続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

乃木坂46シングル16年ぶり2作連続ミリオンの快挙達成が意味すること

こん○○は、かえるがおです。


乃木坂46の17thシングル「インフルエンサー」が100万枚の出荷枚数を超え、16thシングル「サヨナラの意味」に引き続き、2作連続のミリオンセラーを達成しました。


前作のシングル「サヨナラの意味」のミリオン達成は、AKB以外では9年ぶりのミリオン達成と話題になりましたが、「インフルエンサー」もミリオンセラーを達成し、AKB以外で2作連続ミリオンセラー達成となると、2001年桑田佳祐さんの「波乗りジョニー」 「白い恋人達」に続く、16年ぶりの快挙達成となりました。


乃木坂46のメンバーとスタッフの方々がデビューから6年間も努力に努力を重ね、少しずつ坂を上り続けたことがようやく実を結んだ成果です。


心よりお祝いの言葉を送りたいと思います。

2017/06/20追記

日本レコード協会のミリオンセラーの定義は出荷枚数です。
各報道で17thシングルが初のミリオンセラー達成の記事がありますが、売り上げ枚数を基準とした記事のようです。

本記事では、日本レコード協会のゴールドディスク認定に沿って、出荷枚数によりミリオンセラー達成と定義しています。あらかじめご了承ください。


インフルエンサー

 

 

 2017年3月度ゴールドディスク認定

 

ミリオンセラーとは

 

まずミリオンセラーの定義ですが、100万枚以上出荷したシングル、もしくはアルバムに対して、日本レコード協会がゴールドディスクを認定することで、ミリオンセラーを達成となるとのことです。


今回は2017年3月度分として、乃木坂46「インフルエンサー」とAKB48「シュートサイン」がシングル部門では、2作同時にミリオン達成となりました。両グループともにおめでとうございます。


そもそも現在は、CDの売り上げがなかなか伸びない状況にあります。
過去には1995年から1998年にかけて、1年に約20作品以上がミリオンセラーを記録した時期がありました。しかし近年AKB以外では、乃木坂46「サヨナラの意味」まで約9年間もミリオンセラーを達成するシングルCDはありませんでした。

近年は特にミリオンセラー達成の難易度が非常に高い中、2作連続でミリオンセラーを達成することが、どれだけ大変なことかがよくわかります。


歴代ミリオンセラー達成数

 

Sony Musicの悲願

 

ここで今回は思い切って、少しタブーに踏み込んでみたいと思います。
もともとAKB48はSony Music傘下のデフスターレコーズ所属でした。
キングレコードのイメージも高いかと思いますが、AKBはそもそもSony Music所属だったのです。

Sony Music傘下のデフスターレコーズ所属だったAKB48は、2008年「桜の花びらたち2008」を最後に、キングレコードに移籍することになりました。


移籍のきっかけは、当時AKBはシングルCDに数十種類ある特典をつけていたため、全種類の特典をコンプリートするには、数十枚のシングルを購入する必要があることに対して、社会通念上Sony Music側が懸念を示したこと、と言われていますが、今回の内容とは外れてしまいますので、レコード会社移籍の経緯は割愛させていただきます。

キングレコードに移籍したAKBは第1弾として発売した「大声ダイヤモンド」が大ヒットし、ついに2010年に「Beginner」で初めてのミリオンを達成。その後今回の「シュートサイン」まで28作連続ミリオンを達成し続けています。
 
Sony MusicがAKBから撤退した理由について、個人的にSony Musicの方がより常識的な判断だったとは思いますが、その後の28作のミリオンセラーの売り上げがなくなったという、企業の業績という観点から見ると、マイナスだったことは否定できません。

 

Sony Music


ここからは憶測も含みますが、その無念を晴らすために結成されたのが乃木坂46であり、欅坂46だったと思います。


乃木坂ではAKBとの差別化を図るため、清楚なイメージだけでなく個性的なメンバーを選抜しました。アイドルとして必要な歌とダンスに加えて、人間的な魅力を育成することで、わたしのようにアイドルに興味がなかった層までファンを拡大することに成功しました。


また、シングルがヒットした今でも、おごることなく清楚であり続けることに、メンバー、スタッフの方々は努力をまさに続けている最中です。

それだけでなく、ヒットを続けている現在でも、橋本奈々未さんの卒業、中元日芽香さんの休養を危機的状況ととらえて、17thシングルではメンバースタッフ一体となって新体制を結成し、危機を乗り越えてた結果が、2作連続のミリオン達成だったのです、

 

 

AKB以外では16年ぶりの2作連続ミリオン達成は、AKBがキングレコードに移籍して以降、Sony Musicにとっては、まさに悲願の達成という意味合いがあった、と言っても過言ではないでしょう。

 

握手券付きシングルの売り上げに対する懸念


一般的な人であれば、AKBと乃木坂のミリオン達成について、CD1枚につき1枚の握手券がついているため、握手券目的で1人で大量買いが発生し、シングルCDの売り上げをかさ上げしているのではないかという、懸念があるのも理解しているつもりです。


確かにある程度、そのような側面があるのは事実だと思いますが、AKBと乃木坂では握手券の意味合いが、少し異なるように思えてしまいます。


AKBは関連グループ合わせて、現在300人以上が在籍しています。
AKBのシングルを購入すると握手会に参加できますが、この握手会には関連グループも参加するため、メンバー300人に対するファンが購入の対象となり、300人のメンバーがいる分購入するファンの絶対数も、比例して多くなります。


