年のジャイアンツの開幕戦の相手が阪神タイガースでしたので、巨人対阪神の伝統の一戦が今年の開幕戦となりました。

この伝統の一戦で迎える2018年のプロ野球開幕戦のオープニングセレモニーの中で、国歌斉唱を行うアーティストに、今年はなんと乃木坂46が選ばれました。

乃木坂より国家斉唱選抜として選ばれたのは
生田絵梨花
久保史緒里
桜井玲香
白石麻衣
西野七瀬
山下美月 (敬称略)

の計6名のメンバーでした。


MTVUnpluggedでは世界初の生放送を世界に配信し、その実力を遺憾なく発揮した天才アーティスト生田絵梨花さん。

乃木坂初期の頃より、ニュータイプの自分なりの特異なリーダーシップでメンバーをまとめてきたキャプテン桜井玲香さん

乃木坂の2代目センターであり、いつもメンバーの先頭を切って内外で活躍し、写真集では歴史的偉業を成し遂げた白石麻衣さん。

映画、ドラマで主演を果たし、歴代1位タイのセンター回数を誇る乃木坂のTheAceと例えられた西野七瀬さん。

3期生ながら選抜メンバーに選ばれ、セブンティーンの専属モデルも務め、聴くものを感動させる歌声の持ち主でもある久保史緒里さん。

最新シングルではフロントメンバーに選ばれ、見えないところでもしっかり努力した準備で仕上げてくる、今後の乃木坂を担うであろう存在の山下美月さん。

 

今回の乃木坂国歌斉唱選抜メンバーの6人を見てみると、人気、そしてアイドルとしての実力や将来性、そして歌唱力に特化して選ばれたメンバーだったのではないかと思いました。

プロ野球開幕戦 東京ドーム 乃木坂46


強いて疑問をあげるとすると、現在人気No.1で歌唱力にも定評がある齋藤飛鳥さんが入っていなかったことくらいでしょうか。

国民的アイドルで人気がある分だけスケージュールが厳しかったのかもしれませんね。
ご本人も表舞台に気が進まないのかもしれませんが、次の機会があれば飛鳥さんも含めた国家斉唱選抜もみたいものです。

ちなみに20thシングルで飛鳥さん、真夏さん、桃子ちゃんが出かけた高千穂にある天岩戸神社は、あそこはガチですごいパワースポットです。境内に入ったとたんに、高尚な静けさとかすかに香る気品あふれる匂いに包まれて、一歩踏み入れただけですごいパワースポットであることがよくわかります。

あのへんだと天岩戸神社、弊立神社はガチのすごいパワースポットですので一度興味があれば行ってみてください。よい厄落としになるかと思います。

 

巨人開幕戦歴代の国歌斉唱を務めたアーティスト

では次はジャイアンツ開幕戦の国家斉唱がどれくらい名誉なことなのかを、過去の国歌斉唱を行ったアーティストと比較をしてみたいと思います。
1997年以降国歌斉唱を行ったアーティストを調べた結果が以下のとおりです。

1997年 中丸三千絵(オペラ歌手)
1998年 五十嵐麻利江(オペラ歌手)
1999年 THE ALFEE
2000年 中居正広
2001年 藤井フミヤ
2002年 緑川まり(オペラ歌手)
2003年 一路真輝
2004年 大地真央
2005年 D-51
2006年 森麻季(ソプラノ歌手)
2007年 秋川雅史(テノール歌手)
2008年 松尾香世子(オペラ歌手)
2009年 坂本朱(メゾ・ソプラノ歌手)
2010年 小川里美(ソプラノ歌手)
2011年 中止
2012年 AKB48
2013年 読売日本交響楽団
2014年 SMAP
2015年 和田アキ子
2016年 絢香
2017年 岡本知高(男性ソプラノ歌手)
2018年 乃木坂46  (敬称略)


調べた結果、そうそうたるアーティストが並びました。
過去には世界的にも有名なクラッシック、オペラ歌手の場合と、ポピュラーな人気アーティストの場合の2パターンのアーティストが、国歌斉唱の大役を担っていたことがわかりました。

