続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

日本の外交下手を笑える人がどれだけいるのか

今回のかえるがおは、仰々しいタイトルではありますが、いつものように通常営業でまぬけな思考全開でお送り致します。

新卒の時に徹底的に、政治信条については中立であることを教えられてきましたので、このブログの中で特定の政党や宗教人種などに肩入れすることは、今までも、そしてこれからもきっとないと思います。

ということで、今回の文章は現在の与党さんを擁護することもなければ、野党さんを批判することもありません。

そんな少し離れた視点から、日本の外交という大きな課題について見てみると、結構難しいかもしれないなぁと思っただけの記事です。

 

最後までお付き合いいただけるとありがたいと思います。


出典:https://doraeiga.com/2019/news/

 

 

 

国際社会をドラえもんの登場人物に当てはめてみると

もし国際社会がドラえもんの世界だったとしたら、日本はどんなキャラクターになるのでしょうか。

そもそもドラえもんという空想上の作品を、重要な実際の国際問題に当てはめるという、突飛な発想についての批判もあるでしょうか、ここはぐっと我慢してもらえるとありがたいです。

もし国際社会がドラえもんの世界だったとしたら、日本はきっとのび太ではないかと、個人的には思います。


出典:https://dora-world.com/


暴力で威嚇することもなく、相手にきつい物言いをすることもないし、そして誰にでも笑顔を振りまいている、やっぱりのび太にそっくりです。

先進国の中では防衛費も少ないだろうし、特定の国家に対してきつい批判もしません。いろんな国家とうまくやっていこう、という姿勢はあるように思えます。やっぱり日本はのび太と思えてしまいます。

アメリカジャイアン

では、アメリカをドラえもんの登場人物に当てはめると、誰に似てるでしょうか。

絶対的な武力を背景に、他の国家について制裁とか、制限とかを平気で発動するような姿勢は、ドラえもんで言うとジャイアンそのものだと思います。

 

日本というのび太がジャイアンの命令を聞かないと、ジャイアンに暴力に訴えられる可能性もありますし、のび太のものは俺のものという発想の横暴さも併せ持っています。


出典:https://dora-world.com/

 
まんがでは、そんな時にのび太は「ドラえも~ん」と甘えて、ドラえもんに助けを求めることになります。しかしドラえもんなんて、現実の世界にいるはずがありません。

ホリエモンさんであれば現実にいらっしゃいますが、ドラえもんと異なりとってもご自身に自信がおありのようで、結構物言いが激しかったりします。正直あれだけ自分に自信を持てることが、うらやましかったりします。

 

もしこれから科学が発展して猫型ロボットが現実的に製造されるようになったと仮定しても、作品の中でドラえもんの誕生が2112年9月3日だったのと同じように、もっと未来まで待たないといけません。
 

ちなみにドラえもんの誕生日が、自分の誕生日と1日違いだったことが、幼いときのわたしの自慢だったりしました。われながら、あーほんとになさけない。

ドラえもんがいない世界でどうジャイアンとつきあうか

現在の国際社会に話を戻しまして、現実の世界はアメリカというジャイアンに対処する方法として、日本というのび太は残念ながらドラえもんと言える存在はありません。

ジャイアンに脅されても、圧力を受けても、「ドラえも~ん」とは呼べないので、自分で考え自ら対処する必要があります。

 


出典:https://dora-world.com/


そう考えてみると、日本ののび太はドラえもんという作品上ののび太よりも、結構うまく対処している方ではないでしょうか。自分からジャイアンと仲良くなろうとしたり、対他の国に対してはアメリカをドラえもんに見立てたりと、結構うまくやっているように見えるようになりました。

  

アジア社会のドラえもん

 一方アジア社会に目を向けてみると、もっと難しい外交問題が山積しています。


北朝鮮は核の脅威を背景に自国の有利を求めてきます。これもドラえもんのキャラクターになぞらえてみると、暴力を背景に脅してくるジャイアンそのものです。

 

日本ののび太に対して強固な反感を持っている韓国は、最近北朝鮮との親密さの距離を縮めています。これはドラえもんでいうところのスネ夫です。スネ夫はのび太のことは眼中にないらしく、アジアのジャイアンばかりに興味があるようです。

 

もっと俯瞰して見てみると、その北朝鮮ジャイアンもすり寄っている、アメリカジャイアンとの覇権争いを続ける中国ジャイアンだっています。もうアジアはジャイアンだらけです。