一方乃木坂46は、3期生も合わせて現在46人です。
そのためシングルを購入して握手会に参加できる対象のメンバーは46人と、AKBと比べると少ないメンバー数です。


また、わたしのようなファンは、握手会の参加をそもそもの目的としていないため、これまでシングルを、購入しても1度も握手会に参加したことはありません。


AKBにもライトな層も存在するとは思いますが、以前の記事にも書いたように、乃木坂のファンは、おしゃれなメンバーにあこがれる女の子であるとか、容姿も優れてはいますが、個性豊かなメンバーの個性にひかれてファンとなる、ライトなファン層が個人的には少し多いように思えてしまいます。

さらに決定的な違いは個人PVです。今回の「インフルエンサー」にはメンバー全員分の、個人PVのDVDが付いています。

 

 

おしゃれで洗練されたSonyが作るPVは、まさに映画かと思うくらいに芸術的な作品が多いのが特徴で、シングルCDのただの特典映像として提供するのがもったいないくらい、手を抜いている様子が感じられません。

すべてのメンバーの作品で、外部から監督を招聘し芸術的な作品に仕上げるためには、正直かなりのコストがかかっていることでしょう。

特典映像であってもコストをかけて、しっかり芸術作品に仕上げた結果、伊藤万理華さんの「まりっか'17」や「伊藤まりかっと。」というアイドル界屈指のPVや、

西野七瀬さん若月佑美さんの「無口なライオン」3部作のような映画顔負けの珠玉の名作を生み出してきました。

確かに乃木坂46のシングルCDは握手券付きではありますが、握手券目的ではないファン層も十分存在していて、シングルの売り上げアップのために、コストを惜しまず個人PVを高いレベルで制作してきたという面も、理解していただけるとうれしいです。 

 


乃木坂46はAKB48を超えたのか


もともと乃木坂46はAKB48の公式ライバルとして2011年に結成されました。結成から6年目を迎え、乃木坂は実際に、AKBを追い越すことができたのでしょうか。

単純にシングルCDの販売枚数のみで比較をすると、AKB48の圧倒的な勝利で、まだまだAKBは国民的アイドルの地位を不動のものにしているように思えます。

発売初日売り上げ枚数比較
AKB48 「シュートサイン」933,969枚
乃木坂46「インフルエンサー」743,027枚

シングルCDでの比較では、握手券や特典映像など別の要素も含まれるため、別の比較要素を探してみると、独自にiTunesのダウンロードランキングを公表されている、「The Natsu Style」というWebサイトがありました。

iTunesのダウンロードランキングであれば、単純に楽曲の人気だけで比較することができそうです。

The Natsu Style」のiTunesのダウンロードランキングによると、すでに2014年生田絵梨花さんセンター曲10thシングル「何度目の青空か」で、同時期に発売されたAKB48の「希望的リフレイン」をわずかながら、超えていることがわかりました。

AKB48 希望的リフレイン 22436pt
乃木坂46 何度目の青空か 25436pt
出典:The Natsu Style


では、最新の2016年年間iTunesダウンロードランキングで比較してみるとどうでしょう。その結果が、以下のとおりです。

AKB48

18位  365日の紙飛行機
218位 君はメロディー
285位 ハイテンション

乃木坂46

121位 裸足でSummer
130位 サヨナラの意味
298位 ハルジオンが咲く頃

出典:The Natsu Style

 

2016年はAKBの方が、iTunesダウンロードランキングでは、乃木坂より勝っていたようですが、シングルがNHKの朝ドラに採用されたAKBに比べて、乃木坂もランキングを平均してみると、十分善戦しているように見受けられます。

ちなみにこの2016年のランキングで注目したいのは欅坂46です。上位2作品であれば、AKB、乃木坂よりも上位にランキングされています。今後は欅坂46の作品にも注目が必要です。

欅坂46

81位 二人セゾン
150位 世界には愛しかない

 
AKB以外の48グループの曲は、残念ながら300位には入っておらず、300位圏外でした。今後の巻き返しが期待されます。

最後に 

 
今回17thシングル「インフルエンサー」で2作連続ミリオンを達成した乃木坂46ですが、28作連続ミリオン継続中のAKBに売り上げ枚数の面では、まだまだかなわない面も多いかと思います。


ただしiTunesダウンロードランキングを見る限り、AKB48も乃木坂46も、欅坂46も含めてほぼ互角の戦いを繰り広げられています。


この結果から、AKBの公式ライバルとして結成されて6年目にしてようやく、乃木坂46はAKB48の真の意味でのライバルとなったと言っても、過言ではないでしょう。

老舗AKB48もこのまま負けているわけにはいきませんので、実力がある分どんどん巻き返しを図っていくでしょう。

勢いがある乃木坂、欅坂がこのまま国民的アイドルの座に躍り出るのか、あるいはAKBがトップの座を死守するのか、今後の楽曲を楽しむ要素が、ひとつ増えたような気がします。

AKB以外では16年ぶりの2作連続ミリオンの快挙を達成した乃木坂46.今は、メンバースタッフの皆さんに、感謝とお祝いを伝えたいと思います。

2作連続ミリオン達成の快挙、おめでとうございました。
次の作品も期待しています。

以上今回のかえるがおでした。