今年もこの季節がやってきました。
テレビ東京恒例の初夏のイベント「テレ東音楽祭」です。
テレ東音楽祭といえば、思い出されるのが昨年の公式お兄ちゃんでもあるバナナマンさんとの共演でした。
史上最高難易度の『インフルエンサー』で、バナナマン日村さん扮する「ヒム子」との夢のコラボを実現し、夏の神宮球場ライブ、そして紅白の舞台での共演と続くことになりました。とても懐かしく思い出されます。
あれから早いもので1年がたとうとしています。ますます成長した乃木坂メンバーかテレ東音楽祭の晴れ舞台に帰ってきました。
テレビ東京は系列局が少ないので、リアルタイムで見れない地域の方もいらっしゃることでしょう。現代の有名なアーティストが集合する番組で、乃木坂らしく華やかに輝いていた様子を、少しでも確認いただけるとうれしいです。
出典：テレビ東京「テレ東京音楽祭2018」
いつも『シンクロニシティ』のパフォーマンスは優雅です。 乃木坂メンバーによる優雅なパフォーマンスのフォーメーションの真ん中に立つのは あの時と同じよう変わらず白石さんが乃木坂の真ん中に立っていることが、とても頼もしく、そしてう乃木坂に存在してもらっていることに感謝したくなってしまいました。 乃木坂の顔と呼ばれた生駒ちゃんは、残念ながら乃木坂から巣立ってしまいました。抜けてしまった生駒ちゃんの代わりになるメンバーは、アイドル界のどこを探してみても、どんな人であっても、残念なことですが代わりになれないように思えてしまいます。 でも、生駒ちゃんと同じにはできないけれど、自分らしく自分のやり方で、新しい楽曲を新しく彩ることができる個性的なメンバーが乃木坂には溢れています。 『シンクロニシティ』という楽曲について考えてみると、それが星野みなみさん、梅澤美波さんのWみなみんだったと思います。 そして、もともとみなみちゃんがいたはずの3列目のポジションには、みなみちゃんの代わりに梅澤美波さんのパフォーマンスがありました。 3期生でまだまだ加入されたばかりだと思っていましたが、その思いは見事に裏切られ、すばらしい乃木坂メンバーになられましたね。今後もきっと活躍を見れる機会も増えていくことでしょう。 今回のパフォーマンスでは、キャプテンも不在でしたので、もう一人代替メンバーが必要です。ここで選抜メンバーとしてのパフォーマンスに選ばれたのは、代替メンバーとしては常連の鈴木絢音さんでした。 最近は乃木坂以外の番組で見る機会も増えた鈴木絢音さん。乃木坂のパフォーマンスにおいても昨年から代替メンバーに選ばれることが多く、その都度結果を残してきました。センターとして迎えたアンダーライブ全国ツアー2018-中部シリーズ-も成功させ、今現在波に乗っているメンバーです。 次の楽曲は乃木坂ヒット曲メドレーです。 最初に披露されたのが最高難易度の高速振り付けで有名な『インフルエンサー』です。 ひとつ残念だったのは、それぞれの楽曲が短かった点です。ほかのアーティストさんの時間もあることはわかっているつもりですが、ファンとしてはもう少し乃木坂のパフォーマンスに浸りたくなる、乃木坂メンバーのパフォーマンスでした。 今回のテレ東音楽祭でも乃木坂メンバーのパフォーマンスは、高いレベルでファンを納得させる、素晴らしいパフォーマンスを見せてもらえることができました。 いつものステージと比べると小さめのステージでした。 結果的に、画一的にするために若干ボーカルへのエフェクトのリバーブが短めに設定してあるように、個人的には感じました。いろんなアーティストさんがいらっしゃるためある程度画一的にするために、短めのリバーブは楽曲のオケとボーカルに一体感を感じさせる効果もありますが、ホールと比較すると声があまり響かないので、あまり歌っていて気分良く歌うことが難しいと感じることもあります。 また、季節の変わり目で梅雨を迎えた時期の特徴として、体調を崩す人が多い時期でもあります。わたしの周りの人も体調を崩している人も多いです。 数多いアーティストとの共演、長時間の収録、そして狭い舞台、梅雨特有の蒸し暑さ、そして体調不良など、決して恵まれているという環境でなくても、しっかり仕上げてきて高いレベルでパフォーマンスを我々ファンに提供できる、これこそが乃木坂メンバーのひたむきな努力の成果として、改めて尊敬できるところだなぁと思えてしまいました。 夏の全国ツアーも楽しみですね。優雅なパフォーマンス
