こん○○は、かえるがおです。
衝撃の乃木坂4618thシングルの選抜発表がありましたが、発表時の選抜メンバーのコメントをもう一度見返してみたところ、それぞれのメンバーが語っている内容がとっても興味深いことがわかりました。
18thシングルの抱負を語るメンバーや、今後の乃木坂を語るメンバー、そして自分の夢を語るメンバーもいました。
選抜発表という緊張感あふれる現場で、名前を呼ばれて咄嗟に考えながら、自分の思いを語るメンバーの言葉に偽りはなさそうです。
今回のかえるがおは、18thシングルの選抜発表時の各メンバーのコメントを確認してみて、そのコメントから個人的に感じたことを勝手に残しておこうという企画です。
出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#112
伊藤万理華
なんか呼ばれる気がして、一番最初に。予感が当たりました。自分ができる限りのことは、まぁこれからはできるだけやっていきたいなぁと思ってて、まぁ貢献していきたいです。がんばります。
名前が呼ばれた瞬間は正直安心感しかありませんでした。
「自分ができる限りのことをこれからはやっていきたい」という言葉がとってもいいですね。
世界的な広告賞を立て続けに受賞したことは、業界関係者が驚くほどの実績でした。その実績があっても、こう表現するところがとっても謙虚で、自己評価が低いまりっかさんらしいなと思いました。
同時に、今後のどんな活動で乃木坂を盛り上げるのかが楽しみになりました。世界的な賞を受賞した計り知れない実力を持ったメンバーが乃木坂に存在することを、1ファンとしてとても誇りに思います。
新内眞衣
今回で4回目なんですけど、今までの3回がスタジオで発表されたことがなくって、この場所に立つのが初めてで、そうなんですよ。スタジオの時に逆に呼ばれないんじゃないかなって、ずっと思ってて、なんでまた今回も呼ばれてほっとしてます。うれしいです、素直に。
すっかり選抜の常連で人気メンバーに成長した新内さん。個人的には某放送局のOL業はどうなっているのかが気になります。契約社員といいながら、レギュラー番組も持っているという、おもしろい勤務体系ですね。
スタジオでの選抜発表が初めてというのも驚きですし、もう25歳というのも驚きでした。乃木坂最年長ですが、年齢に関係なく本格的な活躍はこれから。遅咲きのヒロインがどんな活躍を見せてくれるのか楽しみです。
生駒里奈
この夏は私は個人的にもまた新しく挑戦することがあるので舞台とか、なので今年は後ろからしっかり支える基盤に私はなりたいですし、自分はどれだけできるかというのをこの夏は試す機会になると思うので。
これこれ。いかにも生駒ちゃんらしいコメントですね。常に自分は乃木坂を支える立場ということをこれまでも繰り返し繰り返し、どこのポジションであっても言い続けていました。
乃木坂のリードオフマンアカデミーらしいコメントですね。演劇が得意なアカデミーでしたが、リアル生駒ちゃんのこの夏の舞台も楽しみです。いつかは「マクベスだぁ~」とも言ってほしいですけどね。
桜井玲香
3期生が入ってきて今まで真ん中くらいの年代だったんですけど、下の子がだいぶ入って上の方の年代になって来ているので、ちゃんとみんなを支えられるように頑張りたいと思います。いかに団結するかというのは、はいがんばります。
いつも不思議に思うんですが、楽しそうに笑ってておもしろそうで、そしてちょっぴりぬけているキャプテンは、コメントを話すときには、一番視野が広く抜けなく必要事項を網羅して話をすることができます。それはまるで結婚式の仲人のスピーチのようです。
正直コメントについては、自分に振られるときにしっかり話すことを組み立てているという、キャプテン見えない努力もあるんでしょうけど、この人がキャプテンだったことで、メンバーそれぞれの個性を押さえつけることなく、のびのびとそれぞれの個性が光るグループへ成長させた功績はとても大きいと感じています。
と、めずらしくキャプテンをほめてみました。いかがでしょうか。
若月佑美
乃木坂もだいぶ今年で結成6年ということで、経ってきていろんなことを変えていかなければいけないなっていうふうにも、グループ全体としても思いますし、なんかでもひとつひとつのことに、今自分であのときああすればよかったと思うことが乃木坂に入ってから思うことがないので、今後も続けていけるようにして。
