こん○○は、かえるがおです。
今回は、以前も記事にしたのですがもう一度、乃木坂46とヒム子のコラボユニット、乃木坂47(勝手に命名)の真夏の全国ツアー神宮球場での、活躍の様子を振り返ってみたいと思います。
乃木坂メンバーと公式お兄ちゃんのバナナマンの息はぴったりで、難易度の高いダンスをぴったり合わせられるところは本当にすごいのですが、神宮球場でのパフォーマンスを見れば見るほど、驚くのは乃木坂メンバーとの言葉がいらないコミュニケーションのすごさです。
乃木坂とヒム子については、テレ東音楽祭の 時に一度記事にしましたが、今回は神宮球場に特化して、半ば自分のために感じたことを記録を残しておきたいと思います。
※テレビ愛知「乃木坂工事中」#114
乃木坂メンバーのリハーサルでの様子
まずは、神宮球場へリハーサルからヒム子は潜入します。注目すべきはレッスン着を着た乃木坂メンバーです。いつものオーラはどこへやら、いつも見ている乃木坂メンバーなのに、なぜか誰が誰やらさっぱりわかりません。
夏の熱い日中のリハーサルというだけでも大変なのに、日焼け対策も必要で、手足の露出を避ける乃木坂メンバー。この姿でパフォーマンスしなきゃいけないため、体感温度はかなり高いことでしょう。
球場は人工芝の照り返しですごく高温になるため、かなりの暑さからかちょっぴりけだるいパフォーマンスの、めずらしいメンバーの姿を見せてもらいました。アップの場面でようやく、このメンバーかな?という面影が見えてきます。
よく見ると、キャプテンはadidas Originals、他のメンバーもadidasのジャージのメンバーが目立ちます。ちなみにいくちゃんのTシャツはZOZOで買った色違いのTシャツと、デザインもロゴも一緒のような気がします。adidasといい、Tシャツといい、遠い存在のメンバーをなんだか身近に感じてしまいました。
これが以前書いたadidasのジャージのすすめの記事です。ちなみに目を通す必要は一切ありません笑
ヒム子が合流しやすい会場の雰囲気づくり
リハーサル時のヒム子による潜入レポートが終わったら、いよいよ本番でのパフォーマンスです。まずヒム子がバックスクリーンにのモニタに映し出されます。登場時のダンスが、なんと「狼に口笛を」のカクカクダンスというところも、ヒム子さんらしいところです。
こんな時に一番最初に見つけるのが、乃木坂のリードオフマン生駒ちゃんです。秋田から上京してきた少女も、今やひな壇で一番声を出し、一番突っ込んで、こんなときに期待したリアクションをしっかりこなしてくれる、すばらしいリードオフマンに成長されました。
生駒ちゃんのリアクションで、「きゃぁー!」と叫び声をあげるメンバーもいて、ヒム子の登場しやすいように、インフルエンサーの真顔でのおしゃれなパフォーマンスから、普段の乃木坂の和気あいあいとした和やか様子に、ステージの雰囲気が一変します。
こうなると、ヒム子としては舞台が整い、乃木坂と合流しやすい雰囲気になりますよね。さすが生駒ちゃんと思った場面でした。
咄嗟の立ち位置の判断
ここで問題があるのは、乃木坂46だけのフォーメーションでリハーサルしているため、ヒム子を入れる場所がないということです。
ここで動いたのが、齋藤飛鳥さんと衛藤美彩さんでした。ヒム子が近づいてきて、立ち位置に迷ってるなということを瞬時に気づくのが、日頃からよーく周りの人を観察していて、周りの人に合わせるのがうまい飛鳥ちゃんです。
通り過ぎようとしたヒム子を呼び止め、右手でパフォーマンスをしながらも、「ここ」と左手で指さしています。画像がちょっと小さくてすみません。
最近かえるがおで書いているように、近頃の飛鳥ちゃんのパフォーマンスの一生懸命さには目を見張るものがあります。パフォーマンスを本当に重要だと思っているんでしょうね、坂道AKBでのパフォーマンスは圧巻でした。
