続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

病気のはずなのになぜか調剤薬局の薬剤師さんに振り回されてしまう

このかえるがおというブログは、なぜか起こってしまうまぬけな日常を、笑ってもらうためにはじめたブログでした。でも最近まぬけなおはなしの記事を書いていないことに、ようやく気がつきました。

このブログを書きはじめてもうすぐ350記事になりますが、当初の目的と反して、その半分以上は、なぜか乃木坂の話題の記事ばかり。

もともとDDのアイドルファンではありませんので、わたしが書いた多くの乃木坂の記事は生粋のアイドルファンの気持ちに響くことはなく、なぜか本来のかえるがおのまぬけな話が、本サイトのアクセスランキングでは上位を占めています。

でも、アクセスされなくても、アイドルファンの胸にささることはなくても、需要がなくても、乃木坂の記事はきっとこれからも書き続けると思いますけどね。また新たな理由を見つけましたので。なんて思わせぶりなことを書いたところで

今回は久しぶりに原点に戻りまして、わたしの日常にふりかかってきたたまぬけなお話を紹介させてください。

 

 

本当の病名は?

昨年末ひさしぶりに、目がぐるぐるまわってしまうというメニエール病が復活してしまいまして、病院に行きました。

メニエール病というのは、同じ病気になった人にはわかる人も多いと思いますが、なかなかメニエール病と診断されません。

前回メニエール病の発作で救急車で病院に運ばれ、看護師さんに笑われながら長時間ぐるぐる回る症状とたたかったときはですね、良性発作性頭位めまい症と診断されて、2年間もぐるぐる回り続けたんですよ。
 

www.facefrog.net


良性発作性頭位めまい症というのは、耳の中の耳石がぶれて、めまいが数分でおさまるという症状で、本当はぜんぜんちがうんですけどね。

そのうちぐるぐる回る発作に慣れてしまって、ぐるぐる回り始めるのを精神力でおさえることができるまでになったほどです。

全然ちがう病気と診断されても症状が改善しないので、病院に行くたびに検査を繰り返えされるんですよ。1回の診療費用だけで5000円を超えまして、

それで全然なおらないので他の病気も疑われて、何度も何度もMRIを受けさせられて、料金がどんどん加算されるだけなのでした。

そんな記憶がありましたので、今回は学習しまして、いままで通っていた近くの病院ではなく、MRIを何度もとった大きい病院の方にいきました。

すると秒で、”メニエール病ですね”と診断されるじゃありませんか。非常にせこい話ですが、診療費用はたったの780円でございました。

2年もかかって何十万かけて、やっとメニエール病と診断された前回の病院って、いったいなんだったんでしょ?

そういえば、半年間鼻水と咳が止まらないので、近くの病院に行ったら、蓄膿なので手術が必要だと言われたんですよ。診察費は15000円でございました。

それも今回と同じ病院で、ほんとに手術が必要なんすかねー、なんて聞きに行ったら

この症状は、ほこりアレルギーとぜんそくですよ

といわれて、すぐに治ってしまいました。

いちまんごせんえんと、手術ですなんて言われたあのときのしょっくは、いったいなんだったんでしょうか。

病院の門前調剤薬局に行く

ほこりアレルギーとぜんそくと診断されたときのことでした。

大きな病院の近くの調剤薬局に薬をもらいに行きました。
病院の近くの、いわゆる門前薬局なのですが、意外とお客さんが少ないなーと思ったのが第一印象でした。

順番が来て薬を受け取りに行くと、薬剤師さんがていねいに吸入器の使い方を、付属の説明書を広げて教えてくれました。


吸入器にはA3くらいの説明書がついていて、それが、10センチ×5センチくらいの大きさになるように、きれいに折りたたまれていました。

薬剤師さんは、付属の説明書を広げて教えてくれたのはいいのですが、広げた説明書をどうやってしまうのか興味津々で見ていると、説明がおわったとたん、突然くしゃくしゃとまるめて薬のうえに置くではありませんか。

