こん○○は、かえるがおです。
今回は乃木坂46の紅白初出場のときに披露した楽曲で、乃木坂の代表曲の中の1曲の
『君の名は希望』をカラオケで歌ってみたときの話をまとめてみたいと思います。
「乃木坂46の歌うまメンバーをボーカルタイプ別に分類してみた」の記事でも紹介しました、カラオケの特徴やカラオケの採点についても、合わせて触れていけたらと思っています。
ちなみにこの記事、タイトルに乃木坂メンバーの名前や、楽曲名までお借りしていながら、まーったく乃木坂の話ではなく、自分にふりかかったまぬけな日常を綴ったカラオケでの話です。できれば乃木坂ファンのは目を通されないことをおすすめします。ご注意ください。
でははじまりはじまり。
出典:YouTube乃木坂46 『君の名は希望-DANCE&LIP ver.-』Short Ver.
- 久しぶりのカラオケは銀座
- カラオケで歌うと引かれる
- 飲み会でのカラオケの盛り上げ方
- 『君の名は希望』をカラオケで歌ってみた
- 雰囲気が違う理由
- 乃木團Ver『One Night Carnival』を歌ってみた
- 秋元真夏の『なってったってアイドル』和田まあやの『チューリップ』と同じ得点
- カラオケの楽しみ方をまちがっている
久しぶりのカラオケは銀座
少し前に友達に銀座に呼ばれました。ちょうど誕生日近くだったので食事とカラオケを企画してくれて、お呼ばれにでかけてまいりました。
めったに銀座には行かないので、前回は両親が上京した時に見物につれていったとき以来の数年ぶりの銀座でした。
銀座と言ってもカラオケはとってもお安くて、地元あたりとまったく変わらないお値段でなんですね。
むかしDAMのアカウントをもっていて、そのアカウントにログインをしてみると、前回のログインが2011年と表示され、なんとプライベートカラオケに行ったのは、偶然にも乃木坂のデビュー以来の6年ぶりという久しぶりのカラオケでした。
カラオケで歌うと引かれる
プライベートでカラオケに行ったのが2011年以来というだけで、職場の飲み会とか付き合いの飲み会では、よくカラオケには行っていました。
ただし、わたしが歌うとその場がしらけて、どんびきになります。
へたっぴではあるのですが、以前にボーカルをやっててプロを目指したたことがあるので、上手くはなくてもその歌い方になれているというか、声からなのかすぐにばれます。そしてびっくりするほどその場がさーっとしらけます。
そりゃそうですよね。みんな自分が歌うのを楽しみにきているわけなんで、聞きたくもない歌を聞かされたらしらけるのは当然です。
ある番組のスタッフさんたちと、カラオケに行ったときには歌いたくないのに、どーしても歌えと言われてしまって、断りきれず1番を歌うから2番を音声さんに歌ってもらうということを条件に、Mr.Childrenを歌いました。
1番を歌いだしたとたんに、いつものように、盛り上がっていたその場の雰囲気がさーっとがしらけただけでなく、2番を歌うはずの音声さんは指さして、「ひどい、ずるい!」と顔は笑っていましたが怒ってしまって、結局1番だけでやめちゃいました。
出典:YouTube乃木坂46『君の名は希望』Short Ver.
飲み会でのカラオケの盛り上げ方
それ以来、ぜったいに人前でちゃんと歌うのはやめようと心に誓いまして、飲み会でもだいたい幹事をやらされるので、カラオケのリモコンを持って離さず、曲名のリクエストを聞いて、リモコンで入力するという役割だけをやっておりました。
そもそも音楽は嫌いではないので、そのうちだれがどんな曲を歌うのかを覚えてしまうようになるんですよね。
会社の飲み会だけでなく、まだ仲良くない人がグループにいる状態でカラオケに行くときに、よく歌うのをみんなで遠慮しあうことってありませんか?
