こん○○は、かえるがおです。
今回のかえるがおは、乃木坂46真夏の全国ツアー2017において、初めて来場者全員の身分証確認を実施するという話題を取り上げたいと思います。
前回3期生の単独ライブのチケットが転売され、身分証明書を偽造したうえで入場したファンが書類送検されたという事案から、書類送検とNHKで報道された意味について考えてみました。
今までも小規模で個人を証明する身分証明書のチェックは行われていたとはいえ、入場者全員分の身分証明書のチェックを行われることはありませんでした。
現時点でも賛否両論がわかれて、ネット上でも議論が活発に行われている、来場者全員の身分証確認問題について、できるだけ中立的な立場でタブーにあえて触れてみるというのが、今回の記事の趣旨です。
2017/06/24
身分証確認の成果と未来に向けて を追記しました。
出典:乃木坂46OFFICIAL WEB SITE
- 身分証明書偽造問題との違い
- なぜ全員の身分証の本人確認を行うことになったのか
- チケットの転売防止
- チケットを転売されたくない理由(他のアーティスト情報より)
- 転売は法的に認められているのか
- 購入者の権利を侵害してはいないのか
- 全員の身分証明書確認は法的に認められているのか
- 素人バンドメンバーのたわごと
- 身分証問題、転売問題で一番大切なこと
- 身分証確認の成果と未来に向けて
身分証明書偽造問題との違い
前回の身分証明書偽造問題と今回の来場者全員の身分証確認問題は、一見とても似ている問題に見えますが、原因は同じでも別の問題ととらえています。
身分証明書偽造問題はあきらかな犯罪行為です。法的に絶対にやってはいけない行為です。一方身分証確認問題は公式サイトの記述によると
「本人確認ができない場合には入場をお断りさせていただきます」
と記載されているように、表向きはチケットの購入者かどうかを特定するという手段を公表したに過ぎません。
一方は犯罪行為、もう一方はチケットの購入者と同一か確認するため身分証の提示を求めるという公表である以上、混同せずに区別をして考える必要があります。
ただし身分証を確認されないとわかっていれば、そもそも偽造するという犯罪を犯さなくてよいため、この犯罪の根本的な原因は、全員の身分証確認であることは明らかです。
ようはその人の倫理の問題で、身分証明書の提示があるから偽造しようと思う人と、チケットがはずれたからあきらめようと思う人の違いで、身分証明書の提示があるから偽造しようという人は、同じ乃木坂ファンで気持ちはわかるつもりですが、残念ながら犯罪である以上かばうことができません。
なぜ全員の身分証の本人確認を行うことになったのか
まず、なぜ全員の身分証の確認を行うことになったのか、その背景と運営側の意図を考えてみたいと思います。
とってもめんどくさい全員分の身分証の確認を、どうしてもやりたいから行う企業はどこにもありません。全員分の身分証の確認には、かなりのコストと時間がかかります。
当然なことですが、企業は営利を求めています。どの企業も出費を最大限抑える企業努力をしているので、コスト増やしたくて増やす企業はありません。
いわゆる「もぎり」であれば大勢の入場者を少ないスタッフ迅速に対応することができますが、身分証の確認までも行うとなると、スタッフを大量増員して時間をかけても対応が難しく、当日は混乱することが容易に想定できます。
では、企業がいちばんやりたくない、コストと時間をかけて、そしてファンにとってもよい思いをすることがない、身分証の確認をなぜ行う必要があるのでしょうか。
これは、乃木坂のライブを取り巻く現状を考慮しなくても、身分証を確認するという行為そのものから、チケットを購入する名義と、実際にライブ観戦するファンが違う人物であることを防ぎたいという運営側の意図が見えてきます。
チケットの転売防止
では、なぜチケットの名義と実際のライブを観戦するファンが異なるのでしょうか。
チケットを購入した人と実際にライブを鑑賞する人が異なる一番の理由は、やはりチケットの転売があげられるでしょう。
現在でも乃木坂のライブだけではなく、握手会においてもかなりたくさんのチケットが、チケット転売サイトに溢れています。