人気アーティストでも一世を風靡した方や大物アーティストの方が多く、乃木坂も大物アーティストさんと肩を並べる存在になったと思うと、とても感慨深い思いです。

注目は2012年のAKB48です。2012年というと前田敦子さんがAKBを卒業された年であり、初の東京ドームライブが行われた年で、AKBの人気絶頂の年でもありました。

当時国歌斉唱のためのAKBの選抜メンバーは16人でした。

板野友美 
大島優子
河西智美
柏木由紀
北原里英
小嶋陽菜
指原莉乃
篠田麻里子
島崎遥香
高城亜樹
高橋みなみ
前田敦子
峯岸みなみ
宮澤佐江
横山由依
渡辺麻友 (敬称略)


初代神7が全員名前を連ねていて、AKBを詳しく知らない私でさえも全員の名前を知っているほど、当時人気絶頂だったメンバーだったことがわかります。


今回のジャイアンツ開幕戦国歌斉唱に乃木坂46が選ばれたということは、当時のAKB48そして歴代の偉大なアーティストと肩を並べるくらいに、乃木坂46がポピュラーな存在として、世間に認められたという側面が見えてきます。 

 

君が代を歌うことは難しい

ここから話は少し変な方に流れていきます。某WEBサイトにこんなエンタメニュースが掲載されていました。


記事の内容を要約すると以下のとおりです。

乃木坂はライブパフォーマンスなど、歌唱の大半が口パクなので、国歌斉唱を行うことは、普通に叩かれ要素満載。普通の人は国歌斉唱は生歌を求めてるから叩かれないか不安と、歌唱力を不安視する声が多い

 
このように事実ではないニュース記事が報じられていました。

ライブパフォーマンスが口パクなのかどうか、乃木坂ファンであれば知っていると思います。この報道の前提となっている根拠自体が正確な情報ではありませんし、少なくとも乃木坂の1ファンであるわたしは、まったく不安視していませんでした。

 


そもそも「君が代」を歌うということは歌唱の技術面から考えると、確かに歌うのがとても難しい曲です。

日本音階で特徴ある雅楽の旋律は、ボーカリストがその歌声での表現力を披露するときのように、声を張り上げて歌うことには適していません。あくまでおごそかに日本の形式美を表現する音階のため、君が代を歌う場合には同時に、日本の形式美を表現する歌唱方法が必要がです。

国歌斉唱 乃木坂46


有名なアーティストであっても、君が代を自分なりにアレンジした結果批判を受けたことが過去にあるくらいに、日本人にとって国家の君が代は大切な歌でもあり、その歌唱方法には批判を受けるリスクが伴います。

これに対して、2012年国歌斉唱を行ったAKBの場合は、演奏がなくアカペラで、大半のメンバーが合唱の時のように音楽的に歌い、学校での儀式的行事(入学式、卒業式など)で歌う場合の君が代にとても近い雰囲気で歌っていたことがわかりました。

国歌斉唱メンバーが選抜された意味

今回の6人の乃木坂国歌斉唱選抜メンバーを見てみる限り、報道とは異なり6人ともに歌唱力が高いメンバーが配置されていたことがわかります。

生田さんは岩谷時子賞を受賞したミュージカルアーティストですし、桜井さんの高く伸びる歌声には定評があるメンバーです。

白石さんは音楽の専門学校に通い歌唱力のスキルが高く、西野さんは本ブログでも以前たんたんと歌う中にも感動があふれる感銘型ボーカリストとして紹介しました。

久保史緒里さんの歌声はパワフルで感情がストレートに伝わってくるタイプでまさしく中元日芽香さん2世で、山下美月さんもソロパートを聞く限り癒し系アーティストかのような歌唱力の持ち主です。


この6人の歌唱力に定評があるメンバーを配置しただけでなく、AKBの時と同じくアカペラを踏襲しつつも、AKBのときよりもキーを下げておごそかに君が代を歌い上げていました。

白い清楚なワンピースにジャイアンツカラーのスカーフ姿で現れたメンバーの厳かな歌声に、乃木坂のメンバーの清楚な雰囲気と、おごそかな君が代の調べが調和して、とてもいい国歌斉唱というだったと個人的には思います。

