こん○○は、かえるがおです。
今回はまじめな話題をお送りしたいと思います。
いつも読んでいただいているこのブログを、はじめるきっかけとなった内容の記事は、
もうすでにたくさん書かせていただいたので、他にも今のうちに何か書いておいた方がよい話題はないかと考えたときに思い浮かんだのが、今回のコンプライアンス社会の問題点という話題です。
かえるがおというまぬけな内容の特色を生かしつつ、難しい話題にしないで、できるだけ簡単に現在の本音の思いを綴ってみたいと思います。
今回はただの一小市民としてのわたしの今の思いを、文章に残しておくだけの内容です。
復帰から間もなく1年。あの、極楽とんぼがとうとう地上波の表舞台に帰ってきました。 ガチボーリング大会では、最下位のコンビはへそピアスの罰が与えられるというおもしろ企画で、加藤さんがべろんべろんに酔っぱらって、20代の成功者の方々に、ただただ説教をするという企画もありました。 芸人さんとはいえ、本職としてラッパーをやられている方も多いので、とても本格的な音楽番組の内容なのですが、問題があるのは出演者ではなくなんと審査員の方なのです。 出典:AbemaTV「極楽とんぼKAKERUTV」#12 芸人ラップ対決!Gスタイルダンジョン 極楽とんぼ、尼神インターの誠子さん、次長課長の河本さん、なんて日だ!の小峠さん、ももクロファンにはおなじみ安藤なつさん、そして、本家のいとうせいこうさんの役割を担う、イジリー岡田さんと、審査員がまーったくラップを知らないというおもしろ企画です。 ラップ対決のすごいリリックで盛り上がっても、審査員には内容がわからないていですので、ワイプでおもしろを繰り広げるとか、審査員のコメントも何のことを言っているのか一切わからないとか、この企画はラップ対決をしている出演者より、審査員がメインの企画でした。 特に女性の読者の方にとってみると、この種類の犯罪類似行為については、生理的な嫌悪感を持つ方も多いかと思います。 本人は誰よりもやめたいと思っていても、自分でやめることはまずできません。そんな依存をやめることができない自分を責めて、自ら傷つける自傷に走るケースも多いです。 アディクションの種類としては、お酒、薬物、ホストなどの人物以外には、性的な問題もあります。 事件の詳細については当人同士しか、本当のことはわからないのかもしれません。アディクションの恐怖については、この記事に少し書いてあります。 最後に残ったのが道義的責任です。道義的責任とは言い換えると社会的責任と言ってもよいと思います。直接は関係ないけど会社で処分を受けるとか、今回のように一定期間TVに出演できなくなることなどがこれにあたります。 ただし、3つの責任の中で、「刑事責任」と「民事責任」は法律にのっとった法的な責任であることに対して、「道義的責任」は法律に明記してありません。道義的責任は法律で守らなければいけない責任ではないのです。 今回の極楽山本さんの場合には、法令で明記されていない道義的な責任で、なんと10年もの長きの間、表舞台に立てなくなってしまいました。 一方これまた憲法にも明記してある、基本的人権という観点から見てみると、今回の極楽山本さんが10年も休まなければならなかったこと、そして12年たった現在も、極楽加藤さんはTVで見れても極楽山本さんがなぜTVに出演できないのかを考えてみると、疑問に思えてしまうのも、わたし個人の率直な感想です。 法的な責任は果たしている極楽山本さんに対して10年も表舞台に立たせないということは、極楽山本さんの人権を著しく傷つけているのではないか、と疑われる側面も見えてきます。 きっとどこかであきらめて田舎に帰って、安易な人生を送っていたことでしょう。 日本はリスタート、敗者復活がなかなかできない社会だと言われます。法律に明記してある、法的責任を全うしたとしてもです。個人の権利のコンプライアンスはなぜか重要視されません。 基本的に企業や自治体に比べると、個人は小さく弱い存在でもあります。小さく弱い存在であれば、気にかけていないと見逃したり、見過ごしたりしかねません。 そうならないためにも、自分の企業へのイメージ戦略というのはとても重要です。だから自社のCMにイメージがよいタレントさんを起用し、自社製品のイメージアップに努めます。 