いくらヒム子が入ってきてもパフォーマンスはやめないけども、乃木坂46とヒム子のコラボユニットとしての揃ったパフォーマンスを見せたいというのが、右手パフォーマンス、左手でのヒム子の誘導だったように思えます。
普通だったら、ちょっとパフォーマンスを中断してヒム子を呼び入れても、みんな認めてくれる場面です。ここでパフォーマンスをやめないというところが、やっぱりすごいなと思ってしまいました。
乃木坂工事中では飛鳥ちゃんが立ち位置に呼んでくれたことが話題になってましたが、となりのみさ先輩も飛鳥ちゃん同様に、ヒム子を立ち位置に誘導しています。
このシーンをよく見ると、ヒム子は飛鳥ちゃんの誘導に気づき戻ろうとしたところに、みさ先輩と目が合い、2人の間のポジションに収まっています。公式お兄ちゃんの信頼感からくる、言葉がいらない目でのコミュニケーション。とってもいいシーンを見せてもらいました。
ヒム子のプロ意識
乃木坂メンバーの咄嗟の判断で、一瞬のうちにバナナマンの2人を加えて乃木坂48になった乃木坂メンバーですが、その信頼にヒム子は振り付けのパフォーマンスで応えます。
17thシングルが発売されたころ、Twitterである人のつぶやきを目にしました。
Seishiroさんの振り付けなのに乃木坂は大したことないな、という趣旨の発言だったと思います。今は探してみてもないことから、ツイートは削除されてしまったようです。
この発言に対して、以前西野さんの言葉を借りて、「じゃあやってみてださい」21人揃えて高速パフォーマンスをするのがどれだけ大変か、友達21人とやってみてください、と反論を書いたことがありました。
出典:初森ベマーズDVD特典映像
※記事を読み返してみると、今回のシングルはセンセーショナルだったんだなぁと…
それだけ素人目から見ても、高速かつ複雑でリズムにのるのも大変な、インフルエンサーのパフォーマンスをヒム子は完璧に踊り切りました。
ダンスの素人とは思えないそのパフォーマンスは本当に絶賛のパフォーマンスでした。プロでも難しい高速で難解な芸術性が高いダンスですので、実際素人で習得するには相当な練習量だと思います。そう思うと本当に頭が下がる思いです。
個人的に気になるのは、忙しいスケジュールにもかかわらず、どうしてそこまで一生懸命ダンスに打ち込むことができたのか、機会があればその理由を聞いてみたいです。
きっとそれは日村さんが語ってた、「乃木坂とのパフォーマンスはこれで終わりだろうから」という、乃木坂メンバーへの乃木坂愛だったのかもしれません。すごいですね。わたしの乃木坂愛のはるか先を行っているような気がします。「無償の愛」という表現がぴったりの人間愛です。
ばっちり振り付けのタイミングがあった様子は、本当にfeat.ヒム子ではなく、乃木坂47、設楽さんも合わせて乃木坂48の誕生です。
パフォーマンスを見る限り、この難解な振り付けを日村さんは喜んでパフォーマンスをしています。難易度が高いにもかかわらず、乃木坂メンバーとの一緒のステージをまるで楽しんでいるかのようです。
まさしくこの一体感は、ヒム子だけでなく乃木坂メンバーも含めてめちゃめちゃかっこいいです。
飛鳥ちゃん、さゆりんごさん、ゆったんたんがとってもまじめな顔でパフォーマンスをしています。いいシーンが切り取れました。
乃木坂メンバーとバナナマンの信頼感
ヒム子がセンターに移動し、いよいよパフォーマンスはクライマックスに入っていきます。ヒム子がセンターに移動するには、メンバー全体で立ち位置の修正が必要です。
テレ東音楽祭のようなリハーサルでの立ち位置の確認はありませんでしたので、すべてぶっつけ本番で、あうんの呼吸で判断しなければいけません。すべてのメンバーがヒム子をセンターに立たせるスペースを作るという意識がないと、全体でのバランスが崩れ、センターに立つことはできません。
