続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

幸せのつくり方

こん○○は。かえるがおです。

わたしの性格といえば、引っ込み思案で遠慮ばかりしていて、自信がまーったくありません。そんなわたしが、ひとつだけ自信があることがあります。

それが"不幸じまん"です。

不幸な経験だけは、かなりの高いレベルにあると思います。

いろいろ不幸話を聞いていても、わたしくらい長い間、たくさん苦労している人は
なかなかいないだろうなーと思ってしまいます。

家族や親しい人にも話をせず、ずーっとひとりでかかえてきましたので、わたしにふりかかった不幸のすべてを知っている人は、自分しかいませんけどね。

そんなかつて不幸のデパートだったかえるがおがお届けする、今回のテーマは”幸せのつくり方”です。誰でもかんたんに今日からすぐにできる、幸せのつくり方をお届けします。

"つくり方"といっている以上、自動詞ですから、運勢や運命や他者に頼ることなく
自分で幸せを紡いでいく方法です。よかったら最後まで読んでいただけるとうれしいです。ながいけど笑

では、はじまりじまりー。

 

幸せと不幸の割合

ここに10円玉があります。10回振ってみたいと思います。
その結果が次のとおりです。

表2回 裏8回 裏が出る確率が80%でした。

さらに、20回振ってみると、表6回、裏14回でした。
30回にまで増やしてみると、表10回、裏20回でした。

最初は表が出る確率は20%しかありませんでしたが、30回だと表が出る確率が30%まで増えました。

このあと振ってみれば振ってみるほど、表50%、裏50%に近づいていきます。
天文学的数字まで振ってみると、ほぼ50%ずつに別れます。確率の論理です。

幸せと不幸せも10円玉と同じだと思うのです。
生活していけばいくほど、幸不幸の割合が50%の割合に近づいていくことでしょう。
わたしのように不幸続きだった人の場合は、最初に不幸の割合が高かった分だけ
確率的に、幸運が訪れる可能性が高くなります。

まわりの人を見ていると、うらやましく感じる人もいるかもしれませんが
確率は平等ですから、うらやましいその人にも、平等に幸運と不幸はやってきます。
誰しも、幸せと不幸の割合は、だいたい半々で大きくは変わらないのです。

実際の場合は、これは幸せ、これは不幸せと決めつけることはできませんけどね。

幸せを自分でコントロールできる部分

ちなみに10円玉は「10」と書いてある方が表だと思ってたら、実際は裏だそうです。
現実も幸せと思っていたことが、実際はよくない結果につながったり、よくないなー、と思っていたことが、結果的に幸せな道へつながっていたりします。

何を言いたいかといいますと、運命とか宿命とか、あとは…運によるものというのは
自分ではどうにもならないので、自分でコントロールできる部分にスポットをあてた方が生産的な考え方だと思うのです。

わたしもそうだったのですが、過去の不幸なことをずっと引きずっていました。

あの時、ああすればよかったんじゃないか
なぜ自分だけこんなことにならなきゃいけないんだ
あの人はなぜあんなことをしたんだろう…などなど

ひきこもっていたときには、1日の大半を過去を考えることに費やしていました。

残念なことに過去は変えるとことできません。
もし考えることで、過去を変えることができるのであれば、わたしも一緒になって考えますよ。でもどんなに考えても、過去が変わることはありません。

だから、過去の言動や経験から学ぶという意味で、少しだけ時間をとってもよいですが、過去を悔やむ時間があれば、未来に目を向けた方が、自分にやさしい考え方と言えます。

未来の夢へと向かって

かつてのわたしの、考えの中心にあったこと
それは、負けて東京を離れる訳にはいかない、という思いでした。

せっかく九州から上京してきて、長い間不運続きだったので
犠牲になってもらった家族のためにも、どうしても負けて田舎に帰ることはできない。
だから、不幸でも幸せな夢に向かってがんばるんだ、と我慢に我慢を重ねて、歯を食いしばって何十年も頑張ってきました。

それだけがんばってきた結果、結局何が変わったのでしょうか。

仕事はPCメーカーを辞めて教員に戻りましたが、管理職の意向でやめさせられ
メディアで国の業務をやっていましたが、社会情勢からやめさせられ
グローバルメーカーのアフターサービス部を担当していましたが、日本からの撤退でやめさせられ
そして、小さい組織のプロジェクトを担当しています。
もちろん長年孤独なひとり暮らしですよ。

ここ数年の間に、5つの職を経験することになりました。
安定志向で絶対転職なんかしたくないのに、この結果です。

そして資格をとったら、叔母の会社を継ごうと思っていますので、さらなる転職が発生します。

確かに明確な夢を持つことは大切です。
夢のために努力したり、我慢したりすることができますからね。自分を成長させることができます。

でも、それがわたしのように行き過ぎてしまうと、長い長い時間を犠牲にしたにも関わらず、結果がでないこともあります。

残念なことですが、結果的にわたしの場合は、努力だけでは目に見えない運命に抗うことはできませんでした。努力することに一生懸命で、今思えば、自分から幸せなことを放棄していたのかなとも感じます。

