乃木坂46の23rdシングル「Sing Out!」が発表されました。
過去最大の22人の選抜メンバーで臨む乃木坂の23rdシングル「Sing Out!」は、とてもすばらしいパフォーマンスが期待できる楽曲で、カップリング曲も含めてこれからリリースまでが、ファンとしては一番楽しみな期間でもあります。
振り付けはやっぱりSeishiroさんでしょうか。乃木坂メンバーのファンに向けた懸命なパフォーマンスに、Seishiroさんの振り付けはよく似合いますねー。もしまちがってたらすみません。
今回は、23rdシングル選抜発表で感じた、個人的な思いを残しておきたいと思います。
あくまで乃木坂の1ファンが感じた思いなだけなので、事実を裏付ける客観的な証拠もあるはずがなく、主観をもとに書いた記事です。
是非こんなことを考えたファンもいたんだー、くらいに思ってもらえるとうれしいです。
最近記事がとても長いわりには客観的な事実も伝えられず、ブログのていをなしていませんので、かえるがお開設当初に名乗っていた、個人的な感想=エッセイだと思ってもらえると、ただの主観の記事であることをわかってもらえるかと思います。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=XiYjkSPsQWI
※乃木坂公式サイトの表記方法に則り、「!」は全角表記にさせていただきました。
- 乃木坂23rdシングル選抜発表
- 23rdシングル選抜メンバーの特徴
- シングルの活動期間を休業することとは
- アイドルが恋愛することとは
- 23rdシングルへの違和感
- 休養発表に感じた安堵
- メンバーへの個人的に感じるイメージ
- ラブシーンを演じるときの人格
- 乃木坂を背負って立つエース齋藤飛鳥
乃木坂23rdシングル選抜発表
テレビ愛知制作の「乃木坂工事中」にて23rdシングルの選抜メンバーが発表されました。
結成当初と比べると選抜発表に割かれる時間がずいぶん少なくなりましたが、やっぱり選抜発表と言うだけで、視聴している側も緊張から自然と姿勢がよくなって、真剣に見なきゃいけないっと感じてしまいます。
今回の選抜発表も、個々のメンバーの名前が呼ばれる度に感慨深く、自然に涙が溢れて「よかったねー」と何目線かわからない感動をしてしまうのが不思議です。今回のシングルも本当によいメンバーが選ばれました。
このブログでも少し前に、メンバーの名前を書かない予想記事という、本当に予想記事かどうかあやしい記事を書かせてもらいました。
概要は西野七瀬さん、若月佑美さん、衛藤美彩さんが抜けた新体制に今後を見据えて、2期生、3期生の新しいメンバーが抜擢されるのではないかということと、センターにはエース級のメンバーが選ばれるのではないか、というある種個人的な願望じゃないの?と疑われそうな記事を書かせてもらいました。
実際に23rdシングルのセンターに選ばれたのは、みなさまの予想通りの齋藤飛鳥さん、飛鳥ちゃんでした。予想記事ではもちろん飛鳥ちゃんを意図していても、お名前は書いていませんでしたので、後出しじゃんけんのように、いまさら「当たりましたー」とは大声で言えませんので、その点はご了承ください。
22人という過去最大のメンバーが選ばれたことも、とてもよかったのではないでしょうか。特に豊作の3期生の多くのメンバーにチャンスが与えられたことも、次作で4期生の合流があった場合に競争が激化し、3期生のフレッシュなメリットも薄れるリスクも考え、とてもよかったと思いました。
チャンスを与えられたこの期間に、しっかり自分らしさを示して、人気と信頼を勝ち得てほしいと願っています。
23rdシングル選抜メンバーの特徴
今回のシングルの選抜メンバーは、個人的には思い入れが強いシングルになるほど、とてもよいメンバーが選ばれたことに喜んでしまいました。
このへんから話があやしくなってきて、徐々にタブーにもあえて触れていくのですが、23rdシングルの選抜は、乃木坂の歴史を考えた上で、ある観点から思い切った選択だったのではないかと思えます。
それが、メンバーの過去という観点です。
これまで乃木坂の選抜発表において、マイナスに作用することが多かった2つのことがありました。
1つが、シングルの活動期間を休業すること
もう1つがメンバーの恋愛がリークされること
この2つの点です。
この2つの観点は、これまでであればシングルの選抜メンバーに選ばれるには、不利に作用することが多かったのではないでしょうか。
