続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

乃木坂10thバースディライブの1日目を終えて大切にしたいこと

2022年5月14日、15日にわたり、乃木坂46 10th YEAR BIRTHDAY LIVEが行われました。

今回の特徴というと、例年同様の2月開催ではななかったこと。そして過去最大規模の日産スタジアムでの開催となったことです。

変更点が時期と野外であることを考えると、どちらもコロナ渦に配慮された措置だったといえると思います。また、その他にもこれまでの常識を覆す画期的な内容がありました。

今回のかえるがおは、すばらしいバスラの内容は他のWebSiteさんにお任せして、画期的な内容について特化して書き留めておきたいと思います。

追記:2022/05/15 2日目追記済み

乃木坂46 10th YEAR BIRTHDAY LIVE

出典:乃木坂46公式Twitter

乃木坂の節目の年2016年

1日目は2012年から2016年までを振り返る内容でした。

振り返ってみると2016年は、乃木坂の歴史上ターニングポイントとなる年でした。

乃木坂の支柱橋本奈々未さんの引退、そして橋本奈々未さんの系譜を受け継いだ、新センター齋藤飛鳥さんがようやく表舞台に登場して、注目を浴びるようになった年が2016年でした。

いまや齋藤飛鳥さんといえば、乃木坂に欠かせない絶対的エースへと成長されたことは、みなさんご存じのとおりです。

もうひとつ大きな出来事が2016年にありました。2016年といえば、現在乃木坂の中心でもある3期生の加入も、またこの年でした。

バスラ1日目2012年から2016年といえば、現在と比較してまだまだ乃木坂の知名度もありませんでした。当時はミリオンセラー楽曲がなく、後に評価されて2016年に発売された15thシングル『裸足でSummer』がミリオンを達成するにはもう少し時間が必要です。(厳密に言うと16thの方が先にミリオン達成。15thは後に評価される)

気持ちを揺さぶるパフォーマンス

まだまだ坂を駆け上がっていた頃がバスラ1日目でしたので、披露される楽曲ひとつひとつに個人的に強い思い入れがありました。

楽曲には不思議と、当時の乃木坂の状況や自分の状況や気持ちが乗ります。楽曲のイントロを聴いただけで、当時の思いが溢れ出てきます。

高山さんや星野のほうのみなみさんが卒業した現在、たしかにオリジナルメンバーがひとりもいない表題曲が、今年から発生してしまうことになりましたが、オリジナルメンバーがいなくても、現メンバーの引き継いだ思いが、確実にわたしの気持ちを当時にいざなうには十分でした。

楽曲のパフォーマンスにはベースの音のように、目立つことはありませんが、当時の記憶が流れていました。思わず心を奪われ、当時の気持ちを思いだし感傷に浸ることになるのです。やっぱり乃木坂のパフォーマンスはすばらしい、と再認識しました。

初めての試み-卒業したメンバーの参加-

今回のLIVEの最大のサプライズは、バスラ史上初めての卒業したメンバー(OG)がパフォーマンスへの参加したことでしょう。

乃木坂の顔として初期の乃木坂を支えた生駒里奈さん、そしてしなやかな芸術性豊かなパフォーマンスで、現在の乃木坂パフォーマンスの源流となった伊藤万理華さんのおふたりが登場することになりました。やはり人選が絶妙です。

生駒ちゃんはご自身でも代表曲としてあげていた4thシングル『制服のマネキン』のセンターとして、まりっかさんは9thシングルアンダー楽曲『ここにいる理由』のセンターとして、懐かしいパフォーマンスで魅せてもらえることになりました。

乃木坂東京ドーム

出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#153

アンコールでは『会いたかったかもしれない』と『ハウス』のパフォーマンスです。『ハウス』といえば、生駒ちゃんはかかせないメンバーですね。

OGの出演がなぜ画期的かといいますと、このブログでは少し意味合いが異なります。バスラにOGが始めて出演したから画期的という意味ではありません。もちろん生駒ちゃんが現在他事務所だから、という理由でもありません。

元乃木坂メンバーの音楽活動

現在まで、乃木坂を卒業したメンバーの音楽活動を見ることが大変少ない状況でした。例を挙げるとゆみねぇがご自身で音楽活動されているのと、ろってぃーが韓国とインディーズで活動中、あとはいくちゃんのミュージカルがらみ案件程度です。

もう少し条件をしぼって、パフォーマンスを作り上げてきた乃木坂の楽曲の音楽活動となると、わたしが知らないだけかもしれませんが、記憶しているかぎりこれまで前例がまったくありません。

今回の生駒ちゃん、まりっかさんの2人が、卒業後初めての乃木坂の楽曲のパフォーマンスとなります。

これまで長い間、アーティストとしてパフォーマンスが一番仕事の中心で、努力に努力を重ねて磨かれてきたにもかかわらず、卒業した途端に全く乃木坂の楽曲のパフォーマンスができないことは、もったいないなーと常日頃思っていました。