まるでごみばこに投げるときの紙くずのようになってしまった、元説明書をあっけにとられて見つめていると、薬剤師さんは説明書を見つめるわたしを、不思議そうに見ながら、説明を続けます。

おくちあんぐり状態で、えんえんと続く説明を聞いていると、その内容もへんてこなことに気がつきました。

吸入の後、15秒間うがいをして口に残った薬を洗い流してください、
と言ってたんですが、

うがいができないときには、5秒口をゆすいでそのまま飲んでください
というのです。

えー、さっき15秒っていったぢゃん。飲むとなんで5秒に変わるんですか?

なんていう、この場面でぜーったい言っていけない質問を飲み込みつつ、続きを聞こうと思ったら、薬剤師さんはもう戻って行かれてしまいました。

相当マイペースなかたなんでしょうねぇ。

喉の吸入器については説明をしてもらいましたが、その横に鼻用の吸入器は残されたままなのでした。まぁ、自分で読めばわかるので、わざわざ説明してもらわなくてもいいですけどね。

笑ってないですよ

年末にメニエール病が復活してしまいましたので、病院に行った後、薬をもらいにひさしぶりに病院の近くの調剤薬局にやってきました。

ぜんそくで病院に通ってた頃から半年ほどたってましたので、すっかりあの時の薬剤師さんの存在はわすれちゃっていました。

しばらく待っていると、くすりができたようで、わたしのなまえが呼ばれました。

実はわたしの名字が変わってまして、ほぼまちがって呼ばれることがほとんどなんですよ。その時の薬剤師さんもわたしを呼んでいるであろう、まちがった読み方で呼ばれていたので、きっとわたしだろうと思って「はい」と言って席から立ちました。

するとですね、まるでヤッホーを叫ぶときのように、口に両手を当ててびっくりするほど大きな声で、まちがった名字をさらに叫ぶのです。

”かえるがおさーん”

出典:テレビ愛知「乃木坂工事中」#151


きっとぐるぐるまわっているし、乗り物酔いのようになっていたので、わたしの動作が遅かったのかもしれません。

急にでっかい声で呼ばれてしまったので、あわてて駆け足で薬剤師さんのところまで行きました。その時にようやく気がついたのです、あ、このヤッホー薬剤師さん、このあいだの紙くしゃくしゃの人だ、と。

わたしの気持ちを知ってか知らずか、薬剤師さんたらまんめんの笑顔でして、
今回は6種類もおくすりでちゃいましたよー、あははと笑われています。

あっけにとられて、はぁ、としか言葉がでてきません。

こんなでちゃってねー、ほんとに。あはは
と薬剤師さんたら、とても上機嫌なご様子です。どうもこの薬剤師さんは、スーパーの袋くらいに薬が出ていることが、おもしろくてしょうがないらしいのです。

今日はどんな病気ですか?と聞かれたので

メニエール病がぶりかえしたみたいで。でも慣れてるからへいきなんですよ。なんて、いうと、

あはは、メニエール病!と、またもや、つぼったようで、お笑いの様子でした。

まぁ人それぞれ楽しいことは違いますけど、目の前に苦しんでいる人がいるんだから、少しは気をつかってほしーなーと思って、一言だけ言葉を返したのが、よくなかったんですよね。

あのー、笑わないでもらえると…

わたしの言葉がまだ終わっていないのに、かぶせるように、でーっかいこえで
わらってませんよ、わらってなんかいませんよ。
とおっしゃるのです。

はぁー。としかいいようがありません。すると続けて

薬が6種類もでちゃってますよ。あはは、というのです。

ぐるぐるまわっていてがっくりしているわたしが、おもしろいようでこの人からかっているんだなー、とこれ以上言っても無駄と判断して、おとなしく話を聞くだけ作戦に切り替えました。

その後も薬が多いといっては笑って、そしてご自身で笑ってませんよ、のひとりつっこみを3度ほど繰り返されておしまいでした。

あのー、結局薬の説明をいっさいうけてないんですが…

きっと2度目のメニエール病なので、ちっちゃい頃に飲んだかぜぐすりのような、あまーいシロップの薬の飲み方も、知っていると思われたんでしょうねぇ。

おばちゃん薬剤師さんが去った後、もらった薬を見たら、一番上にのせられた紙に、赤いマジックで大きくこう書いてありました

容器回収説明!!