天使の羽衣のようなひらひらしたドレスのようなフレアワンピースに、そしてSeishiroさんの『インフルエンサー』とは対照的な優雅な振り付けが、今回のテレ東音楽祭でもほかのアーティストと比べても、ひいき目で見なくても際立っていたように感じました。
この人、センター白石麻衣さんです。
『シンクロニシティ』のパフォーマンスの中心に、いつもまるで本当の天女様のような笑顔をたたえて存在していました。
この笑顔だけをクローズアップしてみてみると、思い出されるのが6thシングル『ガールズルール』で初のセンターに抜擢され、初めてだったはずなのにとっても楽しそうで夏曲にぴったりな明るい笑顔です。
Wみなみんのセンターライン
生駒ちゃんがいたはずの、2列目の影のセンターポジションには、生生星として生駒ちゃんと一緒に乃木坂のパフォーマンスを支えてきた星野みなみさんのパフォーマンスがありました。
みなみちゃんらしい笑顔で、そしてうなずきながら曲をかみしめるパフォーマンスをしているだけで、グループとして安心感と安定感が増すような気がします。まさにかわいいの神様として安定感抜群の、みなみちゃんらしいパフォーマンスでした。
ダイナミックなのに繊細なそのパフォーマンスは3列目として、フォーメーションを形作るにはとても効果的なパフォーマンスに思えました。
Wみなみんのパフォーマンスを見ていつも感じてしまうのが、星野みなみさんのパフォーマンス、そして梅澤美波さんのパフォーマンスはそれぞれ違うのですが、違う分だけ乃木坂全体で見てみると、美しく融合しているように思えます。高いレベルでのパフォーマンスに圧倒されるばかりでした。選抜メンバーとしての鈴木絢音
選抜でのパフォーマンスもまったく違和感を感じることがありません。
またひとり、乃木坂という舞台で育って外部の舞台で開花しているメンバーが登場しましたね。絢音ちゃんの今後の活躍にも目が離せません。『シンクロニシティ』のパフォーマンス
乃木坂ヒット曲メドレー
昨年のテレ東音楽祭でも披露され、ヒム子との共演を果たした思い出の楽曲です。
2曲目は昨年夏の18thシングル表題曲『逃げ水』です。
18thシングルで抜擢されたWセンター大園桃子さん、与田祐希さんのおふたりの並んだパフォーマンスシーンを見ると、去年の初々しさと比べて、今や堂々とパフォーマンスをされるメンバーに成長されていたことを、改めて感じることになりました。
そして乃木坂夏曲といえば15thシングル表題曲で思い出深い『裸足でSummer』です。
飛鳥ちゃんのはじける飛び跳ねるパフォーマンスは、夏曲にさわやかさをプラスする存在として、ぴったりだと思ってしまった当時がとても懐かしく、思わず感慨にふけってしまいました。テレ東さんのいい選曲に感謝したいと思います。
まとめ
ただし、その楽曲をパフォーマンスする環境を考えてみると、決して理想的な環境ではなかったことも見えてきます。
また5時間もの長い間様々なミュージシャンが出演される必要があるため、番組スタッフのみなさんは大変だったと思うんですよね。わたしもライブスタッフをやっていたので、その忙しさはある程度わかっているつもりです。
乃木坂メンバーも同様です。まったくパフォーマンスを見ていて感じることはありませんでしたが、暑くて湿度が高いこの時期、体調を崩されているメンバーもいたかもしれません。
やっぱり乃木坂はすげぇなぁ、と勝手にひとりで感心してしまったテレ東音楽祭でした。