シングルの活動期間を休業することとは
社会人であっても仕事をいったんお休みすることは、わたしのまわりでもよくあることのように思います。アイドルだってわれわれファンと変わらないひとつの人格です。健康に不安がある場合や、精神的に落ち込んでしまう時期があっても不思議ではありません。
そんな一人の人格としてのピンチなときに、無理して今後取り返しができないようになるより、少しだけ充電期間を設け、アイドルとして質の高いサービスレベルを、ファンに提供できるようになってから活動してもらった方が、メンバーにとっても運営企業にとっても、そしてファンにとってもよい選択ではないかと個人的には思います。
大々的に発表するしないは別にしても、他のアイドルグループでも同様の例はありますからね。
ただ、これまでの乃木坂での休業の例を考えてみると、プラスに作用した例は9thシングル『夏のFree&Easy』を大学進学のため休業した、生田絵梨花さんが10thシングル『何度目の青空か?』でセンターに抜擢された例くらいしか思い浮かびません。
その後の休業メンバーが、なかなか報われなかったのが、本当に非常に残念でした。
今回はそんな休養期間を経験した北野日奈子さん久保史緒里さんが、久しぶりに選抜に帰ってくることになりました。一番つらい休養期間を、メンバーとは離れて一人で乗り越えてきたメンバーです。つらいことを経験している分だけ、23rdシングルでどんなパフォーマンスを見せてもらえるのか、これからが期待されます。
アイドルが恋愛することとは
もう1つの選抜へのマイナスの影響があることが、恋愛がリークされることでした。
雑誌の記事にならなくても、掲示板レベルでの情報であっても、なぜか恋愛にはとても厳しく、恋愛のリークすらなかったら、きっとずいぶん前に選抜に選ばれていたはずのメンバーも存在していたことでしょう。
以前こんな記事を書かせてもらいました。
この記事の登場人物は、学生のころのわたしでして、とってもはずかしいむかし話だけの記事をなぜ書いたのかといいますと、あるメンバーの恋愛が噂され、結果的に選抜メンバーに選ばれなかったという、違和感からでした。
誰でもみーんな恋愛を経験します。そしてその過程の中で、夢中になってしまってまわりが見えなくなってしまう時期があるのが、恋愛の発達段階から考えると当然誰もが経験することです。
そんなメンバーの様子を目撃した人も、目くじらたてないで自分の時と同じように、メンバーの成長のひとつとして、おおらかに見てほしいという内容の記事でした。
きっとわかんなかったかと思いますが…
そのメンバーのお名前はここではあえて書きませんが、メディア媒体で報道されたわけでなく、あくまで噂レベルの仕事とは関係ない個人的な恋愛が、話題になった数人のメンバーが選ばれたことは、個人的にはとてもうれしく感じました。
このへんは賛否両論ありそうですが…
正直もうそろそろ恋愛禁止の風潮はいらないんじゃないかと、どうしても思ってしまうんですよね。
恋愛はリークされたらアウトで、リークされなければおとがめなしというのは、どう考えても公平じゃありません。
リークされる、されないという点が重要になってしまうと、恋愛がリークされても運がよかったわるかったという論点になってしまい、自分の行動を振り返って考えることができないので、真の意味でのメンバーの成長につながらないって思っちゃうんですよね。
トップアイドルとなった乃木坂には注目と同時に、人気の乃木坂の話題にのっかろうという人たちもたくさんいますので、今後も本当かどうかわからないゴシップネタが、わんさか量産されることでしょう。
その対応策としても、選抜メンバーの選考には、外部の噂にぶれない視点をもつことは大切なような気がします。
過去の恋愛の1つや2つで、リークされて傷つき別れさせられてもっと傷つき、そのボロボロに傷ついた経験を、アイドル活動を行ううえでのマイナス要因として残り続けるのは、本当にかわいそうだと思ってしまいました。
23rdシングルへの違和感
実はここまでの長い話は前置きでしかありません。今回の本題はここからです。
とてもファンとして評価できる23rdシングル選抜メンバーですが、1つだけ個人的には違和感を感じました。
あるメンバーの名前がないことです。
そのメンバーとは、実際にお名前を出してすみませんが、山下美月さんです。
山下さんは23rdシングル選抜発表に先立ち、23rdシングルの活動期間は乃木坂のシングルの活動をお休みされることを発表されていました。
