こん○○は。かえるがおです。
今日は、紅白の向こう側を再定義するの最終回。
「そして、未来へススメ！」をお送りします。
1回目は現在ももクロにあるものを確認しました。
楽曲としても、バラエティとしても一流のアイドルとして存続できる
環境を持っていることを確認しました。
2回目の昨日は、ももクロがくなしてしまったもの、
ももクロとももクロファンが目標を見失ってしまったことを
お伝えしました。
テレビ朝日「ももクロChan」#038
- なくしたものは取り戻せばいい
- 新しい目標を再定義する
- 目標を再定義するにあたっての注意点
- そして、笑顔を届けるという部分での天下
- 笑顔を届けるという部分でのSMAPや嵐の存在
- 過去の経験を糧にして
- 戻るべき場所 ~Home~
- エピローグ 1枚のポスター
- 夢のつづき
なくしたものは取り戻せばいい
最終回の今日は、なくしたものがあるのであれば
単純に取り戻せばいいじゃないか、というお話からです。
現在ももクロには確かに明確な目標がありません。
以前であれば、メンバー、ファン問わず、同一の明確な目標を持ち
その夢に向かって一緒に進むことができました。
紅白出場、国立競技場でのLIVEと夢を現実に変えてきたももクロの
最後の夢は、元メンバーの早見さんとの紅白での共演でした。
早見さんは女優として、ももクロは出場歌手として…。
その目標を紅白卒業宣言でなくしてしまったと
少なくともファンが感じてしまったのが、今回の始まりでした。
だったら、目標を決めればいいだけです。新しい目標を定義することで
その場所を目指して、メンバーもファンも頑張ることができます。
新しい目標を再定義する
ただし、目標設定には条件があります。
人は、共感という瞬間を重ね続けて、初めて感情移入ができます。
ももクロはいままで一生懸命というパーツで、たくさんの人たちに
多くの共感を引き出した結果、ファンのももクロへの感情移入を生み出し、
ファンと一緒に未来の夢を見て進んできたという流れがありました。
その感情移入している流れに対して、例えばアイドルとしての海外進出であるとか、アーティストとして楽曲を発表することとかが、あるファンにとって、これまでのももクロの成長過程の流れと違ったと仮定します。
その場合、感情移入して一緒に進んでいると思っていたファンの共感を得ることができ
ません。
共感できないポイントが多ければ多いほど、気持ちをリセットされて、感情移入していた気持ちが離れていってしまいます。
さらに、これから新しく参入する分野で、これまで戦ってきた百戦錬磨のプロの方々と
改めて0から戦うという必要もあります。
これまでの成長過程、これまでの活動の中で、脈々と息づいている
ももクロとファンの思いを尊重する共通の目標でないと、共感は生まれず、
一緒になって目標を目指すことができません。
すべての条件を満たす新たな目標と考えると、
やっぱり「紅白で早見あかりさんと共演する」夢しかなく
この目標を改めて明言するしかないと思います。
テレビ朝日「ももクロChan」#023
改めて紅白であかりんと共演したいと
その夢をあきらめていないことを表現すればいいだけのことなのですが、
運営側にだって立場やプライドがあります。
そう簡単に紅白卒業宣言の撤回ができない事情もよくわかります。
しかも内部のことや細かい事情も何もしらない1ファンが、想定できていない問題や課題もたくさんあることでしょう。
でも、そのマイナス要素を差し引いたとしても、ももクロファンは、
あかりんとの紅白共演の目標をの再定義することを待っていると思うのです。
メンバーも個々の心の中では願っていることだと思います。
この目標のパーツを埋めない限り、ファンとの共通の夢という土台がないため
今後の活動も現在と比べて、より困難な活動となるリスクがあります。
また、新しく進出した分野で、新たなファン開拓に挑むことになります。
成功を収めたアイドルが、別の分野に進出した場合、これまで成功事例が極端に少ないことについて、
以前「アイドルグループの卒業後の進路と可能性を考える」という記事で
述べさせていただきました。