チケットが転売されてまで見たいファンが多いということは、裏を返せばそれだけ乃木坂が人気があるというバロメーターになるような気がします。
しかしながら入場時に全員の本人確認を実施することになったことから考えると、乃木坂運営側はチケットを転売されたくないと思っている、強い意図を感じます。
チケットを転売されたくない理由(他のアーティスト情報より)
乃木坂運営側はなぜ転売されたくないのでしょうか。
実際に公表されているわけではありませんので、他のアーティストの情報から考えてみたいと思います。
「チケット転売反対」の意見表明だけで、1つのWebページができています。このWebページは賛同した企業や団体、アーティストは明記されているのですが、運営元が明記されていないのが少し気になります。
明記されていませんが、投稿されている記事の内容を見る限り、このWebページは日本音楽制作者連盟、日本音楽事業者協会、コンサートプロモーターズ協会が運営していそうだということがわかります。いずれも一般社団法人です。
Webサイトを見ていただければわかりますが、ジャニーズから有名アーティストまで賛同されたアーティストが多いのが特徴です。乃木坂や欅坂は賛同アーティストには含まれていませんでした。
ここでは、以下の点を理由に、チケットの高額転売に反対しています。
1.チケットが本当に欲しいファンに手に入らないこと
2.転売サイトで偽造チケットが売られて犯罪の温床になっていること
3.ファンの経済的な負担が増え、何回もコンサートを楽しんだり、グッズを購入できる機会を失っていること
理由をよく読んでみると、確かに一定の理解ができる理由が並んでいるように見えますが、個人的な感覚とは正直わずかなズレを感じてしまいました。たくさんの有名アーティストが賛同されているのに、失礼な意見で申し訳ありません。
こういう文字での表現のチェックって、仕事でも規約や約款のチェックをやることもあるので、とっても気になるんですよね。すごい細かい話なのであまり気にしないでくださいね。
まず最初のチケットが本当に欲しいファンに手に入らないことについては、オークションと同じで転売され高額になればなるほど、高額になろうともどうしても欲しいファンが購入することになります。
だから一概に本当に欲しいファンに手に入らないとは言い切れません。もし表現するとすれば転売目的で購入されると、その分だけチケットを欲しいファンが抽選にはずれてしまう、という表現の方が現実に即しているかと思います。
2点目の犯罪の温床になっているという表現は、みなさんも気づかれていると思いますが過剰な表現に思います。確かに購入したけどチケットが送られてこなかったという問題はありますが、偽造チケットを買ってしまってライブを見れなかったという話はあまり聞いたことがありません。
そもそも事例がほとんどない偽造チケットの存在が、犯罪の温床はちょっとだけ言い過ぎだと思います。
3点目は前半部分はその通りですが、後半部分は違和感を感じます。何回もライブに行きたい人はチケットが当たりさえすれば行くし、好きなアーティストのグッズも買おうと思えば購入するでしょう。わたしもライブは用事があってなかなかいけませんが、グッズはどんどんたくさん買ってます。
ただし、チケットが高額化することで、ファンの経済的負担がとても増えます。その点はかなり重要な問題だと思います。でもファンの経済的な負担のうえで、利益を得ている企業としては説得力がいまいちのような気がします。
じゃあもう少し安くすればいいとか、何種類もCDを発売しなければいいという点に議論が波及するリスクもあります。
転売は法的に認められているのか
わたしが個人的に高額で転売することを、やってはいけないと思っている最大の理由は、法律に違反することになるからです。
高額で転売するダフ屋行為は、各都道府県の迷惑防止条例と物価統制令で禁止されています。ここでポイントとして「営利目的」という点があります。
都合が悪くなっていけなくなったから友達に定価で譲るとか、同じファンに良心的な値段で譲ることは犯罪の要件からはずれています。あくまで最初から転売で稼ぐ目的で購入した場合に限られます。
