続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

「きりたんぽ」問題を受けて、センセーショナルとモラルについて考える

こん○○は。かえるがおでです。


いよいよ17thシングル「インフルエンサー」発売まで1週間を切りました。
かっこよくてとってもいい仕上がりですよね。

今週はアンダー曲「風船は生きている」も公開され、発売日が楽しみになりました。やっぱりアンダー曲はいいですね。渡辺みり愛さん、初センターおめでとうございます。 

 

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やってみてください


今回の目玉は「インフルエンサー」「風船は生きている」両方とも斬新でかっこいい振り付けですね。
Seishiroさんという有名な振付師の方の作品だそうです。

フラメンコのリズムのイントロに、まさに現代版のフラメンコのような手の動き。
MVの映像美と重なり、芸術的な作品に仕上がりました。

某SNSで、Seishiroさんの振り付けの割には、乃木坂は大したことないなという
つぶやきがあったという記事を目にしました。
ダンサーの方のつぶやきだったようです。

同じものを見て、それぞれ感じることが違うのも当然ですし、
どう受け取るのも個人の自由です。

でもそういうことをつぶやく人には、初森ベマーズDVD特典映像の西野さんのセリフよりこんな言葉を送りたいと思います。

じゃあ「やってみてください」

 

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テレビ東京「初森ベマーズ」特典映像
 

選抜21人であの高速な振り付けを合わせるって、どんなにたいへんか見てるだけでもわかります。みんなで高速振り付けを揃えて披露するには、相当な練習量が必要だったことでしょう。大したことないという感想を持たれる方は、
是非友達21人集めて、やってみてくださいね。

 

タイトルについて

  

本日は、「インフルエンサー」発売にあたりちょっとしたお話をお届けしたいと思います。

みなさんは「インフルエンサー」って言葉を日常よく使いますか?
そもそもマーケティング用語で、私は仕事でよく使います。
語源は「influence」影響からきていて、消費者の動向に影響を与える人という意味です。

正直、せっかくプライベートを楽しんでいるのに、仕事モードに引き戻されるような言葉であることには変わりないです。
学生の方だったら「数Ⅰ」とか「物理化学」というタイトルの歌を想像してみてください。そういう微妙な感じです。

本来ならブルーな気持ちになるような「インフルエンサー」という言葉を、タイトルにして曲を作ろうとするのが、作詞の秋元さんのすごいところだと思います。

みんなが思いもしないところから言葉を持ってきたり、思いつかないアイディアを形にしたりすることで、長い間バリバリの第一線で活躍されています。


誰も思いつかないことを世の中に提示する能力に非常に長けているんでしょうね。そのアイディアの数々は世間の人に「センセーショナル」として受け入れられ、流行を作ってこられました。

センセーショナルとコンプライアンス


秋元さんに限らず流行を作る人にとって、世間に驚きを与える、「センセーショナル」というのは重要なキーワードだと思います。

それと同様に流行を作る人にとって昨今重要度を増している言葉が「コンプライアンス」です。
年々それぞれの企業ではコンプライアンスに過敏になり、その範囲内での経済活動を行うことに神経をとがらせています。

芸能界においても、薬物の排除と反社会的な組織とのつながりをなくすことについて強く求められおり、
流行を作り出す人々は「センセーショナル」同様に「コンプライアンス」という概念をもつことも、とても重要な要素です。 

 

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流行を作り出す人は「コンプライアンス」の範囲内で「センセーショナル」を与えなければなりません。ただし、なかなかセンセーショナルを与え続けることというのは難しいです。

特に秋元さんのように30年以上第一線で活躍されている方にとって
誰も想像しない発想を出し続けることというのは本当に大変な作業だと思います。

特に現在AKBグループだけでなく、乃木坂、欅坂の全楽曲の作詞をできていること自体普通は考えられないことです。

かなりの楽曲の数だけ、曲のアイディアを出すのが困難なため、

現在のように、まずは様々な作曲家から音楽を提供してもらって、その音楽を聴いたインスピレーションで、作詞をするという現在の曲先の楽曲制作方法となったことでしょう。

でも、たまにはどうしても伝えたいテーマがある、秋元さんのメッセージ性が強い詩先の楽曲も聞いてみたいと、個人的には思うこともあります。

センセーショナルな企画やコンテンツをコンプライアンスを守りながら、作成し続けるのは、本当に大変な作業だと思います。

 

