続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

ももクロメンバーのソロ活動化を管理職の視点から考える

こん○○は、かえるがおです。
現在ほかの長編記事を制作中なのですが、
ふと気づいたことがあったので、記事にして自分の考えをまとめて置きたいと思います。

あんまり大した話ではありません。
先日ももクロ卒業宣言をしたばかりなので、ちょっと後ろめたさがあったので、
今回は運用側の意図をくみ取り、少しでも罪滅ぼしをしたいと思います。

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管理職と係長クラスの違い


まずももクロの話をする前に、一般的な会社組織における
管理職と現場責任者の係長クラスの違いから見ていきます。

現場責任者(係長級)に求められる成果

現場責任者の係長クラスに求められるのは、
全員でよい質の仕事を生産性高くおこなうことです。

言い換えると、チームビルディングとチームマネージメントと言っても
よいと思います。
成員を育ててチームとして機能させ、仕事の質と効率に結び付けることです。

したがって、成果として認められる観点は
チームとして機能すること、質の高い仕事を効率よく行うこと、以外にも
チームに問題が起こらないことや個々の成員のモチベーション管理、
そして個々が成長することも大きな評価される観点と言えます。

管理職に求められる成果

一方人事権を持っている管理職はどうでしょうか。
まず人事権を持っている分、チームの成員と過度な接触はなかなかできません。
そのため、現場のチームビルディング、チームマネジメントには直接的な関与が
難しい立ち位置です。

管理職は部署を管理するため、会社からはその部署としての成果を求められます。
その求められた成果を出すために、努力するのが管理職です。
その部署として求められる成果は売り上げです。

一般的に日が浅い会社、小規模な会社、やり手の管理職ほど、売り上げ成果の達成に意欲的で、高い目標でもクリアしてしまうことも多いです。

NHKの番組制作費


ももクロの場合は半年以上長期にわたり、リーダーの百田夏菜子さんが

NHKの朝ドラの収録で拘束されることになりました。

この記事を読んでみると、本当か嘘かわかりませんが、
新人の場合、朝ドラの出演料は1本2万5000円と記載されています。

 

ソースが記載されていないので、確かに真偽はわかりませんが、
個人的に出演料は我々が思ってるほど高くないと思っています。

私が以前の仕事をしているときに、NHKのディレクターと知り合いました。
そのディレクターは身分が準公務員だから、給料も公務員並みだと言っていました。

当時公務員だった私は、給料が上がる仕組み(等級)を聞いて、
仕組みが全く同じであることに驚いたのを覚えています。

ちょっとデータが古いのですが、NHK発表の資料によれば
平成22年度総合テレビの制作費は1年間で663億円だそうです。

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http://www.nhk.or.jp/faq-corner/01nhk/05/01-05-03.htm

これを単純計算すれば、1日当たりの制作費が1億8000万円で
単純に24時間で割ると1分あたりの制作費が12万5000円、朝ドラは15分だから
15分で187万5000円です。

確かに夜中の音楽だけの放送もあるので、24時間均等割りは難しいとして
朝ドラ1本の制作費の目安にはなるかと思います。
この中には出演料だけでなく、スタッフさんの人件費やセットを作るための費用、また放送に至るまでの様々な費用、大阪局制作であれば長期滞在費用を含めると、
少ないというのが率直な印象です。

 

必要なコスト

普通の会社組織には様々な人材が必要です。
また芸能界であれば、ももクロの紅白の向こう側という記事の第1回目で
書いたように、
外部の人材の協力も多数必要です。


会社として存続する以上、収入が少ない仕事に従事している間に
収入と継続的に必要なコストの差を、どうやってねん出しようと思うのは
当然の流れで死活問題だと思います。

また、メンバーの1人が長期間、別の仕事で欠けているからと言って、
他のメンバーの活動を休止するわけにはいきません。

会社という組織にとってみれば、少しでも売り上げを増やしたい状況から
1人仕事のオファーが来たら積極的に受けるし、
メンバー全員の仕事が来たら、現在空いているメンバーだけでいいですか?と
交渉するのは当然の流れだと思えるようになりました。

施設使用料


次は興行面のコストについてみていきたいと思います。
今回例として挙げたのは、わたしが日頃よく行く横浜アリーナです。
横浜アリーナの使用料について調べてみました。


平日は400万円からと記載がありますが、アリーナ内の設備を使うために
さらに費用が必要なこと
また、興行日だけでなくリハーサルや設営日、撤去日も含めて
今回はコストを試算してみます。

簡単に見積もってみても
興行日が2日で2000万、その他の日が500万円×3日換算で
施設使用料だけで、計3500万円が必要です。
もちろんその他セットや出演者やスタッフさんの人件費はこの中に
入っていません。


1つイベントを行うだけで。なかなかコストがかかりますねー。
そう思うと今までもっと安くならないかと
思っていたチケットが、とっても安く感じてしまうようになりました。

まとめ

前回ももクロファンを卒業するという記事を書いたわけですが、
よく考えてみれば、ただの1ファンの一方的な思いだったんですよね。
運営側には運営側の事情もあることに、ちょっと考えれば
気づけたはずなんですよ。


今回はそのお詫びの気持ちとして書いた記事のつもりです。

今回の記事の趣旨をまとめると、
管理職は会社の人材を継続的に雇用し続ける責任があり
その責任を全うするために、売り上げ確保とコスト削減のために努力をするのは
当然で

そのことは、どこの会社組織でもやっていることだし、
管理職が考える方向性としてはまったく間違っていないということに
今更ながら気が付きました。

あとはビジョンでしょうね。ビジョンを掲げるのは、
普通の会社で言えば、管理職よりもっと上の会社幹部が行う仕事なんでしょうけどね。


本日のお詫びの回はこれまでです。
勝手なことを書いてすみませんでした。
ただの卒業生からのいいわけでした。