伊藤万理華×山本真希「まりっか’17」

出典:伊藤万理華×山本真希「まりっか’17」

そのため今回の生駒ちゃん、まりっかさんの登場はほんとうに待ち望んだものでした。

乃木坂ファンの気持ちはみんな同じだったらしく、トレンドランキングで上位に入るほどの反響でした。

これで、今後メンバーの音楽活動が少しだけハードルが下がったことは事実でしょう。卒業しても、乃木坂の楽曲の音楽パフォーマンスが見れるようになればまさに夢のようで、本当にうれしい限りです。

忘れてはいけないこと

ただ、忘れてはいけないことがあります。

今回のバスラは現在のメンバーが、長い期間と時間をかけて稽古をして作り上げてきたことです。だから、生駒ちゃんとまりっかさんの話題がトレンドランキングで上位を独占するのは、ちょっと違うと思うのです。

1日目40曲計4時間のセットリストでした。これが2日分あるのです。今回のみのポジションも多い上に、不幸なことに直前に参加できないメンバーが発生しました。そこからの修正まで含めると、本当にどれだけ苦労してつくってきたのかと思うだけで、頭が下がる思いです。ほんとにすごい!

そのためやっぱり10thバスラはメンバーのものであって、めちゃめちゃOG登場はうれしいけど、話題になるべきは努力してきたメンバーであるはずです。

東京ドーム 齋藤飛鳥 伊藤万理華 斉藤優里

出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#132

個人的には生駒ちゃんのセンターは、紅白初出演で披露した、乃木坂代表曲『君の名は希望』か、生駒ちゃんの乃木坂人生を綴った楽曲『Ageinst』で見たかったです。あくまで個人的な見解です。

わたしの中で『制服のマネキン』は既に上書き保存されていまして、ファッション誌のトップモデルも務めるメンバーがセンターの、かっこいい表現力の方を実は楽しみにしていました。

8thシングル『気づいたら片想い』のセンターのメンバーも、めっちゃよかったです。オリジナルを超えてびっくりするほど可憐で、ポテンシャルだけではなく、楽曲の表現力に心を奪われました。これがプロの仕事だと強く感じました。

ほんとうは可憐というよりとがったかっこいいファッションのメンバーのはずなんですけどねー。その表現力は、すごい、のひとことです。

わたしはできれば、OGの登場ではなく、すばらしいパフォーマンスを魅せてもらえた、現役メンバーに惜しみない拍手を送りたいと思いました。

まとめ

さぁバスラ2日目。今日はどんなパフォーマンスで魅せてもらえるのでしょうか。あの曲もこの曲も見てみたい曲がたくさんです。

乃木坂46 10th YEAR BIRTHDAY LIVE2day

出典:乃木坂46公式Twitter

OGが登場するかどうかも気になりますね。登場となるとどのメンバーでしょうか。生駒ちゃん、まりっかに匹敵するとなれば、まいやん、西野さんあたりでしょうか。

日産スタジアムはサッカー場のため、めちゃめちゃ広いですから、4時間も全力で駆け回ることは、はんぱなくハードな重労働です。サッカーのDFでも4時間攻撃に参加するためにオーバーラップしませんからね。その距離をおでこ前回にして走り回らなければならないのです。

メンバーのみなさんにはくれぐれも体調にきをつけていただき、無事けがなくバスラが大成功でおわることを願っています。

白石麻衣、西野七瀬、生田絵梨花、高山一実、松村沙友理登場

2日目のOGは、高いレベルの儚さの表現力The Ace西野七瀬さんが。22thシングルで自らの卒業シングル『帰り道は遠回りしたくなる』

西野七瀬

出典:坂道合同オーディションCM 西野七瀬(乃木坂46)編 - YouTube

2日目2人目のOGは、初期の頃から外部に進出し、乃木坂のエースとして支えてきたまいやんこと白石麻衣さん。楽曲は乃木坂のフォーメーションの美を確立した楽曲で、自身のセンター曲20thシングル『シンクロニシティ』

シンクロニシティ 白石麻衣

出典:テレビ朝日「ミュージックステーション」

そして最後は、乃木坂のジャイアン、あ、まちがいました。乃木坂の音楽的ボーカリスト生田絵梨花さんが、自身のセンター曲『最後のTight Hug

生田絵梨花

出典:MTV Unplugged ERIKA IKUTA

3曲を披露されることになりました。そんな歴史的なバスラになりました。

そしてさらに、アンコールの『ガールズルール』『ロマンスのスタート』で高山一実さん、松村沙友理さんが登場。

高山一実

出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#124

松村沙友理

出典:「乃木坂46時間TV」

2日目を詳しく書いてしまうと、あるメンバーのことばかりを書いてしまいそうなので、2日目の内容は心の中にしまっておきます。

幸せな時間をありがとうございました!