 

乃木坂の楽曲の魅力「ユニゾン」

そもそも乃木坂の楽曲の魅力のひとつに、メンバーのユニゾンが奏でるメッセージ性が個人的にはとても心を動かされるポイントでもあります。「君の名は希望」「何度目の青空か」「きっかけ」など、乃木坂メンバーの奏でるユニゾンにはメッセージ性が溢れています。

今回もきっと練習を重ねてしっかり準備して本番に臨んだことでしょう。そう考えると国歌斉唱の「斉唱」とは、まさにユニゾンと同意です。乃木坂メンバーの中でも特に歌唱力に優れたメンバーを選んだ時点で、Webニュースサイトさんが懸念されるような自体発展する可能性は、限りなく低かったのではないでしょうか。


触れておかないのもわざとらしいので、簡単に触れておきますと、個人的には全く感じないのですが、どうしても日本の国家というのはイデオロギーの観点から議論になることが多くあります。

国歌をとても大切に思う考え方と、国歌に対してよい思いを持たない考え方の、2つのイデオロギーが存在します。例えばそのイデオロギーによって、学校行事で国歌を歌わない人がいたり、なぜ歌わないのかと非難する立場の人の両方が存在します。また、宗教上の理由で、国や学校などをたたえる歌を歌えない方もいます。

どっちが正しいとかいう問題ではなく、両方の立場があって当然のことで、簡単に解決できることではないため、イデオロギーから見る国歌についての問題は今回は割愛させてください。

アジア諸国への影響

乃木坂に特化してみてみると、今回の国歌斉唱により、アジア諸国への影響があるのか、少し気になったのも確かでした。

アジアの国の方で、その歴史的背景から君が代の歌詞の意味について、誤解されている方もいらっしゃるため、近年アジア進出の戦略をとって乃木坂にとって、影響がないのかと考えてしまったことは確かでした。

SimilarWebの最新の情報によると、海外からの乃木坂OFFICIALSITEへのアクセス数の先月からの変動は以下の通りでした。

中国 先月比-5.90%
台湾 先月比+49.04%
香港 先月比+13.21% 出典:SimilarWeb

中国からのアクセスが若干低下しているものの、海外からのアクセスが前月比で大幅に増えており、まったく影響がなかったことがわかりました。


やっぱりどの国においても、すばらしい歌唱をすばらしいと感じる気持ちは同じなのかもしれません。変な誤解を受けることがなく、本当によかったと思いました。

まとめ

SimilarWebの指標によると、乃木坂OFFICIALSITEへのアクセスの約10%が海外からのアクセスだそうで、OFFICIALSITEの多言語化の影響が早くも現れてきていることがわかります。

ちなみに乃木坂OFFICIALSITEをインスパイアして(くれぐれもまねではありません笑)多言語した某かえるがおとかいうブログの、海外からのアクセス比率は2%です。たったの2%です。やっぱりまねするもんじゃないですねー。

ジャイアンツ戦で国歌を歌うまでに国民的な有名なアイドルへと成長した乃木坂メンバーの今後の活躍が楽しみになったかえるがおなのでした。

生田絵梨花 ラミレス応援歌

出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#071

きっとジャイアンツ戦の国歌斉唱は、中学時代に東京ドームでジャイアンツを応援していたいくちゃんにとっては、とても感慨深いことだったことでしょう。本当によかったですねー。

でも、よく考えてみると、大阪出身の西野七瀬さんは、以前のブログの質問返しによると野球チームのファンはないそうですが、スポーツできそうな西野さんのお父さんは阪神ファンなのかもしれませんね。


せっかく伝統の巨人阪神戦だったので、大阪出身のメンバーがいた分だけ、できれば両方のチームのコスチームであれば平等で、西野さんのお父さんも喜んでもらえたのかもしれないと思った、子どもの頃はジャイアンツファンだったかえるがおなのでした。

クロマティ 日村
出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#071


今回もただの1ファンなのに、余計なお世話の内容や、デリケートな話題の数々を扱ってしまい、大変失礼しました。あくまで他意はまったくありませんのでご了承ください。