本当は歌いたいのに、「あ、どうぞ、どうぞ先に曲を入れてください」みたいなやりとりをよく見かけます。そしてみんな遠慮した結果、カラオケ配信会社のプロモーション映像だけが延々と流れているってパターンです。
あれがとっても、無駄な時間なので、幹事のかえるがおは、その日に参加している人の得意な曲を覚えていますので、片っ端から曲を入れてしまいます。
もちろん、順番は役職や最初に歌ってくれそうな人とか順番のバランスを考えて、曲を入れることは最低限必要ですよ。
そしてその曲のイントロが流れ出すとると、「俺の得意な歌だけど、誰が歌うの?」みたいな顔で、わたしを見てきますが
あなたのために入れておきましたどうぞ、みたいな感じでマイクを渡すと、とっても喜んで歌ってもらえます。
まわりの人もイントロを聞いて、この曲入れたの誰?誰?ってざわついて盛り上がります。自分が歌いたい!と主張できるタイプの人が一緒だと使えませんが、よかったら使ってみてください。
きっとみんな自分の得意な曲を歌いたいだろうし、盛り上がりますよ。
『君の名は希望』をカラオケで歌ってみた
今回は私の過去を知ってて、気をつかわなくてよかったメンバーなので、今回の銀座カラオケでは、思う存分歌える久しぶりの機会です。何を歌おうかと考えたときに、真っ先に頭に浮かんだのは乃木坂の代表的な楽曲の1つ『君の名は希望』でした。
イメージは「らじらー!」で生田絵梨花さんの伴奏で歌ってた、中元日芽香さんのあの感動的な歌声です。
出典:YouTube『君の名は希望』中元日芽香 生田絵梨花
あそこまですばらしい歌は歌えないけど、せめてその楽曲のイメージの中に入って、一緒にパフォーマンスしているかのような、空間を感じられればなぁと思って歌ってみました。
でも、歌ってみるとイメージとぜんぜんちがうのです。まったく別の曲のような感じがしてしまうのでした。
それはまるで、カラオケの企画で男性曲のORIGINAL LOVEを歌って、雰囲気が違うと苦労していたキャプテン桜井玲香さんのように、ぜんぜん違う楽曲に聞こえてしまって、感動的もなにも『君の名は希望』かどうかもあやしいくらいに雰囲気が違いました。
その違う理由はすぐにわかりました。
音程がちがうのです。女性曲を男が歌うので、原曲よりキーを3つ下げていたのですが、その下げた結果変調された音楽と、自分の頭の中で流れているオリジナルの音程がぜんぜん違うので、楽曲の雰囲気までぜんぜん違うように感じたのでした。
原因がわかったからには解決方法は簡単です。原曲キーに戻せばいいだけです。女性曲なのでサビで高音はでませんが、イメージよりかけ離れた曲を歌うよりましです。
せっかくカラオケに来ているので、普段のギターやピアノ1本では再現できないバックバンドの音楽で、『君の名は希望』の楽曲に浸りたいと思いました。
さっそく原曲キーに戻したのですが、それでもなんかイメージと違うんですよね。頭の中に流れている『君の名は希望』の伴奏は、もっととても感動的でピュアで洗練されていて、温かい楽曲のイメージです。
カラオケの音源はそりゃ打ち込みではありましたが、なんだか歌謡曲よりの普通の伴奏に聞こえてしまいました。キーは同じなんですけど、楽曲の雰囲気がここまで違うのかと、思いながら結局最後まで歌うことはできませんでした。
出典:YouTube乃木坂46 『君の名は希望-DANCE&LIP ver.-』Short Ver.
雰囲気が違う理由
気になって気になってしかたなかったので、その場でいくちゃん&ひめたんの目標とする原曲の『君の名は希望』を聞いてみました。するとですね、すぐにわかりました。カラオケの音源との違いはとっても明確でした。
わたしの頭の中に流れていたメロディは、乃木坂46表題曲の『君の名は希望』ではなく、生田絵梨花さんがピアノソロ一本で奏でる伴奏の感動的な『君の名は希望』だったんです。
そりゃアレンジがまったく違いますよね。カラオケの音源はオリジナルに近いだろうし、いくちゃん伴奏verなんてカラオケに収録されるはずがぁーありません。ちょっと考えればわかることです。
出典:YouTubeSHOWROOM 生田絵梨花 中元日芽香
乃木團Ver『One Night Carnival』を歌ってみた
次に選んだ楽曲が『One Night Carnival』でした。
普段は笑いに走って女性曲をオリジナルキーで歌いますが、乃木坂の曲は歌がうまいメンバーが多いせいか、わたしには高すぎました。
やっぱり男性の楽曲で、乃木坂を連想する曲と思ってひらめいたのが『One Night Carnival』でした。もちろんオリジナルの氣志團Verではなく、中元日芽香、能條愛未ボーカルの乃木團Verです。
この楽曲はカラオケの音源もさっきの『君の名は希望』よりも再現性が高く、エレキの音源の違和感くらいしかありませんでした。
でも、歌いだしてみると、ぜんぜんイメージと違います。
歌声からは、声ができている綾小路翔さんっぽいイメージは連想できるのですが、歌っててもまーったく、乃木團っぽくないのです。
もちろん綾小路翔さんはわたしとくらべものにならないくらいうまいので、あくまで脳内でこんな雰囲気だろって思える程度ですよ。誤解がないようにお願いしますね。
声は何度も作ってきたので、正直ひめたんは無理でも、じょーさん感は出せると思ったのがまちがいで、ぜんぜん、まーったく、これっぽっちも似たようなイメージの楽曲にすることはできませんでした。
出典:RakutenTV「のぎ天」#45