シロップの容器は回収が必要なんですねー。きっとこのおばちゃん薬剤師さんが説明しないことは、薬局に勤務する人全員が知っているんでしょうねー。

赤いマジックの紙をそっとしまって、薬局を後にしました。

薬剤師さんの気遣い

メニエール病は薬を飲んだ翌日にはすっかりよくなったのですが、もう一度薬をもらいに病院へ行きました。

門前の調剤薬局にいってしまったら、例のおばちゃん薬剤師さんにあたっちゃうと、お互いにいやな思いをしてしまうので、病院から100mほど離れた大手の薬局に行くことにしました。

というのも、大手薬局のお薬手帳アプリを使っていて、大手の薬局なのでほんのわずかですが、門前薬局と比べて調剤料金が安くなるんですよね。そんなせこい思いをいだきながら大手の調剤薬局へ向かいました。


大手の調剤薬局へ着いて、処方箋を出すとすぐにわかい女性の薬剤師さんがわたしのところにやってきて、座っているわたしの前で急にひざまづくのです。まるで、居酒屋で注文をとる店員さんのようにです。

そしてまわりのお客さんに聞こえないように、顔を近づけて言うのです。

イソバイド(あまいシロップの薬の名前)を切らしておりまして、入荷が週明けになりますが、どうなさいますか。

あ、ぜんぜんいいですよー。まだ3日分くらい薬残ってますし。

週明けには薬が届くそうで、じゃあ週明けに来ますねーなんていいながら、調剤薬局を後にしました。

メニエール病の人がたくさんいるわけじゃなさそうなので、きっともともと薬を扱ってなかったんだろうなぁと何気なく思っていました。

緊急の留守番電話

薬局から車で帰ってきたら、スマホに留守電が1件入っていました。

発信番号が思い当たらない番号だったので、不思議に思って留守電を聞いてみると、ぜんぜん知り合いにいなそうな名前の人からの電話でした。

はぁはぁ、言いながらしゃべる様子はかなり緊急の電話のようです。

緊張したおももちで留守電の続きを聞いてみると、
急いで確認したいことがあるので、折り返し電話をください、と言った瞬間にぷつんと切れていました。

個人名での電話ですがそんなひと知らないですし、電話くださいといいながら電話番号も教えてくれないのです。

でも、相当せっぱつまった状況みたいなので、知らない人ではありますが意を決してかかってきた発信番号に電話をかけ直しました。

すると、○○薬局です。と意外な名乗りが聞こえるではありませんか。
意を決して電話したところは、なんとさっきまでいた調剤薬局さんなのでありました。


電話をもらったことを告げると、急に深刻な声になって
これまではどんな薬を飲まれてましたか?と質問されます。

いや、どんなもなにもメニエール病のあまーいシロップの薬ですよ。というと、

シロップの入れ物は、どんなですか?と言われました。
プラスチックの瓶のような入れ物に何本か入っていて、30mlはかって飲むタイプでした、と言うと

本当にすみませんでした、30mlずつ個包装のタイプを頼んでしまったので、すぐに取り替えます、と言われるのです。

いやいやいやいや。まだ、おくすりをもらってないし、何が届くかもわたしは知らないので、この時点でそんなに慌てて、個包装か個包装じゃないかという情報は、教えてもらう必要なかったんですよねぇ。

でもこの薬剤師さんにとっては、とても大きな問題らしかったので
あ、個包装の方がはかって飲むより、飲みやすそうですね。
ただの薬剤メーカーの違いでしょ?同じ成分の製品だったら、せっかく頼んでもらったのでそれでいいですよ、と言いました。