ただ、この点はわたしの反省も踏まえて考えてみると、企業イメージという考え方の中に、それぞれのお客様個人としての考え方が、反映されにくいという問題点を個人的には感じます。 ある出来事を見て、よいと思う人もいれば、悪いと思う人もいるのも当たり前です。そもそもイメージという言葉自体が実際に見えない、そして形がない漠然としたもので、個人個人それぞれのお客様の気持ちを反映した言葉ではないような気がします。 正確に把握するためには実態がある形式に変える作業、統計を利用してのマーケティング調査が必要です。 確かに企業イメージは、企業にかかわる人たちを守るためにはよくないといけませんが 自分が思うコンプライアンスとは、企業人としては法人関連の法規を遵守すると同時に、個人としてはひとりひとりの大切なかけがえのないその個性を、その人だけが持つ魅力として、一番大切にしたいとこれまで以上に改めて感じました。 それを表す手段がこのブログでした。正直アイドルにまったく興味はありませんでしたし、今でも女の子の容姿のよさには無頓着で、なぜグラビアとか容姿のよさをクローズアップしないのか、乃木坂ファンからよく叱られます。 それでもこのブログをこれまで続けてきたのは、容姿よりも何よりも魅力的な、乃木坂メンバーひとりひとりの個性の魅力を伝えたいという思いでした。どうかその真意だけは誤解しないでほしいと願っています。 めちゃ²イケてるッ!ネタNo.1決定戦では、極楽とんぼのネタはおもしろかったのですが、まだまだこれからの、今後が楽しみになる発展途上のネタだったと思います。 極楽とんぼのパフォーマンスについては、正直以前と比べるとまだまだこんなもんじゃないと思ったのも事実です。しかしながら、実際に観覧されたお客さんの採点では、なんとたんぽぽに次いで2位に選ばれた極楽とんぼのお二人。 すべてのみなさんの未来に、無限の可能性が広がっていることを信じて
出典:フジテレビ「めちゃ²イケてるッ!ネタNo.1決定戦」
めちゃ²イケてるッ!ネタNo.1決定戦
少し前に「めちゃ²イケてるッ!ネタNo.1決定戦」という番組を見せてもらいました。
出演者のナインティナイン、よゐこ、極楽とんぼ、オアシズ、ジャルジャル、たんぽぽの6組が、ガチでネタのおもしろさを競うという内容の番組でした。
出典:フジテレビ「めちゃ²イケてるッ!ネタNo.1決定戦」
今では大御所となられて、漫才やコントをやらなくなったコンビのネタも見られる番組で、とてもおもしろい番組でした。
今回はその出演者の中でも、極楽とんぼの山本さん、加藤さんにスポットを当ててみたいと思います。フィギアスケート選手とコーチのコント
番組の中では、平昌に行かれた加藤さんのアイディアで、フィギアスケート後の選手とコーチのコントで、とてもおもしろく見させてもらいました。
山本さん独特の感覚で、そして独特の間でのボケに、最終的には加藤さんも乗っかって、2人でボケていくという、これこそ極楽とんぼならではおもしろい内容でした。
出典:フジテレビ「めちゃ²イケてるッ!ネタNo.1決定戦」
特に加藤さんは、ツッコミのスキルが以前と比べて数段上がってますね。加藤さんが山本さんの独特の空気感に鋭くツッコむだけで、めちゃめちゃおもしろいです。
情報番組のMCをされるときに、きっと本当にすごく勉強されたんでしょうねぇ。選択する言葉や勢いが、狂犬と言われていた時代よりもさらに鋭くなっていることを、素人が見てもよくわかります。
出典:フジテレビ「めちゃ²イケてるッ!ネタNo.1決定戦」
一方山本さんの方は、まだまだこんなもんじゃないですね。
突拍子のない発想と独特の雰囲気のボケのキレは、ナインティナインの岡村さんと、めちゃイケを2TOPで引っ張っていった時と比べると、十分今でもおもしろいのですが、
どんどん勘が戻ってくると、今後もっともっとおもしろくなることが間違いなさそうです。
出典:フジテレビ「めちゃ²イケてるッ!ネタNo.1決定戦」復帰から1年極楽とんぼ KAKERU TV
極楽とんぼのコンビ復帰後は、AbemaTVの「極楽とんぼ KAKERU TV」でレギュラー出演中です。この番組がとてもおもしろく、毎週欠かさず見ています。
本ブログの読者の方は、女性や10代の方が多いので、毎週木曜日の9時からの番組を見るよりもAbemaビデオで過去の配信アーカイブを視聴する方がおすすめです。
時折かなーりお下品な内容がありますので、その辺の回は飛ばして見てくださいね。