では、なぜ高額での転売する人たちがこの法律でどんどん検挙されないのかというと、迷惑防止条例が発足した当初はいわゆるダフ屋と言って、ライブ会場で高額にチケットを転売していた人を取り締まることを目的としていたため、「公共の場所で行う」という犯罪の要件があったからだと思われます。
転売サイトではインターネット上なので、「公共の場所」という要件から、悪質な場合を除きあまり検挙されていないというのが実情です。
ただし、いつ解釈が変わるかわかりません。インターネット上を公共の場所と言えない根拠はありませんので、解釈を変えて運用されてしまうと大量の検挙者が発生するリスクをはらんでいます。
それだけでなく、過去には古物商の免許を持っていないという理由で検挙された例もありました。確かに古物商違反で取り締まるのであれば、現状の解釈で検挙することもできるのかもしれません。
今は厳格に運用はされていませんが、営利目的の高額転売は違法と問われる可能性が高い行為であるため、その違法にかなり近い行為にかかわりたくないというのが本音です。
購入者の権利を侵害してはいないのか
購入者はチケット代金を支払ってチケットを購入しています。ということは代金を払ってそのチケットの使用権を持っています。
自由経済である以上、そのチケットを自由に売買してよいのは当然の権利です。もちろん法律の範囲内ということが条件であることは言うまでもありません。
もし全員に本人確認を行うことになったとすれば、営利目的でなく本当にいけなくなったライブのチケットを転売すること自体できなくなってしまいます。
具体的な約款の記載がないので、乃木坂OFFICIAL WEB SITEでの真夏の全国ツアー2017の楽天チケットでの先行予約スタートの記事を確認してみたいと思います。
ここには今回のチケット購入の条件として、以下の記載がありました。
*チケットには、お申込み者、同行者のお名前が印字されます。
お申込みの際は、来場者のお名前にて必ずお申込みください。
お申込み後の氏名変更はお受けいたしません。チケットに印字される氏名は、お申込み時の登録情報です。ご家族間、ご友人間であっても譲渡は固くお断りいたします。いかなる理由があろうとも、ご変更は受付いたしませんので、お申込みの際はお間違い・ご入力漏れの無いようご注意ください。
チケットに名前の印字があること、そしてチケットの名前の変更ができないことが明記されています。
また、こんなことが書いてありました。
※入場時にご来場者の身分証確認をランダムにて実施させていただきます。
それが6月22日の「乃木坂46 真夏の全国ツアー2017 身分証確認に関するお知らせ」という記事では以下のように内容が変わっています。
今回のツアーにおきましては、全国、全公演にて、入場時にご来場者全員の身分証確認を実施させていただきます。
わたしはチケットの高額転売には反対の立場ですが、チケット購入前と比べてチケット購入後の条件が厳しくなっているところは、正直あまりいいとは言えないところだと個人的には思います。
また中立に考えるのであれば、消費者の利益を損なう可能性がある約款について、無効とする判例が多いことを考えると、購入前のチケットに名前を記載するという告知についても、消費者の利益を損なうと疑われかねないリスクがわずかながらあるように、素人考えでは思ってしまいます。
もちろん、普通の企業が約款をつくるときと同じように、社内の法務や外部の法律の専門家に相談したうえで、コンプライアンス上問題がないと判断されて、表示された文章であることは付け加えておきます。あくまで懸念が少なからず存在するレベルの話です。
全員の身分証明書確認は法的に認められているのか
今回はまだまだ続きます。現在個人情報の取り扱いに厳しい中、乃木坂のライブで全員の個人情報を取得することは、法的に認められているのか考えてみたいと思います。
答えは「乃木坂46 真夏の全国ツアー2017 身分証確認に関するお知らせ」の記事に記載されていた、お問い合わせ先ZeppライブのWebページにありました。
Zeppライブ株式会社はソニーグループの一つの企業でした。