もうめちゃくちゃあの生かせるところが多いなと今になってすごく感じているので、いろいろ引っ張ってきて入れてみたいなことを繰り返せるといいなと思います。
本当にまじめです。短い時間に舞台仕込みで活舌よく、そしてしっかりと自分の意見を的確に話していました。これだけよどみなく言葉が溢れてくるということは、確実に日頃からたくさん考えているということを意味しています。
みゅうみゅうといえば、乃木坂の外での活動も、乃木坂内での活動もとてもバランスよ見えますが、本当は両方ともに全力で取り組んでいるように今回思えてしまいました。たまにはゆっくり気分転換でもしながら、これからもながーく頑張ってほしいと思いました。
井上小百合
最近こう客観的に乃木坂っていうグループが世間からどう見られてるのかなって、考えることが多くて、でそれに対して自分たちがどう応えられているのかなっていうのもすごく考えているんですけど、まだまだ足りてないなって思うし、乃木坂とみんながもっとより一層同じ方向を向けるように、その後押しを私もできるように、頑張りたいなと思います。
応援してくれる人に対しては恩を返したいので、やっぱここで負けずにちゃんと向上心を持って活動していきたいと思います。
コメントの間は、一点を見つめて言葉を絞り出すように一言一言丁寧に語ったさゆにゃん。そこには真実の自分の気持ちを正直に吐露する、まじめな一面が見えてくるかのようでした。
やっぱり初期の選抜発表のイメージが強いのかもしれませんが、さゆにゃんといえば男の子兄弟の中で育って、お兄ちゃんの影響で戦隊ものが好きなさゆマッチョの一面もありますが、わたしが思うさゆにゃん像はやっぱり本当はやさしい内面を感じてしまいます。
そういう本心を隠さず語るさゆにゃんがとってもすてきに思えたコメントでした。
星野みなみ
1年くらい同じ景色を見てて、なんか自分の中で気分がこう変わらないというか、あんまりそういうのをなくしたいなと思ってたタイミングだったので、新しいここの位置は初めてなので、また違う景色が見れるんじゃないかなと楽しみだなって思います。
いやもうちゃんとしますね。
でもちょっと3列目で得たものもあったので、それが出せればいいなと思います。がんばります。ありがとうございます。
名前を呼ばれた瞬間の笑顔が印象的でした。まっすぐいい子に成長してますね。というかいい女性に成長していると感じました。
めんどくさがりやでマイペースで、乃木坂で反抗期も迎えたみなみちゃんが、乃木坂加入時のまいやんと同じ年を迎えて、自分から積極的に乃木坂の活動を楽しみながら努力しようとしているのを見ると、とても感慨深いものを感じてしまいます。
まぁこんなことを言うとウザがられるでしょうけどね。このコメントを聞いて、次のシングルでみなみちゃんがどんなパフォーマンスするのか見てみたいと、楽しみになりました。
松村沙友理
不参加
紹介VTRの中での、生ちゃんの白いバッグに醤油こぼした告白をした時の顔を見て、笑ってしまいました。
生田絵梨花
私もほんとにいろんなことに貪欲に挑戦して、自分の力も高めたいですし、乃木坂の全体の力にも貢献できるように、がんばっていきたいなと思っています。
でもなんの活動をしているときも、やっぱ乃木坂を背負っているという感覚は常にあるので、それでより人の何倍も頑張んなきゃって思うし、戻ってきたときに温かさも感じるし、改めて外に出ると。
高尚なミュージカル女優としての活躍目覚ましい生ちゃん。やっぱりなぜか以前と比べて距離を感じていたことは確かでした。
それが、生ちゃんはぜんぜん変わってなくて、乃木坂のことを本当に大切に思っているんだと気づいたのが、ひめたんとのSHOWROOMと岩谷時子賞を受賞しNHKに出演した時の生ちゃんの言葉でした。
ミュージカルのことは全然わかんないけど、本当に乃木坂代表として外で戦っているのがよくわかる説得力あるコメントに胸を打たれました。
秋元真夏
もう6年目なので、いろんなことに慣れては来るんですけど、やっぱり外の世界に出たらやっぱり未熟なところがたくさんあるので、そういうところで団結してみんなで基礎から固めていかないと、今後おっきいグループにできないかなと思います。