ファンの共感を得てモチベーションを高めるために、そして感情移入できる環境を作り、かつての勢いを取り戻すために、ぜひ紅白で共演の夢の復活を検討してもらうことを心よりお願いしたいです。
目標を再定義するにあたっての注意点
NHKへの貢献方法
もし、万が一早見あかりさんとの紅白共演を、再度夢として掲げてもらえた場合に
注意しなければいけない点があります。
1点目は紅白再出場を目指すその方法です。
この手立てを誤ってしまうと、夢の紅白共演シーンが感動の場面とならなくなって
しまう危険性があります。
本当に心の底から正直にあえて、今回は業界のタブーに言及するのですが、
NHKへの貢献度で紅白出場歌手に選ばれる方法は、避けたほうがよいと思います。
例えば、BSの時代劇にメンバー全員でちょっとした役で出演するとか
NHKのドラマやのど自慢、その他ももクロのイメージに沿わない
NHKの番組への出演を増やして
NHKへの貢献度を上げることで紅白に出演する方策はとらないほうがいいです。
理由として、最近紅白出場歌手について、世論がだんだん厳しくなっています。
特に楽曲がヒットしていない出場歌手への風当たりは、毎年強くなるばかりです。
ももクロが夢を実現させる過程として、正々堂々と楽曲をヒットさせて
NHK側からぜひとも紅白に出場してほしいと言わせるくらいの活躍が必要です。
小林幸子さんも劇的な復活を遂げたように、ももクロであれば
新しい分野を開拓するのではなく、真摯にこれまでの成長過程を踏まえた活動を
地道に行うことで可能性は十分あると思います。
NHKでもももクロ主演ドラマ、「天使とジャンプ」はとてもよい作品でした。
Twinkle5名義で歌う「JUMP!!!!!」は名曲です。
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Blu-ray収録のメンバー全員で映像を見ながらのコメンタリーは
これぞ、ももクロという魅力満載ででした。とても楽しい思い出です。
NHKでも「天使とジャンプ」のような路線での出演は、今後の可能性を広げることになると思います。
メンバー個々の活動範囲を明確にする
2点目は、それぞれの活動分野を明確にすることです。
これも辛らつなことを書いてしまい申し訳ありませんが、
個人的に今期の朝ドラの役柄に、百田夏菜子さんは向いていないと思います。
朝ドラの主要メンバーとして、万が一視聴している主婦層の知名度があがったとします。
それでも、つらそうな表情が多いヒロインの友達の良子ちゃん像を
百田さんに投影されてしまったら、百田さんの方がかわいそうです。
百田さんは「笑顔を届けるという部分での天下」を狙ってる人ですよ。
そんな人に、演技はとてもうまいですが、あの役はやめておいたほうがいいと思います。
もちろん三鬼さんの存在には気がついています。
NHKの中でももクロのよき理解者で「天使とジャンプ」のプロデューサーの
三鬼さんが、「べっぴんさん」の制作統括という立場であったことは知っています。
それでも個人的には見ているのがとてもつらくて
とうとう「べっぴんさん」を見なくなってしまいました。
あまちゃん以降全部のNHKの朝ドラを見てきたのに、
まさか百田さんが出演し、Mr.Childrenの主題歌のときに見なくなるとは
自分でも思ってもみませんでした。本当にすみません。
別の側面から見ると、早見あかりさんが2014年下期の朝ドラ「マッサン」の
主要メンバーとして出演されていました。
その当時は、とうとう紅白共演の夢が実現するかとワクワクしながら
見ていたのを、昨日のことのように思い出します。
2015年にマッサンが終わり、その年の紅白にももクロが出場しないなんて
思ってもみませんでした。
やっぱり朝ドラの出演は、女優である早見あかりさんの活動範囲だったのではないかと
思います。親友で同じ目標を目指す2人の間に、比較され競争が発生することには
二人ともにメリットがありません。
百田さんは百田さんにしかできないことがたくさんあります。
早見さんは女優の方が向いているから女優へと転身しました。
ぜひ百田さんは自分のテリトリーに集中して活躍できるように