プライバシーポリシーを読んでみると、個人情報を収集し、収拾した個人情報はソニーグループ共通のプライバシーポリシーに基づき運用することが記載されています。
そのため個人情報の取得、収集、管理、加工が適切に行われている分において、個人情報保護法違反に問われることはなさそうです。
ひとつ気になる点として、個人情報保護法は利用目的を特定し、公表しなければいけません。
ライブの本人確認に使用する点については、記載の内容を拡大解釈をするとプライバシーポリシーに記載されているようにも解釈できますが、明確な記載はないように思えました。
ここで全然違う話で申し訳ありませんが、わたしが法律を語っていいのだろうかと急激に恥ずかしくなりました。
法律の専門家でもなく、乃木坂の番組や乃木坂のメンバーのキャプチャー画像を大量に無断で使っている以上、著作権や肖像権の無断使用にあたるところを、乃木坂のスタッフの方やメンバーの方々に多めにみていただいているのは、よくわかっているつもりです。
えらそーなこと言ってすみませんでした。乃木坂のスタッフの皆様には、本当に感謝しています。いつもありがとうございます。
素人バンドメンバーのたわごと
これから書くことは、素人バンドメンバーのたわごとと思ってください。わたしも以前ライブハウスを借りたり、小さいホールを借りたりすることがありました。
あくまで素人で生活のためにライブ活動を行っているわけではありませんので、ライブをやることで赤字にならないように、申し訳ないですが最低限のチケット代をいただいてました。
その程度の素人バンドでもチケットのことで悲しい気持ちになったことがありました。
めずらしく単独でSOLDOUTになったときに、よく聞きに来てくれる顔見知りの方が、わたしに話かかけてきました。
「チケット手に入らなかったから、無理やり知り合いに2倍の値段で譲ってもらって、やっと来れました!」
その人にとってみれば、我々素人バンドに対する誉め言葉のつもりだったと思うんですよね。きっとこの言葉を言うと喜んでもらえると思っていたのでしょう。満面の笑顔でわたしに話しかけてきました。
確かに人気があるからチケット取れなかったというと、見ている側の人からしてみれば、演者の側は喜んでくれると思うのかもしれません。でもわたしの気持ちはそうではありませんでした。
小さいライブハウスでも貸切るのには相当な費用がかかります。ライブ活動を続けるとなると自腹で払い続けることができないので、たくさんの人に聞いてほしいという思いを持ちながらも、申し訳ないという気持ちで必要最低限のチケット代を設定していました。
今でもそうだと思いますが、チケット代で儲けようとははじめから考えていない値段設定をしている素人バンドがほとんどです。
持ち出しで払うこともあるので楽器が買えないメンバーもいます。フリーターで生活が厳しいメンバーもいました。わたしも貧乏学生でかつかつで生活していても、多くの人に歌を届けたいので、必要最低限の経費をチケット代としていただいていたのです。
顔見知りの方は続けました「そういえば○○ちゃんも、買えなかったから無理やり譲ってもらったって言ってましたよ」
あの時は笑顔で、「わざわざありがとうございました」と頭を下げましたが、内心はとっても複雑でした。生活費を削って歌を届けようとしていた情熱を、チケットを買ったいつも見に来てくれるだろう人に裏切られた気分になりました。
できるだけたくさんの人に届けるためにチケットの値段を最低限にしている気持ちを知らない第三者の人が、懸命に努力して作ったライブで利益を得ていることに、未熟なわたしは許せなかったのです。
身分証問題、転売問題で一番大切なこと
話が素人のたわごとにそれてしまってすみませんでした。プロの乃木坂のライブに話を戻します。
わたしが思う身分証問題、転売問題で一番大切にしたいのは、一生懸命努力して練習に練習を重ねて、体力と気力の限界までパフォーマンスする乃木坂メンバーの気持ちです。
わたしは乃木坂メンバーの気持ちを一番大切に考えたいと思います。
乃木坂メンバーはデビュー以来ずっと努力に努力を重ねてきました。これまで芸能活動を続ける中では、つらいことや悔しいこともたくさんあったことでしょう。でも簡単に乗り越えることができない高い壁であっても、人知れず悩みそれを乗り越えてた乃木坂メンバーを心より尊敬しています。