ほかの番組に一人で出演しているまなったんを見ても、乃木坂メンバーといる時とまったく同じように見えて、のびのび活動しているイメージを持っていましたが、本当はその出演を通していろいろ考えていることがあったんですね。
東京ドームでライブができるくらいまで大きくなった乃木坂に対して、基礎を固めないと大きいグループになれないと語るストイックなまなったんと、選抜発表でもすっころび芸を見せる人が同一人物なのか、混乱してしまいそうな選抜発表でのまなったんでした。
衛藤美彩
昔したいなと思っていたこととかが、今やっと形にこうだんだんとなってきて、3期生も入ってきて、乃木坂って夢がかなう場所なんだなってやっぱ思ってもらいたいし、それを自分が活動することで示していきたいし、がんばればここまでこれるんだよというのを、やっぱ胸張って言えるぐらいに精進していけたらいいなと思います。
個人というよりかは乃木坂がもう少し上にみんなで、みんなの力でならなんか行けそうだと思うので。
みさ先輩の言う通りだと思います。乃木坂がここまで人気になった背景として、乃木坂での活動もありますが、それぞれのメンバーがそれぞれの分野で活躍したことで、乃木坂のブランド力を向上させてランクアップしてきたという背景があります。
46人のメンバーがいるからこそ、それぞれの分野で頑張りながら乃木坂を今後も発展し続けることでしょう。将来的には実力を伸ばしたそれぞれのメンバーがどの場所に巣立っていくのかにも思いをはせてしまいました。
高山一実
他のメンバーが私にはできないようなお仕事をたくさんしているのを見て、すごいなってより思ったシングルでした。
いやーなんかやっぱりありがたいんですけど、テレビの仕事とかやっぱりうまくしゃべれなくて(中略)やっぱ着実に仕事しているメンバーを見るとすごいなというふうに
まぁいろいろあるから煮詰まってしまうこともわたしもよくあります。高山さんの話が長くてコメント中にバッサリカットされるというところも、逆に高山さんの個性を表していておもしろかったです。
まじめに感想を言うと、隣の芝じゃないけど、ほかの人の活動はすごい活動に見えたりするかもしれないけど、その人しかできない仕事も多く存在します。高山さんをほかの番組で見る限り、聞くことに長けた抜群のコミュ力で、番組に欠かせない存在になっています。
コミュニケーションを語ると、話す能力より聞く能力の方が重要だし、ちゃんと聞けてれば、コミュニケーションが成立しているので、見ている側にもちゃんと話せたという印象が残ります。例え話してなくてもです。
まぁ高山さんを番組制作側が、キャスティングする意図を考えてみると、今後の活動の答えは見えてくるような気がしました。
齋藤飛鳥
だんだんとみんながポジションとか関係なく、個人の仕事をいただいている様子をすごい見てて、それはすごくいいありがたい環境だなって思ってて、全体がすごく上がってるからみんなの、自分ももうちょっとなんか見つけないといけないなというか。
みさ先輩のところで書いた感想を、全部飛鳥ちゃんにもっといい言葉で言われた感じでちょっと恥ずかしくなりました。ただやっぱり観察するのがすごくうまいというか、よくメンバーのことを見ていると思いました。
「自分ももうちょっと…」という部分は飛鳥ちゃんの謙遜で、『惑星タントラ』ですばらしい実績を残して、ボーカリストとしてもまた一躍有名になりました。
飛鳥ちゃんも笑ってましたが、わたしが設楽さんとちょっとだけ違うところは、最近急激に輝いてきたという部分です。乃木坂加入当時を見る限り、存在感はとても光ってたと個人的には思っています。もちろんいちごみるくもドナルドダックもでっす。
堀未央奈
2年前の夏に選抜落ちをしまして、そこでやっぱり悔しかったのもあるんですけど、たくさんのことを学んだというか、今の自分があるのもその時にいろんな経験ができたからだと思っていて、そういうことを考えて今回あの夏のシングルでフロントでやらせていただけるというのは、なんか2年前の時には考えられなかったけど、もっと頑張りたいと思うし、なんかこのシングルでまたみんなと思い出も作りたいし、乃木坂としてももっと成長したいと思います。
スタジオ見学中に『バレッタ』で突然センターに抜擢された、線の細かった少女はあれから、しっかりした乃木坂のフロントメンバーに成長しました。