3つ目のキーワードはモラル


そもそもセンセーショナルとは、受け手を驚かせないといけないですからね。そこで第3のキーワードが出てきます。それは「モラル」です。

「モラル」は「センセーショナル」とは反対の対義語の側面を持っています。
「モラル」=社会常識、みんなが驚かない当たり前のもの
「センセーショナル」=みんなが驚く新しいもの というようにです。 


どうしても新しいものを作り続ける場合には、「コンプライアンス」を守ることはあっても、「センセーショナル」の対義語である「モラル」に欠ける場合があります。

きりたんぽ問題

例えば、今話題の平成の阿部定事件としてドラマ化する際に、「きりたんぽ」という言葉をタイトルにしようとした「きりたんぽ」問題です。

「きりたんぽ」を男性の下腹部と表現しても、その他長い棒状のものを同じように表現しても、全く法律に違反しません。確かに話題性もありセンセーショナルです。
ただしモラルに非常に欠けます。

「きりたんぽ」といえば秋田の名物料理として、日本中で有名です。
「きりたんぽ」を知らない日本人の大人を探すのが逆に大変そうなくらいに、とても有名な秋田の郷土料理です。
秋田のソウルフードと言ってもいいかもしれません。

そんな秋田を代表する食べ物を、へんな風に例えられたら、秋田の人だけでなく
世間がいやな気持ちになるのは当たり前です。

 

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ナチスドイツ軍服問題

少し前に欅坂の衣装が、ナチスドイツの軍服に似ていると言われた、軍服の問題がありました。
この時もナチスドイツに似た衣装を着ること自体は、まったく法令で問題はありません。
そしてインパクトが強く、とってもセンセーショナルです。

ただしモラルには非常に欠けます。
今回は日本だけではなく世界レベルで、ナチスドイツを肯定しているのではないかと
問題にされることになります。似た服を着ているだけで、ナチスドイツが強烈であった分、否定されるのが世界のモラルです。

もうひとつ例を出すと、ももクロが大宰府で男祭りを開催した時に
男性に限らず観覧できるようにしてほしいという自治体の要望を断り
強行して問題になりました。

自治体が条例で取り締まっているわけではなく、あくまで要望でしたので
これもコンプライアンス上問題はまったくありませんが、
お上である自治体を敵に回しているため、モラルを厳しく問われる問題となってしまいます。

 

なぜモラルを欠くのか


今回3つ例を出しましたが、私はすべてアイディアを出した人に悪気があって、意図的に、モラルを欠いたわけではないと思っています。

そもそも流行を作っていく人たちが、コンプライアンスの範囲内で
センセーショナルを巻き起こそうとしたアイディアのひとつが
問題となったんだと思います。 


ここで何を言いたいかというと、流行を作っていく人は、コンプライアンスの範囲内で知恵を絞っている分、センセーショナルを起こそうとして、アイディアがモラルに欠けている場合があるということです。

アイディアを出す人は、センセーショナルという課題に取り組んでいるため

なかなか冷静にモラルを判断できなかった結果が、先ほどの3例です。

モラルを欠いたアイディアが発表された場合には、その影響を受ける人たちも、作り手にとっても、嫌な思いをせざるを得ず、みんなにとって不幸です。

意図的にモラルを欠いたアイディアを作ろうと思う人はいませんので、
アイディアを形にする際に、第三者の目でモラルをチェックする機能が働くだけで、このような問題が繰り返されることはなくなるのではないかと思います。

インフルエンサー


秋元さんと、乃木坂46がこれからも流行を作り出す人、そして
真のインフルエンサーになるためには、これからもモラルは重要な要素になるのかもしれませんね。

 

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CM乃木坂46「インフルエンサー」

これからも乃木坂の作品も楽しみにしています。
そんな思いでインフルエンサーという楽曲をもう一度聞いてみたいと思います。