運命論者ではありませんが、個人的に今の瞬間にたどり着いたことに運命的なものを感じています。こうなることが決まっていたのかも?と思うことも多いです。

そんな運命の流れに逆らっていた自分が、ちっぽけな存在に思えてしまいます。

未来に目標をもつことは必要なことですが、未来だけでなく現在の思考も併せ持つことが必要だと思うのです。

幸せの要素

自分の生活に溢れているいやなことって、考えるとだれでもたくさん思い浮かぶことでしょう。

個人的には朝がとっても弱いです。
ロングスリーパーですし、血圧が低いです。また、朝起きてたら急に高熱が出たりすることも多く、朝がとっても苦手です。

じゃあ、逆に自分自身がにこにこになって、機嫌がよくなる要素を探してみたいと思います。

わたしの場合はなんだろうなー。
ラーメンがとっても好きです。他にはドライブも好きだなー。あとは音楽やPCも好きです。好きなことを思い浮かべると、なんだか、顔がほころんでしまいます。

みなさんの場合はなんでしょうか。
自分の好きなことや、機嫌がよくなること、自分にやさしいことを思い出して、箇条書きにしてあげてみてください。


その自分の好きなことが、生活の中での"幸せの要素"いいかえると”幸せの素材”だと思うのです。

幸せの焦点化

確率的に幸せと不幸せが仮に50%ずつ訪れると仮定すると、幸せの方に意識を焦点化することがおすすめです。

何も難しいことはありません。
嫌なことがあったら、終わったら好きな甘いものをたべよーっとか
週末の旅行楽しみだなー、と思っていると、
なぜか仕事や学校にも前向きに取り組めることができる、という心理が焦点化です。

わたしはやっぱり、ラーメンが楽しみなので、疲れたり頑張った後は、必ずラーメンを食べます。それが楽しみで1日暮らしているようなものです。

楽しみがある分、余裕と視野が広がっているので、仕事もはかどります。

意識していないと、ついつい今度やってくるつらいイベントの方に目が行きがちですが、自分の楽しいと思えることを自分なりに理解して、その楽しいことを楽しみにすることで、つらいことや苦しいことを半減できたりする考え方です。

見てみないふり

それでも、誰しもどうしても乗り越えなければいけない大きな壁があったりします。
また、どうしようもすることもできない、解決法がない諦めに似た課題を、たくさん背負っているのが大人なんだろうなー、と個人的には思います。

わたしもどうすることもできない、家族の大きな問題をいくつか抱えています。誰もがいつかは通る道で、みんな同じです。

カウンセリングを学んだときの、精神科医の先生がいました。若くしてなくなってしまったのですが、その先生はわたしにたくさんの言葉を残してくれました。

そのうちのひとつが、見てみないふり、気づかないふり、という言葉でした。

自分の課題であったり、抱えている問題は、必ず正面から対峙して、考えなければいけない時が来る。だから、その未来に来たるべきことを心配するより、今どれだけ気づかないふりをして、ストレスをためないかが勝負だ、と教えてもらいました。

わたしの場合には確かにそうでした。まだ起こっていない先のことを心配して、現在の時間を過ごしていました。そうすることで、現在の小さな幸せに焦点化ができず、未来に訪れるかもしれない、未来の大きな不安に支配され、結果的に不幸を積み重ねていました。

まだ起こっていないこと、そうならないかもしれないことが原因で、不幸になるなんて本当にもったいないことです。その意味で現在の楽しいことを焦点化し、未来にくるかもしれない課題については、そのときに向き合えばいいというより、そのときに否が応でも向き合わざるを得ないのです。

勘違いしてほしくないのは、ポジティブ思考になった方がよいとは思っていないことです。

わたしもマイナス思考ではなく、マイナス志向?気味ですが、マイナス思考ってリスクに気づいている分だけ、視野が広いと個人的には思います。

ポジティブ思考は、リスクに気づいていない分だけ、現実とのギャップが生じ、現実とのギャップに悩んだ末に精神を病んでしまうタイプが多いなと、個人的には感じています。この話は、またチャンスがあれば話したいと思います。

マイナス思考でリスクを想像することはすばらしいことですが、そのリスクが本当に自分にやってくることが完全に確定するときまでは、見てみない振りをしてどれだけストレスをためないか、楽しいことに焦点化できるかが、幸せを作るためには重要だと思います。

まとめ

今回の記事はいかがでしたでしょうか。

実体験をもとに、一般的なメンタルヘルスとは異なる考え方も書かせていただきました。

わたしが幸せになれたように、考え方ひとつで幸せをつくり出すことができます。
もし、取り入れられる考え方があれば、取り入れていただいて、幸せを掴んでもらえると、わたしもとってもうれしいです。

実はこの話は続きがありまして…
わたしを幸せに導いてくれた、尊敬する自分以上に自分に思える存在、ソウルメイトといいますか、そういう人との出会いがありました。

そのことがきっかけとなって、ひと、もの、すべてのことに対して、感謝の気持ちを持つことで、もともと持っていたちいさなたくさんの幸せに気づき、もっともっと幸せに暮らせるようになりました。

そのお話は、話すととっても長くなりますので、今回は書きません。
もし万が一気になる方がいらっしゃったら、過去のブログにちりばめてありますので
見つけてみてくださいね。

どの記事も、めちゃめくちゃ長文ですけどね。

こちらからはいじょうです。かえるがお