人知れず苦しんだりつらかったこともあったと思いますが、下の方向を見つめながら自分の言葉でコメントを語る姿を見て、やっぱり乃木坂と一緒に努力して成長してきた自信すら感じました。
やっぱり今この瞬間に見えていることは途中経過しかなく、結果は数年後に形に現れるものではないかと強く感じました。
白石麻衣
グループとしてまだまだ大きくなっていくと思うので、もう私は今できることを精一杯やっていけたらいいのかなと思ってます。
これぞ乃木坂の絶対エースのコメントです。シンプルですがこれまで結果を残して乃木坂を引っ張ってきたという自信と、そのことをストイックに続けることを端的に述べています。
個人的にはおもしろいことが大好きなまいやんが、番組で意識して大笑いをしなくなってから、今も番組で笑いをこらえて表情を戻す場面も見られますが、その頃から現在の若い女の子にも憧れる乃木坂像を目指して、メンバーを引っ張ってきたような気がします。
エースは多くを語らず。ただし行間にはメッセージが溢れていますので、まいやん推しのファンの方は何度も読んで、メッセージを読み解いてみるのもおもしろいかと思います。
追記
よくよく読んでみると、ちょっと潔すぎのような気がします。思い出すのはらりんさんの卒業発表公演。同じようなことにならなきゃいいのですが…
西野七瀬
なんだろ、個人的に割と笑うことが増えてきたのかなと思うので、(中略)楽しいことが多い行きたいなと思います。だから今回のシングルも楽しいなという気持ちを忘れずに活動したいと思います
確かにデビュー当時の西野さんのような楽しいポーズを見られる機会が、とっても増えたと思います。乃木坂工事中が放送されるとTwitterでは西野さんの楽し気なポーズが溢れるくらいです。
西野さんはいつも自然体で本音を話してくれますが、今回この楽しい気持ちが大切だと語ったことが具体的に何を意味しているのかは、残念ながらわたしレベルの精神力ではその意図を読み取ることができません。18thシングルの活動を通して、少しずつわかってくるような気がします。
コメントが途中でカットされてるのがちょっぴり残念でした。「行きたいな」はスイカグループでの旅行で外に出るようになった話を設楽さんが振ってくれた答えのような気がします。
大園桃子
すごいびっくりしてますけど、迷惑かけないように頑張っていきたいです。がんばります。
衝撃のセンター1人目は3期生のセンター大園桃子さんでした。実直で素朴。その鹿児島弁は、幼い頃毎年鹿児島に遊びに行っていたわたしにとってはとても懐かしい響きです。
3期生センターとして、そして18thシングルセンターとして推してきた秋元さんが、素朴な少女をどう成長させようとしているのか、その成長物語がいま始まろうとしています。
飾らず実直で素朴な分だけ、伸びしろが一番大きいメンバーでもあります。今後どのように成長するのかが乃木坂の今後の歴史になっていくことでしょう。
与田祐希
わたしは3期生の中でも特になんかできるわけではなくて、むしろみんなよりできないことばっかで、すごい不安なんですけど成長できるように頑張ります。
乃木坂3期生はほんとうにレベルが高いと実感しました。与田ちゃんも将来性抜群で、これからどんなアイドルに成長していくのか楽しみは広がるばかりです。
個人的にはアンダーライブ九州ツアー、九州出身の2人のメンバーのWセンターと、今年の乃木坂は九州ブームのような気がします。
ということは、衛藤美彩さん、川後陽菜さん、吉田綾乃クリスティーさんにも注目ですね。
最後に
18枚目シングルの選抜発表は、衝撃の3期生大園、与田コンビのWセンターという幕切れでした。
選抜メンバーのコメントを聞いてみて一番感じたものは、もっとよい乃木坂にしよう、そして18thシングルをよい作品にしようという意気込みです。
みんな同じ目標に向かって努力をするそれぞれの乃木坂メンバーが、どんな楽曲を18thシングルとして我々ファンに提供してくれるのか、とても楽しみにしています。
前回の記事では、18thシングルはアンダーの時代と評しました。
個人的にはアンダー楽曲がとっても楽しみです。メッセージ性が高い楽曲だったらいいなー、と妄想しながら、今回のかえるがおはおしまいです。