百田さんを支えるスタッフの皆さんは、配慮いただけると助かります。
そして、笑顔を届けるという部分での天下
もし紅白で早見あかりさんとももクロの共演が実現しても、
ももクロの成長物語には続きがあります。
百田さんが国立競技場で語ったあの言葉を実現することです。
「笑顔を届けるという部分での天下」
笑顔の天下を取るために、現段階でももクロはどうすればよいのか
考えてみました。
第1回目で確認した、いま持っているものを最大限に生かすことで
一流のアイドルとしての立場を継続することが可能です。
まだ十分活用されていないと思うのはバラエティとしての財産のほうです。
佐々木さんというバラエティ界有数の演出家がいます。
東京03飯塚さん、永野さん、オテンキさん、安藤なつさん、KICK☆さんがいます。
あれ、だれか足りないと思ってたら、オラキオさんが足りなかったんですね。
漏れていました。すみません。
まとめると、ももクロが今持っている財産が
リズミカルな楽曲、メッセージ性の強い楽曲、振り付け衣装
一流の演出家、お笑いプロ集団のももクロChan軍団
そして幅広い年齢層のももクロファン
目指すところが「笑顔を届けるという部分での天下」とくれば、
次の目指す夢は、平成の次の時代のザ・ドリフターズしかないと思います。
※以下ドリフターズと表記します。
笑顔を届けるという部分でのSMAPや嵐の存在
以前ももクロはSMAPさんや嵐さんみたいになりたいといっていましたが
純粋なアイドルではなく、笑顔の天下を目指す存在なので
今までの活動の延長線上にあるのは
笑顔を届けるという分野のSMAPや嵐はドリフターズ以外考えられません。
ドリフターズはお笑いだけではなく、そもそもバンドという側面を持っています。
大ヒット曲も多いし、あのビートルズの日本公演で、一緒の舞台に上がって楽曲を披露したのはドリフターズでした。
代々木公園で路上ライブをやっていたころ、
ももクロは、歌とダンスだけでなく、有名だったのがみんなで迷子のネコちゃんを演じたりする寸劇でした。あの延長線上にあるのはドリフターズじゃないでしょうか。
過去の経験を糧にして
実際1度ももクロはドリフターズ化に失敗しています。
2012年ももクロ子供祭りにて「もリフダョ！全員集合」と称して
コントを披露しました。
あのときは、5人だけでドリフターズ化しようとしたこと、
そしてメンバーが幼かったことが原因だったと思っています。
NHK総合「紅白歌合戦2013」※メンバーがそろった最後の紅白
いまはメンバーのボケを拾ってくれる飯塚さんがいます。
もう少し立てば、佐々木彩夏さんも、ドリフターズのいかりや長介さんのような
その場を仕切れる存在になることができるでしょう。
玉井さんはなんでもこなせるオールマイティ、
高城さんは「くうぜんぜつごのーっ」破壊力
有安さんは天然ボケです。あれまじでやってるからおもしろいんですよね。
そしてエース百田さんはなんてったって、ニュートンがリンゴで発見ビタミンB
百田航空のシュプレヒコールの人です。
テレビ朝日「ももクロChan」#151
アイドルという枠を超えて、これから10年20年と時代を超えて愛され続けるには
ドリフターズ化が一番良いのではないかとおもいます。
くしくもドリフターズはドリフ大爆笑の中で
「じいちゃん、ばぁちゃん、お孫さん、そろったところで始めよう」と
歌ったように、幅広い世代に愛されました。
現在一番年齢層の広いファンを持つももクロにぴったりです。
ドリフターズにはサポートメンバーがいました、当時付き人の志村けんさんと
すわ親次さんです。。そして「8時ダョ！全員集合」にはゲストがコントに参加し
「ドリフ大爆笑」では、由紀さおりさん、研ナオコさんらがサポートメンバーとして
コントに参加されていました。
売れない頃のキャンディーズもサポートメンバーみたいなものだったようです。
ももクロの場合のサポートメンバーは適任がちゃんといます。
エビ中としゃちほこちゃんです。たこやきレインボーちゃんまでいます。
これから長年活動を続けていくことを考えると
メンバーの恋愛、結婚、出産もあるでしょう。
