続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

坂道グループ合同オーディションCMでメンバーが伝えるメッセージ

今回は坂道グループ合同オーディションのCMを取り上げてみたいと思います。

乃木坂46冠番組である「乃木坂工事中」でもオンエアされ、CMの中でメンバー自身が自分自身を語る、メッセージ性に溢れる内容に思わず感銘を受けたファンもきっと多かったことでしょう。

乃木坂4期生、欅坂2期生、けやき坂3期生の合同オーディションという企画は、国民的アイドルとなった坂道グループにとって、また新たなセンセーショナルとして話題になりました。

ただ、乃木坂、欅坂の垣根を越えて初めてのオーディションという、センセーショナルもかすんでしまうくらいに、CMの中でデビュー当初からの映像に乗せて、決して平坦ではなかった自分の歩いてきた道のりを、メンバー自らの言葉でつつみかくさず表現するメッセージは、他の何よりも衝撃的でもありました。

今回のかえるがおは、メンバーの成長をつづったCMを、ただただまとめてみるだけの内容です。

いつものように申し訳ありませんが、欅坂については勉強不足のため、乃木坂メンバーに特化してまとめてみたいと思います。

 

坂道グループ合同オーディションCM出典:乃木坂 46 OFFICIAL YouTube CHANNEL - YouTube

 

 

 

プロローグ

乃木坂46結成から早いもので7年の時間が経過しようとしています。

高い声の歌声で歌がとっても上手な音楽を学んでいた色白の女の子は、ごくごく普通の女の子と変わることなく、仲の良いメンバーと楽しそうにいつも明るく存在していました。

関西から上京した自信がなさげな伏し目がちの女の子は、今後開花することになる強い精神力を胸に秘めながらも、初めて経験する出来事の多さに戸惑ってしまっていました。

最年少として乃木坂に加入した女の子は、時折びっくりするような大人びた雰囲気を持つ表情を持ちながらも、アンダーという環境の中で絶望に打ちのめされながら、一筋の希望という見えない光に向かって葛藤を続けていました。


あれから7年。


今という途中経過を見てみると、それぞれの人知れず努力を積み重ねていたあの時の女の子は、いつの間にか「国民的アイドル」と呼ばれるようになり、眩いばかりの輝きを放ち続ける存在へと成長しました。

「国民的アイドル」という坂をのぼる過程は、きっと平坦な道のりばかりではなかったことでしょう。幾度も幾度も心が折れそうになったり、重圧に押しつぶされそうになって、涙を流したことも数知れなかったことでしょう。

その都度気持ちを奮い立たせて努力を続けてきた結果が、現在の我々ファンに夢と勇気を与えてくれる存在としての、彼女たちの姿なのかもしれません。


確かに乃木坂、欅坂、けやき坂に新たに加入するメンバーは、彼女たちと同じ過酷な苦難が待ち構えているのかもしれません。

でも、普通の女の子だったメンバーが語るメッセージは、ご自身が乗り越えてきた経験であるだけ説得力に溢れています。きっと成長したかつての普通の少女も、新しく加入する女の子を確実に後押しする存在となることでしょう。

たとえ困難な道のりであっても、CMが伝えるメッセージを受け取った、あの時と同じ普通の女の子の中から、きっとまだ見ぬ未来のヒロインが生まれることになるのかもしれません。かつての彼女たちと同じように。

 

坂道合同オーディションCM 白石麻衣(乃木坂46)編

坂道合同オーディションCM 白石麻衣

 


興味本位で受けてみたオーディション

人前に出るのが苦手な私が
まさか受かるとは思ってなかった

色んな仕事をして
色んな人と関わるようになって
人と話すのって
すごい楽しいんだなって
思えるようになった

乃木坂は自分でも知らなかった
自分を知れた場所

 

 

坂道合同オーディションCM 西野七瀬(乃木坂46)編

坂道合同オーディションCM 西野七瀬

 


あの頃の自分は
あまり好きじゃない

お母さんが見つけて
勝手に応募したオーディション

何回も何回も
辞めたいって思ったこともあった

でも逃げるようなかたちは
自分では許せなかった

時間がたった今思うこと
自分をキライじゃなくなったのは

乃木坂に入ったから

 

 

坂道合同オーディションCM 齋藤飛鳥(乃木坂46)編

坂道合同オーディションCM 齋藤飛鳥

 


入った時、
自分の中に期待感が溢れていた

ただ、どうしていいか
わからなくなった時期が来た

焦燥感…

何かを変えなきゃと思った

今の私がいるのは
乃木坂で喜びも悲しみも
体験できたから

 

 

坂道合同オーディションCM 個別まとめ編

坂道合同オーディションCM 個別まとめ編

 

エピローグ

今回のまとめ記事ですが、CMに対して感じたわたしの個人的な思いを綴ることはありません。

それは乃木坂ファンの数だけ、メンバーの成長の過程を描いた映像から、そしてメンバー自らが語るメッセージから、それぞれの記憶の中で走馬灯のように思い出されるであろう、デビューからこれまでの道のり、またメッセージから感じる思いが、ファンそれぞれで異なるからです。

メンバーの大切なメッセージを受け取って感じた、ファンそれぞれの思いをひとりの個人的な見解で邪魔をしたくない、という思いです。

それだけメンバーの語るメッセージ、そして感情が溢れてくる声のナレーションが、高いレベルでこれまでの努力に説得力をプラスする効果があるように思えてしまいます。

今回のCMは乃木坂では3人のメンバーにスポットが当たっていましたが、実際はかたちにはなっていなくても乃木坂メンバーの数だけ、メンバーそれぞれの成長物語があるはずです。

「乃木坂って、どこ?」を1回目から振り返り、当時に戻った気持ちで、それぞれのメンバーと一緒に、メンバーそれぞれの成長物語を、もう一度追体験したいと思えた、坂道グループ合同オーディションのCMでした。