最初の回が、あらかじめ予定されていたトーク企画をまるまる飛ばして、なぜかガチ相撲合戦という極楽とんぼらしい展開で、ガチ相撲合戦はのちにコンビ対抗戦まで開催されました。
Wikipediaの記事に写真を載せる企画では、おふざけが過ぎすぎてWikipediaに叱られて企画が続行できなくなるという展開もありました。いかにもかつての極楽とんぼらしい展開です。
出典:AbemaTV「極楽とんぼKAKERUTV」#05リリックにカケル!芸人スタイルダンジョン
この番組ってすごい!って思えたきっかけが、#5の「リリックにカケル!芸人スタイルダンジョン」という企画でした。
この企画、乃木坂ファンであればおなじみの親方さんとか、芸人さんのラッパー自慢の方が、「Gスタイルダンジョン」と称して(あれ、どっかで聞いたことある?)ラップバトルで対決する企画です。
出典:AbemaTV「極楽とんぼKAKERUTV」#12 芸人ラップ対決!Gスタイルダンジョン
中でもどちらが勝ったか5人の審査員が判定するのですが、2対2で極楽山本さんが審査員として最終ジャッジをすることになり、赤、青の札を裏返したり、戻したり、どっちなのかわからなかったり、と審査のていをなしていないのが、個人的にはツボでした。
これです、これ。よーく知ってる極楽山本さんらしい、他のひとに真似できない笑いですよ。
出典:AbemaTV「極楽とんぼKAKERUTV」#05リリックにカケル!芸人スタイルダンジョン
このへんから番組のテーマから禊とかという話題もなくなり、徐々に極楽とんぼワールドが番組の中で展開されていったような気がします。
それでもまだまだですけどね。もっと極楽山本さんには声を張って、加藤さんに負けないくらいにどんどん前に出ていってほしいです。以前から極楽は、山本と加藤であるはずです。加藤、山本と紹介されている場合ではありません。
めちゃイケの全盛期を岡村さんと支えた実力を、遺憾なく発揮してほしいと思います。
すべてはこれからです。犯罪とアディクション
はい、ここまででながーい前置きはおしまいです。
当然ながら、なぜ極楽山本さんにブランクがあるかを考えてみると、12年前のある事件がきっかけでした。
このへんは被害者もいらっしゃるので、大変つらい話になりますが、未成年飲酒と性的暴行の嫌疑が当時疑われましたが、今回しっかり記録を調べたところ、実際は未成年淫行の条例違反で、被害者の方とは示談が成立し不起訴となっていることを確認しました。
また逆に12年もの前の不起訴事件をほじくり返して話題にするのも、極楽山本さんに失礼だと思います。お互いにとって、気分が悪い話を持ち出してしまって申し訳ありません。
ただし、専門分野の精神的な解説を1つだけ加えると、アディクション(依存)というのは、自分自身でやめることができず、どうしようもできない完治が難しい一種の「心の病」、と表現した方がイメージがしやすい一種の思いぐせです。
そのため男性の性的アディクションの場合には、性犯罪の再犯率が高いという話になるのですが、その後12年にわたり山本さんは同様のことが話題になっていませんので、もともと性犯罪傾向がない方であることは、名誉のために申し添えておきたいと思います。3つの責任
事件の加害者になった場合、3つの責任が発生します。もちろん交通事故など意図せず加害者になってしまった場合も含みます。
「刑事責任」「民事責任」「道義的責任」です。
今回の事件の場合を当てはめた場合には、「刑事責任」=不起訴で決着しています。
「民事責任」=示談が成立しています。企業にとってのコンプライアンス
企業にとって法令遵守は、現代社会では欠かすことができない課せられた大きな課題です。そのために各企業が日々努力を続けています。
テレビ局も番組を支えるスポンサーも、どちらも一企業です。企業であるからにはコンプライアンスは大きな課題です。法に触れた演者さんを出演させなくしたり、法に触れた企業をスポンサーにしなかったりするのは当然のことだと思います。
10年ですよ。10年。
簡単に10年と言いますが、自分も10年知らない土地に行って慣れない仕事に耐えながらがんばって耐えてこれたか、と考えると、わたしは正直そこまで復帰に向けて気持ちを切らさず、頑張れる精神力はないと自信を持って言えます。