そういったメンバーが欠けてしまう期間も
スターダストのダスト組の充実したメンバーが、
きっと支えてくれるでしょう。
戻るべき場所 ~Home~
SMAPが個々のメンバーでに活躍していても、「SMAP×SMAP」をホームとして、いつもメンバーみんなで存在していました。
現在ミリオンヒットを達成して人気がある乃木坂46も
乃木坂主要メンバーがどれだけ個々で活動をしていても、
乃木坂工事中に出演することが多いです。
ではももクロにとってHomeと呼べる場所は？と聞かれたら
きっとみんなももクロChanと答えると思います。
これもタブーかもしれませんが、今回はすべて本音を書きます。
そもそも乃木坂46の初冠番組「乃木坂って、どこ？」の
企画はももクロChanを意識した企画が多かったでんすよ。
乃木坂工事中のMC、モノノフの設楽さんは、乃木坂のメンバーのことを
「乃木坂ちゃん」と今でも呼び続けています。
同じ深夜帯で制作予算が限られている中、向こうは大人数での出演で、
かつスポンサー枠を自社で買ってまで番組を継続しています。
それでも主要メンバーは出演します。
きっとメンバーの報酬をペイすることはできないでしょう。
それでも出演しています。
ももクロも、ももクロChanは一番大切なHomeの番組として、
全員でぜひ出演して、みんなを楽しませてほしいと思います。
最年少の佐々木彩夏さんは20歳で乃木坂でいえば、生田絵梨花さん、北野日奈子さん、斎藤ちはるさん、中元日芽香さん、堀未央奈さんと同学年です。
最年長の高城れにさんでも23歳で乃木坂でいえば、秋元真夏さん、伊藤かりんさん、斉藤優里さん、高山一実さんと同学年です。
アイドルとしてのピークはまだまだこれからです。
ぜひもう一度ファンと一緒に目標を見出し、活躍してほしいと
心から願っています。
エピローグ 1枚のポスター
最後に
毎日通勤する道すがら、小さな個人商店があります。
そこのお店の方なんでしょうか、年配の方がちょうど朝の通勤時に前を通りかかる頃に、お店を開けられます。
毎日毎日熱心にお店の入り口のガラスを、お店の外から丁寧に吹き上げられています。
本当に熱心にガラスを拭かれているんだな、と思っていました。、
ある日、毎日年配の方が熱心に拭かれているガラスを何気なく見てみると
いつも拭かれているあたりのガラスの内側には、1枚のポスターが貼られていました。
そのポスターは、確かに若干色あせてはいますが
まったく折り目もなく、まっすぐに貼ってあり。
毎日熱心に磨かれるガラスのせいか、光ってるように見えました。
そのポスターにはこう書かれていました。
夢のつづき
2016年3月16日
ももクロ春の一大事2014 国立競技場大会～NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ～ 聖火台でのメンバーの言葉
これからも同じラインに立って、同じ方向を見て、みんなで一緒に、夢に向かって進んでいきましょう 高城れに
私たちのこの人生をかけて、ももクロにこの人生をかけて、がんばりたいと思います。皆さんも私たちと一緒に、これからも一緒に、本当に一緒にいてほしいんです。 佐々木彩夏
その道のりは険しいかもしれないけど、こうやってみんなで見えない道を作って、モノノフさんと私たちで新しい道を作って、ずーっと、ももクロを存在させ続けましょう！ 玉井詩織
これからもずっとずーっと、この5人と、最高のスタッフさんと、そして、みんなモノノフと一緒に、これからも一歩ずつゆっくり歩調合わせながら前に進んでいけたらなって思います。 有安杏果
私たちは天下を取りに来ました。それはアイドル界の天下でもなく、芸能界の天下でもありません。みんなに笑顔を届けるという部分で天下を取りたい。そう思います。百田夏菜子
百田さんのこの言葉には続きがありました。
これからもずっとずっと、みんなに嫌なことがあっても、
私たちを観て、ずっと笑っていてほしいです
NHK総合「あさイチ」プレミアムトークももいろクローバーZ
わたしはこの言葉を信じて、未来へ進んでいきたいと思います。
まっすぐ未来へススメ！
テレビ朝日「ももクロChan」#029