それもそのはずで、これも後々にわかったのですが、私が歌った『One Night Carnival』はあくまで氣志團の『One Night Carnival』で、乃木團の『One Night Carnival』は女性の歌うまメンバーが歌いやすいように、女性用にキーを変えてあったんですね。
しかも乃木團のメンバーの演奏という付加価値付きの楽曲だったことをすっかり忘れてました。やっぱりカラオケで乃木團メンバーの思いのこもった楽曲は再現できないですよねぇ。
だから、どこからどんなふうに歌っても、氣志團っぽさは楽曲の音源から感じることができても、乃木團Verの方は変調されているので音程が違い、頭の中のイメージとは違ってたんですねぇ。
結局、乃木坂の楽曲のイメージに浸りたいというカラオケの当初の目標は、たった2曲にして儚く散ることになりました。
その後は、打ち込みのカラオケで再現性が高い楽曲で思いついた、加藤ミリヤさんの『People』を歌い、そのオリジナルキーの高さだけでなく、歌唱力の素晴らしさについて、まったく曲のイメージを再現できず、敗れ去りました。
2ndアルバムの『Diamond Princess』くらいまでは、 加藤ミリヤさんもそんなに目立ってうまかったわけではなかったのに、急に歌がうまくなった歌声の雰囲気に、歌唱力がまったく追いつくことができませんでした。
こんなに歌が上手くなることを見抜くとは、さっすがsony musicは見る目があるなーと思いました。
その後はいつものように懐メロ女性曲をオリジナルキーで歌うという、いつもの笑いに走ってしまうことなるのでした。
特に男性の方には懐メロ女性曲はとってもおすすめです。
現代にないアレンジもおもしろくていいし、歌い方も独特の文化があるので、今聞いてもとっても音楽性が新鮮で、自分で歌ってても楽しくなります。
ただ、原曲を知らないので、まず原曲を覚えるっていう作業が1段階が必要となるのがめんどくさいですけどね。
渡辺真知子さん、中原理恵さん、大橋純子さん、久保田早紀さん、内藤やす子さん、山口百恵さん、テレサテンさん、竹内まりやさん、中島みゆきさん、このへんがおすすめです。よかったら歌ってみてくださいね。
特に年配のひとがカラオケのメンツにいれば、すごく喜んでくれます。商談や接待などにも使えるかもです。
秋元真夏の『なってったってアイドル』和田まあやの『チューリップ』と同じ得点
出典:テレビ愛知『乃木坂って、どこ』#170
2011年から6年ぶりにカラオケのアカウントにログインしてみて気が付いたんですが、
アカウントの中にカラオケの採点履歴という項目がありまして、その項目を見たところ、本当に自分らしいなーと思った結果が表示されておりました。
履歴を見ると
60点
80点
60点
90点
…
一番多いのが60点台の採点で、あいまにたまーに80点、90点があるだけの、悲惨な結果でした。これでボーカルやってたなんて、はずかしくてぜーったいに公表できません。全部採点した楽曲はMr.Childrenの楽曲なんですよ。それなのにこのひどさ。
60点台といえば、秋元真夏さんの『なってったってアイドル』、和田まあやさんの『チューリップ』なみの得点です。ちなみに60点以下の採点はまだ見たことがありません。それほど歌がへたなんです。
出典:テレビ愛知『乃木坂って、どこ』#170
カラオケの楽しみ方をまちがっている
そもそもわたしがカラオケを本気で歌うときには、そのミュージシャンのパフォーマンスに近づけたいので、ガイドメロディもまったく気にしていなければ、歌詞もあんまり気にしていません。
ミスチルであれば、「うぉーぉ」と叫ぶところや、LIVEでお客さんをあおるところも再現したいし、LIVEVerのメロディのアレンジや、HANABIの2番のサビまえみたいに
「その声は今、君にも聞こえますか」の後に、武道館LIVEで歌ってたように、本来にはない歌詞を付け足して「聞こえますかぁ~」と、もう一度歌いたくなってしまいます。
その結果、採点のメロディラインとはまったく違うようになるんでしょうねぇ。カラオケのメロディラインに合わせようとは最初から思ってもいませんし、そもそも音程が外れているので、相乗効果で60点台連発となるのでした。
それにですね、カラオケのエコーがかかるマイクがあんまり得意じゃないんですよ。
歌声が加工されちゃいますしね。それで60点台にもかかわらず、マイクをはずして生歌で歌っちゃったりして、ますます採点が悪くなってしまうのでした。
あ、思い出しましたよ。バンド活動中も音抜けがよくてへんなエフェクトがない、SHUREのMyマイクにめちゃくちゃこだわってました。普通のマイクでほかのように歌えるわけが最初からなかったんですね。
これすごくいいです。カラオケマイク独特の鼻が詰まったような歌声にならず、抜けるような歌声になります。声をストレートに伝えてくれるので、「あれ?こんな声してたっけ?」という、歌いながら自分の歌を聴いたときの違和感もないですので、よかったらお試しください。
プロのアーティスティックな歌声になれますが、15000円とお高めなのと、エコーはまったくの0ですので、エコーにこだわりの方はご注意くださいませ。カラオケは狭い個室ですから、普通に歌ってもディレイは感じることができると思いますよ。
あくまでカラオケなので歌を楽しむためのものであって、その楽曲を歌うアーティストの雰囲気を味わうという、へんてこな楽しみ方をしているわたしの方が、異常に変わっていることに気づいた、今回のカラオケでございました。
カラオケは自分にはむいてないですね。がっくしと。