収録や握手会で笑顔を見せていても、本当は不安で押しつぶされそうになったこともたくさんあったと思います。現に今も戦っているメンバーもいることでしょう。まだ若い女の子なのに心の葛藤を胸の奥に秘め、全員が全員笑顔で乗り越えてきたことは称賛に値します。
わたしは乃木坂メンバーは46人いるのに、そもそもチケットが安すぎるんじゃないかと思っているくらいなので、乃木坂メンバーが転売チケットを高額で購入することを歓迎するのであれば、わたしも高額転売チケットを購入します。
そして購入した人から、署名捺印をもらい自分の名前も記載して譲渡証明書を作り、自分の身分証明書を提示し、正々堂々とチケットの所有権を主張してライブに行きます。
でもチケットの高額転売でメンバーが喜んでいるとは思えません。メンバーの皆さんの本音は定価でたくさんのファンに自分たちの晴れ舞台を見てほしいだろうし、自分たちのこれまでの長年の努力がほかの人の利益なることを、うれしいと思うメンバーはいないのではないでしょうか。
また、身分証問題でも一番心を痛めているのは、乃木坂のメンバーだと思います。スタッフの方もメンバーも全員の身分証明書のチェックなんてしたくないことでしょう。
でも自分たちのイベントを営利目的の犯罪行為に利用されるのを黙ってみていることが、企業として社会通念上許されることではないから、仕方なく誰も得することがない、全員の身分証明書の確認に踏み切らざるを得なかったのではないでしょうか。
乃木坂メンバーが嫌がること傷つくことであれば、わたしはやりたくありません。これが嘘偽りない本音です。わたしのこのブログの記事の内容の表現が足りないことで、傷ついているメンバーの方がもしいらっしゃったら、合わせてこの機会にお詫びさせてください。
わたしにとって一番大切なのは、乃木坂メンバーの思いや気持ちであることを、再確認できた今回の身分証確認問題でした。
最後になりましたが、メンバーの皆さんスタッフの皆さんにとって、この程度の問題に負けないくらいに、素晴らしいライブになることを心より願っています。
以上今回のかえるがおはおしまいです。最後までありがとうございました。
2017/06/24追記
身分証確認の成果と未来に向けて
本文を一度読み返してみると、勝手に言いたいことを言っただけの無責任な記事になっていたので、いつものように追記です。
今回の身分証確認の発表は、乃木坂ファンでないほんの一部の転売ヤーのために、大多数の純粋な乃木坂ファンに迷惑がかかるように思えるかもしれませんが、昨日の時点であるチケット転売Webサイトでは、チケットが定価割れをしていて、現在すべて出品が取り下げられています。
転売ヤーにはこのメールが送らてきてるらしいっす
— デューイ⊿ (@y_y64y) 2017年6月23日
(´・∀・`)ザマァ pic.twitter.com/ME5PCvC3gJ
この結果からある一定の成果があったことは確かだと思います。抽選にはずれた乃木坂ファンもたくさんいますので、当日は転売ヤーさんは空席にするのではなく、ちゃんと責任もってライブに行ってほしいと思います。ライブを見てきっと乃木坂のよさが心から理解できると思いますよ。
高額転売を防止するシステムについては、まさに今始まったばかりで、きっと乃木坂スタッフのみなさん、ファンのみなさんを含めて、一番いい方法を探っていく時期ではないかと思っています。
きっとこの身分証明書の提示が最終手段ではないだろうし、厳格に運用しようとしても100%厳格に運用するには、残念ながら無理があるような気がします。
例えばチケットを電子化してNFCを使うとか、航空券のように代金支払いのクレジットカードにチケットを紐づけるとか、譲渡証明書を集めて譲渡が多い人にはチケットが当たらないようにするとか、新しく始めるためには導入コストと運用コストがかかりますが、方法はいくらでもあるような気がします。
こんなことくらいで、乃木坂メンバーと乃木坂ファンが楽しむライブに水をさすことが一番不幸なことなので、みんなでよい方法をみつけてみんなでライブを心から楽しめるといいなと思った、かえるがおでした。おしまい。