メンバーが左右に分かれた緊張の瞬間はすぐに安堵へと変わりました。やっぱりヒム子はセンターに立っていました。乃木坂メンバー全員が言葉でのコミュニケーションを行わずにして、みんなでヒム子の立ち位置を作ったんですね。
センターのふたりの笑顔を見てみると、今まで見たことのないような満面の笑顔で心からパフォーマンスを楽しんでいるようです。ちなみにこの場面でもヒム子はやっぱり、「狼に口笛を」のカクカクダンスでした…。
今回わたしが一番感動したのは、ヒム子ポーズのシーンです。日村さんを大好きな西野さん、白石さんが、テレ東音楽祭のときのヒム子ポーズのパフォーマンスのことを忘れるわけがないので、言葉での打ち合わせがなくても、ヒム子ポーズをしてくれることは予想できました。
まずはテレ東音楽祭でのヒム子ポーズの瞬間がこちらです。
出典:テレビ東京「テレ東音楽祭」
西野さんはおもしろさを発揮したヒム子ポーズですが、まいやんはクールできれいなヒム子ポーズです。一方、神宮球場でのヒム子ポーズの瞬間がこちらです。
このパフォーマンスが打ち合わせも会話もなく、あうんの呼吸で行われたと思っただけで鳥肌が立つくらいに感動しました。
まず西野さん、白石さんのびっくりするような笑顔でのヒム子ポーズは、テレ東音楽祭よりめちゃくちゃ楽しそうです。
両脇の生駒里奈さん生田絵梨花さんも笑顔でのヒム子ポーズで、練習もしていないのに、なぜかばっちりタイミングがあっています。何度も言いますがこれはリハーサルもなく、テレ東音楽祭でもなかった演出です。それなのに息ぴったりです。
そして極めつけが、伊藤万理華さんと北野日奈子さんの立ち位置です。ヒム子の真後ろはもともとまりっかさんの立ち位置なんですが、ヒム子をセンターとするフォーメーションのため、ヒム子を囲んで両脇にずれて、きれいな陣形を描いたパフォーマンスをしています。そして楽しそうです。
何度もいうようですが、リハーサルも言葉もなくメンバーとバナナマン、合わせて乃木坂48がひとつになった瞬間を見たような気分になりました。お互いの信頼感のうえに成り立った、パフォーマンスだったのでしょうね。
乃木坂48のパフォーマンス
確かにヒム子は男だし、ちょっぴりむちむちではありますが、乃木坂メンバーとの一体感のパフォーマンスは、そんな見かけの細かい違和感をまったく感じさせないパフォーマンスでした。まるで、いつもそこにいるかのように自然です。
場面場面を切り取ってみても、笑顔でパフォーマンスする乃木坂メンバーと、シンクロするヒム子が、息ぴったり振り付けバッチリで、すばらしいパフォーマンスでした。
なんだかどことなく、本当の兄妹のように顔まで似てるような気がしてしまいます。ちょっと言い過ぎでしたね。乃木坂ファンのみなさますみませんです。
これだけきっちり振りが決まれば、見ている方もとっても気持ちよくなります。日村さんのダンスがキレッキレです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今年の夏を思い出すときに、きっと何年たっても今年の夏を象徴する出来事として、乃木坂メンバーとバナナマンのパフォーマンス、乃木坂48のパフォーマンスをきっと思い出すことでしょう。
今後伝説として語り継がれるであろう乃木坂とヒム子の「インフルエンサー」のパフォーマンス、あなたの目にはどう映りましたか?
今回も備忘録として残しておくための、自己満足の記事として残させていただきました。
話は変わりますが、最近「乃木坂工事中」過去最高におもしろくなってると思いませんか?売れてもまったくスタンスが変わらない乃木坂48の48人はすごいなぁと思いつつ、今回のかえるがおはおしまいです。