では、なぜ乃木坂の人気メンバーにまで成長された山下美月さんは、乃木坂シングルの活動をお休みしないといけないのでしょうか。
休養発表に感じた安堵
正直個人的には、休養の発表を聞いて、とても安心したというのが本音でした。
最近の山下ちゃんは、正直見ていられませんでした。モバメの文章はいつものおもしろい山下ちゃんなんですが、その添付されている画像を見ると、人なつっこそうなお顔がずいぶん縦長になって、相当体重が減ったことが見て取れました。
体重が減ると喜ぶ人もいるのかもしれませんが、体重よりも何よりも大切なのは健康であることです。健康でないと何もできません。病気で寝込んだ期間があったので、健康がなにより大切なことは痛感させられました。
もしわたしがスタッフだったら、もうストップをかける段階を過ぎてしまっていたように思えます。
そんな中に発表された23rdシングルの活動を行わないというニュースは、わたしに安堵感を与えてくれたのです。
メンバーへの個人的に感じるイメージ
乃木坂の1ファンでしかないわたしが感じた山下美月というメンバーは、まじめでがんばりやさんというように見えていました。これまでのブログで書いてきた通りです。
とても真面目で努力して仕上げてくるメンバーで、次世代の乃木坂のキャプテンにぴったりということも書かせてもらいました。このことを書いたのは、まだ選抜に選ばれていない時期だったと思います。。。
これもまた1ファンの感じた思いでしかないのですが、ファンにはけっこう釣り対応で、モバメも小悪魔チックな文章が並んでいました。わかりやすく言うと、真夏さんがMよりの釣り対応だとすると、山下ちゃんはSよりの恋愛にはサバサバしてそうな釣り対応です。
このへんは本当かどうかわかりませんよ。あくまでわたしが感じたことでしかありませんので、おまちがいなくです。
本当は書いてはいけないことなのかもしれませんが、山下ちゃんはわたしもよーく知ってる自然が豊かでのんびりしたところの出身で、そして一人っ子でもあります。おもしろ系のぬいぐるみが大好きで、ご両親によい人柄に育てられたことでしょう。
確かに乃木坂加入前にはプロダグションに所属されていた時期もありましたが、どう考えてもがんばりやで努力家であっても、人柄がよくてのんびりされている雰囲気も同時に感じてしまいます。
そして、3期生の加入からまだ時間がたっていません。
そんな中、ドラマの主役を演じられることになりました。もれなくきわどいラブシーン付きのドラマです。
ラブシーンを演じるときの人格
乃木坂を離れ女優として出演される以上、役柄を作り込んでラブシーンを役柄として演じられることでしょう。それがプロとしての仕事への取り組み方でしょうし、まじめで準備型の努力をする山下ちゃんならなおさらのことです。
でも、女優やアイドルの前に、ひとりの山下ちゃんという人格なんですよね。自然豊かでご両親におおらかに育てられたという、人柄なんですよね。
3期生の加入時期から考えても、西野七瀬さんが演じたラブシーンが話題のドラマの続編として、山下美月さんを主役に抜擢するのは、メンバーの個性を大切に考えてきた乃木坂らしくないなと正直感じました。
確かに、同局のBSドラマ「神酒クリニックに乾杯を」で主要メンバーとしてドラマに慣れる場所を準備されていたこともたしかです。
ましてや努力型の山下ちゃんだったら、1人でたくさん役柄と向き合ってこられたことでしょう。その努力は誰にもまねをすることはできません。
ただ、ラブシーンを個人として捉えてみると、どんなに好きな俳優さんでも、ましてやプライベートの彼氏であっても、みんなが見ている前でラブシーンを演じるというのは、やっぱり地獄でしかないのではないかと思ってしまいます。
みんなに見られるだけでなく、興味本位にそのシーンだけを切り取るひともいますし、ラブシーンを演じる役者さんは本当にすごいなと思います。
同じようにラブシーンを演じた西野さんは、とても精神的にレベルが高い人ですし、飛鳥ちゃんなんかは、自分に気をつかってほしくなかったとまで、後に語っていたほど、レベルが高かったからこそ乗り越えることができたのかもしれません。
誤解されたくないのは、誰も山下ちゃんが役者に向いていないと言っているわけではありません。鬼気迫る演技のレベルはとても高く、やっぱり印象深いのはプリンシパルでのジョバンニの演技でした。