出典:https://dora-world.com/

そんな中ドラえもんがいないのび太日本はどうでしょうか。


確かに拉致問題はご家族の高齢化でまったなしの状態なのに、まったく進展がありません。外交上の不満を挙げたらきりがないのですが、ジャイアンだらけの国際社会を考えると、結構頑張っている方じゃないかと思えるようになりました。

 

元々中国ジャイアンの身内だった台湾は、有名な親日国だったりします。ドラえもんのキャラクターでいうとジャイアンの身内だったことから、ジャイ子としましょうか。ジャイ子との関係を作ってきたのも日本のび太の成果でもあります。

 

その他、アジアに面と向かって日本のび太に批判するような国家がないのも、笑顔を振りまいてうまくやってきたのび太の成果です。

 

世界に目を向けたとしても、各地方で国際社会をうまくやれていない国家や、他の国家から危険視されている国家まで親日国だったりするのは、日本がのび太であったおかげでしょう。結構うまくやっている方ではないでしょうか。

 

人間関係の悩み

では次に、日常の我々の世界に目を向けてみましょう。

 

学校や職場、友人知人、近所や親戚づきあいなど、日常生活を送るうえで、多くの人たちと関わりながら生活を送っています。当たり前のことですが。

 

そんななか、職場の上司や学校の先生が気に入らないとか、どうもこの人とは気が合わないと思うこともあるでしょう。気がおけない人に愚痴っては、その不満を昇華している人もいるでしょうが、どうにもならない人間関係に悩みながら暮らしている人も数多くいることでしょう。

 

現代社会はとりわけ人間関係の悩みが多く、それが原因で学校や職場を辞めたり、自分を傷つけたりする人もいるほどです。それだけ人間関係は相手がいる分だけとても難しく、誰にとっても大きな課題です。

 

では、国際社会の中の日本の人間関係に目を向けてみると、アメリカジャイアン(アメリカザリガニではありません)や中国ジャイアン、北朝鮮ジャイアン、韓国スネ夫などに囲まれていて問題は山積です。

 

国際社会を学校の席だと仮定すると、まわりはジャイアンだらけです。この席いやだなぁ、もっとイギリス出来杉くんの隣の席がいいなぁと思っていても、もちろん誰も席替えしてくれません。

 

別の例で例えてみると、念願のマイホームを購入して引っ越して来たところ、まわりの家がジャイアン状態で後悔しても、引っ越しできない気持ちと同じです。

 

そう考えてみると、不満はたーくさんあるんですが、日本の外交はうまくやっている方だと思えました。少なくともまわりの全員とうまくやっていくことを諦めたわたしは、日本のび太を笑える立場にはありません。

国際評論家のひとたち

報道番組でもワイドショーでも国際政治が専門のえらーい先生方が、日本の外交にもの申す場面をよく見かけます。

 

でもこれまで見てきたとおり、人付き合いと同じように、国際社会もコミュニケーションが重要なはずです。国際政治がご専門のえらーい先生のおっしゃることはもっともなんでしょうが、そんな時にわたしは心の中で思ってしまいます。

 

この人コミュ力高いのかな?と

 

今回の記事で考えてみて、外交って周りの人のコミュニケーションとよく似ていることがわかりました。あーしろ、こーしろと注文をつけるえらい学者さんを見ると、ほんとにコミュ力あんのかな?コミュニケーション能力が高くないと、あんまり説得力がないなー、と思ってしまったかえるがおなのでした。

かえるがお初の政治ネタいかがでしたでしょうか。

 

あ、ばれました。

そうですこの記事は政治ネタではなく、まわりの人とのコミュニケーションは、誰にとっても難しい課題ですよね、という記事でした。

言い換えればみんな悩んでいる仲間です。ひとりで抱え込まないで、一緒に乗り越えましょうという意味を込めてみました。


出典:https://www2.myjcom.jp/special/tv/regular/detail/t_doraemon/


確かに人間関係をうまくやることは難しく、時には失敗することもあるでしょう。しかし、よーく考えてみると、数多くのジャイアンやスネ夫がいる中で、ドラえもんがいないご自身ののび太はうまくやってきた方ではないでしょうか。

少なくともわたしはそう思います。ジャイアンやスネ夫から学んだ嫌な記憶はきっと、今後のご自身の経験として、未来に役立つ日がきっとやってくるでしょう。

この記事が少しでも人間関係で悩んでいる人の自己評価を高めることにつながってもらえると、とてもうれしいです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。