現代のコンプライアンスは、価格カルテルや独禁法などの法令、そして自治体との関係の透明性など、企業が主体となる法令遵守については、当然のこととして努力している企業が多いです。
しかし、相手が個人となった場合の基本的人権の尊重という面では、わたしだけかもしれませんが、どうしても軽視されている面が見えてくるような気がしてしまいます。
年功序列賃金制が終わりを迎えて、アメリカ型の転職を繰り返しでスキルアップしていくことを目指すのであれば、その基本となる基本的な人権が保障されていることは、大前提であってほしいことです。
異論は多いとは思いますが、極楽山本さんが現在もおかれている12年という現状から感じたことは、わたしは個人的に、ひとりの個性、個人にやさしくありたいと感じてしまいました。
出典:フジテレビ「めちゃ²イケてるッ!ネタNo.1決定戦」
実際に顔を見て話しているわけではないので、このブログの文字列だけだと勘違いされることも多いですが、わたしがいちばん大切にしているのは、その人個人の個性です。最初に選んだ職業のときからまったく変わっていないと思います。
自分では、ですけどね。まだまだ未熟でこれまでの記事の内容で誤解を受けました。ご迷惑をおかけした方、意図せず傷つけてしまったことは、人として最低でした。是非心よりお詫びをさせてください。申し訳ありませんでした。企業側の論理
もちろん一個人から離れると、わたしも企業人ですので企業側の論理もよーくわかります。企業への評判や人気を落としてしまううと、業績の下落に直結します。業績が落ち込んでしまうと、企業に勤める人だけでなくその家族までが犠牲になってしまいます。
自分の企業がスポンサーの番組に、法的に何かあったわけではなくても、一般的にイメージがよくない人を出したくないのもよーくわかります。それほど、企業イメージというのは、そのよいイメージの構築に力を入れている分野です。
わたしは現場主義で、たくさんの方に実際にお会いしたり、会いに行ったりしていますが、そこから生まれるひとりの人間同士としての信頼関係に助けられたことも多くありました。
それよりなにより大切なのは、自分の会社の製品や応対で個人個人の顧客の、そしてお客様の信頼を得ることではないかと、リーマン生活真っただ中の現在の自分は思っています。まとめ
極楽の山本さんの笑いの才能は、10年のブランクがあったとしても、まったくさび付いてはいませんでした。
出演番組がこれからどんどん増えるにつれて、ますます以前の感覚を取り戻し、当時を超える極楽とんぼが見れることになるでしょう。今後の出演番組がとっても楽しみです。
出典:フジテレビ「めちゃ²イケてるッ!ネタNo.1決定戦」
また、極楽山本さんの努力を見て、わたし個人的には、やっぱりひとり一人の個性が大切なことに改めて気づくことにつながりました。女性の中には、まだまだ不快な気分を持つ方がいらっしゃるのも十分理解しているつもりです。
ただし男性ではなく、ひとりの同じ人間として応援したくなりました。
めちゃイケメンバーにはジャルジャルみたいに現在も第一線でバリバリネタ番組に出演しているコンビもいましたし、ナインティナイン、よゐこ、オアシズ、たんぽぽとレベルが高いパフォーマンスを、思う存分楽しむことができました。
出典:フジテレビ「めちゃ²イケてるッ!ネタNo.1決定戦」
その意味を考えてみると、個人的にはとても胸が熱くなりました。
実際に見て判定した観客には、めちゃイケの番組内で交流があった東日本大震災で被災された南三陸町の方が招かれていました。
未曽有のつらい体験をされている南三陸町の方が、苦難を努力と忍耐で乗り越えてきた、極楽とんぼのおふたりをを2位に選んだ、そのお気持ちに胸が熱くなりました。
出典:フジテレビ「めちゃ²イケてるッ!ネタNo.1決定戦」
南三陸町の方々をはじめ、東日本大震災で被災された方々、そして熊本の震災で被災された方々、復興半ばの現在もなお、非常に苦難の中に生活をされていると思いまいます。本当におつらいことも多いことでしょう。輝かしいこれからの未来をともに作っていける仲間に、大変微力ではありますが、加えてもらえるとうれしいです。何もできませんが、同じ方向を見て、同じように一緒にがんばっていきたいと思っています。
今日のかえるがおはおしまいです。
過去に書いているストックを修正して、公開し終わり次第、しばらくかえるがおはお休みさせていただきます。