すると、あまり納得はされていないようで、ああ、そうですかー。と言われました。
どうもこの方のモチベーションは、これまでと同じものを提供したいというところにあるようでして、

わざわざ頼んでもらったので、それでいいですよー、薬価も変わらないだろうし
と、フォローしたつもりだったんですが、余計な一言を言ってしまったことに、すぐに気がつきました。

あ、薬価ですね。気づきませんでした。調べて折り返し連絡しますっと今にも電話切りそうだったので、

いやいや、薬剤メーカーが違うだけで、そんな薬価も変わらないだろうし、調べなくてもいいですよーというと
いや、ちゃんと調べないと、と許してくれなそうでしたので、ここはわたしが折れるしかないと判断して、

仕事もあるだろうし、今度週明けに来たときに教えてくださいねー、と言って電話を切りました。

また、連絡すると言っても、どうも無限ループに陥りそうな予感がして、ちょっとつれない態度をとってしまっちゃいました。ごめんなさい。

それにしてもいろんなタイプの薬剤師さんがいらっしゃるもんですねー。

緊急の電話2

週があけて無事、調剤薬局で個包装タイプのシロップをもらって、帰ってきたときのことでした。

また、スマホに知らない電話番号から電話がかかってきました。

だれだろ?と思って出ると、若い女性の方からの電話でした。名字を名乗ってくれるのですが、その名字は最近聞いたことがある名前です。そう、あの薬剤師さんの名字なのです。

すごく恐縮した感じが電話越しにもわかります。

申し訳ありません実は…から始まると、こちらも何か悪いことをしちゃったんじゃないかと、身構えてしまいます。

実は、明細書に誤りがありまして、瓶型のお薬で作った明細書を渡してしまいまして、どうしたらよろしいでしょうか
とのこと。


いやいやいやいや、電話してくれるのはありがたいですが、明細書なんて何にもつかわないし、すぐに捨てるだけだから、わたしにとってみるとどーでもいいんですよね。

それをわざわざこの薬剤師さんは、気をつかって2種類の明細書を準備していて、それがあだとなり間違った方を渡してしまったと焦ってるのです。

いいですよー。明細書は訂正しておきますねー。

と電話を切ろうとしたところ、ここからが本題なんです、と言うではありませんか。
本題は何だろうと身構えたところ

いただいた料金が80円たりませんでした。どうしましょ?だそうです。

いややいやいやいや。どうしましょ?じゃなくて、ちゃんと払いますよ。ここで80円払いませんって選択肢ないでしょ。ラーメンやさんでおいしいラーメンを食べて、1000円ですといわれたところ、900円しか渡さないなんてありえないですからねー。わかりにくい例ですけどね。

薬をもらっているからには、その対価を支払うのは当然でして、
あ、払います。すみませんでした。

と言ったところ、わたしが足りない金額を払ったわけではなく、薬局側が請求された金額がまちがってたということがわかり、ほっと胸をなで下ろしました。

80円払いに行ったときに、また31日に通院するのでよろしくお願いしますと言ったところ、どっちの薬がいいですか?といつものように薬剤師さんに聞かれました。

わたしはまっすぐ薬剤師さんを見て
あるやつでいいですよーと言って調剤薬局をあとにしました。

まとめ

いろんなひとがいるのと同じで、薬剤師さんにもいろんな人がいるんですねー。
職務よりも自分の感情が優先されてしまう薬剤師さんもいれば、
患者さんの希望の薬を出すことに必死にがんばる薬剤師さんもいて、

実際その人の中に正解があって、他人がどちらが正解と判断することはできないのかもしれません。

いろんな人がいるから、病気という場面でも思わず笑ってしまう日常を送ることができるのかなーなんて思った、今日この頃なのでした。

読みづらい文章で、たいへん失礼しました。
最近エピソード記事を書いていないもので、こんな感じになってしまいました。

がっくしっと。