どんな役でもオールマイティーにこなせる役者さんも確かにいらっしゃいますが、そんな役者さんであっても得意な役柄があるのではないかと思います。今後の役者さん人生を考えてみると、アイドルを休業してまで演じなければいけない事態になったことは、本当にかわいそうに思えてしまいます。
もっと乃木坂であれば適材適所でも、よかったのではないかと感じました。本当は乃木坂スタッフ側ではなく、プロデュース側の見えざる意図があったのかもしれませんが、そのへんはあくまで推測の域を出ません。
アイドルが好きで乃木坂に加入した山下ちゃんでしたが、皮肉にもアイドルの活動を休んでまでドラマ撮影に注力しなければいけなくなってしまいました。
ただし、無駄な苦労はありません。まだ乃木坂での活動は始まったばかりで、時間はたーっぷりあります。ファンも山下ちゃんの帰りを待っています。この苦難の先には明るい未来が待っているはずです。
きっとこの誰も体験することができなかった今回の経験が、逆にプラスの経験として報われる日が、必ずやってくることと思っています。
人気があっても選抜に選ばれなかった乃木坂加入当初と同じように。
乃木坂を背負って立つエース齋藤飛鳥
23rdシングルについての個人的な思いをまとめただけの記事でしたが、いかがでしたでしょうか。
ファンとしては楽しみな23rdシングルの活動期間ですが、メンバーのみなさんには是非健康に留意しながら最後まで乗り切ってほしいと思います。
最後に23rdシングル発表シーンでの飛鳥ちゃんの覚悟を聞いて、共感される方も多かったのではないでしょうか。わたしレベルでは、飛鳥ちゃんの決意を想像することはできませんが、本当に頼もしい乃木坂を背負って立つエースに成長されたと感動しました。
つい最近まで選抜に選ばれずやきもきしていた、自分の記憶を疑ってしまうくらいです。
乃木坂が国民的アイドルグループへと成長し、人気がある分だけ人知れず傷つかれる場面もきっとあることでしょう。
これもまた個人的な思いでしかないのですが、最近は飛鳥ちゃんらしい笑顔が見れる機会が減ってきたように思えます。たしかに飛鳥ちゃんの綺麗さにひかれるファンの方が多いので、凜とした飛鳥ちゃんに対するニーズも多いことでしょう。
でも、変わっているファンのわたしにとってみると、飛鳥ちゃんの一番の魅力は、綺麗さもそうなんですが、そのやさしくておもしろい、誰ももっていない感性のように感じてしまいます。
笑っている表情を見ると、こちらまで楽しくなるし、おもしろい感性での表現のモバメは日々の生活になくてはならないものにまで、昇華しました。
日々の生活になくてはならないとまで言ってしまうと、モバメが来なくても、正直寝たら明日はやってくるため嘘になってしまうので、正確にいうと、日々の日常に彩りを与えてくれる、くらいでいかがでしょうか。
ここで何を言いたいかといいますと、わたしのように飛鳥ちゃんのアイドル活動という同じ観点から見ても、その受け取り方はみんな違うということです。
全員にプラスのイメージを与えることはできず、否定的な意見があるのも当然です。ましてやみんなに憧れられる存在であればなおさらです。
顔の形が違うように、考え方もみんな違います。どれだけ誠意を尽くしてもうがった見方をするような人もいるからこそ、言葉がなくてもその感性で通じ合う人や、いいこともわるいこともひっくるめて人格として認めてくれる人もいます。
わたしもみんなに好かれようと失敗した経験がありました。過去にそんな記事を書いたことがありましたが、大切なことは、誰でもいいから大勢の人に評価されることではなく、信頼できる人から自分の頑張っているところを認められることが、自己肯定感につながるんじゃないかと思うようになりました。
国民的アイドルの乃木坂に対しては、いろんな意図を持ったまわりの雑音も多いことでしょう。雑音と同じレベルにならず、信頼できる人の信頼できる評価を信じて、頑張ってほしいと思いました。
あ、いやもうすでに乃木坂メンバーはがんばりすぎなので、がんばらなくてよくて、存在してもらえるだけで、われわれファンを明るくさせる存在として輝いていてほしいと感じました。
最後は何言ってるかわからない方も多いかと思いますが、ただの個人的な思いをまとめただけのエッセイですのでご容赦ください。
へ、おまえが雑音じゃないか、ですって?
そーなんですよねー。ちょっと変わった考え方をしているので、どう受け止められるのかがとっても心配なのです。
でも、いつでもアイドル活動を後押しするファンでいたい、そう感じたかえるがおなのでした。
おしまい。